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March 16, 25
スライド概要
2024年3月 令和5年度 四万十町モニターツアー 実績報告書 作成: 高知大学 地域協働学部 コミュニティデザイン研究室 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 0
1. 概要 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 1
実施体制 【撮影・編集】 四万十町役場 田村敢 学部3年生 【モニターツアー担当】 高知大学 地域協働学部 コミュニティ デザイン研究室 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 須藤順 准教授 【モニター大学生】 大学3年生 女性2名 大学1年生 男性2名 大学1年生 女性2名 杉田珠夢 学部3年生 2
スケジュール ①企画制作 素材集め (4月〜8月) 動画制作に向け、ターゲッ ト、取り上げる内容、動画 構成等を決定。 決定した企画を元に、四万 十町の各地を巡り、自然・ 観光地を写真・動画に収め る。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 ②動画制作 (9月〜10月) ①で集めた素材を使い、動 画を作成。 ③企画の見直し 素材集め (11月〜1月) ④動画制作 観光コンテンツの見直し (2月〜3月) ①ツアーの計画立て (12月〜1月) ②大学生向け モニターツアーの実施 (2/13、2/26、2/29) ①・②を終え、企画内容を 見直す。ターゲットになる 存在や大学生に動画を見せ、 コメントをもらい、企画内 容の修正を行う。それを元 に新たに素材を集める。 見直した企画を元に新たに 動画を制作。動画企画・制 作を行い、感じ・考えたこ とを元に観光コンテンツの 改善点を探る。 昨年度作成したツアー企画 を元に、各コンテンツの評 価を行うため、3パターン のモニターツアーを企画。 3パターンの企画を元に、 大学生の参加者を集め、モ ニターツアーを実施。 3
動画制作について 概要 ・四万十町の観光資源の中で四万十川と岩本寺の2点に注目。 それぞれターゲットに合わせて動画構成を企画し、撮影、編集。 ・動画①は四万十川流域の橋梁(沈下橋)を観光資源として楽 しんでもらうための動画。 ・動画②は岩本寺を外国人観光客向けに日本の寺の参拝方法を 伝えることを通じて四万十町を世界に発信する動画。 制作物 ①四万十川と橋梁① 橋の種類 四万十川と橋梁② 四万十川の沈下橋 ②How to worship at a Japan temple In Shimanto town Iwamoto-temple ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 4
モニターツアーについて 概要 ・昨年度作成したツアー企画を元にモニターツアーを実施。 ・ターゲットである大学生の意見を元に、3パターンのツアーを 新たに企画し、実施。 ・評価シートを作成し、各コンテンツを評価。 ツアー内容 ① まち歩き女子旅:スイーツとお酒とコーヒーと(2月13日実施) ② 自然と歴史の情緒漂う四万十探訪旅(2月26日実施) ③ 四万十堪能ツアー:ジップラインと地元グルメツアー(2月29日実施) ※昨年度、作成したツアーパンフレット ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 5
評価シート ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 6
評価シート(記入例) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 7
2. 動画制作 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 8
動画制作① 動画タイトル 四万十川と橋梁① 橋の種類 動画ハイライト コンセプト 四万十川流域の橋梁を観光資源として楽 しんでもらうための動画。 一般向けというよりはマニア層や好奇心 旺盛な子供に向け作成。 概要 橋梁の種類について可能な限り四万十川 の橋梁を例に解説。 ■URL https://www.youtube.com/watch?v =u85qAL9fgR0 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 9
動画制作① 動画タイトル 四万十川と橋梁② 四万十川の沈下橋 動画ハイライト コンセプト 四万十川流域の橋梁を観光資源として楽 しんでもらうための動画。 特に四万十川の沈下橋に興味をもっても らえるよう作成。 概要 四万十川の沈下橋を、沈下橋の個性や地 域住民の生活なども含めて紹介。 ■URL https://www.youtube.com/watch?v =4hbT4A6x2fw ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 10
動画制作② タイトル How to worship at a Japan temple. In Shimanto town Iwamoto-temple 動画ハイライト コンセプト 日本の寺の参拝方法を伝える事を通じて 四万十町の存在をアピールし、町の認知 度の向上を目的とする。 概要 岩本寺を撮影スポットとして、日本での 寺の参拝の方法を簡潔にまとめる。 ■URL https://www.youtube.com/watch?v =nY_eaHUnWSE ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 11
③動画制作:モニターツアー vlog 第1回 概要 大学生の目線からvlogを作成。Instagramリール、YouTubeショート、TikTokに投稿されて いる「旅行vlog」を参考にして作成。撮影素材と音楽のテンポ感や雰囲気などを工夫。 作成物 【四万十町ツアー①】まち歩き女子旅:スイーツとお酒とコーヒーと ・(Long ver.) https://youtube.com/shorts/KPtbVEraqFU?feature=share ・(Short ver.) https://youtube.com/shorts/q_u9myso44s?feature=share 【四万十町ツアー②】自然と歴史の情緒漂う探訪旅 ・https://youtube.com/shorts/oPc9U1LS8U4?feature=share 【四万十町ツアー③】四万十堪能ツアー:ジップラインと地元グルメツアー ・https://youtube.com/shorts/1kMTZi4UcpU?feature=share ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 12
3. ツアー実施 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 13
