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April 07, 23
スライド概要
株式会社SARAHの会社説明資料です
株式会社SARAH
よりよいごはんとの出会いを 「食のデータ」により実現するFood Techカンパニー 株式会社SARAH 会社説明資料
目次 1. 会社概要 2. Purposeと戦略 3. 事業について 4. Values(6 tastes) 5. 働く環境 6. 採用について
食を通じて、一緒にいい未来を まずは、SARAHに興味を持っていただきありがとうございます。 興味を持っていただいた理由は様々かと思いますが、日本企業の未来に危機感を感じている方や、食を通じてよい未来を創っていき たい方はぜひ一緒に働きましょう。 私は今まで3回の起業と1回の上場を経験し、様々な領域の事業に携わってきました。SARAHを立ち上げる際にも複数のアイデアの 中から「食」の領域を選択したのですが、それはどの領域よりもニーズも社会課題も多く、世の中に与える影響が大きいというシンプル な理由からでした。 株式会社SARAH CEO 髙橋 洋太 また、「食」は日本の大きな価値であり、もっと世界に価値を提供できるとも考えていました。現在、その想いがサービスのユーザー数 拡大や食品関連企業とのデータ提供といったかたちで現実になってきています。 一方、テクノロジー領域においてはアメリカや中国に完全に先にいかれている状況です。 私の本業であるこの領域のこの現状には非 常に危機感を感じていますし、食の領域全般においてもより多くのデータを取得した企業が勝つ時代はすぐそこまできています。 FoodTechという言葉が世界的なトレンドになりつつありますが、この分野では世界に負けてはいけないと思っています。 それには、優秀なみなさんの知恵と行動力が必要です。我々SARAHは創業から多少年数が経過していますし、何度か資金調達も 行っておりますが、メンバーはまだまだ少なく、経営メンバーも固定されていない状況です。 ぜひ、会社の立ち上げメンバーのような気持ちでジョインして頂ければと思います。 食を通じて、一緒にいい未来をつくっていきましょ う。 3
1. 会社概要 4
会社概要 会社概要 社名:株式会社SARAH(サラ) 設立:2014年12月1日 所在地:千代田区神田神保町1−4−6クロサワビル7F 資本金: 7億7千万円(資本準備金含む) 代表取締役:高橋洋太 事業内容 おいしい一皿が集まるグルメコミュニティアプリ「SARAH」 外食ビッグデータサービス「Food Data Bank」 株主(一部) 田中禎人(元エニグモ代表)、山岸延好(元クックパッド副社長)、 赤坂優(エウレカ代表)、ANOBAKA、講談社、ベクトル、PE&HR、第一勧業信用組合、 名古屋テレビ、ハウス食品、三井物産、セブン-イレブン・ジャパン、DDホールディングスVC メンバー 60名(業務委託・インターンシップ含む) 5
沿革 2014年12月 株式会社 SARAH会社設立、同時に「 SARAH」Webリリース 2015年05月 「SARAH」iOS Appリリース 2016年08月 資金調達を実施( ANOBAKA、講談社、赤坂優、山岸延好) 2017年08月 AndroidAppリリース 2017年10月 資金調達を実施( ANOBAKA、PE&HR、名古屋テレビ) 第1回 「Japan Menu Award」開催 2019年02月 資金調達を実施(三井物産、ハウス食品、 HiddenGems、PE&HR) 2019年12月 「FoodDataBank」リリース 2020年04月 「SmartMenu」 βリリース 2020年05月 新型コロナの感染拡大を受け「 SARAH」にてテイクアウト・デリバリー検索機能リリース 2020年10月 資金調達を実施(セブン -イレブン・ジャパン、 DDホールディングスベンチャーキャピタル) 2022年05月 EatSmart社を買収 6
創業メンバー紹介 CEO 髙橋 洋太 CSO 酒井 勇也 大学在学中に起業。その後、株式会社エニグモにて BUYMA事業を担当し上場を経験。 SARAHを設立、代表取締役就任。法政大学「アントレ プレナーシップ論」講師も務める。 大学在学中より、創業前のSARAHにインターンで参 加後、創業メンバーとしてSARAHに入社。ディレクショ ン、マーケティング、グロースハックなど幅広く歴任。 CTO 林 健一 コミュニティマネージャー 久保田 幼少期よりプログラミングを始め、老舗メール配信企 業R&D部門にて事業開発を行う。 Salesforce関連事 業立ち上げ運営後、独立しフリーランスにて活動。 SARAHを設立、取締役 CTOに就任。 SARAHのコミュニティマネージャー。 shu uemuraでビューティーアドバイザーとして 9年務 めたのち、創業期の SARAHへジョイン。全国各地で ユーザーイベントを開催し、 SARAHユーザーの輪を 広げ続けている。 7
2. Purposeと戦略 8
よりよい食との出会いをつくり、 Purpose 365日の景色をあざやかにする。 9
