Ready, Set, Architect! 〜 アーキテクトに必要なこと 3選

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January 28, 23

スライド概要

アーキテクトは1日にしてならず。しかし手を伸ばせば手の届く距離にあります。このセッションでは、アドミンやデベロッパーに比べてまだまだ知名度の低い、しかし将来性に富んだ存在であるアーキテクトの魅力をお届けします。アーキテクトコミュニティの発起人として、アーキテクトを目指したいアドミンやデベロッパーのあなたの背中を押すべく、アーキテクトに必要なことを3つ選んでお話しします。一緒にがんばりましょう!

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国内の認定テクニカルアーキテクト(CTA)候補者コミュニティの拡大をビジョンに掲げ、2019年からSalesforce Architect Groupを組織。毎年10回以上のアーキテクト勉強会を企画し、日本における開発者・アーキテクトの育成に情熱を注ぐ。2020年にSalesforce MVPを拝命、2021年に認定テクニカルアーキテクトに合格。本業では様々な業界のエンタープライズ企業へのSalesforce導入プロジェクトにアーキテクトとして従事。

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各ページのテキスト
1.

Ready, Set, Architect! 〜 アーキテクトに必要なこと 3選 Japan Dreamin’ 2023 #archjapan Takahito Miyamoto

2.

Abstract アーキテクトは1日にしてならず。しかし手を伸ばせば手の届く距離にあります。このセッショ ンでは、アドミンやデベロッパーに比べてまだまだ知名度の低い、しかし将来性に富んだ存 在であるアーキテクトの魅力をお届けします。アーキテクトコミュニティの発起人として、アー キテクトを目指したいアドミンやデベロッパーのあなたの背中を押すべく、アーキテクトに必要 なことを3つ選んでお話しします。一緒にがんばりましょう!

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本日のハッシュタグ ぜひ SNS で感想を拡散してくださいー!! #archjapan #JapanDreamin 3

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自己紹介 Takahito Miyamoto @takahito0508 /takahitomiyamoto 会社 アクセンチュア株式会社 ● テクノロジー コンサルティング本部 ● マネジャー 仕事 ● 通信・ハイテク・金融・エネルギー・小売・官公庁 等のクライアントへの Salesforce導入プロジェクトに従事 ● CRMやデータ連携アプリケーションの設計・導入・定着化を、アーキテク トの立場から支援 ● 新入社員向けのSalesforce研修を担当 活動 ● Salesforce MVP ● Salesforce Architect Group ● GitHub, Qiita 資格 ● 認定テクニカルアーキテクト 趣味 ● 卓球(目標:東卓リーグ 6部で全勝!) ● 人材育成(目標:後進を5名輩出して隠居!!) 4

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本日お話ししたいこと 1. キャリアとしての Architect とは? 2. Salesforce案件でいう Architecture とは? 3. Architect になりたいけど、どうすればいい? → アーキテクトに必要なこと 3選

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... キャリアとしての Architect?

7.

そもそも Architect とは? いま Salesforce マーケットで特に注目されているロールの1 つ。 Administrator Architect Developer 出典: https://trailhead.salesforce.com/en/career-path/architect/

8.

そもそも Architect とは? “広さ” と ”深さ” で勝負。AdminおよびDevからのキャリアチェンジが可能。 Administrator Architect Developer 出典: https://trailhead.salesforce.com/en/career-path/architect/

9.

そもそも Architect とは? プロジェクトがうまく進むように、1つ手前のフェーズからあれこれ支える。 ● Single Org or Multi Org? ● 非機能要求?ガバナンス? 計画 要件定義 設計 ● システム俯瞰図?機能配置図? ● データモデル?設計標準? 開発 ● 開発戦略?構成管理? ● 開発標準?テスト標準? テスト 移行 運用 ● 運用設計?運用メニュー? ● 運用標準? ● バージョンアップ?新機能?

10.

... SF案件でいう Architecture?