実施概要:まち歩き女子旅:スイーツとお酒とコーヒーと 日時: 令和6年2月13日(火)10:00〜19:00 Time 第1回 Theme 10:30 大学出発(朝倉キャンパス) 11:30 らーめん柳葉(昼食) ・高知県高岡郡四万十町北琴平町3-13 13:30 おちゃぐりCafé ・高知県高岡郡四万十町十和川口62-9 14:15 道の駅四万十とおわ ・高知県高岡郡四万十町十和川口62-9 15:30 酒のやまもと ・高知県高岡郡四万十町大正452 予算: ¥4000〜¥6000(1名) 16:00 大正商店街 ・JR土佐大正駅〜酒のやまもと 交通手段: 車(自家用車) 18:00 四万十町 窪川出発 19:00 大学到着(朝倉キャンパス) 場所: 四万十町 十和、大正、窪川 ツアー内容: 大学3年生の女子3名を対象に四万十町の各 所を巡る日帰り旅行を実施。 食を中心にしたツアー内容。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 17:15 珈琲館どなあ ・高知県高岡郡四万十町北琴平町2-3 14
らーめん柳葉 第1回 ツアーの最初は昼食として「らーめん柳葉」を訪れた。このお店はインスタグラムの投稿で見つけ、彩りの良いインパクトの ある見た目に惹かれて訪れた。店先の大きな暖簾と旗があり、迷うことなく到着することができた。このお店のメインである 「柳葉流チャーシューメン」、スタンダードな「醤油鶏白湯」、手書きのメニューで店先にも大きく掲示のしてあった「玉か けまぜそば」を注文。鶏白湯と油の濃厚な味がクセになり、視覚的にもインパクトのある一杯であった。 駐車場 お店の外観 店内の様子 柳葉流チャーシューメン(¥1280) 玉かけまぜそば(¥900) 醤油鶏白湯(¥900) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(らーめん 柳葉) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(らーめん 柳葉) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(らーめん 柳葉) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
改善提案 第1回 ・広報について →Instagramの投稿が充実している。ハッシュタグもお店を探すときにヒットしそうな ものを使っていてが、写真に文字を入れるなどすることでより目につきやすくなる可 能性がある。 ・アプリについて →ダウンロードはしても、その後個人情報を登録しなければ使えないことが不便であ ることから会員でなくてもアプリ自体は使えるようにした方が良い(メニューを見る など)。 →クーポンに関しては会員に対して特別に付与すると良いのではないか。 →アプリよりもLINE公式アカウントへの登録だと手軽だと思われる。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 19
おちゃくりCafe 第1回 続いては食後のスイーツを求め、おちゃくりCaféを訪れた。道の駅四万十とおわに併設されており、窪川よりは車で1時間ほど の場所にある。地栗を使ったスイーツが有名で、今回は食べ比べのできるセットなどを注文し、シェアしながらいただいた。 地栗だけでなく地芋を使ったスイーツもあり、それぞれの味わいを比較しながら楽しくいただくことができた。店先にお土産 やここでしか買えないであろうアウトレット品もあり、お得にお土産を買うことができた。 お店の外観 お店を示す看板 店先に設置してあるメニュー表 おいも比べ、くりオ・レ、モンブラン 四万十川が見える景色の良いテラス席 お土産コーナーを見る参加者 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(おちゃくりCafe) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(おちゃくりCafe) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(おちゃくりCafe) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
改善提案 第1回 ・商品によっては学生では手の出せない価格のものがあった。(地栗モンブランなど) →学生シェアセットを作って、友達同士で様々な種類の栗や芋を食べ比べしながら学 生価格でシェアできると良い。 →アフターヌーンティーセットのようなものがあってもよ良いかもしれない。 ・ドリンクのバリエーションが少ない・どれを選べば良いかわからない →「有機栽培コーヒー」や「しまんと紅茶」の味の予想がつかないため、注文をため らってしまった。 →栗や芋が甘いのでコーヒーや紅茶が合うとは思われるので、それぞれの栗・芋の品 種に合う飲み物を紹介してくれるとありがたい。 ・ケーキなどモンブラン以外にも栗・芋を使ったデザートが欲しい →モンブランばかりだと飽きがきてしまう。 →お土産用にあった、焼き芋モンブランのようなタルトであったりケーキなどで四万 十の栗や芋を楽しんでみたい。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 24
道の駅 四万十とおわ 第1回 おちゃくりカフェを堪能した後、隣にある道の駅四万十とおわを訪れた。緑のロゴが印象的で、木を基調とした建物がとても 綺麗であった。この道の駅はインスタグラムの更新が活発でよく見かけていた。店内には品物が充実しており、四万十町の特 産品に限らず、高知県の品や、近隣県の品も特集コーナーという形で置いてあった。生理用品を用意してあるなど女性に嬉し いサービスもあり、道の駅の機能として充実しているように感じた。最後に名物のカレーパンをいただいた。 お店の外観 地元のものだけでなく県外からも取り寄せ 名物の四万十川とカリーパン 飲料自販機で子供用オムツが購入可能 お店の裏の広場 お店の裏に広がる四万十川の景色 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(道の駅 四万十とおわ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(道の駅 四万十とおわ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(道の駅 四万十とおわ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
改善提案 第1回 ・店内の雰囲気を明るく →現時点で照明や商品の配置は印象が良く、綺麗で色使いも良いが、店内が静かで少 し寂しさを感じた。 →BGMを流したり、商品のPR動画をモニターで流しておくなどするとにぎわった雰囲 気になるのではないかと感じた。 ・四万十町の生産者の顔を見たい →野菜や手作り雑貨など、四万十町民が作り、売り出している商品が多い部分が良い なと感じた。 →せっかくであれば、生産者からのメッセージや商品が出来上がるまでの過程を見せ ることで商品に対して興味や愛着が湧くのではないか。 →動画にして店内で流しておくと良いと感じた。 →Instagramも活発に運営しているようであるので、そこで商品&生産者の紹介をして も良いのではないかと感じた。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 29
