ゆるっとPurview#5|DLPおかわり🍙ポリシーを作ってみよう!

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October 24, 26

スライド概要

2026/10/24「ゆるっとPurview勉強会 #5」の登壇スライドです。追加で、スライド12 にご質問の多かった「場所」の説明を入れました。スライド13・14には、作成実演でエラーとなったポリシーの設定内容を見直して補足しました🙇‍♂️
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第1章 機密情報の種類
第2章 DLP ポリシーとルール
第3章 エンドポイント DLP のいろいろ設定

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株式会社インテルレート|Microsoft Certified Trainer|Microsoft 365 Certified: Enterprise Administrator Expert |Microsoft Certified: Cybersecurity Architect Expert

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各ページのテキスト
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ゆるっとPurview勉強会 DLP おかわり ポリシーを作ってみよう! 森下 えみ 2026/10/24

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自己紹介と本の紹介 ひと目でわかる 森下 えみ @interretojp Microsoft Purview 国井 傑 (著) 株式会社インテルレート 代表取締役 (2013年設立~) Microsoft 認定トレーナー (2010年~) ・広島生まれ、40年以上広島育ち ・2年前~横浜市民になりました ・趣味はバイクに乗ること (Motorcycle のほうのバイクです ) 髙橋 憲太郎 (著) 森下 えみ (著) 572 ページ の大ボリューム! • 今日は、DLP の設定操作を中心にお話しします • Purview の機能を画面で追いながら理解できます! • ゆるっと聞いてください!質問・ツッコミ大歓迎です! • DLP も 機密情報の種類 もしっかり載ってます! 2

3.

今日のゴールと全体像 今日のゴール:「DLP ポリシー、自分も作れそう!」 と思って帰っていただくこと 第1部 第2部 第3部 機密情報の種類 (SIT) DLP ポリシーとルール エンドポイント DLP あなたにとっての 機密情報ってなんですか? 今日は Exchange Online メールで 機密情報を送ろうとしたら 送信ブロックしてみます このポリシーを作る前に いろいろと準備があります 使用ライセンス Microsoft 365 Business Premium 使用ライセンス Microsoft 365 E7 「何を守るか」を決めましょう 使用ライセンス Microsoft 365 Business Premium どんな設定が必要なのか 見ていきましょう 3

4.

DLP = Data Loss Prevention (データ損失防止) 機密情報を見つけ、意図しない共有や持ち出しを防ぐ仕組み 守る対象を定義 個人情報や クレジットカード番号 などの機密データ 実際に使用するコンテンツ 一致 ポリシーに応じて動作 件名:お客様の登録情報の確認 ヒントやアラートの出力 山田 太郎 様 いつもお世話になっております。 利用者や管理者にお知らせ ご依頼いただいた登録情報を、 以下のとおりお送りします。 氏名:山田 太郎 メールアドレス:[email protected] クレジットカード番号:4242XXXX42XX4242 ご確認くださいますようお願いいたします。 特定操作のブロック 送信・共有などを制限 監査ログの記録 ブロックせず記録のみも可能 4

5.

01 第1部 機密情報の種類 (SIT) とは?

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DLP は 「何を守るか」 を決めるところから 何を守る? どこで? どんなときに? どうする? 場所 条件 アクション 機密情報の種類 組み込みの種類 カスタムの種類 クレジット カード番号 マイ ナンバー (個人・法人) 日本のパスポート番号 銀行口座番号 日本の運転免許証番号 日本の住所 • 300 種類以上が最初から用意されている • まずはここから探すのが近道 社員番号 顧客 ID プロジェクト コード • 自社ならではの情報も守れる • キーワード を登録して自作 • パターン (正規表現など) で自作 秘密度ラベルも使えます 「社外秘」 などのラベルを DLP の条件に指定 6

7.

判定のしくみ:パターン+証拠で信頼度が決まる 主要要素 (パターン) 例:16桁のカード番号 補助要素 高 パターン +証拠がたっぷり 中 パターン +証拠あり 低 パターンだけ (裏付けとなる証拠) 例:「カードのブランド名」「有効期限」 「セキュリティコード」 近接度:パターンの近く(例:300文字以内)に証拠があるか • 主要要素だけだと 「たまたま 16 桁の数字」 も拾ってしまう (クレジット カード番号はチェック ディジットででたらめな番号は除外されるが、偶然通ることもある) • 証拠がそろうほど 「たぶん本物」=信頼度が上がる 7

8.

