OnTime for Microsoft アップグレードマニュアル

134 Views

July 20, 23

スライド概要

【公式】 OnTime Group Calendar for Microsoft ページ
https://ontimesuite.jp/forms/
OnTime for Microsoft アップグレードマニュアル

profile-image

【公式】 OnTime Group Calendar for Microsoft ページ https://ontimesuite.jp/forms/ 【公式】 OnTime Group Calendar for HCL Domino ページ https://ontimesuite.jp/fordomino/ 高速グループスケジュールの OnTime Group Calendar for Microsoft / for Domino の日本総代理店をしています。 CEO at AXCEL corporation that the agency of OnTime Group Calendar in Japan.

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

for Microsoft(Ver.5.4-) アップグレードマニュアル クイック & ステップ バイ ステップ OnTime Group Calendar Direct Shop 2023/04/17

2.

目次 • アップグレード後の確認事項(Ver.4.0.x以前からのケース) • アップグレード後の確認事項(Ver.5.0.x以前からのケース) • プログラムの配置 • 現行バージョンのアンインストール • 新バージョンへアップグレード 2 p.3 p.7 p.9 p.11 p.14

3.

Ver.4.0.x以前から Ver.4.1.xへの作業時の注意事項

4.

Ver.4.1.xへのバージョンアップ時にご確認ください。 • Ver.4.1.xはクライアントの見た目はあまり大きな変化はありませんが、サーバーとしては比較的大きなバージョン アップを行っております。特に以下の2点について再確認をお願いいたします。 • Tomcat のメモリ設定を「バックエンド設定」に追加しました。 OnTime のプログラムは Apache Tomcat というアプリケーションサーバー稼働しています。 Ver.4.1.xから Tomcat が Windows から確保するメモリプールを OnTime 管理センターから設定できるように なっています。必ず環境に合わせて設定してください。 • ドメイン接続の OAuth 認証と Teams 連携用認証設定を統合し「ドメイン設定」に集約しました。 Microsoft は2021年後半には Exchange Online に接続する際に OAuth 認証による接続しか許可しなく なります。もちろん現在は従来からの基本認証も利用できますが以下の2つの機能を利用するにはOAuth 認証は必須となります。 • Microsoft Teams と連携して Teams 会議を利用する場合。 • 会議室のビル階数や定員などを取得して検索に利用する場合。 • ドメイン接続の「高度な設定」タブのスレッド数は必ず20以下にしてください。 一つのテナントに対して接続するスレッド総数は20以下にする必要があります。 4

5.

バックエンド設定のTomcatメモリの設定 • OnTimeで使用するTomcatのメモリヒープサイズの最小値 と最大値を指定できます。 デフォルトでは 最小メモリヒープサイズは2048MB 最大メモリヒープサイズは4096MB と指定されています。 もしサーバーの物理メモリが8GB以上で余裕がある場合は 最小メモリヒープサイズは3072MB 最大メモリヒープサイズは6144MB でも構いません。 但しOnTimeのパフォーマンスはSQLやネットワークにも依存 しますのでご注意ください。 5

6.

ドメイン設定の該当ドメインの状態を確認 • インストール完了後にドメイン設定画面を開きます。 • 該当ドメインが「STOPPED」でエラーメッセージが表示されて いる場合は「ドメイン設定マニュアル」を確認の上設定を完 了してください。 • 基本認証の場合はそのまま利用できますが、移行を促すメッセージ が表示されます。 • 但し以下の場合は必ずOAuth認証で設定して利用してください。 6 • Microsoft Teams と連携して Teams 会議を利用する場合。 • 会議室のビル階数や定員などを取得して検索に利用する場合。

7.

Ver.4.x.x以前から Ver.5.0.xへの作業時の注意事項

8.

Ver.5.0.xへのバージョンアップ時にご確認ください。 • Ver.5.0.xはクライアントの見た目はあまり大きな変化はありませんが、サーバーとしては比較的大きなバージョン アップを行っております。特に以下の2点について再確認をお願いいたします。 • 標準機能に「共有席」「不在申請」を追加しました。 バージョンアップ実施後、グローバル設定/デフォルト設定を必ず再保存してください。 それぞれハイブリッドワークプレイスのための機能です。 特に不在申請は不在ビューにて申請処理が行えます。 必ずご利用の環境に合わせてそれぞれ設定してください。 保存しないとクライアントで未指定の機能が表示される場合があります。 • ドメイン設定のExchange Online接続時の認証方式に新たに 「先進認証(Oauth-クライアント資格情報フロー-Client Credentials) 」が追加されました。 この認証方式はマイクロソフトが推薦する方法で多要素認証に対応しています。 既存のドメイン設定においてもタイミングを見て随時変更お願いいたします。 詳細は「ドメイン設定マニュアル」を参照してください。 8

9.