酒のやまもと 第1回 十和を離れ、続いては大正地域に向かった。この地域は「無手無冠」という酒造会社が有名で、美味しいお酒を求めてこのお 店を訪れた。店先は昔の看板がそのままであったり、壺や酒瓶が置いてあるなど趣のある雰囲気であった。様々な種類のお酒 があり、店員さんに尋ねると丁寧に説明してくださり、試飲もさせていただいた。お酒の好きな参加者が多かったので、自分 の好みに合うお酒を自分用に購入したり、お店のオススメをお土産用に買ったりと良い買い物を行い、楽しむことができた。 お店の外観 店先に飾られてある壺や酒瓶 お店を訪れる参加者 店先の展示物を眺める参加者 購入したお酒 店先に掛けてある詩が書いてある簾 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(酒のやまもと) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(酒のやまもと) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(酒のやまもと) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
改善提案 第1回 ・お店の情報をネット上であまり得流ことができない →Google上で住所や営業時間の表記はあるものの、検索したときに上部でヒットしな かった。 →特にSNS等も見られなかったため、大正を訪れて、たまたま見つけて入るしかないよ うに感じた。 →「四万十町 大正 酒屋」などと調べたときに、お店の特徴と共に情報が上部でヒット するように、HPや観光サイトに情報を載せると良いのではないか。 →お店を訪れた際、丁寧にお酒の説明をしてくれ、自分に合うお酒を見つけることが できた。 →SNSを開設するのであれば、お店の基本情報を発信することに加え、置いているお酒 の特徴を紹介するなどの投稿をすると興味を引くのではないかと感じた。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 34
大正商店街 第1回 酒のやまもとを訪れるなど、大正商店街のまち歩きを行った。昔の街並みが残る商店街でシャッターの閉まったお店も多い一 方でまだ営業しているお店に地域の人が雑談をしに集まっている様子など、趣のある商店街であった。昔のポスターや看板も そのままで、見たことのないデザインとビンテージさに大学生から見てとても興味深かった。土佐大正駅にはアートやフォト スポットもあり、沢山写真を撮っていた。焼酎銀行や昔ながらのものなど珍しいものが多く、面白いまち歩きであった。 昔のおもかげが残るお店 目を引いた焼酎銀行 酒蔵周りの趣のある商店街 土佐大正駅に掲げてあるパネル 駅前に設置してある顔ハメパネル ホームへの通路にある四万十高校生によるアート ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(大正商店街) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(大正商店街) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(大正商店街) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
改善提案 第1回 ・商店街の情報をわかりやすく(パンフレット、地図、看板) →興味を引く建物がたくさんある一方、これは何なのか、入れるのかなどが分からず 十分に楽しむことができなかった。 →特に「焼酎銀行」は初めて聞く名前に興味は湧いたが建物に入って良いのか、どう いったお店なのかが分からず入るのを躊躇ってしまった。 →酒のやまもともそうだが、商店街に今何があるのか、どういったフォトスポットな どの観光要素があるのか、どう巡ると良いのかなどがわかる地図やパンフレットがあ るとまち歩きがしやすいのではないかと感じた。 ・スタンプラリーなどのコンテンツとまち歩き →昔の商店街の面影が沢山残り、風情を感じる商店街だからこそ、昔のままの看板や 建物を一つのコンテンツとして商店街を歩きながらスタンプラリーをしても良いので はないかと感じた。 →シャッターが閉まってしまっているのは残念であるが、街並みは今も昔の面影と共 に興味深いと思える景色が多いのでぜひ活用していただきたい。 →今では珍しい看板や酒蔵の周りの景色はフォトスポットにもなると思われる。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 39
珈琲館どなあ 第1回 ツアーの最後は窪川に戻り、珈琲館どなあを訪れた。コーヒー好きの参加者からのリクエストで喫茶店を探していると、「犬の いる珈琲屋」というレビューを発見し、訪れてみることにした。入店と同時に人懐っこいゴールデンレトリバーのワンちゃんが 迎え入れてくれ、店主も和やかな雰囲気で案内してくださった。夕方だったので軽食は一部売り切れだったが、四万十ブレンド などコーヒーを堪能することができた。席の隣に犬が寄り添ってくれ、穏やかで落ち着いた良い時間を過ごすことができた。 お店の外観 メニュー表 四万十ブレンドとアイスカフェオレ お店に入ろうとする参加者 人懐っこい看板犬とふれあう 席に寄り添ってくれる穏やかな看板犬 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(珈琲館どなあ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(珈琲館どなあ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
評価シート(珈琲館どなあ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第1回 15
改善提案 第1回 ・お店の情報をネットであまり得ることができない →ネットで「四万十町 窪川 カフェ」で調べると出てくるが、営業時間などの基本的な情報しか 載っていない。 →口コミにお店に犬がいることやコーヒーに関する感想があるくらいで情報が少ない。どういった コーヒーを置いていて、こだわりは何かなどがHPやSNSなどを通して分かるとより興味を引くので はないかと感じた。 →一方で、ネットで情報を得ることができないからこその「隠れ家」的な魅力もあるのではないか と感じた。お店自体は雰囲気もよく、満足度も高かったので多くの人に訪れてもらいたい。 ・珈琲について専門的に学びたい →メニュー表にもたくさんのコーヒーの種類があったが、あまり詳しくないためスタンダードなも のを注文した。 →しかし、様々なコーヒーの種類とその味を知ったり、コーヒーに関する知識を学びたいとお店に 訪れて感じた。珈琲屋でもあるので、それぞれの豆の特徴や淹れ方などを学んでみたいと感じた。 メニューにこれらの簡単な説明があってもコーヒーを選ぶときにはありがたい。 →四万十ブレンドについてはどのようなブレンド方法で四万十町とどのような関係があるのかを 知ってみたいと思った。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 44
第1回 04 大学生コメント 大学3年生 女性 大学3年生 女性 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 少々交通の面で不便さが目立つ土地で、駐車場もないことが多い。実費で行くとなると、学生 には厳しい。行けば楽しめるが、行くまでの労力には見合ってない気がする。 今回行ったところで2回目行きたいと思えるところはあっても、行こうと腰を上げられるところ は正直少ない。また、車がなければ十分に楽しめず、車を持っていない学生がレンタカーを借 りてまで行くには金額が見合わない。 他観光地と比べると、交通やアミューズメント等全てに劣っている。ただ、近くにあればまた 行きたいと思えるお店などはあった。 大学生として、交通が不便であった。今回は車で行ったが、汽車で行くとなると不便である。 窪川駅に着いたとしてもそこからの移動手段が困り、四万十町に行くハードルの高さが問題で あると考えられる。もっとまとまった観光地があれば良いが、とおわの道の駅から窪川駅まで 45分ほどあるのは遠い。 しかし、とおわの道の駅や喫茶店のオーナーさんなど親切で人が暖かいため、その人たちに会 いに行くという目的ではリピートの見込みがありそうである。 45
