Managed Grafana を Kiro CLI+AI-DLC v2(α)に作ってもらったら謎課金が積み上がった件

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September 16, 26

スライド概要

JAWS-UG 名古屋 9 月会
2026/9/16

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Qiita や Zenn でいろいろ書いてます。 https://qiita.com/hmatsu47 https://zenn.dev/hmatsu47 MySQL 8.0 の薄い本 : https://github.com/hmatsu47/mysql80_no_usui_hon Aurora MySQL v1 → v3 移行計画 : https://zenn.dev/hmatsu47/books/aurora-mysql3-plan-book https://speakerdeck.com/hmatsu47

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1.

Managed Grafana を Kiro CLI+AI-DLC v2(α)に作ってもらったら 謎課金が積み上がった件 JAWS-UG 名古屋 9 月会 2026/9/16 まつひさ(hmatsu47)

2.

自己紹介 松久裕保(@hmatsu47) ● https://qiita.com/hmatsu47 ● 現在: ○ 名古屋で Web インフラのお守り係をしています ○ SRE チームに所属しつつ技術検証の支援をしています ○ 今年はカンファレンス・勉強会では DB 以外の話メインで! ■ そろそろキツくなってきた… 2

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いきなりまとめ ● AI に AWS リソースを作ってもらうかどうかに関わらず以 下に気をつけるべし ○ リソース生成の冪等性をどのように確保してる? ○ 料金がどのような単位でいくら発生する? 3

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経緯(1/2) ● DMARC(RUA)レポート可視化ツールを作ることに ○ Gmail の送信者ガイドラインがざわついていた頃は無料提供の SaaS があったはずなのにいつの間にか見かけなくなっていた ● AI で作りたいが、会社の GitHub Copilot コーディング 環境整備が進まず ○ プライベート MCP レジストリの実装がうまくいかないまま、 数ヶ月間進捗なし 4

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経緯(2/2) ● 訳あって個人アカウントの Kiro サブスクリプションを 使って先行して作り始めることに ● Kiro CLI で AI-DLC v2(当時はまだ「α版」と呼ばれていた) を使って一旦全てのフェーズを完了させた後、個別指示 で Managed Grafana のリソースを調整していたところ 問題が発覚 5

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作っていたもの(イメージ) ● 日次で DMARC の pass / fail の推移を表示 ● Fail 数が多い送信元✖受信先 (上位 300 件)を表示 ● SPF / DKIM それぞれの pass / fail 割合を表示 ● GitHub リポジトリ : https://github.com/hmatsu47/dmarc-report-visualzer 6

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AI-DLC 全フェーズ 1 周完走時に未実装だったもの ● Managed Grafana 関連の大部分 ○ サービスアカウントの発行とトークン管理 ○ データソースまわりの設定 ○ ダッシュボードのデプロイ ● 「後回し」になっていたので追加指示で作ってもらった ○ CDK の通常のコンストラクトでは生成不可 ○ カスタムリソース(Lambda)で生成 7

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デプロイしてもグラフ/表にデータが表示されず ● 何度も修正を試みた後、原因が判明 ○ デプロイした後にデータソースを表示・確認 ○ 対象のグラフ/表を編集してクエリを一度実行する必要がある ■ そうしないと値は表示されない 8

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対処法がわかった後も ● グラフ/表の表示内容の調整のために、繰り返し CDK で 再デプロイ 9

10.

翌日、たまたま利用料金に目が行く ● マネコンのホーム画面には $135 の表示が😱 ● 一方、コストエクスプローラーでは $35 🤔 10

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翌日、たまたま利用料金に目が行く ● マネコンのホーム画面には $135 の表示が😱 ● 一方、コストエクスプローラーでは $35 🤔 どっちなんだい! 11

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そもそもこれは何の金額? ● Kiro に聞いた ※会話はフィクションです 12

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半信半疑で Kiro に追加調査してもらったところ ● カスタムリソースでのサービスアカウント発行処理にて ○ ここまで再デプロイ時に毎回「削除→再発行」していた ■ 発行するとどんなに短い時間で削除しても 1 ヶ月分の Editor 料金が発生 ■ サービスアカウント発行の実装後、19 回再デプロイしていた ○ これを「発行済みなら使い回す」流れに変更 ■ 再発行しなければ追加の Editor 料金は発生しないはず ● 変更した結果、謎料金の発生はおさまる 13

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でも不安が残ったので ● AWS サポートに聞いてみた(何の金額?どっちが正解?) ○ 最近は「初手 AI」なので AI に聞いてみた→回答がなく黙る ■ 「1 分以内に回答する」と言っておきながら 1 分後突然の会話終了 ○ 人によるサポートを依頼→数日放置されたがツッコミを入れたら 担当者がアサインされて回答が来た ● 差分の $100 は「同じ Organizations の中で発行された クレジット」とのこと 14

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「Organizations」と聞いて思い出した ● Kiro の Pro サブスクリプションを IAM Identity Center のアカウントインスタンスで発行していた ● その後、Managed Grafana がアカウントインスタンスに 非対応だと知った ○ 同一アカウント内に組織インスタンスを作るには一度アカウント インスタンスを削除する必要がある ■ そうなると Kiro のサブスクリプションを捨てることに→もったいない 15

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仕方がないので管理アカウントを新規発行していた ● そちらで IAM Identity Center 組織インスタンスを作成 ● 新規発行アカウントには $100 のクレジットが付いてい たので、意図せず割引が受けられることに ○ 知らずに 19 回サービスアカウントを発行してしまっていたので 自分(Editor 権限のユーザー)と合わせて 20 人になっていたところ ■ 無料分を除くと 15 人 ■ 「無傷」ではなかったが助かった(約 11 人分をクレジットが補填) 16

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ちなみに Kiro は ● チャットで相談したとき「Kiro がやらかして誤発行した 旨 AWS サポートに伝えれば料金減免を受けられるよ」と 何度も言っていたが、サポート対応時に料金減免の話は 一言も出なかった ○ AI による操作であっても「やらかし」は指示を出した人の責任な ので… 17

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再びまとめ ● AI に AWS リソースを作ってもらうかどうかに関わらず以 下に気をつけるべし ○ リソース生成の冪等性をどのように確保してる? ○ 料金がどのような単位でいくら発生する? 18

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再びまとめ ● AI に AWS リソースを作ってもらうかどうかに関わらず以 下に気をつけるべし ○ リソース生成の冪等性をどのように確保してる? ○ 料金がどのような単位でいくら発生する? ぼくが無駄遣いしたとしても指示した人の責任だよ! 19