GitHub Copilot SDKによるマルチコーディングエージェントシステムの開発

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April 25, 26

スライド概要

GitHub Copilot Dev Days Tokyo- .NETラボ 勉強会 2026年4月の登壇資料です。

AIによる要約
本資料では、GitHub Copilot SDKの概要と、エージェント型ワークフローを自分のアプリに組み込む手順を説明します。Copilot CLIのサーバーモードと連携させることで、セッション管理やメモリ保持、スキルやMCPの接続管理を簡素化できます。また、/fleetコマンドやカスタムエージェント、Microsoft Agent Framework、Kubernetesオーケストレーションを活用したマルチエージェントパターンを紹介し、ユーザー別・セッション別・共有セッションのスケーリング戦略を提示します。さらに、プレミアムリクエストの消費を抑えるためのBYOKモデルやローカルLLMの利用方法にも触れています。

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Cloud Developer,404ニキ,Microsoft MVP,LINE API Expert,PagerDuty Ambassador,Google Cloud PTE/Tech Influencer,AWS Community Builder, #AIDD #AI駆動開発 #dotnetlab 投稿は個人の見解, #AzPoC

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各ページのテキスト
1.

GitHub Copilot SDKによる マルチコーディングエージェントシステムの開発 GitHub Copilot Dev Days Tokyo .NETラボ 勉強会 2026年4月 1

2.

自己紹介 山田顕人(Kento.Yamada) @ymd65536 By the wayの人、404ニキなど呼び方はさまざま 仕事:DevSecOps、クラウドインテグレーション コミュニティ運営:.NETラボ、AI運用、AI駆動開発 受賞歴(9つ、継続中の称号を掲載) ● New! 初代PagerDutyアンバサダー 2

3.

今日話すこと 前半 ● GitHub Copilot SDKとは ● GitHub Copilot SDKがあると何が嬉しい?改めて見てみる ● GitHub Copilot CLIとGitHub Copilot SDKの関係 後半 ● ● ● ● ● GitHub Copilot CLIのサーバーモード GitHub Copilot SDKとGitHub Copilot CLIを組み合わせる マルチエージェントパターンについて A2AとGitHub Copilot SDK、GitHub Copilot CLIによるマルチエージェント GitHub Copilotを使ってマルチエージェントシステムを実現するときの注意点 3

4.

GitHub Copilot SDK とは Copilotのエージェント型ワークフローを自分のアプリに組み込むためのSDK 引用:https://github.com/github/copilot-sdk 4

5.

SDKがあると何が嬉しい?改めて見てみる 端的に説明するとエージェントシステム特有の問題をCopilotで解決できる。 たとえば、エージェントシステムには以下のような問題がある。 ● ● ● ● セッションに関すること メモリーに関すること skillやMCPの接続を管理すること AIモデルあるいはAIモデルのためのエンドポイントを管理する 5

6.

セッションに関すること Service 1回目と2回目で 異なるエージェント と会話してたわ。 Pod TestAgent Pod CodingAgent 会話履歴 セッション単位でエージェントを固定する必要がある。 固定しないと会話履歴は同じなのに違うエージェントに話かけることになる。 6

7.

メモリーに関すること Service さっきした話を 覚えていない?! Pod TestAgent Pod TestAgent 会話履歴 サービス内に同一エージェントがいる場合でも会話を続けるには 会話履歴を保存してあげる必要がある。この実装が結構大変 7

8.

skillやMCPの接続を管理すること エージェントシステムの規模に関係なくエージェント能力を把握すること Copilot CLIの設定として管理できる! テスト 実装 Copilot リファクタリング 8

9.

AIモデルあるいはAIモデルのためのエンドポイントを管 理する 引用:.NETラボ 勉強会 2025年8月「AIエージェント開発、DevOps and LLMOps」 https://www.docswell.com/slide/KEYJXR/edit#p16 9

10.

GitHub Copilot CLIとGitHub Copilot SDKの関係 エンジンとインターフェースの関係 ● Copilot CLI(サーバー・実行基盤) ○ 実際にAIモデルと接続してさまざまな操作を行う ● Copilot SDK(接続・開発キット) ○ 自分のアプリに組み込んで独自のコンテキストを注入する Copilot CLIをサーバー、Copilot SDKをクライアントとする構成が可能 10

11.

ということで GitHub Copilot CLIのサーバーモードの紹介 簡単に説明するとCopilot をターミナル上でサーバーとして起動するというモード 起動するとローカルエンドポイントが作成されて接続待機状態になる。 このエンドポイントに対してCopilot SDKを実装したクライアントから接続できる。 11

12.

GitHub Copilot SDKとGitHub Copilot CLIを組み合わせる 実装はいたってシンプル 1. CopilotClientを作成 a. このときCLIのエンドポイントを渡す 2. CopilotClientからセッション作成 3. セッションに接続 セッション作成時にストリーミングや ツールを設定する。 12

13.

GitHub Copilot SDKとGitHub Copilot CLI 接続イメージ SDK CLI skills PORT:4321 MCP Copilot SDK: クライアントでポート4321に対してセッションを作成 CLI: クライアントがポート4321に接続してくるので待機状態 13

14.

マルチエージェントパターンについて シングルエージェントも良いけど、いろんなことやらせたいよね? ● ● ● ● fleet コマンドで複数のエージェントを実行 カスタムエージェントを呼ぶように作る Microsoft AgentFrameworkで実装する Kubernetesで実装する 14

15.

”/fleet”というコマンドで並列実行できるよ GitHub Copilot CLIには並列実行用のコマンドが用意されているので 複数のタスクを並列しても良い場合はこの用途でOK 参考:https://docs.github.com/ja/copilot/concepts/agents/copilot-cli/fleet 15

16.