第1回 04 大学生コメント 大学3年生 女性 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 とにかく車に乗っている時間が長いなといった印象であった。ドライブ好きなら良いが、車酔 いをする人などは厳しいだろうなと感じた。各コンテンツに関してはインスタ映えするような ものもあり、若者にもウケそうなものもある印象であった。特におちゃぐりカフェは友達が訪 れているのをSNSで見たこともあり、とても気になっていたので行けて良かった。通常は少し 高いお土産もアウトレット価格で置いてあり、とても手軽に買えて嬉しかった。訪れたお店は どこも感じが良く、評価も高いが、お店に行くまで、その周辺にあるコンテンツに関しては満 足度が低いものであると思う。特に大正商店街はほとんどがシャッターが閉まっており、歴史 的な風景は楽しめるものの、お店を巡ることはできない。移動距離も考えて、一つの観光地の 周りにコンテンツが集結しておいてほしい。観光地が四万十町内で位置が遠く散在している。 46
実施概要:自然と歴史の情緒漂う四万十探訪旅 日時: 令和6年2月26日(月)9:30〜19:00 場所: 四万十町 興津、下津井、窪川 ツアー内容: 男子大学生1人と女子大学生2名を対象に、 四万十町の自然や遺産を巡る旅。 予算: ¥5000〜¥7000(1名) 交通手段: 車(レンタカー) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 【旅程表】 Time 9:30 Theme 大学出発(朝倉キャンパス) 10:30 土佐興津坂展望台 ・高知県高岡郡四万十町興津 11:00 興津海岸 小室の浜 ・高知県高岡郡四万十町興津 12:00 うなきち ・高知県高岡郡四万十町本町1-1-14 14:30 下津井めがね橋 ・高知県高岡郡四万十町下津井534 16:30 風流茶坊 淳 ・高知県高岡郡四万十町茂串町6-4 18:00 四万十町 窪川出発 19:00 大学到着(朝倉キャンパス) 47
土佐興津坂展望台 第2回 旅の最初は興津海岸に向かう途中にある、土佐興津坂展望台を訪れた。この日は晴れていたので青い空と太平洋が一望でき、 とても気持ちの良い場所であった。見る場所にもよるが、木々が邪魔をして海が綺麗に見えない場所もあった。平日というこ ともあり私たちの他に人がいなかったので落ち着いて海を一望することができた。この景色をバックに写真を撮ることができ るようにスマホを置くことのできる専用の台もあり、素敵な記念写真を撮ることができた。 太平洋を一望することができる 興津観光情報を載せた看板 展望台から見える景色 綺麗な景色をバックに記念撮影 展望台に向かう道中 カメラを設置できる台 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(土佐興津坂展望台) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
評価シート(土佐興津坂展望台) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
評価シート(土佐興津坂展望台) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
改善提案 第2回 ・展望台の案内標識 →興津海岸に向かう途中にあるこの展望台だが、案内看板が道中にないため、通り過 ぎてしまう。 →太平洋が一望できる展望台で景色も綺麗であるので、手前にわかりやすく案内看板 があると良いと感じた。展望台に興津周辺に関する案内看板があったが、少し気付き にくい位置にあった。 →興津への玄関口でもあるのでわかりやすくした方が良いと感じた。 ・展望台から見える景色について →太平洋と興津の町並が見え、景色は良いが、展望台の目の前にある木々がその景色 を遮ってしまっている部分が多かった。 →見渡しをよくするともっと良い景色が見れるのではないかと感じた。 →カメラスタンドが設置してあり、景色をバックに写真が撮れるのは良いと感じた。 →カメラの向きや構図など、おすすめの撮り方をどこかに掲示しておいてもらえると 映える写真を撮りたい若者には嬉しいのではないかと感じた。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 52
興津海岸 小室の浜 第2回 「快水浴場百選に選ばれた美しいビーチ」として有名な興津海岸(興津海水浴場)を訪れた。駐車場の場所が分からず、海岸 付近で一番最初にあった駐車場に停めたが、メインの海岸より手前の場所であったようで少し歩いた。松林を抜けると白い浜 と海が広がっていた。前日が雨だったこともあり写真で見ていたよりは白い浜はなかったが、砂の綺麗な浜であるように感じ た。オフシーズンだからか、キャンプ場をはじめ浜も殺風景であった。人で賑わうであろう夏にもう一度行ってみたい。 駐車場から浜に抜けた場所 興津海岸の様子 足跡を使ったおしゃれな写真を撮影 砂浜に絵を描く参加者 色褪せた四万十町観光案内 津波に関する情報看板 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(興津海岸 小室の浜) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
評価シート(興津海岸 小室の浜) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
評価シート(興津海岸 小室の浜) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
改善提案 第2回 ・駐車場への案内 →駐車場への案内看板がなかったため、手前にあった「P」の看板が設置してある場所 に止めてしまったが、興津海水浴場やキャンプサイト用の駐車場はもっと奥であった。 →この駐車場は何の駐車場であるのか、目的地別に駐車場がどこにあるのかなどを示 す情報や案内看板が欲しいと感じた。 ・海水浴場の閑散期 →訪れた時期がシーズンとは外れていたため、本来の海水浴場としての興津海岸を見 ることはできなかった。 →しかし、晴れていれば白い砂浜と青い海と空を見ることができる景色の良い場所で あったので、その景色を求めて訪れる人もいるのではないかと感じた。 →営業時期ではないキャンプサイトの部分が暗く、治安が悪いような雰囲気を感じ近 寄り難かった。 →閑散期であっても、少しでも整備がされていれば、快水浴場百選に選ばれた美しい ビーチを楽しむことができるのではないかと感じた。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 57
うなきち 第2回 「高知といったらウナギ」のイメージを持っていた県外出身の参加者の希望で四万十うなぎをいただくことのできるうなきち でお昼ご飯を取った。昔ながらのアットホームな雰囲気のお店で、壁にはたくさんのサインが掲示してあるなど窪川でも歴史 のあるお店であることが伺えた。炭火ではなくガス火での調理であったようだが、ふっくらした身とタレと白米のバランスの 良い鰻重であった。肝を使ったお吸い物も美味しかった。学生ではなかなか手の出ない値段ではあったが良い経験であった。 店内の壁に飾られたサインの数々 お店の看板 店内の様子(厨房) ふっくらとした身と香ばしいタレ お店の外観 うな重(並):¥3100 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(うなきち) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