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Technology Architecture アプリを支えるアーキテクチャを大きく5つに分類して考えることが一般的。 Application 3 1 Development Architecture 5 2 Application Architecture 4 Execution Architecture Operations Architecture Infrastructure Architecture 11

12.

Technology Architecture アプリを支えるアーキテクチャを大きく5つに分類して考えることが一般的。 Application 3 1 Development Architecture Application Architecture 4 2 Execution Architecture ● 機能要求・非機能要求、機能配置、データモデル アプリアーキ Operations Architecture 5● 設計標準(権限モデル、共有モデル、命名規約、画面レイアウト) Infrastructure Architecture ... など 12

13.

Technology Architecture アプリを支えるアーキテクチャを大きく5つに分類して考えることが一般的。 実行アーキ Application ● 非機能要求、システム俯瞰、Org戦略、ライセンス ● データ連携、認証認可 3 ... など Development Architecture 5 1 2 Application Architecture 4 Execution Architecture Operations Architecture Infrastructure Architecture 13

14.

Technology Architecture アプリを支えるアーキテクチャを大きく5つに分類して考えることが一般的。 Application 開発アーキ 3 Development Architecture 1● 非機能要求、開発戦略(サンドボックス、デプロイ、ブラン 4 Application Architecture チ)、構成管理(DevOps) Operations ● 開発標準(手法、フレームワーク、コード規約、ツール、プロ Architecture 2 Execution セス)、テスト標準(同上) Architecture ... など 5 Infrastructure Architecture 14

15.

Technology Architecture アプリを支えるアーキテクチャを大きく5つに分類して考えることが一般的。 Application 3 運用アーキ 1 Application Architecture 4 Development ● 非機能要求、運用設計、運用メニュー Architecture ● 運用標準(ツール、プロセス) 2 Execution Architecture ... など 5 Operations Architecture Infrastructure Architecture 15

16.

Technology Architecture アプリを支えるアーキテクチャを大きく5つに分類して考えることが一般的。 Application 3 5 インフラアーキ 1 4 Application ● Salesforceと連携する他システムのインフラ領域の非機能要求 Architecture Development Operations ● データ連携サーバーの構成、認証認可サーバーの構成 Architecture Architecture 2 Execution ... など Architecture Infrastructure Architecture 16

17.

Architect になりたいけど ... ?

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アーキテクトに必要なこと 3選! 1. 「作り方」にこだわる 2. 「ホワイトボックス」よりも「ブラックボックス」 3. 「答えを覚える」のではなく「答えを創る」

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1. 「作り方」にこだわる 得意なツールや技術ですぐ作ってしまいたくなる気持ちを抑えてください。 ● ● その要求事項を実現する方法は何パターンあるか? ○ 標準、カスタム ○ ツール それぞれのメリット・デメリットは? ○ テストし易い、運用保守し易い、バージョンアップに耐えうる ○ 品質・コスト・納期 ● Salesforce社が推奨するベストプラクティスは? ● 過去のプロジェクト事例での Lessons Learned は? ● 作り始める前に準備しておくべき標準文書は? ○ 設計標準、開発標準、テスト標準、デプロイ標準、運用標準 19

20.

2. 「ホワイトボックス」よりも「ブラックボックス」 細かい設定やソースコードレベルの議論は後回しできる度量を持ちましょう。 ● ● 何かトラブルシュートを依頼された場合は焦って結果を急がない ○ 粗い粒度で問題を切り分ける発想を持つ= ブラックボックステストを繰り返す ○ 細かいロジックは後回し = ホワイトボックステストはピンポイントで ■ 例)ガバナ制限を調査する前に組織単位の制限に目をつける ■ 例)ソースコードを見る前にクラス図を見る トラブルシュートし易いアーキを最初から構築しておくことが重要 ○ 設定をメタデータ化してコードベースで管理 ○ パッケージやフレームワークを活用して責務を分離 ○ 自動化ツールを駆使してシフトレフトを実現 20

21.