Purposeに込めた思い 近年、個人の食へのニーズは急速に多様化しています。「美味しいもの」を食べたいという事だけでなく、食を通じて「自己表現をしたい」/「好 奇心を満たしたい」/「健康になりたい」など様々なニーズが存在します。このような変化は消費者ニーズの把握を困難にしており、食をつくると ころ(商品開発など)から、食べるところ(店舗など)まで、エコシステム全体に変化が求め られています。 他方で、食は個人のニーズを満たす過程で多くの社会課題を生み出しています。食による社会課題は健康・環境・飢餓・貧困など様々です。 個人のニーズを満たすだけでなく、持続的なよりよい社会をつくる取り組みが求められています。 我々は、個人と社会の両方の課題を解決する食を「よりよい食」と定義します。 1日3回、365日接する食が少しづつでもよいものになれば、個人の生活に大きな影響を与えることができます。また、食ほど 社会課題と密 接な分野はないと言っても過言ではありません。食生活が社会にとって良いものになれば、社会課題の解決にも 大きなインパクトを与えられ ます。 つまり、個人と社会がどちらも健全であることによって、あざやかな景色を作ることができるのです。 我々はつくられるところから、食べられるところまでのプロセスを変え、よりよい食との出会いを作ることで、 365日の景色をあざやかにします。 10
食のエコシステムをつくり、よりよい食との出会いを増やす SARAHでは、各サービスを通じて「食の行動データ」を蓄積し、その行動データを飲食店やメーカー、小売店などに提供することで、 よりユーザーに寄り添った「商品開発」や「マーケティング」が実行できる環境を構築し、 食における消費者の体験をより発展させていきます。 外食 購入・消費 フィードバック 商品開発 マーケティン グ 求めている ごはん オフライン 中食 内食 製造販売 オンライン フィードバック 求めている 情報
食のデータを活用して生活体験の向上へ 1日3回と「高頻度」で蓄積される ”食のデータ”はよ り深い分析をしていくことによって様々な 生活シチュエーションの行動予測に役立てること ができます。 住まい また、他の物事との 「相関性」の高さも特徴です。 アパレル コスメ 例えば健康に気を使った食事が多い方は、ヘル スケアにも感度が高く、またより身の回りの物を ヘルスケ ア 旅行 オーガニックなもので揃えていく傾向があるよう に、ユーザーに合わせた様々な情報を提供しより 便利に生活できる世界を目指しています。 食の データ
3. 事業について
よりよいごはんとの出会いを作るための事業 Confidential グルメコミュニティアプリ 「SARAH」 100万の 一般消費者向け 投稿データ 投稿データ 食品口コミサイト 「もぐナビ」 商品開発 料理教室ポータルサイト 投稿データ 外食ビッグデータ分析サービス 投稿データ 「クスパ」 「FoodDataBank」 飲食店向け 一般消費者向け 商品開発 140万の 投稿データ 食品メーカー向け 商品開発 日本 最大級 toCサービスで蓄積されたビッグデータを活用しSaaS事業を展開 ※もぐナビ,クスパは 2022年に買収した Eatsmart社の事業 14
一般消費者向け おいしい一皿が集まるグルメコミュニティサービス 一皿に対する口コミを中心とした、グルメコミュニティサービス。 人気のメニューランキング、人気のユーザーを表彰するユーザーアワード、 各ジャンルを極めたグルメマスター、 レストランのおいしい一皿を表彰する メニューアワードなど、様々なコンテンツを通して、 おいしい一皿に出会うことを応援します。 15
SARAHが提供する価値 お店単位ではなく、「ごはん単位」だからこそ、 集まるデータに「新たな価値」が生まれます。 食べたい 一品が見つかる 外食・中食を 横断して検索 テイクアウト・デリバ リーメニューが探せ る 食の好みに合った レコメンド 16
SARAHの実績 累計投稿数 MAU(月間アクティブユーザー) 200万 100万 投稿数 MAU コロナの外出制限解禁後に更にアクティブユーザーが伸長、 累計投稿数は100万件を突破と順調に成長しています。 17
食品メーカー向け 「日本初」外食ビッグデータ分析サービス 一皿単位の情報が集まるグルメコミュニティサービス「SARAH」内の 膨大なデータを活用し、外食市場、そして顧客ニーズを明らかにします。 食品の企画・開発/マーケティングを「FoodDataBank」がサポートします。 18
FoodDataBank が解決する課題 企業の課題 「おいしい」がデータでわからない アンケートやメディアでの情報収集は 時間がかかる! Food DataBankの 提供価値 おいしいを数値化 市場でトレンドなのか、どのような世代に 支持されているのかが、感覚ではなく数字で 知ることが出来ます リアルタイムにデータ収集 食に特化したSNSなので、 最新トレンドが早く簡単にわかります メニュー単位のデータから分析することで、 今まで顕在化しなかった情報が、FoodDataBankでは発見できます。
