OnTime for Microsoft 設定マニュアル

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【公式】 OnTime Group Calendar for Microsoft ページ
https://ontimesuite.jp/forms/
OnTime for Microsoft 設定マニュアル

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【公式】 OnTime Group Calendar for Microsoft ページ https://ontimesuite.jp/forms/ 【公式】 OnTime Group Calendar for HCL Domino ページ https://ontimesuite.jp/fordomino/ 高速グループスケジュールの OnTime Group Calendar for Microsoft / for Domino の日本総代理店をしています。 CEO at AXCEL corporation that the agency of OnTime Group Calendar in Japan.

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

for Microsoft(Ver.5.4-) 設定マニュアル クイック & ステップ バイ ステップ OnTime Group Calendar Direct Shop 2023/06/14

2.

目次 • ダッシュボード 設定マニュアル 1/2  データベース設定(標準インストール以外のSQL環境を御利用の場合)  ドメイン設定 ※別紙「ドメイン設定マニュアル」参照  グローバル設定  バックエンド (認証・メンテナンス等運用動作の設定) • フロントエンド ― 動作設定タブ (全体的な動作の設定) ― 組織のデザインタブ (OnTimeクライアントのロゴ/色等の設定) ― 属性表示設定タブ (プロファイル情報の表示設定) ― 非表示条件設定タブ(他のユーザーへの非表示条件設定) • 名前書式設定 (メインビュー等のユーザー情報の書式)  デフォルト設定  動作設定タブ (ユーザー操作画面用の基本設定) ― 組織のデザインタブ (OnTimeクライアントのロゴ/色等の設定) ― 稼働時間タブ (勤務時間外の曜日/時間設定) ― 並び替えタブ (手動並び替えをしない場合の表示順) ― 詳細検索タブ (ユーザー検索時の動作設定/検索対象) ― 共有席タブ (フリーアドレス利用時の設定) ― 不在申請タブ (簡易ワークフローの利用設定) • ロール(役割)設定 (各権限付与の設定) 2 p.05 p.07 p.09 p.11 p.16 p.17 p.24 p.25 p.26 p.27 p.31 p.33 p.36 p.37 p.38 p.40 p.41 p.42 p.43 ※ 目次内■マークの項目のみを順に設定すると 最短でOnTimeクライアントが利用可能になります。 ロール(役割)設定や凡例設定等、必要に応じて各 項目を確認して設定してください。

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目次 設定マニュアル 2/2 • ユーザー設定 • メンバー一覧 ― 属性情報確認 ― 権限確認 ― 画像追加 • API USER設定 • 連結会議室設定 p.52 (ユーザーの各種属性情報) p.56 (ユーザー毎の保持/被保持権限) p.59 (ユーザーのプロフィールアイコンを追加) p.60 (APIオプション購入時のみ) p.66 (複数の会議室を連結して利用する設定) p.69  表示グループ設定 (公開グループに表示させるグループの作成) • 表示グループ設定-ディレクトリ • 表示グループ設定-静的グループ  表示グループ設定-動的グループ - (参考)動的グループ作成例 ※別紙「公開グループ設定例資料」参照 • 表示グループ設定-リンクADグループ • 凡例設定 <オプション> • 日程調整設定 • ケータリング設定 • 来訪者管理設定 ロール(役割)設定や凡例設定等、必要に応じて各 項目を確認して設定してください。 p.72 p.75 p.77 p.82 p.88 p.91 (メインビューでの予定の色付け条件の設定) p.95 ※別紙「日程調整オプション」資料参照 ※ 目次内■マークの項目のみを順に設定すると 最短でOnTimeクライアントが利用可能になります。 p.99 <補足>  (補足)ダッシュボードでの再起動手順 p.105  (補足)OnTimeクライアントで動作確認 p.108 p.114 p.101(参考)4.0.x以前- MS Teams設定 ※別紙「 Microsoft Teams連携設定マニュアル」参照 ※別紙「来訪者管理オプション」資料参照 p.103 3

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OnTime 管理センター を開く • インストールが正常に完了していると以下のURLでOnTime 管理センターを開けます。 ポート8080の指定を必ずつけてください。 • http://HOSTNAME:8080/ontimegcms/admin ユーザー名 :admin パスワード :<インストール時に指定したパスワード> ユーザー名とパスワードを入力してログインします • パスワードの変更については以下のFAQをご参照ください。 • https://www3.ontimesuite.jp/change-pw/ 4

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ダッシュボード 5

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ダッシュボード • ダッシュボードでOnTimeアプリケーションの停止/実行や、各同 期処理を実行できます。 • OnTimeの各システム状況が緑色、黄色や赤色でステータス表 示されます。例えばドメイン設定が未設定の場合は「ドメイン 接 続状況」だけ赤色のインジケータが表示されます。  アプリケーション OnTimeの再起動はOnTimeアプリケーションの停止後、再度 実行することで再起動が完了します。  メールボックスの状況 接続出来ないメールボックスの数 / 指定されたメールボックス数  ディレクトリ同期 ドメイン設定で指定された同期対象アドレスの存在を確認します。  ユーザーとグループ同期 各メールアドレスの属性を取得します。グループアドレスの場合は、 グループの展開も行いアカウントの属性を取得します。 通常はディレクトリ同期を行うと自動実行されます。  写真画像同期 AzureADの属性として保存されている写真画像を同期します。  アクセス権同期 メールボックスで設定されたアクセス権及びOnTime管理センター で設定されたロール権限を展開して更新します。  カレンダー同期 メールボックスの予定表のイベントを強制同期します。 6

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データベース設定 7

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データベース設定を確認します 左サイドメニューで「データベース設定」を選択します • 標準インストールの場合はデフォルトのままで利用します。 • 標準インストール以外のSQL環境(Express以外または別 マシン上のSQL)をご利用になる際はこの画面で接続情 報の設定を行います。→お問い合わせください。 8

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ドメイン設定 ドメイン設定に関する説明は「ドメイン設定マニュアル」を参照してください。 9

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ドメイン設定 • ドメイン設定ではOnTimeと同期するExchangeサーバーや ユーザーを設定します。 • ドメイン設定の詳細は別紙「ドメイン設定マニュアル」を参 照して設定してください。 • ドメイン設定の作成や変更後はダッシュボードからOnTime サービスの再起動を実施してください。 10

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グローバル設定 バックエンド 11

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バックエンド1 左サイドメニューで「グローバル設定/バックエンド」を選択します • グローバル設定/バックエンドではOnTimeが動作するための 各種設定を行います。 • 同期期間で過去の同期日数を指定できます。 • 夜間のメンテナンス同期タスク設定では運用環境に合わせ て「スレッド数」「開始時刻」「実行曜日」を指定できます。 不在申請の申請履歴データの保持期間を設定します 起動時の有効なライセンスの確認で”はい”を選択します • “はい”にする事でTomcat起動時にライセンスの有効性を 確認してOnTimeを自動起動に設定します。 初期設定を実施している際など頻繁に再起動をする場合 はOnTime管理センターの起動時の時間を短縮できるた め”いいえ”を選択する事もできます。 12

13.