評価シート(うなきち) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
評価シート(うなきち) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
改善提案 第2回 ・提供しているものに関する情報 →全国的に有名な四万十うなぎであることから、四万十うなぎに関する歴史や特徴、 このお店での調理方法をどこかで示せたら良いのではないかと感じた。 →うなぎを食べる際に炭火かガス火どちらで焼かれているのか、養殖なのか天然なの かなどの情報からうなぎを食べるお店を決めたいとの声が聞かれたので、出せる範囲 でそのあたりのお店の情報があっても良いのではないかと感じた。 ・四万十町にあるうなぎが食べれるお店を知りたい →「四万十町 うなぎ」と検索し、お店を探したが、お店の情報が少なく、どうやって 選べば良いのかが分からず、口コミや情報量が多いお店を選んでしまった。 →四万十町内で四万十うなぎが食べれる場所を示すマップや特設サイトのようなもの があれば良いと感じた。そこにはそれぞれのお店の特徴やメニューなどを載せるとお 店を自分の好みで選ぶことができるのではないかと思った。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 62
下津井めがね橋(佐川橋) 第2回 午後からは観光サイトに掲載されていた下津井めがね橋に向かった。途中まで広かった道が突然狭くなり険しい道であった。 マップ案内を参考に向かっていたものの、険しい道と案内標識の無さに本当に合っているのか不安であった。なんとか到着し、 橋へ向かった。県の近代化遺産あることもあり、立派な橋であった。歴史に詳しい参加者が、林業が盛んだった頃にトロッコ が走っていた橋であることを教えてくれ、より興味深く橋を観察することができた。歴史と合わせて見るととても面白かった。 めがね橋に向かう道中 めがね橋の全貌 周辺を示す地図看板 橋の上で写真を撮る参加者 橋の上の様子 橋の下から記念撮影 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(下津井めがね橋) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
評価シート(下津井めがね橋) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
評価シート(下津井めがね橋) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
改善提案 第2回 ・経路案内をもっと充実させる →マップで経路を検索し、その通りに向かっていたが途中で道が狭くなったり、荒くなったりとこ のまま進んで辿り着くのか不安が多い道中であった。 →途中で目的地を示す看板があったり、道が狭くなることへの注意書きなどの看板があったりする と少しは安心して向かえるのではないかと感じた。 ・橋に関する情報を充実させる →観光コンテンツとしてはサイトで取り上げられていたりと有名ではあるが、このめがね橋がどの ような歴史を持っていて、なぜ遺跡として観光サイトなどで取り上げられているのかの情報が欲し い。看板で簡単な説明はあるものの、それだけでは橋の歴史や特徴を知ることは難しい。QRコード を読み込むと橋に関する説明動画に飛ぶなどのコンテンツがあるともっと興味深く橋を観察できる と思う。 →加えて、橋を実際に渡れるのかが分からなかった。橋への道案内の看板と、道中の整備を行うべ きであると感じた。 ・行く価値をつける →行ってみた感想として道が険しく、道中に恐怖を感じるものであった。 →険しい道を行ってまで得られるものとして何かコンテンツがあると良いのではないかと思った。 →コレクターに目を向けるのであれば、ダムカードのようなカードを橋版として配布しても良いの ではないかと思った。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 67
風流茶坊 淳 第2回 ツアーの最後に独特な歴史ある雰囲気で有名な風流茶坊「淳」を訪れた。葉が生い茂っている特徴的な外観で歴史を感じさせ る佇まいであった。店内に入ると壁一面にコーヒーに関する雑誌の切り抜きが貼っており、その切り抜きの仕方にも工夫が見 られた。机や椅子も昔ながらの喫茶店にあるようなもので独特な店内の世界観を作り出していた。お店は店員さんもとても丁 寧な方で、それぞれの好みに合ったコーヒーを提案してくれるなど、とても温かい雰囲気のお店であった。 店外にある看板 店内の様子 店外にある看板 壁一面に貼られている数々の切り抜きなど コーヒー、アイスクリーム、チーズケーキ お店の外観 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(風流茶坊 淳) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
評価シート(風流茶坊 淳) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
評価シート(風流茶坊 淳) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第2回 15
改善提案 第2回 ・コーヒーに関する情報を知りたい →メニュー表にもたくさんのコーヒーの種類があったが、あまり詳しくないためスタ ンダードなものを注文した。 →しかし、様々なコーヒーの種類とその味を知ったり、コーヒーに関する知識を学び たいとお店に訪れて感じた。壁にもコーヒーに関する記事の切り抜きがありとても興 味深かった。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 72
第2回 04 大学生コメント 大学1年生 女性 大学3年生 男性 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 どこの観光地も悪くはないものの、とても大きな感動があるかと言われると無いと感じました。 正直に言えば、もう一度見に行きたい!と強く感じるような観光地ではなかったです。観光に 力を入れて町おこしをしたいならば、もっとインパクトのある観光地化をしないと観光客の集 客は難しいのではないかと感じました。また、車での移動時間が長く、目的地のみが観光地で あり、周りや道中は特徴のある景色が広がっているわけでもないので他の観光地と比べてもワ クワク感や特別感が薄かったという印象でした。観光地だけでなくそこにしかないグルメやス イーツなどにもっとバリエーションがあればまた行きたいと思います。 高知といえばうなぎのイメージがあったが、期待していたよりも四万十ウナギは感動するほど 美味しくはなかった。質・量ともにクオリティが低かった。興津、メガネ橋が観光地として大 きく挙げられているものの大きな感動はなかったのと、知的好奇心が何も満たされなかった。 眼鏡橋に関しては、遠すぎたのと道が険しかったこと以上に、経路案内に頼ってもこの道が 合っているのかわからなくて困った。そこにあるもの(観光地)を巡るのではなく、コンテン ツを作る必要がある。コンテンツとは例えば、ダムカードのようなものを作るなど観光客が能 動的に参加できる体験型コンテンツが必要。 73
