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July 31, 26
スライド概要
以下のnoteをスライド資料化しました。
https://note.com/tsunobuchi/n/n912e60211fb8
弁理士・博士(理学)/弁理士法人レクシード・テックパートナー
第1章 最初に決めるのは検索語ではなく調査目的 検索式の前に、何を調べるかを決める 先行技術調査 侵害予防調査 無効資料調査 技術動向調査 競合調査 調査目的 最初に決めること 対象国 対象文献 基準日 権利状況 請求項重視 技術内容重視 同じ技術でも、目的が変われば検索設計は変わる。
第2章 発明を『検索可能な構造』に分解する 自然文を、そのまま検索式にしない 技術説明 例えば、屋外で使用するセンサー付きの見守りデバイスで、長時間動作し、異常を検知して通知する仕組み。 主対象 主目的 使用場面 基本構成 検索可能な構造 特徴的構成 構成間の関係 作用・機能 数値・条件 自然文 → 構造化 → 検索概念へ まず分解する。検索式はその後に作る。
第3章 主対象と実現手段を取り違えない 検索の中心は『何の発明か』である 主対象 箸 箸置き 食事用具セット 検索の中心 主対象 実現手段 磁石 反発 浮上 主対象 × 特徴的手段 手段だけで検索するとノイズが増える まず『何についての技術か』を押さえる。
第4章 仮想クレームを作る 検索の前に、簡易クレームで構成を整理する 1 自然文の説明 2 仮想クレーム 1 箸 2 箸置き 3 それぞれに磁石 4 反発力で先端が浮上 3 主対象 支持対象 技術手段 作用・状態 クレーム化すると、AND/ORの設計が見える 自然文を検索可能な構成へ変換する。
第5章 キーワードは階層的に展開する 同義語だけでなく、上位・下位・機能表現まで見る 上位概念 箸 → 食事用具 同義語 磁石 / マグネット 表記ゆれ 箸置き / 箸置 下位概念 磁石 → 永久磁石 キーワード展開 機能表現 支持 / 保持 / 載置 作用表現 反発 / 浮上 / 離間 英語表現 chopstick / magnet 広げすぎず、使える語だけを残す 語を増やすのではなく、概念を整理して広げる。
第6章 予備検索で検索語と分類を育てる 最初の検索は、本検索のための準備工程 1 特徴語を2つ選ぶ 2 予備検索 3 関連文献を読む 4 語と分類を抽出 5 検索式を更新 確認ポイント 発明の名称 要約 独立請求項 IPC・FI・Fターム 引用文献 予備検索は、検索語と分類を見つけるための探索。
第7章 特許分類は生成AIに推測させたまま使わない 分類は、候補ではなく確認して使う AIの分類候補 実在しない 階層違い 記法混同 必ず確認 関連文献 PMGS 公式資料 検索結果ランキング 確認済み分類だけ検索式へ 分類は推測ではなく、根拠を持って使う。
第8章 J-PlatPatの主な検索項目を使い分ける 役割ごとに、検索対象を選ぶ /TX 全文 幅広い予備検索 /AB 要約 中心技術を捉える /CL 請求項 構成要件を重視 /IP IPC 国際分類で探す /FI FI 日本の細分類で探す /FT Fターム 多面的に絞り込む キーワード検索と分類検索を組み合わせる 検索項目は、目的に応じて使い分ける。
第9章 全文、要約、請求項を段階的に使う 1つに頼らず、段階的に絞り込む 1 /TX 全文 幅広く拾う 2 /AB 要約 中心技術を捉える 3 /CL 請求項 構成を見る 予備検索 ノイズ低減 権利範囲に近づく 全文 → 要約 → 請求項の順で、確認の精度を上げる。
第10章 一つの巨大な検索式を作らない 観点ごとに、複数の式へ分解する 悪い例 一つの巨大で複雑な検索式 [A+B+C]*[D+E+F]*[G+H]*[I+J+K]* [L+M]*[N+O+P]*[Q+R]*[S+T+U+V]* (w/3)*(near/5)*(adj3)*((A or B or C or D or E or F or G or H or I or J or K or L or M or N or O or P or Q or R or S or T or U or V or W or X or Y or Z))* (etc... and more...) 複雑すぎて理解しにくい 修正・検証が困難 漏れやノイズの原因に 良い例 観点ごとに分解した複数の検索式 Q1 広い予備検索 Q2 主対象×機能 Q3 構造・関係 Q4 請求項重視 Q5 分類併用 複数の式に分けると、検証しやすい 検索観点ごとに分けると、漏れとノイズを管理しやすい。