バックエンド2 • ログレベルは、基本的には「エラーと基本情報」として設定してお いてください。ログが大きくなりすぎる場合には「エラーのみ」でも 構いませんがエラー発生時にログ解析が出来なくなる場合があ ります。 ログサイズは御利用の環境に応じて随時サイズを変更してくださ い。 • ライセンス情報の送信欄で、残りの未使用ライセンス数やライセ ンス有効期限について事前通知するしきい値を設定できます。 通知の際の送信元と送信先のメールアドレスも指定できます。 ※通知メールはメンテナンスタスクの実行タイミングで送信されます。 13

14.

バックエンド3 • OnTimeで使用するTomcatのメモリヒープサイズの最小値 と最大値を指定できます。 • デフォルトでは 最小メモリヒープサイズは2048MB 最大メモリヒープサイズは4096MB と指定されています。 もしサーバーの物理メモリが8GB以上で余裕がある場合は 最小メモリヒープサイズは3072MB 最大メモリヒープサイズは6144MB でも構いません。 但しOnTimeのパフォーマンスはSQLやネットワークにも依存 しますのでご注意ください。 14

15.

バックエンド4 設定を変更したら「保存」をクリックします • 設定を変更した場合は画面左上の「保存」をクリックします。 OnTimeの再起動を必要とする場合は画面上に再起動を 促すメッセージが表示されるので「閉じる」をクリックします • バックエンドの設定変更後はOnTimeサービスの再起動が必 要です。 引き続き他の設定を行う場合は再起動を実施せずに設定 作業を行っても問題ありません。 他の設定完了後に再起動を実施してください。 ※OnTimeの再起動手順については本マニュアルの 「(補足)ダッシュボードでの再起動手順」をご参照ください。 15

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グローバル設定 フロントエンド 16

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フロントエンド-動作設定タブ1 左サイドメニューで「グローバル設定/フロントエンド」を選択します • フロントエンドではOnTimeクライアントでのスケジュール表示の 以下の設定ができます。 Exchangeのアクセス権限設定を反映しない設定ができます • チェックを付けるとExchange(Outlook)で付与されているアク セス権限を反映せずに、OnTime内のRole権限設定でのみ 表示を制御することができます。 過去何日分の会議通知を表示するかを設定できます • 未応答の終了した会議通知を表示する日数を設定できます。 17

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フロントエンド-動作設定タブ2 必要であればHTTPSへの自動リダイレクトを設定します • HTTPで接続された際に自動的にHTTPSへのリダイレクト 設定ができます。 • 証明書を利用したhttps接続の設定方法は下のリンクから ご確認ください。 https://www3.ontimesuite.jp/ssl-cert2/ 18

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フロントエンド-動作設定タブ3 会議室の重複予約を許可させない場合はチェックを外します • Exchangeのデフォルトでは会議室を直接予約する場合は 重複予約が可能です。既存の振る舞いと合わせる場合の みチェックをつけてください。 • 会議開催時の重複の場合はExchangeは辞退メールを返 信しますがOnTimeは事前に確認画面が表示されます。 会議の招待が行われている場合、承諾するまで件名を表示 させたくない場合はチェックをつけます • チェックを外すと未承諾の状態でも件名は表示されます。 19

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フロントエンド-動作設定タブ4 Authentication の種類は本番運用では “HTTPS ADFS(SSO)” のSAMLによる組織認証や、 “HTTP Mail Auth” “HTTPS Mail Auth” のメールによるワンタイム認証トークン発行を推奨します テスト運用では “HTTP Mail Auth” が簡易です • OnTime は幾つかの認証方法に対応しています。 初回の検証を目的とする場合は簡易な ”Form Based” を設定します。 ※認証方法の詳細については次ページをご参照ください。 • メール認証を選択時には承認Tokenの有効期限の分数を 設定できます。 • Outlookクライアントアプリ利用時にメールによる認証の利 用有無を設定できます。 • Tokenの有効期限を指定できます。 ログインした操作ユーザーが最後に操作した時間から、この 日数を経過すると再度ログイン認証が必要となります。 20

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(認証方法) OnTimeがサポートする認証の種類 • OnTimeは各種認証方式を選択できます。 • 推奨する認証方法は HTTPS ADFS(SSO) 方式です。 ただしマルチドメイン(マルチテナント)での運用の場合はADFSを利用 できないためその場合はメールによるワンタイム認証を推薦します。 1. Form Based – Pass-through →フォーム認証 • 従来からのフォーム画面上でログイン名とパスワードを入力します 2. HTTP/HTTPS Domain(SSO) →Windows統合認証 • Active Directory等にログインしたデバイスからのブラウザ接続による SSO(Windows統合認証) 3. HTTP/HTTPS Mail Auth →メールによるワンタイム認証– 推奨 – • 指定したメールアドレスに認証用URLを送りURLにアクセス頂く事で認 証しTokenを付与する認証方式。Tokenは15分だけ有効。 4. HTTPS ADFS(SSO) →SAMLによる組織認証 – 推奨 – • Azure AD もしくはオンプレADでADFSの組織認証へリダイレクトによっ て認証するSSO 証明書を利用したHTTPS接続の設定方法は下記からご確認ください。 https://www3.ontimesuite.jp/ssl-cert2/ 5. カスタム • その他についてはご相談ください 21

22.

(認証方法ー参考) SAMLによる組織認証 イメージ Azure AD もしくはオンプレADでADFSの組織認証へリダイレクトによって認証するシングルサインオン • 既にMicrosoft365にログインしている場合 Microsoft365にログインが済んでいる状態であればOnTime クライアントのURLを開くとSSOが機能しているのでログイン画 面を経由せずにOnTimeクライアントが開きます。 • まだMicrosoft365にログインしていない場合 1. OnTimeやMicrosoft365からログアウトした状態で OnTimeクライアントを開くURL (例: http://HOSTNAME/ontimegcms/desktop ) を入力するとMicrosoftのサインイン画面にリダイレクト されます。 2. ログイン用のメールアドレスを入力し、組織の設定に基 づき多要素認証などの手続きを行ってください。 認証が確認されればOnTimeクライアントの画面にリ ダイレクトされます。 ※設定方法は別紙「Azure AD SAML設定マニュアル」を 参照してください 22

23.