FoodDataBankが提供する3つの分析方法 1.トレンド分析 トレンドを発見し、それがどこで誰に食べられているかと いったターゲット情報を分析できます。 2.相性分析 相性の良いキーワードをトレンドや評価などで分析し、新 たな発見をサポートします。 3.定性分析 数十万件の投稿データから指定条件に紐付く写真とコメ ントを検索できます。 メニュー単位のデータから分析することで、 今まで顕在化しなかったデータが、FoodDataBankでは発見できます。 20
導入実績 ハウス食品グループ本社 お客様生活研究部 定量的な評価スコアやキーワードトレンドの分析 だけでなく、レビューなどの定性的な視点も交え 活用中です。 雪印メグミルク 業務製品事業部 大手小売・食品メーカーを中心に導入実績が増えています。 トレンド調査にかける時間を劇的に削減でき、取 引先の課題にリアルタイムで対応できるようにな りました。 21
4. Values:6Tastes 22
SARAH 6つのTastes #1 仕事を仕事にしない。 #2 失敗しても挑戦する。 #3 最短距離を突き進む。 Values #4 えらい人をつくらない。 #5 自分ごとで動く。 #6 違いをこえて理解する。 SARAHでは一緒に働く上でカルチャーフィットを 評価基準に組み込むなどValueを非常に重要視しています。 1つ1つのTastesはシンプルな言葉ですが、様々な意味が込められています。 23
SARAH Tastes #1 仕事を仕事にしない 夢中は努力に勝る。 私たちは、何事も無理に頑張るより、遊ぶように楽しみ、 息をするように学ぶ方が成長すると考える。 本気で楽しんでいる人ほど、人はついてくる。 24
SARAH Tastes #2 失敗しても挑戦する。 不確実なことにも挑戦できる会社が生き残る。 私たちは、「できるかどうか」より、 「なぜやるのか」を重要視し、チャレンジする。 失敗してもかまわない。財産にして次に活かす。 25
SARAH Tastes #3 最短距離を突き進む。 速度と結果は比例する。 私たちは、あらゆる意思決定、 サービス提供において、スピードを重要視する。 常に効率の良いルートを選択し、最短距離を突き進む。 26
SARAH Tastes #4 えらい人をつくらない。 会社は世の中を豊かにするために存在する。 私たちは、社内外問わず、 自分の地位や立場、他人の地位や立場に関わらず、 伝えるべき事を伝え、やるべき事をやる。 27
SARAH Tastes #5 自分ごとで動く。 何かを生み出すには自ら動かなければならない。 私たちは、与えられるのを待つのではなく、 一人ひとりが常に当事者意識を持って、 前だけを向いて課題を解決する。 28
SARAH Tastes #6 違いをこえて理解する。 最高のサービスは最高のチームから生まれる。 私たちは、「理解」と「共感」を区別し、 お互いの考えや価値観の違いを認め合い、 相手を理解する事をあきらめない。 29
5. 働く環境 30
福利厚生 写真選定 or 撮影 - 完全週休 2日制 - 社会保険、雇用保険完備 - 祝日、年末年始休み - 服装 / 髪型自由 - 夏季休暇 - ごはん手当( 2万円/月) - フレックスタイム制 - 書籍購入サポート 31
データで見るSARAHで働くひと メンバー男女比率 年代構成 雇用形態比率 出身地比率 趣味 スポーツ系 料理 音楽系 食べ歩き お酒 ゲーム 旅行 などなど 食系が多いと思いきやスポーツや音楽などアクティブな活動が多め。 ただお酒、料理、食べ歩きなど含めれば食系もやっぱり多いかも。 32
SARAHの開発環境・言語 SaaSを中心に最新のサービスを積極的に活用・連携し、業務を効率化しています。 33
累計資金調達額10億円強。強力なVC・エンジェル・事業会社がバックアップ VC / 事業会社 エンジェル投資家 株式会社エウレカ共同創業者 元株式会社エニグモ代表 元クックパッド株式会社 赤坂 優 氏 田中 禎人 氏 山岸 延好 氏 ※順不同。また出資元はこちらの掲載に限らず 34
Appendix 35
SARAHが解決できる社会的課題 SDGsにおいても、多くの目標達成に食は関連し、サスティナブルな社会を実現するのためにも重要な分野となります。 我々の運営する事業はサスティナビリティの観点でも「よりよいごはんとの出会い」を増やす事ができます。 社会課題 SDGsにおいてSARAHが貢献できる領域 CO2排出 食品ロス 資源の保全 国連のSDGsにおいて、2030年までに世界全体の一人あたりの食料 廃棄を半減させ、収穫後損失などの食品ロスを減少させるとの目標が 掲げられています。
世界では盛り上がりを見せる一方、遅れをとっている日本国内 世界のFoodTech分野への投資額は2014年ごろから急増し続けており、2018年には世界で2兆円規模に達し注目を集めています。 しかし日本国内の取り組みはFoodTech先進国であるアメリカや中国と比べるとまだまだ投資額も小さく、 取り組みとして遅れている現実があります。 世界のFoodTech分野への投資額推移 FoodTech分野への投資額の各国比較 アメリカの 1% 出典:AgFunder 「2021AgriFoodTech Investment Report」