「インスタンス数」 と 「信頼度」 の考え方 インスタンス数 信頼度 「何個含まれていたら?」 を決める 「どれくらい確かなら?」 を決める 1〜9件 通知だけ 10件以上 ブロック 低 高 見逃しにくい 誤検知が少ない でも誤検知が増える でも見逃しが増える 迷ったら:テンプレートの既定値で始めて、シミュレーションで調整しよう 8

9.

02 第2部 DLP ポリシーとルールを作る

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ポリシーとルールの関係 DLP ポリシー 例:クレジットカード番号を社外に出さない 場所:Exchange ルール1 ルール2 1 ポリシー 2 ルール スコープ:すべてのグループ 条件 アクション 少量(1〜9件) 通知のみ 条件 アクション 大量(10件以上) ブロック モード:有効 3 どの場所で、どのユーザーやデバイスを 対象に、どのモードで実行するかを 決める “箱” 何を見つけたら、どうしたい? 条件によってアクションを変えたい ときはルールを複数作る 優先順位 ポリシー内のルールは上から順に 評価される あとから並べ替えるもできるし、 以降のルール処理の停止もできる 10

11.

ポリシー作成の流れ 1. テンプレート or カスタム 2. 名前 3. 管理単位 4. 場所 5. ルール 6. モード テンプレートより カスタムを使うこと のほうが多いかも だれが見ても わかりやすい 名前と説明を 地域や事業部ごとに DLP の運用担当者 を分けたいなら (任意・ME5必要) 保有ライセンスに よって選択できる 場所が変わる ルールの条件や アクションも変わる 条件とアクション を設定 まずはシミュレーション からスタート 11

12.

「場所」ってどこのこと? 必要なライセンスは? 場所 (画面の表記) どこのこと? (対象のデータ) 必要なライセンス Exchange メール Exchange Online で送受信するメール (本文・件名・添付ファイル) Business Premium / Microsoft 365 E3 でOK SharePoint サイト SharePoint Online サイトのファイル (Teams のチャネルのファイルもここ) Business Premium / Microsoft 365 E3 でOK OneDrive アカウント 各ユーザーの OneDrive のファイル (Teams チャットで共有したファイルもここ) Business Premium / Microsoft 365 E3 でOK Teams のチャット/チャネル メッセージ Teams の 1:1 ・ グループ チャット、チャネル投稿のメッセージ本文 Microsoft 365 E5 が必要 または Purview Suite アドオン オンプレミスのリポジトリ 社内ファイルサーバー (SMB 共有) や SharePoint Server のファイル Fabric / Power BI ワークスペース Fabric ・ Power BI のアイテム Microsoft 365 Copilot / Copilot Chat Copilot へのプロンプトと、Copilot が参照するファイル・メール マネージド クラウド アプリ 調査中 調査中 Microsoft Foundry 調査中 調査中 その他 サードパーティのアプリ 調査中 調査中 Microsoft 365 E5 が必要 または Purview Suite アドオン + Information Protection スキャナーの導入 Microsoft 365 E5 が必要 または Purview Suite アドオン + Fabric / Premium 容量 プロンプトは Copilot / Copilot Chat の利用者が利用可能 秘密度ラベル付きコンテンツを条件にするなら、ME5 または アドオンが必要 必要なライセンスを満たしていなくても、ポリシーの適用場所として選択できる場合があります。選択・作成できることと、ライセンス上利用できることは異なるため、ご注意ください 12

13.

今日デモで設定したルール 1/2 条件 Exchange メールで、クレジットカード番号を 組織外に送ろうとしたら、メールの送信をブロックする 操作 +条件の追加をクリックす ると、さらに条件を増やせる 13

14.

今日のデモで設定したルール 2/2 ユーザー通知 Exchange メールで、クレジットカード番号を 組織外に送ろうとしたら、メールの送信をブロックする インシデント レポート ユーザーによる上書き 14

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ルールの UI を読み解こう 条件 例外 アクション 「何が・どんなとき」 に一致? 「ただし、これは除く」 どうしたい? (制限・ブロック) ユーザー通知 ユーザーによる上書き インシデントレポート 本人にポリシー ヒントで知らせる? 理由を書けば続行 できるようにする? 管理者にアラート・ レポート出す? 読み方のコツ:「何が → 除外 → どうする → 誰に知らせる」 の順に読む 15

16.