(認証方法ー参考)メールによるワンタイム認証 イメージ 指定したメールアドレスに認証用URLを送りURLにアクセス頂く事で認証しTokenを付与する認証方式 <別タブで認証> 1. OnTimeデスクトップのURL (例: http://HOSTNAME/ontimegcms/desktop) を開いて、メールアドレスを入力し 「ログイン確認用リンクの送信」をクリックします。 2. 「・・・認証確認メールを送信しました」の画面が表示 される事を確認し、別のタブでメールを開きます。 メール内のURL リンクをクリック すると新規タブが 開きます 3. <別タブ> OnTimeの「本人認証確認」のメッセージ内の URLリンクをクリックすると、新規タブが開き、 OnTimeの認証が完了します。 23 4. メール内URLリンクのクリック後、 最初のタブで「リロード」をクリック するとOnTimeクライアントの画 面が開きます。

24.

フロントエンド-組織のデザインタブ 組織のデザインを任意のロゴや色について設定できます • 背景色/文字色/境界線色/ロゴイメージの項目で 組織デザインを指定できます。 各項目毎にそれぞれ表示条件を「常に表示」「表示しない」 「値があれば表示」から選択できます 各リンクタイトルとリンク先URLを指定すると、外部から日程 調整に接続した際のURLリンク付き文字を指定できます 24

25.

フロントエンド-属性表示設定タブ ユーザーや会議室/備品/共有席の各属性の表示順番や表示 条件について設定できます • 数字の項目で表示順を指定できます。 各項目毎にそれぞれ表示条件を「常に表示」「表示しない」 「値があれば表示」から選択できます ※各項目に表示させる内容の設定については別紙 「ドメイン設定マニュアル」を参照してください。 25

26.

フロントエンド-非表示条件設定タブ 「非表示設定の追加」をクリックします • 非表示条件設定 OnTimeメインビューで本人以外は予定を表示しないように する条件を指定します。画面の通り 「分類」 「秘密度」 「公開方法」 「件名」 の組み合わせで指定できます。 • 保存すると画面下側に非表示条件設定が表示されます。 26

27.

フロントエンド保存 設定を変更したら「保存」をクリックします OnTimeの再起動を必要とする場合は画面上に再起動を 促すメッセージが表示されるので「閉じる」をクリックします • フロントエンドの設定変更後はOnTimeサービスの再起動が 必要です。 引き続き他の設定を行う場合は再起動を実施せずに設 定作業を行っても問題ありません。 他の設定完了後に再起動を実施してください。 • OnTimeの再起動手順については本マニュアルの「(補足) ダッシュボードでの再起動手順」を参照ください。 27

28.

グローバル設定 名前書式設定 メインビューやディレクトリ検索のユーザー情報の書式 28

29.

名前書式設定1 左サイドメニューで「グローバル設定/名前書式設定」を選択します • OnTimeは1つのサーバーで各種言語に対応しているため、 複数のユーザー表記を設定できます。 • 「グローバル設定/名前書式設定」で作成した書式は「ユー ザー設定」で選択できるようになります。 • 「グローバル設定/名前書式設定」では各言語用に名前書 式を作成します。 • 本手順では日本語用に1つ新規作成します。 「追加」をクリックすると新規作成画面が表示されます 29

30.

名前書式設定2 • 名前欄に例として “Japanese” と記載します。 後ほど作成するユーザー設定で使用します。 名前には “Japanese” と入力します • ユーザー、会議室、共有席、備品、共有席、それぞれの表 示用にADの属性名を指定します。選択肢には”表示 名”、”事業所”、”部署”や”メールアドレス”などがあります。 左図では1行目を “表示名” とします。2,3行目は選択し なくても構いません。会議室、共有席、備品も同じく設定し ます • 会議室に設定された “ビル名” や “階数” も設定可能です。 設定後は「保存」をクリックします 30

31.

グローバル設定 デフォルト設定 31

32.

デフォルト設定 左サイドメニューで「グローバル設定/デフォルト設定」を選択します • 各ユーザー向けの各種初期設定を設定します。 • デフォルト以外に特定のユーザーやグループ向けの設定も準 備できます。 • 本資料ではデフォルト設定のみ作成します。 「Default」をクリックすると編集画面が開きます 32

33.

デフォルト設定-動作設定タブ1 言語と日時形式をそれぞれ “日本語” に指定します OnTimeクライアントの「?」アイコンのリンク先を指定します • 写真画像の角丸めを指定できます。 • 行の高さを指定できます。 • 表示時刻を指定できます。 33

34.

デフォルト設定-動作設定タブ2 オンライン会議の種類は ”MS Teams” を選択します 予定作成時にTeams会議をデフォルトで有効に設定できます • オンライン会議の種類は”MS Teams”を選択してください。 “Skype for Business”はサポート終了します。 名前書式の項目で作成済の ”Japanese” を指定します 来訪者 名前書式の項目で ”Japanese” を指定します 来訪者 姓名順番の項目で ”姓 名” を指定します • 来訪者の項目は来訪者管理オプションで有効となります。 • 来訪者管理は”表示名”という項目は存在しません。”姓 名”を採用している名前書式を選択してください。 34

35.

デフォルト設定-動作設定タブ3 “プロジェクト”や“会議”等、必要な項目を設定して分類を 登録できます • 分類はOutlookにおける分類と同じ項目です。本手順で は「色」ではなく業務内容の分類に近い項目 “来客”, “プロ ジェクト”, “在宅勤務”などを作成します。登録は項目名を 入力した後に改行キーで登録できます。 • 代理作成をする際の「作成先に通知」のチェックの設定を 指定できます。 • デフォルトでオン/オフ 常にオン/オフ 35

36.

デフォルト設定-組織のデザインタブ 「組織のデザイン」タブに移動します 該当のデフォルト設定を利用するユーザーのデザインを変更 する場合はチェックをつけます ヘッダー部の各色を指定できます 画面左上にあるロゴを指定できます • 各リンクタイトルの欄に文字列、リンクURLの欄にURLを指 定すると画面右上にURLリンクされた文字列が表示されま す。 36

37.

デフォルト設定-稼働時間タブ 「稼働時間」タブに移動します タイムゾーンは日本時間の “GMT+09:00” を選択します 各曜日の稼働時間を背景表示するための時間を指定できま す。 37

38.

デフォルト設定-並び替えタブ 「並び替え」タブに移動します • OnTimeのソートは英語版に準拠し、通常は表示名 (DisplayName)の昇順に並んでいます。日本語の場合は 文字コード順に並びます。 • 拡張ソートを有効にするとDisplayName以外の属性を使 用したソートを設定できます。但しいずれの属性を利用して も文字コード順です。 • 「拡張ソート」を有効にするとADやAzure ADのカスタム属 性等を使用して並び替えができます。 • 例えば表示名のフリガナ属性やカスタム属性に設定した社 員番号等を利用できます。 ※詳細は次ページをご参照ください 38

39.