第2回 04 大学生コメント 大学3年生 女性 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 四万十町の観光地としても大きく取り上げられていた興津と眼鏡橋に行ったが、どちらも観光 サイトで見たような感動が無かった。興津海岸は浜が綺麗と聞いていて、Web上で見ていた写 真を思い描いて行ったが、それほどではなかった。ちょうど雨の次の日だったので浜の状態は あまり良くないのかもしれないが、雑草が生えていたり、キャンプ場がシーズンオフなことも あり殺風景で廃墟のように感じて立ち入るのに勇気がいった。眼鏡橋はとにかく道が険しく、 設定したマップの経路も本当に合っているのかと不安になった。橋は確かに立派ではあったが、 そこまでして来れないなと思った。全体を通して、移動の時間も長く、会話ができてとても楽 しかったが、移動に疲れてしまってコンテンツ一つ一つを十分に楽しめなかった。 74
実施概要:四万十堪能ツアー:ジップラインと地元グルメツアー 日時: 令和6年2月29日(月)9:00〜18:00 場所: 四万十町 十和地区、窪川地区 ツアー内容: 男子大学生3人と女子大学生2名を対象に、 四万十町の大自然アクティビティや地元産 の素材を使ったグルメを味わう旅。 予算: ¥5000〜¥7000(1名) 交通手段: 車(レンタカー) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 Time 9:00 第3回 Theme 大学出発(朝倉キャンパス) 10:00 ゆういんぐ四万十 ・高知県高岡郡四万十町東大奈路514-14 10:30 サンシャイン しまんとハマヤ店 ・高知県高岡郡四万十町琴平町476-1 12:00 四万十川ジップライン ・高知県高岡郡四万十町十和川口40-1 12:50 道の駅 四万十とおわ ・高知県高岡郡四万十町十和川口62-9 14:00 味覚 ・高知県高岡郡四万十町茂串町6-30 15:30 水車亭 ・高知県高岡郡四万十町古市町3-30 16:15 ・岩本寺 ・高知県高岡郡四万十町茂串町3-13 17:00 四万十町 窪川出発 18:00 大学到着(朝倉キャンパス) 75
ゆういんぐ四万十 第3回 ツアーの始めはゆういんぐ四万十に立ち寄った。四万十町中央インターを降り、少し走ると大きく派手な看板が見えてとても 分かりやすい位置にあった。ドライブスルーにも対応しており、道中に買うには最適なお店だと感じた。店内には四万十町、 高知のお土産が並んでいるほか、地元の野菜やちょっとしたおもちゃも置いてあり品揃えがバラエティ豊富であった。昼前で 少しお腹が空いていたこともあり、おにぎりカフェで地元産の食材を使ったハンバーガーなどを注文している参加者もいた。 店外にある看板 店内の様子 店外にある看板 壁一面に貼られている数々の切り抜きなど コーヒー、アイスクリーム、チーズケーキ お店の外観 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(ゆういんぐ四万十) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(ゆういんぐ四万十) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(ゆういんぐ四万十) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(ゆういんぐ四万十) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(ゆういんぐ四万十) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
改善提案 第3回 ・情報発信について →朝食バイキングが破格で満足度も高いものであるのにも関わらず、その情報があま りアピールされていないように感じた。 →口コミではとても広がっているので、この道の駅の特徴として大々的に店前に看板 を出したり、ウェブやSNSで発信しても良いのではないかと思う。 ・飲食ブースについて →食堂の部分の価格はちょうど良いものや安いと思えるものが多くあった。 →しかし、おにぎりカフェの方が、少し価格が高めでなかなか手が出せない気がした。 →おにぎりやハンバーガーやその他サイドメニューをセットとして提供してもらえる と嬉しいように感じた。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 82
サンシャイン しまんとハマヤ店 第3回 今回はあいにくの雨で、この後の旅程において雨具が必要となったことから100円ショップが併設してあるサンシャイン しま んとハマヤ店に向かった。食料品だけでなく、洋服や雑貨など地元住民に必要とされているスーパーであることが伝わってき た。入り口入ってすぐ、目を惹いたのが有名ブランドのパロディであろうロゴが入った服が販売されていたのが印象的であっ た。店先に併設されているチェーン店ではないお弁当屋さんが、アットホームな感じですごく気になった。 お店の外観 店内売り場の様子 ※写真が撮影できていなかったためサンシャインホームページより引用(https://sunshinechain.com/shimanto) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(サンシャイン しまんとハマヤ店) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(サンシャイン しまんとハマヤ店) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(サンシャイン しまんとハマヤ店) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(サンシャイン しまんとハマヤ店) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(サンシャイン しまんとハマヤ店) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
改善提案 第3回 ・店内の情報の充実 →ウェブサイトで調べた際、スーパーであることはわかるものの、どんなものが売っ ているのかがあまり分からなかった。 →実際には四万十町産の野菜などを置いていたり、食料品だけでなく、生活雑貨も充 実しているので、事前にそのような情報がWebサイト上で知ることができると良いと 感じた。入り口にあるお弁当屋さんも魅力の一つだと思うのでその情報もあると良い。 ・観光客向けの特設コーナーの設置 →四万十町の入り口である窪川に位置し、大正や十和方面に向かう最後の大きなスー パーになることから、観光客にとっては手軽に買い物をできる最後の場所になると考 えられる。 →今回は雨天だったため、ジップラインの際に使用するカッパを購入した。100円 ショップや各種雑貨も充実しているので、この先の観光地で必要になりそうなものを 置いた特設コーナーがあっても良いと感じた。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 89
