pi-4. 条件分岐,ステップ実行

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January 26, 22

スライド概要

トピックス:条件分岐,if,else,ステップ実行(Java Tutor による演習)

Java の基本(スライド資料とプログラム例)(全17回)
https://www.kkaneko.jp/pro/pi/index.html

金子邦彦研究室ホームページ
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金子邦彦(かねこくにひこ) 福山大学・工学部・教授 ホームページ: https://www.kkaneko.jp/index.html 金子邦彦 YouTube チャンネル: https://youtube.com/user/kunihikokaneko

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

pi-4. 条件分岐,ステッ プ実行 トピックス:条件分岐,if,else,ステップ実行 URL: https://www.kkaneko.jp/pro/pi/index.html (Java の基本,スライド資料とプログラム例) 金子邦彦 1

2.

条件分岐,age <= 12 のときは 500 yen, age > 12 のときは 1200 yen ステップ実行により,ジャンプの様子を観察 2

3.

全体まとめ • 条件分岐では,変数や式の値によって結果が変わ るなどの判断を行う 条件式は「age <= 12」のようになる • プログラムは,通常は,上から順に1つずつ実行 される(逐次実行) • 条件分岐や繰り返し(ループ)では,逐次実行と は違う実行の流れになる • ステップ実行により,変数等の変化,プログラム 実行の流れを観察できる 3

4.

アウトライン 番号 項目 条件分岐 4-1 演習 4-2 ステップ実行 4-3 条件分岐 各自、資料を読み返したり、課題に取り組んだりも行う この授業では、Java を用いて基礎を学び、マスターする 4

5.

オブジェクトとメソッド hero.moveDown() hero オブジェクト moveDown() メソッド 間を「.」で区切っている • メソッド: オブジェクトに属する操作や処理. • メソッド呼び出しでは,引数を指定することがある.引数 (ひきすう)は,メソッドに渡す値のこと hero.attack("fence", 36, 26) 5

6.

Java プログラムの書き方 プログラムの例 x = 100 a = x + 200 enermy1 = hero.findNearestEnemy() hero.attack(enemy1) • 代入:オブジェクト名 + 「=」 + 式または値またはメソッド呼び出し • メソッドアクセス:オブジェクト名 + 「.」 + メソッド名 +「()」 (引数を付けることも) その他,属性アクセス,関数呼び出し,制御,「*」, 「+」などの演算子,コマンド,定義など 6

7.

Java Tutor の起動 ① ウェブブラウザを起動する ② Java Tutor を使いたいので,次の URL を開く http://www.pythontutor.com/ ③ 「Java」をクリック ⇒ 編集画面が開く 7

8.

Java Tutor でのプログラム実行手順 (1)「Visualize Execution」をク リックして実行画面に切り替える (2)「Last」をクリック. (4)「Edit this code」をク (3) 実行結果を確認する. リックして編集画面に戻る 8

9.

Java Tutor 使用上の注意点① • 実行画面で,次のような赤の表示が出ることがある → 無視してよい 過去の文法ミスに関する確認表示 邪魔なときは「Close」 9

10.

Java Tutor 使用上の注意点② 「please wait ... executing」のとき,10秒ほど待つ. → 混雑しているときは, 「Server Busy・・・」 というメッセージが出ることがある. 混雑している.少し(数秒から数十秒)待つと自 動で表示が変わる(変わらない場合には,操作を もう一度行ってみる) 10

11.

4-1. 条件分岐 11

12.

条件分岐 条件分岐では,変数や式の値によって結果が 変わるなどの判断を行う age の値が 12以下 13以上 → 500 → 1800 条件式は「age <= 12」のようになる 12

13.

条件分岐のプログラム例 public class YourClassNameHere { public static void main(String[] args) { int age = 10; if (age <= 12) { System.out.println("500 yen"); } else { System.out.println("1200 yen"); } } } 字下げを行うことで, プログラムを読みやすくしている 13

14.

4-2. 演習 14

15.

演習 資料:16 ~ 19 【トピックス】 • 条件分岐 • if • else 15

16.

① Java Tutor のエディタで次のプログラムを入 れる 10 歳のときは 500円 16

17.

② 実行し,結果を確認する 10 歳のときは 500円 結果の 「500 yen」が表示 されるので確認 「Visual Execution」をクリック.そして「Last」をクリック.結果を確認. 「Edit this code」をクリックすると,エディタの画面に戻る 17

18.

③ Java Tutor のエディタで次のプログラムを入 れる 20 歳のときは 1200円 18

19.

④ 実行し,結果を確認する 20 歳のときは 1200円 結果の 「1200 yen」が表示 されるので確認 ★ プログラムは消さずに 残しておくこと 「Visual Execution」をクリック.そして「Last」をクリック.結果を確認. 「Edit this code」をクリックすると,エディタの画面に戻る 19

20.

4-3. 条件分岐のステップ実行 20

21.

プログラム実行 • 命令(コマンド)は,順番に並んでいる • 通常は,上から順に1つずつ実行される(逐次実 行) • 条件分岐や繰り返し(ループ)では,逐次実行と は違う実行の流れになる ※ プログラミング言語の種類によっては,順番に 並んでいないという場合もある: SQL, Scheme, Prolog など 21

22.

ステップ実行 • ステップ実行により,プログラム実行の流れをビ ジュアルに観察 22

23.

Java Tutor でのステップ実行 ステップ実行により,プログラム実行の流れ を確認できる 23

24.

演習 資料:25 ~ 31 【トピックス】 • Java Tutor でのステップ実行 の操作 • 変数の値の変化 • 実行の流れの変化(ジャン プ) 24

25.

① まずは,「Visualize Execution」をクリックし て,実行開始 25

26.

②「Step 1 of 5」と表示されているので, 全部で,ステップ数は 5 あることが分かる (ステップ数と,プログラムの行数は違うもの) 26

27.

③ ステップ実行したいので,「Next」をクリック しながら,矢印の動きを確認. ※「Next」ボタンを何度か押し,それ以上進めな くなったら終了 見どころ 4行目から 7行目へ ジャンプするところ 27

28.

④ 最後の行まで達したら,「Edit this code」をク リックして,エディタの画面に戻る 28

29.

⑤ 次のように「age = 10」と書き換えて,い ままでと同じことを行う 見どころ 5行目から 9行目へ ジャンプするところ 29

30.

• 次のプログラムを作成 ・条件分岐 weight の値が 100未満 100以上 → 0 yen → 1000 yen ・「weight = 50」に設定してテスト実行 正解の例は次のページ 30

32.

関連ページ • Java プログラミング入門 GDB online を使用 https://www.kkaneko.jp/pro/ji/index.html • Java の基本 Java Tutor, GDB online を使用 https://www.kkaneko.jp/pro/pi/index.html • Java プログラム例 https://www.kkaneko.jp/pro/java/index.html 32

33.
[beta]
資料中のソースコード 4-1
public class YourClassNameHere {
public static void main(String[] args) {
int age = 10;
if (age <= 12) {
System.out.println("500 yen");
} else {
System.out.println("1200 yen");
}
}
}

33