(参考)拡張ソートの有効化設定 拡張ソートを有効にする場合はチェックをいれます ソートしたい項目を順に指定できます • ユーザー/会議室/共有席/備品 毎に5つまでソート対象の 属性を指定できます。 • 会議室にはビル名や階数等が設定できます。 • フリガナ属性やカスタム属性も含めて指定できます。 優先したい文字列をカンマ区切りで指定できます • 各属性毎に文字コードより優先される文字列をカンマ区切 りで指定することができます。 • 例えば、画面のように指定するとCEOやCIOが事業部長、 本部長、部長より上位に表示されます。 39

40.

デフォルト設定-詳細検索タブ 「詳細検索」タブに移動します • 空き時間検索を行う際の対象の上限を制限できます。 • 検索結果をポップアップリストで表示する上限を制限でき ます。 アドレスの検索対象として 「連絡先一覧」「グローバルアドレス一覧」「関連性の高い連 絡先一覧」「来訪者管理一覧」「日程調整一覧」をそれぞ れ含むかどうかを選択できます 40

41.

デフォルト設定-共有席タブ 「共有席」タブに移動します • 共有席についての各種設定ができます。 チェックをつけるとアクションメニューに「新規共有席」ボタンを 表示できます 共有席の新規予約作成時の「公開方法」と「分類」のデ フォルト値を選択・指定できます • 公開方法は「予定あり」「他の場所で勤務中」「仮の予 定」「空き時間」「退席中」から選択できます。 • 分類は任意の文字列を複数指定できます。 41

42.

デフォルト設定-不在申請タブ 「不在申請」タブに移動します • 不在申請についての各種設定ができます。 チェックをつけるとアクションメニューに「不在申請」ボタンを表 示できます 承認者として指定できるユーザーの指定をできます • 承認者は 「List of Approvers」 「List of Approvers+manager from AD」 「All OnTime Users」 から選択して設定できます。 「List ・・」は承認者として選択可能なユーザー名を指定できます。 ここで指定したユーザー以外は承認者に指定できなくなります。 「All OnTime・・・」は申請時にOnTimeユーザーであれば誰でも 承認者に指定できます。 不在申請時の「カテゴリ」の選択肢を指定できます カテゴリ別に公開方法を指定できます 設定後は 「保存」をクリックします 42

43.

グローバル設定 ロール(役割)設定 43

44.

ロール設定1 一覧画面 • 左サイドメニューで「グローバル設定/ロール(役割)設定」に移 動します • 他の項目と同じく、複数のロール設定を管理できます。 • このロール設定とExchangeの権限設定を重ねてOnTime での権限が決まります。 • このロール設定はExchangeやOutlookでの見え方や操作 には影響を与えません。 メニューの「新規」をクリックするとロールの新規作成画面が 表示されます 44

45.

ロール設定2 ロール設定画面の説明 • ロール設定画面が開きます。 • 「名前」には管理しやすい名前を入力します。 • 「このロールを付与するメンバー」には今から設定する権限を 付与するメンバーを指定します。 「このロールを付与するメンバー」の「追加/削除」をクリックします • 「ロールを持つメンバーのロール実行先」には4レベルの権限 があり、それぞれをメンバーやグループで指定できます。 45

46.

ロール設定3 ロールを持つメンバーの選択 • メンバーを追加できる画面が表示されます。 • 本手順ではOnTimeDemoComドメインのユーザーグループ を指定して設定します。 文字列を入力して表示された候補の中から選択して追加 • できます ※同期対象に設定したグループの、グループメンバーに指定 されたグループ名もロール指定に利用できます。 • 対象メンバーをすべて選択したら「保存」をクリックして閉じま す。 • 「このロールを付与するメンバー」に指定したグループが登録さ れます。 46

47.

ロール設定4 ロール実行先の設定 • 次にロール実行先の指定をします。 • 本手順では「すべての詳細を表示」に対象となるメンバーを 追加します。 「すべての詳細を表示」の「追加/削除」をクリックします • 「ロールを持つメンバーのアクセス権の実行先」には4レベル の権限があり、それぞれをメンバーやグループで指定できます。 ・新規作成/編集/削除 Outlook の「編集が可能」に相当 ・作成者 Outlook の「作成者」に相当 ・すべての詳細を表示 Outlook の「すべての詳細を表示可能」に相当 ・件名と場所を表示 Outlook の「タイトルと場所の表示が可能」に相当 ・出席可能時間の表示 Outlook の「自分の空き時間情報の表示が可能」に相当 47

48.

ロール設定5 ロール実行先メンバーの選択 • 同じくメンバーを選択できる画面が表示されます。 • 本手順ではOnTimeDemoComドメインからディレクトリグ ループを3つ指定して設定します。 文字列を入力して表示された候補の中から選択して追加 できます • 対象メンバーをすべて選択したら「保存」をクリックして閉じま す。 48

49.

ロール設定6 ロール設定画面の確認 • 「すべての詳細を表示」に指定したグループが登録されまし た。 • 本手順ではOnTimeDemoComドメインのユーザーグループ のユーザーは同じドメインのオンタイムデモ株式会社、 OnTimeRooms、OnTimeResourcesのそれぞれグループ のメンバーの予定については詳細まで閲覧できるようになり ます。 • 同様に別ドメイン(別テナント)に対しての権限付与も行 うことができます。 49

50.

ロール設定7 ロール設定で自動応答の権限付与 • ロール設定では予定に対する権限付与だけでなく、 自動応答の権限付与も可能です。 • 「このロールを付与するメンバー」に権限付与対象のメンバー を設定後、「ロールを持つメンバーの自動応答の設定先」タ ブで設定します。 「ロールを持つメンバーの自動応答の設定先」の「追加/削 除」をクリックし、対象とするメンバーを設定できます 「保存」ボタンで内容を保存できます 50

51.

ロール設定8 設定結果の確認 • 保存を押すとロール設定一覧画面に戻ります。 • 他にも必要なロール設定があれば追加します。 • リストから対象をクリックすると編集画面が表示されます。 • 設定を即時反映させるためには手動同期を必要とします。 ロール設定は各ユーザー毎の権限付与なので「アクセス権 同期」が必要です。 ※「アクセス権同期」の手順については本マニュアルの 「(補足)ダッシュボードでの再起動手順」を参照してください。 51

52.

ユーザー設定 メンバー一覧 52

53.

メンバー一覧1 メンバー一覧の表示 • ドメイン設定が正常に設定されOnTimeアプリケーションの 再起動と「ディレクトリ同期」が完了すると、指定した同期 対象の一覧が表示されます。 左サイドメニューで「ユーザー設定/メンバー一覧」に移動します 53

54.

メンバー一覧2 メンバーの絞込み 「検索..」欄に文字を入力すると部分一致で検索することが できます 検索対象はユーザー名とメールアドレスです • 「全て表示」「エラーのみ」「非アクティブユーザーを表示」それ ぞれのタブを選択すると該当メンバーの絞込みができます。 • 全て表示 同期対象に指定したユーザー/会議室/備品の全てを表示 • エラーのみ 同期対象だが何らかの原因でエラーとなっているメンバーのみ を表示 同期対象に指定してもメンバーが表示されない場合や、同 期が正常にされていないメンバーがいる場合等にご確認くださ い。 • 非アクティブユーザーを表示 同期対象から外れたメンバーのみを表示 54

55.

