>100 Views
March 16, 25
スライド概要
2024年6月よりスタートしたコミュニティデザイン論Day3の様子をまとめたビジュアルレポート
2024年7月 2024年度 コミュニティデザイン論 ビジュアルレポート Day3 公開用 高知大学 地域協働学部 コミュニティデザイン研究室
構成 1.実施概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.3 2. ダイアログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p.7 3.マイプロジェクトワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.11 4.Beの肩書ワーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.16 5. Appendix ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p.19 ・ダイアログメモ ・マイプロコメントシート Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 1
1.実施概要 Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved.
授業概要(シラバスより抜粋) コミュニティ論をベースとしてコミュニティデザイン/ソーシャルデザインのあり方を総合的に学びま す。コミュニティを取り巻く状況は、劇的な変化の過程にあり、これまで有効と考えられてきた知識や 方法ではその複雑で多様化した課題の解決は難しいという認識も共有されつつあります。そうしたなか 、地域や社会の抱える課題の解決をこれまでにはない新しい視点・方法で取り組むコミュニティデザイ ン/ソーシャルデザインという考え方が注目を集め、国内外で様々な成果を上げています。さらに、近 年では地域に留まらず、ビジネス領域においてもコミュニティを軸とした取り組み(コミュニティ・マ ーケティングなど)が重要となっており、いかにして機能するコミュニティを形成し、その機能を最大 化するためのコミュニティ・マネジメントを行う必要性が高まっています。 本講義では、コミュニティデザイン/ソーシャルデザインを取り巻く基礎理論の理解に加え、そうした 取り組みを進める際に求められる思考様式/行動様式の獲得を目指します。具体的には、授業期間を通 じて、一人ひとりが自分軸で取り組むことのできるマイプロジェクトを描き、その実践と対話を繰り返 しながら、専門的な知識と実践を往還させる、経験学習サイクルに基づいた学びを進めていきます。 アクション型講義 参加型講義 聞く ■ 学ぶ ■ 帰る ■ ■ 「正解」を知りたい ■ 感じる ■ 新しい視点を得たい ■ 自分の意見を通したい ■ 共有する ■ 会話を楽しみたい ■ 結論を出したい ■ 他人の意見を否定 ■ ■ Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. ■ 聴き合う ■ 意見の違いを楽しみたい ■ 「気づき」を得たい 講義を通じて、実践的知識と現場で使われる諸手法を体感する 「自分で調べる」「対話を通じて理解を深める」「行動する」 3
スケジュール 授業回 授業概要 第1回 6/19 3-5限 ●オリエンテーション ●コミュニティ / 地域とは何かを理解する ●マイプロジェクトワーク 第2回 6/26 3-5限 ●コミュニティを取り巻く社会的状況の変化とコミュニティデザインに求められる視点を理解する ●多様な主体によるコミュニティ振興の実態を理解する ●マイプロジェクトワーク 第3回 7/10 3-5限 ●コミュニティデザインを担う人材像とその行動特性を理解する ●地域協働の場(プラットフォーム)の機能と役割を理解する ●マイプロジェクトワーク 第4回 7/24 3-5限 ●コミュニティデザインのプロセスを理解する ●コミュニティデザイン/ソーシャルデザインの視点と設計、プランニングの基本を理解する ●マイプロジェクトワーク 第5回 7/31 3-5限 ●マイプロジェクトの報告 ●講義のまとめと振り返り(コミュニティデザインの在り方を考える) Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 4
達成目標/評価方法 【達成目標】 ① コミュニティを取り巻く複雑で多様な課題に対応するための、コミュニティデザインおよびソーシャルデザインの 理論的枠組みを理解する。 ② 地域社会の課題に対して新たな視点でアプローチし、効果的な解決策を提案できるかつ批判的な思考様式や行動様 式を身につける。 ③ 自分と紐づいたマイプロジェクトを描き、実践を通した経験学習サイクルを体感する。 ④ 実際のコミュニティデザイン / ソーシャルデザインの課題に対する解決策を模索し、提案する能力を身につける。 【評価方法】 授業への参加度(50%) ■授業での発言状況:講義への質問や、グループワークでの対話やディスカッションでの発言回数 ■グループワークへの参加姿勢:対話やディスカッションでの積極性 振り返りレポート(リアクションペーパー含む)および、課題(30%) ■リアクションペーパー:講義終了時に、毎回コメントシート記載・提出 ■課題:講義に関連した資料作成及びリサーチ、レポートの作成・提出 期末レポート(20%) ■最終課題(企画書) Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 5
1.ダイアログ Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved.
