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September 25, 21
スライド概要
東京都市大学 知湊会 のコンペティション用のスライドです。
接触確認アプリCOCOAのインストール率を上げるために、感染を予防するための情報を提供する機能を考えました。
情報工学系大学生です。
接触通知アプリCOCOAの再設計 COCOAのインストール数を増やすために考えられる機能や改善点 2021060 土岐健太郎 2021079 眞柄圭佑
現状分析 COCOAの使用状況についてのアンケート
←目標インストール率は40% →インストール数増加を目指す
不安解消&メリット追加 が必要
感染リスク通知やコロナに関する情報提供等の機能 を中心にメリットを追加
解決案 ー COCOAを導入するメリットを増やす 1. 人の多さを可視化するレーダー機能を実装 2. コロナに関する政府の公式発表などを厚生 労働省HPから取得して、自身の位置情報 などを基にパーソナライズして表示する。 3. 各県の公式アプリやNHKニュースアプリな どへのリンクを貼って、アプリの検索方法 が分からないお年寄りが正確な情報を得ら れるようにサポートする。 4. 一定期間に陽性者との接触が一度もない場 合、それを証明する証明書のような画面を 表示・他アプリに共有・端末に画像として 保存できるようにする。 1. レーダー機能 レイアウトイメージ COCOA メインメニュー レイアウトイメージ
人混みレーダー機能について 位置情報の取得ができない場合 → 過去1分間にキーを交換した回数を表示 • 接触確認API ← キー交換数(接触数) 情報取得 • メッシュ位置情報 ← カウント制御 詳細な位置を取得しない → 消費電力を抑える • その位置に5分以上滞在した場合 表示・通知 接触確認APIの仕組み • 接触者数&危険度 の 表示・通知 • 過去8時間の情報蓄積 蓄積 • レーダー機能や証明書機能などに活用 情報の取得はするが、送信はしない → プライバシーに配慮 メッシュ位置情報のイメージ
解決案 ー インストールへの障壁を減らす工夫 1. インストール方法が分からないお年寄り向けに、 App store ・ Google Play Store のCOCOAのページ へのリンクが書かれたQRコード付きの、インス トールガイドのポスター・冊子を作成する。 2. アプリをインストールして常駐させることによる電 池持ちの悪化やストレージの圧迫を心配する人向け に、アプリのサイズを小さくし、かつ初回起動時に 具体的に電池持ちやプライバシーの説明を表示する ようにする。
解決案 ― その他課題の解決 1.だれでも迷わず簡単に操作できるように以下の点に注意してUIを設計する スワイプやマルチタッチ,長押し等の操作を使わず、ボタンのタッチだけで操作できるようにする ボタンにはそれぞれ役割を明記し,どのボタンを押すべきかをわかりやすくする 押すべきボタンが画面外に隠れてしまわないようにアプリのメイン画面は1画面にまとめる 2.1m以内15分接触という条件が厳しく,陽性者と接触していても通知されないことが 多いため,接触の条件を緩くし陽性者との接触を確実に通知できるようにする 3.陽性登録率を増やすために、陽性者の陽性登録にデメリットがないことをアピール する
まとめ 調査の結果、COCOAをインストールしている人は目標の割合よりも低かったため、 インストール率を増やすことをアプリ再設計の最大の目標とする。 アプリのインストール数を増やすために ・アプリを利用するメリットを増やす ・ユーザーの不安を解消する といった点を中心にアプリを再設計する メリットを増やすために ・人の多さを可視化し、感染の危険性を通知する機能 ・コロナに関する情報を提供する機能 ・陽性者と接触していないことを証明する機能 といったメリットとなる機能を実装する ユーザーの不安を解消するために アプリの有用性や使用方法といった情報を詳しく表示する その他UIへの配慮やインストールガイドの作成でより分か りやすく使いやすいアプリを設計する
ご清聴ありがとうございました 差し込み画像 ・いらすとや https://www.irasutoya.com/ ・esriジャパン https://www.esrij.com/gis-guide/gis-other/mesh/ ・COCOA公式リポジトリ https://github.com/cocoa-mhlw/cocoa UIイメージ制作 ・figma.com 新聞記事 ・徳島新聞 – 9月18日記事 https://www.topics.or.jp/articles/-/592287