メンバー一覧3 同期したメンバー情報の確認 ユーザー名をクリックします 55

56.

メンバー一覧4 メンバーの詳細情報を表示1 強制的にこのユーザーのTokenを無効にできます • デバイスを紛失した場合等に実行してください。無効にする とユーザーが再度利用するには改めて認証を要求されます。 • メンバーの詳細情報が3つのタブに分かれて表示されます。 • 「基本情報」は同期対象としての基本情報です。 56

57.

メンバー一覧4 メンバーの詳細情報を表示2 • 「連絡先情報」はAzureADにも存在するユーザー属性です。 会議室の定員、ビル名、階数は OAuth 認証で Exchange Online に接続している場合に取得できます。 • 会議室/備品の場合、Exchange管理センターにて建物(ビル 名)やフロア階数の設定があれば、その情報もOnTimeは取得 します。 <参考URL> https://www3.ontimesuite.jp/buildingfloor/ また、バリアフリーや音声、ディスプレイ等の情報もOnTimeで は情報取得可能です。 <参考URL> https://www3.ontimesuite.jp/room-ad-info/ また、設定されていない場合、本画面で手入力で設定できます。 タグ欄は、任意の文字列を設定できます。 設定された場合は「保存」ボタンで保存してください。 Exchange側で値が設定されると、手動で設定された値は Exchangeで設定された値で置き換えられます。 57

58.

メンバー一覧4 メンバーの詳細情報を表示3 • 「カスタム属性」は設定されていれば取得できる情報です。 Exchange管理センターから登録できます。 また、LDAPで取得したメンバーの場合は表示名のフリガナ 情報も取得されます。 カスタム属性1-15については以下をご参照ください。 • https://www3.ontimesuite.jp/customattributes/ 58

59.

メンバー一覧5 メンバーの権限情報を表示 • 「有効なロール(役割)権限」はメンバーの保持している、または保 持されている権限情報が表示されます。 • 「表示するロール(役割)権限の方向」は “このユーザーの予定に対して他メンバーが持つロール(役割)権限” “このユーザーが持つ他メンバーの予定に対するロール(役割)権限” を切り替えて一覧表示できます。 • 「表示するロール(役割)権限レベル」は “新規作成/編集/削除” “自分の予定の作成/編集” “すべての詳細を表示” “件名と場所を表示” “出席可能時間の表示” “表示不可” をなど表示範囲を絞り込んで一覧表示できます。 • 検索欄で名前やメールによる絞込みもできます。 59

60.

メンバー一覧6 画像の管理を表示 • 「画像の管理」はメンバーに設定されている画像が表示されます。 メンバーに設定されている画像の変更や追加削除ができます。 • 画像を追加する場合は「クリックするかここへ画像をドラッグ」の 欄をクリックすると画像ファイルを選択するダイアログが表示をさ れます。 表示されたダイアログで画像ファイルを選択すると、 画面右に選択された画像ファイルが表示されます。 ※最大10画像(各256kb以下)まで保存可能 60

61.

メンバー一覧 月別ログイン数の表示 • メンバー一覧の画面で「月別ログイン数の表示」をクリックす ると、月別ログインユーザー数を確認できます。 「月別ログイン数の表示」をクリックします • 月別ログイン数の一覧が表示されます。 61

62.

メンバー一覧 最新ログイン情報の出力 • メンバー一覧の画面で「最新ログイン情報の出力」をクリックす ると、全ユーザーの情報をCSVファイルで出力できます。 「最新ログイン情報の出力」をクリックします 列区切、小数点区切の記号を設定し、OKをクリックします • 一般的なCSVファイル出力にする場合、 列区切に「,(カンマ)」、小数点区切に「.(ピリオド)」を選択してく ださい。 出力項目は 名前、メールアドレス、市区町村、国/地域、都道府県、 部署、事業所、最新イベント同期、最新のログイン日 の9項目の情報が表示されます。 ※例として図のようなCSVファイルが出力されます。 62

63.

メンバー一覧 利用統計情報の出力 • メンバー一覧の画面で「利用統計情報の出力」をクリックす ると、ユーザー毎の各種利用ログを確認できます。 「利用統計情報の出力」をクリックします 列区切、小数点区切の記号を設定し、OKをクリックします • 一般的なCSVファイル出力にする場合、 列区切に「,(カンマ)」、小数点区切に「.(ピリオド)」を選択し てください。 出力項目は 名前、メールアドレス、UserID、 平均実行時間、平均同期時間、最新実行時間、 最新同期時間、最大実行時間、最大同期時間、 最小実行時間、最小同期時間、キュー実行回数合計、 イベント同期会数合計 の13項目の情報が表示されます。 ※例として図のようなCSVファイルが出力されます。 63

64.

メンバー一覧 選択した備品の属性更新 • メンバー一覧の画面で備品を選択後、 「選択した備品の属性更新」をクリックすると、選択した備品 の属性情報を変更できます。 変更可能な属性は「定員」「フロア」「建物」の情報です。 情報を変更したい備品を選択して 「選択した備品の属性更新」をクリックすると変更内容を指 定するダイアログが表示されます • 表示されたダイアログ内で、更新する属性の種類を選択し、 設定する値を入力して「OK」を押せば変更されます。 ※備品の「定員」「フロア」「建物」の情報はOnTime内で のみ保持されます。 (2023/01 時点) Exchange側へ反映は行いません。 Exchange側で値が設定されると、手動で設定された値は Exchangeで設定された値で置き換えられます。 64

65.

メンバー一覧 選択したメンバーを同期 • メンバー一覧の画面でユーザーを選択後、 「選択したメンバーを同期」をクリックすると、選択したメンバー のみの「イベント」と「アクセス権」を最新情報に同期できます。 その他のユーザー属性や写真画像は同期されません。 情報を変更したいメンバーを選択して 「選択したメンバーを同期」をクリックするとOKを押すダイアロ グが表示されます。 • 表示されたダイアログ内で「OK」を押せば同期が始まります。 選択したメンバーの画面右にある「最新イベント同期」の列の 値が更新されれば同期完了です。 65

66.

ユーザー設定 API USER設定 66

67.

API USER設定1 • APIを使用したアプリケーションが無ければ設定の必要はあ りません。 必要な場合、以下の手順にて追加してください。 左サイドメニューで「ユーザー設定/API USER設定」を選択します • APIユーザーを設定します。 「API USER の追加」をクリックして編集画面を開きます 67

68.

API USER設定2 「名前」「有効期間」「AppID」「代理実行対象」「ロール」に それぞれの値を指定します • Tokenは保存時に自動発行されます。 68

69.

