295 Views
December 20, 23
スライド概要
【公式】 OnTime Group Calendar for HCL Domino ページ
https://ontimesuite.jp/fordomino/
OnTime Group Calendar for HCL Dominoの凡例設定について説明したマニュアル。
【公式】 OnTime Group Calendar for Microsoft ページ https://ontimesuite.jp/forms/ 【公式】 OnTime Group Calendar for HCL Domino ページ https://ontimesuite.jp/fordomino/ 高速グループスケジュールの OnTime Group Calendar for Microsoft / for Domino の日本総代理店をしています。 CEO at AXCEL corporation that the agency of OnTime Group Calendar in Japan.
for Domino(Ver.7.7-) Legends(凡例)設定マニュアル ステップバイステップ OnTime Group Calendar Direct Shop 2021/03/30
目次 1. 凡例の説明とLegendsビューの作業準備 p. 3 2. 凡例条件を持たない凡例(-Default-)の設定 p. 4 3. サンプルの凡例と凡例条件の日本語対応 p. 5 4. 凡例条件を@関数式で指定 p. 7 5. 凡例と凡例条件の新規作成 p. 9 7. p.12 6. クライアントの凡例一覧の並びを文字コード順から指定順序に変更 p.11 凡例設定を全ての同期対象の予定や会議に反映 8. 凡例セットの追加 9. View schedule information(予定枠だけ表示)で凡例を反映 2 p.13 p.15
1.凡例の説明とLegendsビューの作業準備 Legends(凡例)とはメインビューで各種予定を色分けし て識別しやすくする機能です。 色指定の条件は@関数式で表現できますので、Notesの カレンダー文書内のデータは全て条件にできます。 また色種類は管理できる範囲であれば無制限ですし、 色の条件も無制限に設定可能です。 本マニュアルでは、OnTime導入直後から実際利用でき る状態にする為の作業手順を例としてご案内します。 左サイドメニューでLegendsビューを開いてください。 既にサンプルが初期設定されています。 図のように不要な文書を削除してください。 HolidayとProjectsのそれぞれ凡例文書と凡例条件文書は このマニュアルで利用するので削除せずに残していま す。他も削除せずにそのまま利用することもできます。 3
2.凡例条件を持たない凡例(-Default-)の設定 デフォルトの色を設定します。 一番下の -Default- を編集画面で開いてください。 Languages には各言語用の表示文字を複数値で指定し ます。 日本語は「ja: 」と文字列とコロン、半角スペースの後にご 希望の言葉を指定してください。図では以下を追記して います。 ja: デフォルト 画面右上Sort Order ではクライアントでの並び順の指 定ができます。※別ページで詳細を記載 4
3.サンプルの凡例と凡例条件の日本語対応 -1 カテゴリを条件にして色指定できます。 「Holiday」のLegend設定文書を編集画面で開きます。 編集画面で開くと図のように上段に各種設定、下段に 埋込ビューで条件となるアイテムビューが表示されま す。 Name ConfigDBで識別する為の名前です。 Languages クライアントで各言語毎に表示する名称です。 日本語は「ja: 」に続けて記述してください。 図では ja: 休日 を追記しています。 Background 背景色の指定です。 Foreground 文字色の指定です。 Sort Order クライアントで凡例の並び順を指定できます。 Time Off チェックをつけると休暇ビューで表示されます。 それ以外の何にも影響は与えません。 5
3.サンプルの凡例と凡例条件の日本語対応 -2 凡例条件文書を編集します。 埋込ビュー内の凡例条件の文書を編集します。 図のような画面が開きます。 Type 条件タイプを指定します。 Characterは日本では利用しません。 Category/Fomula/Char Typeにならった条件指定欄です。 Categoryの場合は文字列 Formulaの場合は@関数のNotes式 Priority 凡例条件が他の凡例と重複した場合の優先順位を 数字で設定します。 値が小さい方が優先順位が高くなります。 図ではTypeは「Category」のまま、値を「休日」としています。 6
4.凡例条件を@関数式で設定 -1 凡例条件(Legend Item)を@関数式で指定できます。 LegendsビューでProjectsの文書を編集画面で開きます。 日本語表記を追記します。 Languagesに ja: プロジェクト を追記します。 既存の凡例条件の文書を編集画面で開きます。 埋込ビュー内の凡例条件の文書を編集します。 7
4.凡例条件を@関数式で設定 -2 凡例条件の文書を編集します。 Typeに Fomula を指定します。 Fomulaに以下の@関数のNotes式を指定します。 @Contains( Subject ; "プロジェクト" ) ※このNotes式は「Subjectフィールドに”プロジェクト”の文字 列が含まれている場合」を条件に指定しています。 設定を完了して保存すると左下の図の様な画面になり ます。 8