四万十川ジップライン 第3回 四万十町の大自然を堪能できるジップラインを体験するために四万十川ジップラインを訪れた。スマホからオンライン予約を 行い、器具の装着と注意事項の説明を受けた。その後、対岸まで移動し、ジップラインを体験した。この日は雨だったことも あり、雨雲の状況を確認しながら臨機応変に案内をしてくださったため、小雨の間にジップラインを楽しむことができた。約 30秒ほどのアクティビティではあったが、四万十川の上空を通過するといった珍しい経験と自然を堪能しているようであった。 器具を装着する様子 注意事項の動画を視聴 実際にジップラインを行う様子 対岸にて最終準備を行う様子 ゴールに到着した参加者 パネルを使って記念撮影 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(四万十川ジップライン) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(四万十川ジップライン) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(四万十川ジップライン) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(四万十川ジップライン) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
改善提案 第3回 ・撮影サービス →スマホホルダーの貸し出しはあったものの、上空で自分のスマホやカメラを持つこ とは難しく、不安であると思うので、ジップラインをしている様子の動画や写真を 撮ってもらって販売してもらえると記念になり良いのではないかと感じる。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 95
道の駅四万十とおわ 第3回 ジップラインの体験を終え、隣の道の駅四万十とおわを訪れた。緑の暖簾が印象的なこの道の駅であるが、こいのぼりの川流 しに由来したこいのぼりが飾ってあることも印象的であった。参加者は店内の商品を見ながら、興味津々にいろんな商品を手 に取り吟味していた。その中でも四万十ヒノキを使った移動式サウナに興味津々であった。あいにく昼食にしようと思ってい たとおわ食堂や一度訪れてみたかったとおわのアイスやさんに立ち寄ることができず残念であった。 こいのぼりの川流しが有名な十和地区 限定入荷50個だった干し芋 お店の外観 店内の商品を見て回る参加者 展示してある移動式サウナに興味津々 しまんとびらでユニークな記念撮影 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(道の駅 四万十とおわ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(道の駅 四万十とおわ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(道の駅 四万十とおわ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(道の駅 四万十とおわ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(道の駅 四万十とおわ) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
味覚 第3回 お昼ご飯は精肉店に併設されているお食事屋さんである味覚でいただいた。移動時間が長かったためラストオーダーの時間が 迫っていたが、お店に電話をしてみると快く店を開けて待ってくださっていた。他のお客さんも閉店時間を過ぎても食事を楽 しんでいるようでお店の懐の広さに驚いた。このお店のメインである四万十豚などボリューミーな定食を注文し、いただいた。 四万十ブランドは少し値が張るが、からあげ定食などその他メニューは定食としてはリーズナブルな価格であった。 四万十バラ焼き定食(¥1350) 店先の看板 からあげ定食(¥980) 店先に貼ってあるメニュー表など バラ焼き定食(¥1220) 店先にある立て看板 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(味覚) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(味覚) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(味覚) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(味覚) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(味覚) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
改善提案 第3回 ・メニューについて →豊富なメニューがあって良いが、写真がないためどのようなものなのかの想像がつ かない。 →人気メニューや主要なメニューだけでも良いので写真をつけてもらえると失敗せず にメニュー選びができる。 →ランチメニューや期間限定メニューで分けて記載してもらえると良い。注文の際に 店員さんも訂正したり、メニューを選び直したりと手間になってしまった。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 108
水車亭 第3回 お土産と食後のスイーツを求めて芋けんぴで有名な水車亭を訪れた。水車亭はCMがとても印象的で目の引くものであることか ら県外から来た参加者もテレビを見て知っていた。芋けんぴだけでなく、米菓子など四万十町の素材を使った様々なお菓子な どが置いてあった。贈答用にも合うような品物もあり、お土産だけではなく贈答用としても購入することができるのではない かと感じた。そのラインナップの中でもシュークリームがとても美味しく、芋けんぴを中心に売っているのにも関わらずその クオリティーとコストパフォーマンスに驚いている参加者が多くいた。おすすめされた大学芋も次回はぜひ食べてみたい。 お店の外観 商品を選ぶ参加者 ※写真素材が少なかったため左側の写真は水車亭ホームページより引用(https://www.nangokuseika.com/about) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(水車亭) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(水車亭) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(水車亭) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(水車亭) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
改善提案 第3回 ・商品の特徴を知りたい →芋けんぴや米菓子など種類豊富にあるのでどれを選べば良いかとても迷った。 →人気がある商品やそれぞれの味などがわかりやすく売り場に掲示されていたら選び やすいのではないかと感じた。 →贈答用や自宅用など場面に合わせたおすすめも掲示してもらえると嬉しいと感じた。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 114
岩本寺 第3回 ツアーの最後にアートのお寺として有名である岩本寺を訪れた。岩本寺は四国八十八ヶ所の37番札所であり、雨であったこの 日も参拝する人が見られた。入り口からポップなアートが壁面などに描かれ、お寺とは思えない鮮やかな景観であった。本堂 の天井にはポップなアートとは違うテイストの絵画が敷き詰められており、鮮やかながらも厳かな雰囲気が伝わってきた。数 の多いおみくじや境内の様々な装飾に参加者は興味津々であった。 くぼかわまち歩きによる看板 岩本寺 入り口 本堂の天井には数々の絵画作品 本殿で手をあわせる参加者 境内の様子 入り口で記念撮影 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 15