ユーザー設定 連結会議室設定 69

70.

連結会議室設定1 左サイドメニューで「ユーザー設定/連結会議室設定」を選択します 「追加」をクリックして作成画面を開きます • 連結会議室を作成しておくことで、会議作成時に「連結会 議室」として検索することができます。 70

71.

連結会議室設定2 「連結会議室の名前」欄に選択させる連結会議室としての文 字列を指定できます 「事務所」「ビル名」を指定できます • 「事務所」や「ビル名」を指定しておくことで、連結会議室 検索時に絞込みができます。 連結会議室として利用する際の「階数」「定員」を指定できます • 連結会議室検索時に「階数」「定員」で絞込みができます。 「メンバー」欄にこの連結会議室として利用する会議室を指定 できます • 予定作成時に「メンバー」欄に指定された会議室に対して それぞれ予約が作成されます。 71

72.

表示グループ設定 このセクションでの説明は操作方法をサンプルを例としてご説明しています。 実際は本マニュアルの内容を参考にしてご自由に設定してください。 ユーザー属性を利用して自動生成される動的表示グループがお薦めです。 72

73.

表示グループ設定 • OnTimeでは組織アドレス帳のように組織を階層表示してその 組織名(グループ名)をクリックすることでメインビューに所属す るメンバーのスケジュールを表示することができます。 • 以下の4つの方法を組み合わせて利用できます。 • ディレクトリ ドメインの同期対象で指定したグループをそのまま利用します。 (指定グループのメンバーに指定されたグループ名も表示) • 静的グループ Active Directoryのグループのようにユーザーやグループを登録。 メンバーリストはマニュアルで並び替えができます。 • 動的グループ ADやAADの各属性の値でグルーピングして組織を表現します。 • リンクADグループ LDAPでLookupした結果をグループとして利用できます。 • 階層化グループの設定方法については以下のFAQを参照。 • https://www3.ontimesuite.jp/hier-group-mix/ • 補足 ユーザー自身もOnTimeクライアントで共有グループを作成可能 です。最低限必要なグループのみ管理センターのグループ設定で 作成することをお勧めします。 73

74.

(参考)OnTimeでADのグループも利用できます • OnTime管理センターでは、様々な設定をする際にグループ 単位で設定を行うことがあります。 • ディレクトリ • 「ディレクトリ」の画面には「ドメイン設定」で同期対象に指定 したグループの他、LDAPで指定している場合はLookup結果 のグループも表示されます。 • この「ディレクトリ」に表示されているグループは以下の設定で メンバーとして利用できます。 • 静的グループ • ロール(役割)設定 • リンクADグループ • 「ディレクトリ」に表示されていないADのグループをOnTimeに 取り込んで利用できるようにする機能が「リンクADグループ」 です。 • 「リンクADグループ」は以下の設定で利用できます。 • OnTimeクライアントの公開グループ • ロール(役割)設定 74

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表示グループ設定 ディレクトリ 75

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ディレクトリ • 左サイドメニューで「表示グループ設定/ディレクトリ」を選択します • 同期対象で指定したグループが表示されます。 通常は表示名がわかりにくいのでチェックを外して保存します • チェックをつけて保存すると、この画面に表示されるすべての グループがOnTimeクライアントの公開グループ欄に表示さ れます。 • 同期対象としたActiveDirectoryグループの中に別のグルー プ名が指定されている場合、そのグループ名もディレクトリの 欄に表示され、ロール設定や静的グループ作成時にも指定 できます。 <例> Aグループの中にBグループとCグループが指定されている場 合、A・B・Cそれぞれのグループ名が「表示グループ設定/ ディレクトリ」のページに一覧として表示されます。 76

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表示グループ設定 静的グループ 77

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静的グループ 左サイドメニューで「表示グループ設定/静的グループ」を選択 します • 静的グループはActive Directoryのグループのようにユーザー やグループを登録できます。 • メンバーリストは手動で並び替えができます。 「グループ追加」をクリックすると新規グループ作成画面が開 きます • 次のページのような画面が開きます。 78

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静的グループの作成1 任意のグループ名を指定できます キーワードを入力し表示対象とするメンバーを、表示された候 補から選択できます • 画面下側に選択されたメンバーが表示されます。 • 選択されたメンバー名の右にある ー ボタンで選択を解除で きます。 79

80.

静的グループの作成2 • 表示内容の並べ替えができます。 手動並べ替えにチェックすると順番を変更できます • ユーザー名左側をドラッグすると表示順を変更できます。 • 上位に表示したいメンバーを上に移動させます。 設定後は 「保存」をクリックします • 保存後はダッシュボードから ユーザーとグループ同期 を実行し てください。 ※各種公開グループの作成例に関しては別紙 「表示用の公開グループ設定例資料」を参照してください。 80

81.

静的グループの作成3 • 現時点での選択済ユーザーの一覧を確認できます。 「グループのメンバーを表示」ボタンを押すと 「グループのメンバー」の画面がスライドインします。 設定後は 「保存」をクリックします • 保存後はダッシュボードから ユーザーとグループ同期 を実行し てください。 ※各種公開グループの作成例に関しては別紙 「表示用の公開グループ設定例資料」を参照してください。 81

82.

表示グループ設定 動的グループ 82

83.

動的グループ 左サイドメニューで「表示グループ設定/動的グループ」を選択 します • 動的グループはAD属性より階層指定によるグループ表示 や全メンバー表示等、特定の条件を指定してグループ表示 できます。 「追加」をクリックすると動的グループの新規作成画面が開 きます • 次のページのような画面が開きます。 83

84.

動的グループの作成1-基本設定 • 名前に管理用の任意の文字列を指定できます • 名前は管理センター内での名称です。 • 「グループを無効」にチェックをつけると、このグループを一時的に 使用不可にできます。 階層トップ名にクライアントで表示したい文字列を指定できます • 階層トップ名は作成される階層ツリーのトップ名を設定します。 OnTimeクライアントではツリーの最初にクリックする名称になり ます。他のグループと階層トップ名を同じにしても別にしても構い ません。 84

85.

動的グループの作成2-表示対象の絞込み 対象とするドメイン(テナント)を選択できます • 複数のドメインが存在する場合、特定のドメインのみを対象とし て表示グループを作成できます。 • 「選択するドメインの全メンバーを表示」にチェックをつけると、 絞込みを行わず、選択したドメインのユーザーが同一階層で全 表示されます。 ディレクトリグループを選択できます • 同期対象に指定したディレクトリグループを対象として表示グ ループを作成できます。 85

86.

動的グループの作成3-自身の所属のみ表示 • 「利用するユーザーが設定されたレベルの所属するグループとサブ グループだけを表示」にチェックをつけると該当するグループだけが 表示されます。 ※例として、チェックをつけた場合はログインユーザーが所属している グループのみが表示されます。 86

87.