ダイアログ 概要 4人1組でグループを作り、ホストを決め、課題として読んできた文献に関して対話を行う。共有する中で、わからな かった点はmiroボードにメモを取った。 ワークプロセス・時間 Round❶ 『社会関係資本』を 読んでソーシャル・キャピタルについてわかった点/わからなかった点/ 生まれた疑問について確認をする(15min) Round❷ Round1でわからなかった点/疑問点について、確認・相互に教え合う (15min) ※ホスト以外は、同じグループのメンバーと被らないよう別のグループへ移動。 Round❸ ソーシャル・キャピタルの視点は、コミュニティ/コミュニティデザインにどのような視点を提供すると 言えそうか?(15min) ※元のテーブルへ戻る Round❹ 学びの振り返り(15min) ※終了後全体振り返り 準備するもの miroボード Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 7
ダイアログ 事前移配布された資料を踏まえ、4ラウンドに分かれてのワークを行った。受講生は、ソーシャル・キャピタルにつ いて「わかった点/わからなかった点/生まれた疑問」について確認を行った。その後、代表者1名がグループに残り他 の学生は他のブレイクアウトルームに移動し、「RND1で分からなかった点/疑問の共有」、「ソーシャル・キャピタ ルの視点は、コミュニティ/コミュニティデザインにどのような視点を提供すると言えそうか?」のテーマで議論が行 われた。最後に元のグループに戻り「学びの振り返り」が行われた。 ダイアログワークの説明 学んだ内容を共有する学生の様子 自分のグループでの議論を共有する学生 考えたこと、気づきをメモ取る様子 疑問点について共有する学生 ソーシャル・キャピタルについて議論する学生 Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 8
討議とインプットの様子 ダイアログ後は、メインルームに戻り全体討議が行われた。ソーシャル・キャピタルについて、ダイアログ内で理 解できなかった点や自身の理解が間違っていないか疑問点について共有が行われた。受講生は共有された内容につい て自身の理解をフィードバックし、議論することで理解が深められていった。全体討議後は、ソーシャルキャピタル の概要について須藤から解説が行われた。「ソーシャルキャピタル概念」、「ソーシャルキャピタルの定義」、「ソ ーシャルキャピタルが社会に及ぼす影響」について共有が行われた。 全体討議について説明する様子 討議をする受講生の様子 ソーシャルキャピタルの概念を説明する様子 ソーシャル・キャピタルについて説明する様子 定義について共有する様子 ソーシャル・キャピタルが生み出す効果の説明 Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 9
2.マイプロジェクトワーク Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved.
マイプロジェクトワーク 概要 マイプロジェクトシートをグループでシェア・フィードバックすることで、自分自身について考え、深めていく。 ワークプロセス・時間 Step❶マイプロジェクトme編・プロジェクト編 シェア (20min) :これまでのライフヒストリーとプロジェクトについて書き出したシートを見せながら共有を行う Step❷質問・フィードバック (15min) :共感したことや気になったこと、素敵だと思ったこと、すごいって思ったことを素直に伝える Step❸メッセージカード記入 :話してくれた人にプレゼントとして感謝や対話で伝えきれなかったことmiroで書いて、渡す 準備するもの マイプロジェクトシート miroボード Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 11
マイプロシート(Me編・思い出写真) Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 12
マイプロシート(人生グラフ・Project編) Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 13
マイプロジェクトワーク 授業の後半ではマイプロジェクトワークに取り組んだ。Me編とプロジェクト編を20分で共有後、同じグループの 学生からMe編・プロジェクト編を深ぼるような質問やプロジェクトとライフヒストリーのつながりについて質問が 行われた。質問をされる中で「プロジェクトを少し変えてみよう」と発言する学生や、「友人関係をなんとも思って なかったけど心に引っかかっているのかも?」とワークを通して気づきを得て行動を起こす学生が見られた。全員の 共有後は、プレゼントカードの代わりにメッセージシートを使用してマイプロに関するコメントが送られた。 マイプロシートを共有する学生 共有を聞く学生の様子 質問をお互いに行う様子 学生TAより内容の深掘りを行う様子 一人ひとりプロジェクトの内容を発表する様子 相手のプロジェクトを書き換える学生 Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 14
3.Beの肩書ワーク Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved.
Beの肩書きワーク 概要 一般的な学生や所属にあたる「Doの肩書き」とは違った本当にやりたいこと、進みたい方向性を肩書きにした、 「Beの肩書き」の作成を行う。 ワークプロセス・時間 Step❶質問検討 (8min) :Beの肩書きを考える前に、複数の問いを元にこれまでの自分自身について振り返る Step❷インタビューワーク(10min) :TA学生がインタビュー係を担い、「Beの肩書き」専用の質問リストから質問を行う。インタビュー係と周 りで聞いている学生は回答をメモに取る。 Step❸肩書き検討ワーク(10min) :他者のインタビュー回答を元に、自分以外の「Beの肩書き」を作成する Step❹肩書きシェア(5min) :作成した「Beの肩書き」を交換する 準備するもの Beの肩書き設問シート 記録用のシート Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 16
Beの肩書きワーク Beの肩書きについての説明後、個人ワークとして過去の自分の経験について8つの質問から掘り返すワークを行っ た。個人ワークの後、インタビューワークに取り組んだ。インタビューワークではTA学生がインタビュー係を務め 、インタビュー設問に基づいて学生の過去の経験についての深掘りが行われた。学生は過去の経験や経験に関する認 識を答える上では、「笑い」や「少し恥ずかしがる」など和やかな雰囲気でワークが進められた。質問結果に基づい てBeの肩書きが作成され学生同士で交換が行われた。 Beの肩書きワークの説明 過去の経験について深ぼるワークの様子 インタビューワークの様子 インタビューワークの様子 インタビューワークの様子 インタビューワークの様子 Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 17
Appendix Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved.
ダイアログ Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. メモ
ダイアログ メモ A Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 20
ダイアログ メモ B Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 21
ダイアログ メモ C Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 22
ダイアログ メモ D Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 23
マイプロ コメントシート Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved.
マイプロ コメントシート Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 25
マイプロ コメントシート Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 26
マイプロ コメントシート Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 27
マイプロ コメントシート Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 28
マイプロ コメントシート Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 29
問い合わせ先 高知大学地域協働学部コミュニティデザイン研究室(須藤順研究室) 担当:准教授 須藤 順 〒780-8520 高知県高知市曙町2-5-1地域協働学部棟1階 E-mail j.suto@kochi-u.ac.jp Web http://www.communitydesign-kochi.jp/ Copyright © 2024 Jun SUTO All Rights Reserved. 30