3. 「答えを覚える」のではなく「答えを創る」 「何が正解か」なんて忘れて、イノベーション起こしませんか? ● 世の移り変わりは早く、Salesforceの進化はとどまる所を知らない ● 数年前のベストプラクティスはすでに陳腐化しているかも ○ 闇雲に調べてもそれが正しいかどうかわからない ● 自分の軸を持ち、仮説を立て、検証し、自分なりの答えを出す ● 他人と議論し、気づきをもとに磨き続ける ○ 世の中に答えは1つとは限らないし、1つに絞らなくても困らない ○ 状況に応じて 複数の答え = パターン を使い分けることが肝要 21

22.

... Ready?

23.

アーキテクトを目指したいあなたに、朗報です! あなたにぴったりのコミュニティがあります。 いま アドミン だけど ... (デベロッパー だけど ... ) ● アーキテクトの仕事に興味がある! ● アーキテクトの資格に挑戦してみたい! ● アーキテクトを目指す仲間と社外で繋がりたい!

24.

Salesforce Architect Group とは 国内のCTA候補者コミュニティの拡大を掲げるグループ。 Salesforce Architect Group のミッション 1. ドメインアーキテクト資格保有者を東京と大阪に増やす 2. CTA Wheelに対応した日本語コンテンツを充実させる 3. 参加者間のネットワーキングを強化する

25.

CTA (認定テクニカルアーキテクト) とは? Salesforce の認定資格の最高峰に位置する資格:Certified Technical Architect

26.

CTA Wheel 試験の採点カテゴリ 試験シナリオと要件 推奨ダイアグラムとアーティファクト ソリューションの考慮事項 * *注 – 主な考慮事項であり、すべての採点基準を網 羅したものではありません。

27.

Salesforce Architects Meetup ドメインアーキテクト試験に挑戦したいあなたのための勉強会。 認定テクニカルアーキテクト (CTA) 認定テクニカルアーキテクト レビューボード 試験対策 Virtual ワークショップ (CTA601V) Technical Architect Round Discussion Table Salesforce Architects Meetup 認定アプリケーション アーキテクト 認定システム アーキテクト ❏ アーキテクト系資格の試験範囲とな るテーマを深く学ぶ勉強会 ❏ 東京と大阪の 2拠点で開催

28.

2022年の実績 #CGLYearInReview2022 多くの参加者に支えられて活動を継続。 参加者のべ 満足度平均 220名以上 4.7以上

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2022年の実績 #CGLYearInReview2022 8回の勉強会と2回のウォッチパーティを実施。 ● ● ● ● ● ● ● ● 01/17(月) 02/24(木) 04/06(水) 05/23(月) 06/27(月) 08/08(月) 11/02(水) 12/19(月) Salesforce Architects Meetup ~ 新春LT大会2022 Salesforce Architects Meetup Tokyo#12 Salesforce Architects Meetup Osaka#11 TrailblazerDX 2022 Global Gathering for Architects Salesforce Architects Meetup Tokyo#13 Salesforce Architects Meetup Osaka#12 Dreamforce 2022 Global Gathering for Architects Salesforce Architects Meetup Tokyo#14 ● ● 04/28(木) 09/22(木) TrailblazerDX Main Show Watch Party 2022 Dreamforce 2022 Main Keynote Watch Party

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2022年の実績 #CGLYearInReview2022 毎回異なるテーマで参加者の学習に貢献。 ● Development Lifecycle and Deployment アーキテクト ● Integration アーキテクト ● Identity and Access Managementアーキテクト ● CTAレビューボード ● CTAレビューボード事前評価 ● Dreamforce 2022 ● TrailblazerDX 2022

31.

2023年の目標 オフラインで開催したいです! 1. ほぼ毎月の開催(継続)! 2. 参加者へSalesforceグッズの配布!! 3. オフラインでの Architect Meetup / Global Gathering の開催!!!

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#archjapan 32