動的グループの作成4-階層化 階層化したい属性分、属性情報に任意の項目を指定できます • 階層1~5はADの属性を必要な階層数で指定します。 ※階層の指定は図の様に 「1階層1属性で区切る」 方法の他、 「あらかじめ1つの属性情報に ¥(バックスラッシュ) で 区切った情報を指定しておく」 方法や 「複数の属性情報にそれぞれ ¥(バックスラッシュ) で区切った 属性情報をしておき、組み合わせて指定 (関東¥東京¥代々木本社 と 事業部¥企画課 等)」 等、様々な工夫が可能です。 ※各種公開グループの作成例に関しては別紙 「表示用の公開グループ設定例資料」を参照してください。 設定後は 「保存」をクリックします • 保存後はダッシュボードから ユーザーとグループ同期 を実行してく ださい。 87

88.

(参考)全員を表示するグループを作成 • 全メンバーを表示するグループを作成します。 名前と階層トップ名に “000.全体” を入力します 「ドメイン」欄で”全て”を選択します 「選択ドメインの全メンバーを表示」にチェックします • 「選択ドメインの全メンバーを表示」にチェックすることでAD 属性を選択できる階層レベル項目が非表示になります。 設定後は 「保存」をクリックします • ※例としてこのように一階層のみで表示されます 88

89.

(参考)属性項目毎の階層別グループを作成 • ユーザーの属性情報がそれぞれ指定されていれば、属性情報毎 に階層化されたグループを自動生成できます。 名前と階層トップ名に“001.階層別”を入力します • 複数ドメインの場合、社名が違うのであればドメインは「全て」と し、下部の階層1でCompanyName等で階層化可能です。 • 同一ドメインでも複数社ある場合に社名を保持していない場合 はディレクトリグループで対象となる会社のユーザーだけを選択す ることもできます。その際は階層トップ名に会社名を指定するこ とで判別できます。 階層1,2,3をそれぞれ “CompanyName”, “OfficeLocation”, “Department”をそれぞれ選択し「保存」をクリックします • 階層1~5はAzure ADの属性を必要な階層数で指定します。 • 環境に合わせて属性の指定や何階層まで指定するかを決定し てください。 ※例としてこのような階層で表示されます • 階層表示の動的グループ設定は以下のURLもご参考ください。 https://www3.ontimesuite.jp/hier-group-dynamic/ 89

90.

(参考)1つの階層指定で階層別のグループを作成 • 予めAzure AD側で任意の属性情報に / で文字列を区切った 情報を指定しておけば、その属性情報を指定するだけで階層 表示できます。 ※例としてユーザーの カスタム属性3 の値に “001戦略事業部/03技術部” と指定した場合を記載します。 事前にメンバー一覧の画面でユーザーの カスタム属性3 に 情報が指定されていることを確認しておきます。 名前と階層トップ名に“カスタム属性3利用”を入力します 階層1を “ExtensionAttribute3” とだけ選択し「保存」をクリッ クします ※例としてこのような階層で表示されます 90

91.

表示グループ設定 リンクADグループ 91

92.

リンクADグループ • 「リンクADグループ」はLDAPによるLookup設定のドメイン に対してのみ利用できる機能です。 左サイドメニューで「グループ設定/リンクADグループ」に移動 します メニューの「新規」をクリックすると新規リンクADグループの作 成画面が開きます • その他のタブと同じく、複数のグループを管理できます。 92

93.

リンクADグループの新規作成 • 新規をクリックすると右ペインに設定項目が表示されます。 • 表示名はOnTime管理センターやOnTimeクライアントで表 示する際の名前を入力します。 • ドメインは対象となるドメイン設定名を選択します。 • LookupするAD名には対象となるグループを検索条件とし て指定します。 • OnTimeクライアントで表示をする際は”クライアントで表示” にチェックします。 テストをクリックすることでLookupの結果を確認できます 93

94.

リンクADグループのテスト テストをクリックすることでLookupの結果を確認できます 結果が期待通りなら「保存」を押して設定を完了します • ユーザーとグループ同期が完了している場合、設定をすぐに 反映させるためには手動同期を必要とします。 ダッシュボードからディレクトリ同期を実行してください。 ※ディレクトリ同期の手順については本マニュアルの 「(補足)ダッシュボードでの再起動手順」を参照ください。 94

95.

凡例設定 このセクションでの説明は操作方法をサンプルを例としてご説明しています。 実際は本マニュアルの内容を参考にしてご自由に設定してください。 デフォルト設定で準備した分類の選択肢に合わせるのも良いかもしれません。 95

96.

凡例設定画面 左サイドメニューで「凡例設定」を選択します • OnTimeの凡例とはOnTimeクライアントで予定を表示す る際の色分けの設定となります。 • Outlookの分類とは若干違い、件名や公開方法なども条 件にできます。 • ユーザーごとの設定ではなくOnTime全体での設定となりま すので、どなたの予定であっても色を見るだけで内容の識別 が可能となります。 • いずれかの凡例設定をクリックします。本資料では一番上 の赤色の設定を選択します。 赤背景の行をクリックすると編集画面が開きます • 次のページのような画面が開きます。 96

97.

凡例設定画面に条件などを付与します • 「名前」は管理センターでの識別用です。 条件は「分類」「件名」「公開方法」をAND条件かOR条件 で設定できます 件名は部分一致の文字列を指定できます • 色指定を変更できます。 • 「休暇表示に含む」は休暇専用の長期予定を見るビューに 表示させるかどうかを指定します。 97

98.

凡例設定画面で日本語情報他を付与します 優先順位は凡例条件が複数の凡例に合致した場合にど ちらの色を表示させるかを指定できます。数字が小さい方を 優先します。優先順位に同じ数字を付与しない様調整して ください。 • 並び順はクライアント画面左下の「凡例」の表示並び順を 指定するものです。 • 言語毎に「凡例」に表示する際のタイトルを指定できます。 入力されていない場合この設定の「凡例名」が使用されま す。 日本語(ja)の欄に「会議」と入力します 設定後は「保存」をクリックします 98

99.

日程調整設定(有料オプション) 日程調整設定に関する説明は「日程調整オプション設定マニュアル」を参照してください。 99

100.

日程調整オプションの設定 • 日程調整オプションは複数の会議候補日時を参加予定 者に送信し投票で日程調整を取って、最終的に会議イベ ントを送信できる有料オプションです。 また、日程調整オプションをご契約いただくと日程予約の 各種制限もなくなり自由に御利用いただくことができるよう になります。 • 詳細は以下のURLをご参照ください。 https://ontimesuite.jp/forms/pollarityms/ • ご利用になるには有効なアクティベーションキーを登録後に 機能を有効にする必要があります。 • 日程調整設定の詳細は別紙「日程調整オプション設定 及び操作マニュアル」を参照して設定してください。 100

101.