複雑な条件を作るときのつまずきポイント 条件グループ 例:クレジットカード番号が含まれている + 組織外ユーザーに送ろうとしたとき コンテンツに含まれている 機密情報の種類:クレジットカード番号 AND コンテンツが Microsoft 365 から共有されている 組織外のユーザーと AND / OR のグループ インスタンス数 ルールの優先順位 グループ内と、グループ間の 演算子は間違いやすいので 必ず確認 最小~最大の範囲で、 少量のとき、大量のときで ルールを分ける ルールは上から評価 「処理を停止」の設定にも注意 16

17.

まずはシミュレーションモードで試そう 1 シミュレーションで実行 2 結果を確認 実際にはブロックしない 一致件数・誤検知をチェック 画面キャプチャ 3 4 ポリシーヒントも表示 ユーザーへの見え方を確認 有効にする 安心してからオン! 17

18.

デモ ① DEMO クレジットカード番号入りのメールを社外に送ってみる 社外宛てにメールを作成 ポリシーヒントが表示 送信がブロックされる 18

19.

03 第3部 エンドポイント DLP のいろいろ設定

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エンドポイント DLP 迷子マップ 3 DLP ポリシー 1 DLP > ポリシー (場所:デバイス) デバイスのオンボード 設定 > デバイスのオンボード 4 設定・確認が 4 か所 に散らばっているのが つまずきポイント 2 エンドポイント DLP の設定 アクティビティ エクスプローラー / アラート確認 DLP > アラート or エクスプローラー 設定 > データ損失防止 20

21.

準備:デバイスのオンボードと対応環境 1 オンボード方法を選ぶ 2 デバイスをオンボード 3 デバイス一覧で確認 Intune、グループポリシー、スクリプトなど Defender for Endpoint 導入済みでもOK ポータルに表示されればOK 対応OS:Windows 10 / 11、macOS ブラウザー:Edge はそのままで OK Chrome・Firefox は拡張機能を追加 21

22.

エンドポイント DLP でできること 22

23.

エンドポイントの DLP 設定 ポリシーのルール作成画面 Purview ポータル > 設定 > データ損失防止 ファイル 許可されていないブラウザ コピーした文字 ? 制限されたクラウド サービス ドメイン ? 23

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エンドポイントの DLP 設定 Purview ポータル > 設定 > データ損失防止 > 機密データに対するブラウザーとドメインの制限 サービス ドメイン 条件に一致した機密情報を含むファイルを アップロードしてよい (またはダメな) サイトを登録する ※許可リストかブロック リストの、どちらか一方しか作れない 許可されていないブラウザー ポリシーの条件に一致したファイルを、開いたり アップロードさせたくないブラウザーを登録する ※DLP が監視できないブラウザーを登録し、 機密ファイルを扱わせない (Edge へ誘導する) 機密性の高いサービス ドメイン グループ サイトをグループに分けて登録する (例:生成 AI はブロック、クラウド ストレージは監査のみなど) ※ 生成 AI のグループは、DSPM の設定で 自動作成されている場合がある 24

25.

ポリシーでの動作の選び方 ゆるい 許可 きびしい 監査のみ ・操作できる ・記録する ・アラート無し ・操作できる ・記録する ・アラート出す 例:クリップボードにコピー 例:印刷 上書き許可付きの ブロック ・操作させない ・ただし理由を入力 すれば続行OK 例:クラウドへのアップロード ブロック ・操作させない 例:USB へのコピー USB へのコピー、印刷、クラウドへのアップロードなど、アクティビティごとに選べる 最初は 「監査のみ」 で様子を見るのがおすすめ 25

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デモ ② DEMO 機密情報を USB にコピーしたり、許可されていないサイトにアップロードしてみる USBにコピー → ブロック 許可されていないサイトへ アップロード → ブロック アクティビティ エクスプローラー 画面で確認 26

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04 まとめ 今日のまとめ

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今日のまとめ:DLP ポリシー作成のポイント 3 つ 1 2 3 何を守るか ルールの UI 設定の散らばり • 機密情報の種類から考える • 条件 / 例外 / アクション… の順に読む • エンドポイント DLP は 4 か所 • 信頼度とインスタンス数で 調整 • AND / OR と優先順位に 注意 • 全体マップで迷子を防ぐ まずはシミュレーションから、ゆるっと試してみよう 28

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ゆるっとPurview勉強会 ありがとうございました!