SPEAKER SADAOMI NISHI Sales, Trainocate Japan 大阪市出身。 2014年関西の大学を卒業後、上京。 2021年より現職。 営業なのにコミュニティが大好き。 営業なのにお酒が強くない。 2024年~「なんでもCopilot」運営 2025年~「JAWS-UG Sales支部」運営
QUESTION 人生で大失敗したこ とはありますか? オレは特にないぞ!>
TODAY'S AGENDA 1 怪しいオジサマとの出会い 2 まさかの給料ゼロ時代 3 クソほど苦労した第2新卒の就活 4 その後も色々ありました 5 教訓
怪しいオジサマとの出会い 全てはここから始まった 「20代で圧倒的な成功を手に入れてみないかい?」 知人の誘いで行った、タワマンパーティでの衝撃の出会い。 ブランドもので身を固めた彼の言葉は、地方から出てきて 未熟な西のハートを射抜くには十分な威力を持っていました。 某通信大手企業の内定を辞退するという愚行を犯し、 怪しいオジサマの会社に入社(?)することにしました。 人事の方は、前代未聞の事態に呆れ返る始末。 母親は電話越しに号泣しておりました。
まさかの給料ゼロ時代 最低賃金?なんだそれ!こちとら無給やぞ! 「カネの心配はいらん。全てオレに任せろ」 そうですか!やっぱこの人カッケー! 某企業を蹴って大正解!…と思っていたのも束の間。 1カ月、2か月、3ヶ月経っても何ももらえず。 結局支給されたのは、Zaraで買ってもらった1.5万円のジーンズのみ。 月給換算すると月収5,000円。 月200時間ほど働いていたので時給25円ということになります。
余談:当時のお仕事(?)内容 ホームページ作成 TWITTERアカウント運用 ナゾにWordpressを使ってホームページを 作りまくってました。IT基礎知識がついたので 今考えれば感謝かも知れません。 ナゾに複数運用していました。何に使われたの か不明ですが、某アニメの名言botアカウント は、数千人フォロワーがいた気がします。 コンサル(笑) ナゾの飲み会出席 アメブロを運用して集客し、うっすいうっすい SNS運用コンサルもどきをやっていました。 1万円ぐらいは稼げた気がします。 「ネオヒルズ族」の人たちと会って、よく分か らんギラギラした飲み会に参加していました。 よく分からんCDを買わされた気がします。
クソほど苦労した第2新卒の就活 ぜんぜん受からん!なんやねんこれ!! 「ワイ、人生失敗したかもしらん」 心配した両親や友人のアドバイスで、怪しいオジサマの会社を 3ヶ月で退社。第2新卒として、改めて就活を開始。 しかし、まぁ、書類すら通らない。面接も落ちまくる。 仲間であるハズのエージェントさんにも人生選択を怒られる始末。 連戦連敗の末、内定が出るまで3ヶ月ほどかかりました。 ネットで色々書かれている企業だったので死ぬほど不安でしたが… その企業しか選択肢がなく、入社を決意して上京しました。 #今は超絶ホワイト企業になっています。念のため。
その後も色々ありました 人生の選択ミスの挽回には数年かかりました 「働くってツラいっすね」 その後も色々ありました。 秒速で飛びまくる同僚たち。1カ月いただけで歴戦の戦士扱い 役員の激ヅメ1時間でついに心が折れてしまう 転職先でもお局様に目をつけられ日々お気持ちメールをいただく 2度目の転職先のベンチャー企業でようやく光明が見える 2021年にトレノケート入社 環境に恵まれ様々な仕事に携わる フツーの人生を歩めるようになったのは、ここ最近です。 ここまで長かった!!
教訓 世の中ウマい話はない 世の中ウマい話はないです! 友達でも何でもない人が、あなただけに 良い話を持ってくるわけは 決してございません。 くれぐれも、ウマい話、儲け話、 詐欺師には 気をつけましょう! 下記の人には要注意です。 ブランドもので固めている 何の事業をやっているか不明である 不自然なほど口がうまい 関西人だと尚更怪しい(苦笑) 「死ぬこと以外かすり傷」 回り道が意外と正解かも 人生ミスった… もう終わりかも… 全く王道でない、回り道をしたことが かえって今の仕事に役立っています。 今まで500回ほど思いましたが、 案外何とかなるもんです。 営業としての歴は浅い方ですが、 それなりの成績を出せています。 下記、ドン底期間を乗り切るために 選んだ考え方や行動です。 映画は『ショーシャンクの空に』が 特にオススメ! キレイなキャリアを歩んでいたら、 下記を得ることは難しかったと 感じています。 いつかネタにできると思い込む 映画や本の主人公だと思い込む ポジティブになる映画を観る 信頼できる社外の人と話す ITへの興味関心の高まり 寝たら忘れる鋼の精神力 繁忙期でも余裕で乗り切れる体力 もう失敗できないという強迫観念 今の環境への圧倒的感謝