カスタムエージェントを呼ぶように作る 引用:https://docs.github.com/ja/copilot/how-tos/copilot-sdk/use-copilot-sdk/custom-agents 作成したセッションを使って複数のサブエージェントを呼び出す 16

17.

接続のイメージ SDK Copilot CLI SubAgent SubAgent ● Copilot CLI上でCopilotを起動 ● Copilotのサブエージェントでマルチエージェントを実現 17

18.

Microsoft AgentFrameworkで実装する 引用:https://docs.github.com/ja/copilot/how-tos/copilot-sdk/integrations/microsoft-agent-framework 18

19.

Microsoft AgentFrameworkで実装する 引用:https://docs.github.com/ja/copilot/how-tos/copilot-sdk/integrations/microsoft-agent-framework CopilotClientにAsAIAgentメソッドがあるのでAIAgent型として使う 19

20.

Kubernetesで実装する Copilot CLIサーバーを Kubernetesでオーケストレーション 大規模に実行する話も ドキュメントにある?! 引用:https://docs.github.com/ja/copilot/how-tos/copilot-sdk/set-up-copilot-sdk/scaling 20

21.

実際にやってみた(※自作のハンズオンです) 参考:https://github.com/ymd65536/GitHubCopilotSDK/tree/kubernetes/k8s 21

22.

GitHub Copilot SDK Kubernetes 接続のイメージ SDK Service Pod Agent SDKからKubernetesのサービスエンドポイントにアクセスする ※k8sではポートフォワードかあるいはSDK用にサービスやPodを構築する。 22

23.

もうひとつハンズオン A2AとSDK、CLIを組み合わせマルチエージェント 参考:https://github.com/ymd65536/GitHubCopilotSDK/tree/kubernetes/k8s_copilot 23

24.

1 Service = 1 エージェントで能力ベースにルーティン グするマルチエージェントシステム Copilot CLI Service GitHub Copilot SDK Service Pod Pod AgentCard WeatherAgent Copilot CLI Service Pod AgentCard CalculatorAgent 24

25.

具体例: GitHub Copilot SDKとGitHub Copilot CLIを活用した マルチコーディングエージェントシステム Service Service Pod Pod SubAgent SubAgent A2A SubAgent Copilot CLI (サーバーモード) ● A2AのSDKとCopilot SDKの組み合わせでCopilot に対してA2A接続 ● MCPやskillはCopilot CLIの設定で管理 25

26.

では大量に構築した場合はどうなるか。 65536の「セッション」か、65536の「台数」か セッション/サーバー分離パターンを見てみよう ● パターン 1: ユーザーごとの分離 CLI ● パターン 2: セッション分離を使用した共有 CLI ● パターン 3: 共有セッション (コラボレーション) ユーザーが何人いるか/Copilotが操作するデータをどう管理するか 26

27.

パターン 1: ユーザーごとの分離 CLI 引用:https://docs.github.com/ja/copilot/how-tos/copilot-sdk/set-up-copilot-sdk/scaling たくさんのユーザー/サーバー、データとユーザーを分離するマルチテナントSaaS状態 27

28.

パターン 2: セッション分離を使用した共有 CLI 引用:https://docs.github.com/ja/copilot/how-tos/copilot-sdk/set-up-copilot-sdk/scaling 分離を弱め、リソースを最小限 28

29.

パターン 3: 共有セッション (コラボレーション) 引用:https://docs.github.com/ja/copilot/how-tos/copilot-sdk/set-up-copilot-sdk/scaling チームコラボ、セッションを共有する。 29

30.

お一人様の場合は何がイイ? 引用: https://docs.github.com/ja/copilot/how-tos/copilot-sdk/set-up-copilot-sdk/scaling 30

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GitHub Copilotを使って マルチエージェントシステムを実現するときの注意点 ● 異なるエージェントから大量にアクセスがされる ○ プレミアムリクエストの消費が多い。モデルの選択は適切に行う おすすめの対応 ● BYOKによるAIモデルの利用 ● プレミアムリクエスト消費が0のモデルを利用 ● ローカルLLMを利用 31

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BYOKによるAIモデルの利用 参考 :https://docs.github.com/ja/enterprise-cloud@latest/copilot/how-tos/copilot-cli/customize-copilot/use-byok-models ● Microsoft Foundryからモデルを呼び出す ● AnthropicからClaudeを呼び出す 32

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プレミアムリクエスト消費が0のモデルを利用 GPTには0xのものもある。 リクエスト数が多くなる場合には重宝 33

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ローカルLLMを利用 参考 :https://docs.github.com/ja/enterprise-cloud@latest/copilot/how-tos/copilot-cli/customize-copilot/use-byok-models ● 環境変数COPILOT_OFFLINEをtrueに設定 34

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まとめ ● GitHub Copilot SDKはCopilotを自分のアプリに組み込むためのSDK ● なぜGitHub Copilot SDKを使うべきなのかをチェックしたよ ● GitHub Copilot CLIサーバーモードはCopilotを常駐できるモードだよ ● マルチエージェントシステムを作る方法をチェックしたよ ○ ついでに設計パターンをチェックしたよ ● プレミアムリクエストの過剰消費には気をつけよう! ○ BYOKやローカルLLM、プレミアムリクエスト数消費0xを選択しよう 35

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次回予告 ● .NETラボ 勉強会 2026年5月 ○ https://dotnetlab.connpass.com/event/386362/ 弊社のオフィスでやります!次のタイトルは未定です。 続きかAI運用(SREエージェントの話?)×エージェント評価か。 36

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おわり 37