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October 03, 26
スライド概要
以下のnoteのスライド資料です。
https://note.com/tsunobuchi/n/na8a4af6b3931
弁理士・博士(理学)/弁理士法人レクシード・テックパートナー
目的で変わる 生成AI活用の6W2H 特許調査で考える 専門家と技術者のAI活用 効率化 すそ野拡大 先鋭化
生成AIで実現したい3つの変化 目的 目指す変化 特許調査の例 効率化 同じ品質で速く 文献整理・報告の下書き すそ野拡大 自ら調べて考えられる 技術者による関連文献の探索 先鋭化 専門家の検討を深く・広く 別の検索観点・隣接分野の探索 3つの目的は、同じ人・同じ業務でも併用できる 02
調査専門家と技術者の専門性 観点 調査専門家 技術者 強み 検索・調査設計 技術・開発の理解 AIが補う部分 観点の展開・比較 手順・確認箇所の案内 人が確認すること 調査範囲・検索方針 技術的な違い 利用者の専門性に合わせて、AIの支援を設計する 03
Why・Whom 目的と価値の受け手 目的 目指す価値 主な受益者 効率化 結果を早く届ける 調査担当者・依頼者 すそ野拡大 自ら調べて考える 技術者・開発チーム 先鋭化 判断材料を深める 開発・知財の担当者 誰が、何を判断できるようになるかを具体化する 04
What 成果物と合格基準 目的 成果物の例 合格を判断する観点 効率化 根拠付きの調査結果・対比表 必要な品質を維持できる すそ野拡大 関連文献・相違点・相談事項 相違点と疑問を説明できる 先鋭化 新たな検索観点・関連文献 原文と検索結果で検証できる 生成された文章の読みやすさと、仕事の完了条件を分けて評価する 05
Who 工程ごとの役割と判断 対象・方針・次の行動 判断する人を明確に 工程 人が担う判断 AIの支援例 対象の整理 何を調べるか 技術的特徴を整理する 検索・読解 方針と根拠の確認 候補を出し、文献を比較する 次の行動 続行・相談を決める 未確認事項を示す 自分で進める範囲と、専門家に相談する条件を決める 06
When・Where 使う時期と利用環境 目的 使うタイミング 必要な環境 効率化 依頼後の調査・整理・報告 検索条件を調整できる すそ野拡大 着想・設計変更・発明提案前 手順を順番に案内する 先鋭化 仮説や調査方針の再検討 複数の結果を比較できる 情報管理を共通条件とし、使われ方を定期的に見直す 07
How 目的に応じた支援と確認 目的 AIによる支援 人による確認 効率化 検索語・分類の候補 検索条件を調整する すそ野拡大 質問と手順の案内 原文と調査の限界を確認する 先鋭化 別の検索観点の提案 実際の検索結果で検証する 同じ機能でも、利用者が必要とする支援は異なる 08
AIの提案・DB検索・原文確認 各工程で「何を実施したか」を確認できる記録を残す 工程 実施すること 確認できる記録 1 AIが提案 検索語・分類・検索式を提案 提案した条件と採否の理由 2 DBで検索 条件を指定して文献を取得 DB・検索式・検索日・対象範囲 3 原文で確認 関連箇所を読み、技術を比較する 公報番号・根拠箇所・未確認事項 検索式の提案だけでは、検索したことにならない 09
How much 総費用と成果の評価 目的 費用に含めるもの 評価する成果 効率化 操作・確認・修正 品質を保って総工数が減ったか すそ野拡大 学習・調査・専門家の支援 開発判断や相談が改善したか 先鋭化 追加の探索・検証 有用な知見が増えたか 目的に合わせて、時間短縮以外の成果も評価する 10
AI活用の目的と、特許調査の目的 整理する軸 決めること AI活用の目的 効率化・すそ野拡大・先鋭化 特許調査の目的 技術情報収集・出願検討・権利関係の検討 成果の条件 必要な範囲・根拠・品質 同じ判断に使う成果物には、同じ必要品質を求める 11
目的別の6W2H 目的・成果・役割 効率化・すそ野拡大・先鋭化で、設計の前提が変わる 問い 効率化 すそ野拡大 先鋭化 Why なぜ 品質を保ち 工数を減らす 自分で調べる 機会を増やす 探索の盲点を 減らす Whom 誰のため 調査担当者・ 依頼者 技術者・ 開発チーム 開発・知財の 判断者 What 何を 根拠付きの 調査結果・対比表 関連文献・相違点・ 相談事項 新たな観点・文献・ 検討材料 Who 誰が 専門家が 方針と評価を担う 技術者が確認し 専門家と連携 専門家が提案を 検証・再設計 成果物の到達点と、判断を担う人を先に決める 12
目的別の6W2H 運用と評価 利用の場面と成功の測り方まで、目的に合わせる 問い 効率化 すそ野拡大 先鋭化 When いつ 依頼後の 調査・整理・報告 着想・設計変更・ 発明提案前 仮説や調査方針の 再検討時 Where どこで 検索条件を 調整できる環境 手順を案内する 利用環境 複数情報源を 比較する環境 How どうやって 検索語展開・ 整理・下書き 技術の整理・ 検索・原文確認 別観点の提案・ 探索・検証 How much 費用と成果 確認・修正を 含む総工数 技術者の時間と 教育・専門家の支援 追加の探索・検証と 得られた知見 確認や支援まで含めて、仕事全体の費用と成果を見る 13
目的から組み立てる6W2H 問い 決めること Why 目指す変化 Whom 価値を受け取る人 What 成果物と合格基準 Who 役割と判断の責任 When 使う時期と見直し Where 利用環境と情報管理 How 支援方法と確認手順 How much 総費用と成果の評価 誰の、どんな仕事を、どこまで変えたいのか 14
付録 詳細サマリ 3つの活用目的と 6W2Hを1枚で俯瞰 活用目的ごとの設計 調査専門家と技術者の役割 提案・検索・原文確認の区別 総費用と成果の評価 調査目的に応じた品質確保 15
参考資料 角渕由英「生成AI活用の6W2H(プロンプト&アプリ付)」 https://note.com/tsunobuchi/n/n5b7c563944ab 角渕由英「生成AI活用と一緒くたに言うけれど」 https://note.com/tsunobuchi/n/na516a02202ae INPIT「(初級)特許調査研修」 https://www.inpit.go.jp/jinzai/kensyu/venture/kensaku/index.html 特許調査への適用例は、実務の運用を考えるための設計例です。 16