ケータリング設定(有料オプション) 101

102.

ケータリングオプションの設定 • ケータリングオプションは会議における飲食物のオーダーから 店舗側の受付、配膳、請求までの簡易ワークフローを利用、 管理できる有料オプションです。 • ご利用になるには有効なアクティベーションキーを登録する 必要があります。 ケータリング設定を開き「管理者」「利用可能メンバー」を指定 • します • 管理者に指定されたユーザーは以下のURLからケータリング 管理用の専用画面を開く事ができます。 http://HOSTNAME/ontimegcms/cateringdesktop • メンバーに指定されたユーザーは会議作成時にケータリングメ ニューが表示されます。 設定後は「保存」をクリックします 設定を変更した後はダッシュボードに移動して以下を実行してください 1. 「OnTimeアプリケーション」で停止 2. 「OnTimeアプリケーション」で実行 3. 各シンク処理 102

103.

来訪者管理設定(有料オプション) 103

104.

来訪者管理オプションの設定 • 来訪者管理オプションはOnTimeから開催する会議におい て来客を伴う場合に、来訪者を登録できます。 更にチェックイン/チェックアウトの記録も残せるためコロナ禍 における濃厚接触の可能性があった場合の追跡調査もし やすくなります。 来訪者管理設定を開き「管理者」「利用可能メンバー」を指 定します • ご利用になるには有効なアクティベーションキーを登録する 必要があります。 設定後は「保存」をクリックします • 管理者に指定されたユーザーは以下のURLから来訪者管 理用の専用画面を開く事ができます。 http://HOSTNAME/ontimegcms/visitordesktop 詳細は別紙「来訪者管理マニュアル」をご参照ください。 設定を変更した後はダッシュボードに移動して以下を実行してください 1. 「OnTimeアプリケーション」で停止 2. 「OnTimeアプリケーション」で実行 3. 各シンク処理 104

105.

(補足) ダッシュボードでの再起動手順 105

106.

OnTimeアプリケーションでOnTimeの再起動 • グローバル設定のバックエンド/フロントエンドやドメイン設定 などを作成/変更した場合はアプリケーションの再起動(停 止/実行)が必要になります。 左サイドメニューでダッシュボードに移動します 「アプリケーション」で停止をクリック 「アプリケーション」で実行をクリック • メールボックスの状況は次ページの同期処理で変化します。 この時点ではそれ以外がグリーンであることを確認できます。 106

107.

続いて手動で同期の実行 • 続いて各種同期を行います。 • OnTimeは通常リアルタイムに同期しますが再起動時など 設定を変更した場合は手動で同期を行います。 ダッシュボードを下にスクロールしてスケジュールに移動します。 「ディレクトリ同期」を実行します 実行中である RUNNING から SCHEDULED・・ に戻り、 「ユーザーとグループ同期」も自動で完了したことを確認します • ユーザーとグループ同期が完了することでOnTimeは全ての アカウントのメールボックスや属性情報を取得できます。 この同期が完了前は最新のメールボックスの情報を取得で きていないので、アクセス権同期やカレンダー同期を行っても 意図した更新されない可能性があります。ご注意ください。 続いて「写真画像同期」「アクセス権同期」「カレンダー同期」 を実行します。この3つは同時に実行しても構いません • 全ての同期が SCHEDULED・・ になることを確認します。 107

108.

(補足) OnTimeクライアントで動作確認 108

109.

OnTimeクライアントを起動して動作確認します • OnTime管理センターの設定で正常に動作しているかを OnTimeクライアントを起動して確認します。 通常はOnTimeをインストールしたサーバーホスト名に /ontimegcms/desktopを付与したURLで接続できます 以下のようなURLになります http(s)://HOSTNAME/ontimegcms/desktop • メール認証で設定を行った場合、画面のようにユーザーの メールアドレスを入力します。 ユーザーの受信ボックスにリンク付きメールが届くので本文の リンクをクリックすると、この画面が自動的にOnTime画面 に切り替わります。 • SSLによるhttps接続を行う手順については以下のURLをご 参照ください。 https://www3.ontimesuite.jp/ssl-cert/ 109

110.

OnTimeクライアントを開いた初期画面 • 無事にログインし画面が表示されることを確認します。 • デフォルト設定を行っているので表示が日本語になっていま す。 公開グループをクリックすると作成した静的グループと動的グ ループが表示されます 110

111.

OnTimeクライアントで階層グループを確認します • 組織階層をクリックしていくことで自動生成された組織を展 開表示できます。 (例) 公開グループの「001.階層別」をクリックします • AD属性情報に応じた組織名が表示されます。 さらに組織名をクリックすると次の階層名が表示されます。 (例) 公開グループの「101.東京会議室一覧」をクリックします • 静的グループ作成時に指定した内容がメインビューに表示さ れます。 • グループを選択してメインビューにメンバー一覧が表示される ことを確認します。 111

112.

会議を作成してみます (例) 公開グループの「000.全体」に移動します メンバー名の左空白をクリックすることでチェックマークを付け ることができます • チェックをつけると日付の下に以下の2種類の色分けがされま す。 • グリーン 全員が参加できる時間 • ホワイト 誰かが参加できない時間、または 空いているが所要時間を満たさない時間 いずれかの参加者の行で希望日時でマウスをドラッグします • 次のページのような画面が開きます。 112

113.

会議イベントの作成編集画面が開きます • この画面からExchangeの予定表イベントを作成できます。 • データストアがExchangeですのでExchangeと同様の項目 が表示されます。 適宜加筆修正した後に「送信」をクリックします Exchangeが処理を完了するまで数秒お待ち頂き、右上の 検索窓の右のリフレッシュアイコンをクリックします • OnTimeのメインビューで 会議イベントが表示され ることを確認ください。 113

114.

(参考)4.0.x以前- MS TEAMS設定 MS Teams設定に関する説明は「Microsoft Teams連携設定マニュアル」を参照してく ださい。 114

115.

(補足)OnTime for Microsoft Teamsの設定 • 4.0.x以前のバージョンでは左の設定画面が表示されます。 4.1.x以降ではドメイン設定内の設定に集約されています。 • OnTime for Microsoft Teamsは標準ライセンスだけで以下の 機能をご利用いただけます。 • OnTime Desktopクライアントでも会議作成時に「Teams会議」 を選択できるようになります。 • Teamsへのアプリ登録でチーム/チャネルのタブに表示してチームメ ンバーのスケジュールを表示できます。 • Microsoft Teamsのチーム/チャネルのタブへの登録は別紙 「Microsoft Teamsアプリ登録マニュアル」を参照して設定して ください。 • Microsoft Teamsへのアプリ登録はパブリックな証明書を利用 したhttps接続が必須です。 設定方法は下のリンクからご確認ください。 https://www3.ontimesuite.jp/ssl-cert2/ 115