評価シート(岩本寺) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(岩本寺) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(岩本寺) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
評価シート(岩本寺) ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 第3回 15
改善提案 第3回 ・寺の歴史や詳細情報を知りたい →簡単な寺の説明は看板にあったが、宗派についてや歴史、四国八十八ヶ所としての 岩本寺についてが分からなかった。 ・購入方法・料金について →ろうそくや線香などの購入の仕方がよく分からなかった。料金も分かりづらかった。 ろうそくや線香の購入の仕方から、参拝方法がわかると良いと感じた。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 120
第3回 04 大学生コメント 大学3年生 女性 大学1年生 男性 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 四万十町でアクティビティも食事も観光地巡りも行おうと思ったらとても距離がありどれかを 取捨選択しなければ巡ることができないように感じた。特にアクティビティ系は十和に偏って おり、大正や窪川近くにもできる場所があれば良いなと感じた。あと、窪川から大正までの道 中、コンビニもスーパもないことがとても不便だと感じた。土地勘があればわかるが、初めて きた人は窪川を越えるとお店が数少なく、商品のバリエーションも少ないことを何かを通して 伝えなければ快適な旅ができないのではないかと感じた。お昼ご飯選びも、この時はちょうど 行こうと思っていたとおわ食堂が閉まっていたので、窪川まで帰らざるを得なくなってしまっ たのもとても不便であった。途中に大正の道の駅などお店はあるがあまりそそられなかった。 十和の道の駅にあった「しまんとびら」はインスタ映えなどで若者ウケする一つだと思う。し かし、わかりにくい場所にあり、何度も訪れていて初めて見つけたので勿体無いと感じた。 買い物をするところやジップラインなど、楽しめるコンテンツがいくつかあり四万十町はとて もいいところだと感じた。ジップラインは、はじめは少し怖いと感じたが、実際は景色を楽し めるほどの余裕ができるくらいのスリルでありとてもおもしろかった。また水車亭の芋けんぴ やシュークリームなどはとてもおいしく、また行きたいと思った。 しかし、車がないと行くことができないのが車をもっていない大学生からすると不便であり、 気軽に行くことはできない。また、ジップラインも高値のため、実費で行こうとは思わない。 何か遠足や修学旅行など県外の学校の行事としていくにはとてもいい場所だと思った。 121
第3回 04 大学生コメント 大学1年生 男性 大学3年生 男性 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 私から見た四万十町は、良くも悪くもコンパクトにまとまっているという印象でした。 1つ1つのコンテンツが概ね近くに集結しているため、車を使えば町を回るのは簡単であるのが 良い点だと感じました。しかし、簡単に回れすぎて観光客にはがっかり感が生まれるのでは無 いかと感じました。 ジップラインは、最初に見る映像が恐怖を煽りすぎて、実際やってみたらそこまでではなく、 期待外れ感が否めなかったです。 ゆーいんぐ四万十にはまた行きたいです。あの安さで時間無制限バイキングができる所はほぼ 無いので魅力だと感じました。 しょうがない事ですが、高知市から距離があるため、大学生だと自家用車を持つ人がかろうじ て行く位だろうと思いました。 公共交通で行くなら他に比べて簡単に安く行けるプランが欲しいです。 この日は雨が降っており、天候に左右されるコンテンツが全体的に四万十町は多いように感じ た。主に体験型コンテンツは野外で、荒天中止なものも多いし、窪川などのまち歩きも天候が 良くなければ楽しむことができない。一つ一つの観光地に向かう際の移動距離がとにかく長い。 この移動距離が長いということを何か活かせるようなコンテンツを作れたら良い。 122
第3回 04 大学生コメント 大学1年生 男性 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 1日全体としては、高知にいてもなかなか行く機会のない四万十にいけて、楽しかったです。 今回行ったところは、1人よりも友達と行く方が楽しめるなと感じました。 いもけんぴのお店は、個人的にいもけんぴが好きなので、魅力的でした。色んな種類のいもけ んぴと、大容量で安いものがありました。 移動は不便でした。車で行くなら酔うので、好んで行きたいとは思わないです。 ジップラインがもっと早くて、地元の人との交流が多いといいなと思いました。 (晴れなら)四万十川の上を移動するのは気持ちいいと思います。 ほかの観光地と比べて、スポットが固まっておらず、ポツポツと点であるなと感じました。 1人では行かないかもしれないですが、友人と行くと楽しかったです! 123
全体を通して:改善提案 ・情報発信 →それぞれの観光地・店で営業時間などの基本情報を知ることができる媒体が違い、不便であった。 →四万十町の観光サイトやSNSを見れば一覧で観光地や店を選ぶことができ、情報も得られるよう にどこか一つに集約できると便利である。 →特に不定期営業のお店は情報を得るのが難しかったので、店側も営業日・時間を編集できるよう な情報のプラットホームがあると便利である。 →若者の情報入手がSNS中心になっている中で、SNSでの情報発信に課題があるため地元学生や若者 を巻き込んだ情報発信プロジェクト等を展開することが有効と思われる。 ・コンテンツ間のつながり構築 →今回、ツアーを実施して、スタンプラリーなどの遊びのコンテンツが無いように感じた。四万 十町内の観光は移動時間が長く、道中に特に寄ることが出来る場所がないことを考えると、移動 時間を充実させるため、移動の目的を作り意味でも、たとえば、道中で多く見かける沈下橋に対 して、「沈下橋カード」を作り、スタンプがたまったら、プロが撮影した写真を入手できると いったコンテンツの開発も検討できるのではないだろうか。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 124
問い合わせ先 高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室(須藤順研究室) 担当:准教授 須藤 順 〒780-8520 高知県高知市曙町2-5-1総合研究棟1階 TEL:088-788-8077 FAX:088-888-8043 E-mail:j.suto@kochi-u.ac.jp Web:https://www.communitydesign-kochi.jp/ ※本資料に関する問い合わせは上記までお願いいたします。 ※本資料の無断での配布、外部組織や個人への配布・閲覧、及び二次使用は、固く禁止させて頂きます。 ©高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 125