5.凡例と凡例条件の新規作成 -1 凡例は新規作成も可能です。以下の条件で実際に作成 してみましょう。 Notesは予定の種類が「会議」の場合に予定文書の AppointmentTypeフィールドが“3”と設定されます。 今回はその値を利用して凡例を作成してみます。 Legendsビューでアクションの Add Legend をクリックします。 画面が開いたら図のように値を設定します。 Name:Meeting Languages:en: Meeting <改行> ja: 会議 Background: C1DDF9 Foreground: 2A6BAB 条件を新規作成する際は「Add Item」をクリック Add Item をクリックします。 します。 9
5.凡例と凡例条件の新規作成-2 凡例条件の文書を設定します。 TypeはFormulaを指定します。 Formulaには以下の@関数のNotes式を指定します。 AppointmentType = "3" 設定を完了して保存すると左下の図の様な画面になり ます。 10
6.クライアントの凡例一覧の並びを文字コード順から指定順序に変更 凡例の並びを指定の順序に変更できます。 クライアント画面では表記名が文字コード順に並びま す。各凡例にSort Orderを設定することで指定順への並 べ替えができます。 図のようにアクションリストに並べ替え用のアクショ ンが幾つか準備されています。 ビュー上でご希望の並 び順になるように適宜調整してください。 図では上から「プロジェクト」「会議」「休日」 条件指定の無い「デフォルト」を一番下になるように 指定しました。 各文書の Sort Order の値を手動入力でも指定できます。 数字が小さい順に並びます。 設定を変更したら、ServerSettingsビューでFullSyncコマン ドを実行してください。 FullSyncコマンド完了後、クライアントを再起動すると 反映されます。左下図の様な画面になります。 11
7.凡例設定を全ての同期対象の予定や会議に反映 OnTimeの「Sync」はほぼリアルタイムで行われていま す。 よって対象となる予定や会議は常に前回以降に更新さ れたものだけが対象となります。 凡例の色は更新されていない予定(それが過去の予定で も)にも反映する必要があるため、同期期間の全ての予 定をSyncの対象とする必要があります。 凡例の追加や変更時は「FullSync」を実行します。 方法はServerSettingsビューからTask Commands/FullSync で行います。 全件が対象となりますので処理完了まで時間がかかる 場合があります。 12
8.凡例セットの追加 -1 Ver.4.0.xより凡例をメインセットとは別に複数セット 利用できるようになりました。 これにより同じ予定であっても、違う視点で色分けし たり、部署毎に違う色分けを利用できるようになりま した。 但し、メインセット以外は現バージョンでは「カテゴ リ」だけが条件となります。 新しい凡例セットの作成方法について 図の様にアクションメニューが用意されています。 「Legend Set」-「Make New」を選択してください。 「Make Legend Set」のダイアログが表示されるので、凡例 セットの名前を入力してください。 13
8.凡例セットの追加 -2 凡例セットの新規作成時は図のように予めセット名が 埋め込まれたデフォルトの設定文書が表示されます。 セット名以外はメインセットの説明と同じ項目です。 適宜設定してください。 前項での説明の通り、追加した凡例セットの各凡例へ の条件指定はカテゴリのみになります。 カテゴリ内容を指定してください。 14
9.View schedule information(予定枠だけ表示)で凡例を反映 -1 ロール設定で参照している人に対して「View schedule information(予定枠だけ表示)」の権限しか持っていな い場合は全て図のように凡例のデフォルトの色で表示 されます。これにより、エントリの秘匿性が保証され ます。 組織によっては件名などエントリの詳細は秘匿のまま で、凡例だけは識別したいというご要望もあります。 Ver.4.2.xより、ご要望にお応えし組織全体として設定 できるようになりました。 15
9.View schedule information(予定枠だけ表示)で凡例を反映 -2 スケジュールの枠のみの閲覧権限でも凡例による色分 けを確認可能にする場合は、GlobalSettings文書で以下 の指定箇所でチェックをつけます。 GlobalSettings文書を開き [Options]-[Calendar Access Override Options]- [View Schedule Information:]で “Show Legends”にチェックをつけます。 GlobalSettings文書の保存後に即時反映する場合は、 ServerSettingsビューからTask Commandsで「Admin」 コマンドを実行してください。 16
9.View schedule information(予定枠だけ表示)で凡例を反映 -3 Adminコマンド実行後、OnTimeクライアントを再起動/ 画面リロードすると図のように凡例の色だけは表示さ れるようになります。 17