プログラムの配置

10.

プログラムの配置 • 「OnTime Group Calendar for Microsoft」用プログラム を配置します。 • 初回インストール時と同様に新しくインストールするプログラ ムをダウンロードしてzipファイルを展開して配置します。 以下のリンクからプログラムをダウンロードします。 https://ontimesuite.jp/forms/downloads/ ダウンロード後フォルダを展開します。 展開したフォルダ¥OnTimeMS-x.x.x • 展開したフォルダは現行バージョンのアンインストール手順実 施後に使用します。 ※各作業は初回インストール時同様にドメイン管理者で ログインして実行してください 10

11.

現行バージョンのアンインストール

12.

現行バージョンのアンインストール • 現行バージョンの「OnTime Group Calendar for Microsoft」をアンインストールします。 現行バージョンのフォルダを開きます。 • 先ほど配置した新しいプログラムのフォルダではなく現行の フォルダを開きます。 ”uninstall.cmd”ファイルを選択しマウス右ボタンメニューから 管理者として実行します。 アンインストールの確認画面(UAC画面)が開きますので「は い」をクリックします。 12

13.

(参考)約1分程度のOnTimeアンインストール画面 • コマンドプロンプトが開きアンインストールバッ チが走り出します。 • 以下のメッセージが表示されたら エンターキーを押してください。 「続行するには何かキーを押してください」 • 「削除したファイル - …」 の文字が表示されると、コマンドプロンプトが 消え、処理が完了します。 補足) 念のため、タスクマネージャーでTomcat(Apache Commons Deamon Service Runner)が消える ことを確認してください。 13

14.

最新バージョンへアップグレード

15.

最新バージョンへアップグレード • 「OnTime Group Calendar for Microsoft」をアップグ レードします。 事前に展開しておいた最新プログラムの配置フォルダを開き upgradeフォルダに移動します。 展開したフォルダ¥OnTimeMS-x.x.x¥upgrade ”from-2.8.0+.cmd”ファイルを選択しマウス右ボタンメニュー から管理者として実行します。 ※現行バージョンが2.8.0より古いバージョンの場合は 該当するファイルを実行します。 アップグレードの確認画面(UAC画面)が開きますので「はい」 をクリックします。 15

16.

(参考)約1分程度のOnTimeアップグレード画面1 • コマンドプロンプトが開きアップグレードバッチが走り出します。 • 「Sql Server… new folder:」のメッセージが表示されます。 SQLサーバーのバックアップ先をデフォルトから変更する必要 がなければ y と エンターキーを押してください。 変更する場合は n と エンターキー を押して、 任意のフォルダパスと エンターキー を入力してください。 以後のデフォルトに設定されます。 ※Ver.3.7以前からアップグレードを実施する場合、 パスワードを変更する必要があります。 以下のメッセージが表示されたらパスワードを指定 してエンターキーを押してください。 「Input your new administrator … 」 「Please type your administrator …」のメッセージ が表示されたら、再度同じパスワードを指定して エンターキーを押してください。 再度パスワードを変更したい場合は以下のURLリンク先を 参照してパスワード変更を行ってください。 https://www3.ontimesuite.jp/change-password 16

17.

(参考)約1分程度のOnTimeアップグレード画面2 • 以下のメッセージ、、、 「Do you want to enable pollarity? (y/n) :」 「Do you want to enable catering? (y/n) :」 「Do you want to enable visitor? (y/n) :」 がそれぞれ表示されたら適宜操作してください。 ・y と エンターキー →オプションをお持ちの場合 ・n と エンターキー →オプションをお持ちでない場合 を押してください。 Pollarity:日程調整オプション catering:ケータリングオプション visitor:来訪者管理オプション • 「Visitor was ・・・」 の文字が表示されると、コマンドプロンプトが消え、処理が 完了します。 補足) 念のため、タスクマネージャーでTomcat(Apache Commons Deamon Service Runner)が表示さ れ、使用メモリが1,000MB程度まで増えるのを確 認してください。 17

18.

バージョンの確認 • アップグレードされた事を確認します。 OnTime 管理センターで画面をリロードします。閉じている場 合はログインして画面の右上の歯車アイコンをクリックします。 画面上の「OnTimeについて」をクリックします。 インストールしたバージョン情報が表示されていることを確認 します。 • バージョン確認後、ダッシュボードから各Sync処理を実行し てください。 • また、バージョンアップ後には各デフォルト設定の再保存を 実施してください。 補足) アップグレードが完了したら、OnTimeの旧バージョンのフォルダ は削除しても問題ございません。TomcatもOnTimeの最新 バージョンにバンドルされたバージョンが実行されます。 18