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September 19, 20
スライド概要
XP祭りで登壇した資料になります。
https://confengine.com/conferences/xp2020
「チームメンバーとの価値観やすれ違いの原因と解消メソッド」
チームで仕事をするうえで必ず起きるのが価値観や意見の相違。また自分にとっては当たり前でも相手にとって違い、逆も然りです。また伝えたつもりが伝わっていなかったり、、現場では気づかずうちにも様々なすれ違いが生じています。そういったすれ違いによってアウトプットにズレが生じたり、ストレスになることも起きます。 今回は1on1を外部から行い、チームをサポートするわたしの視点で、現場でどのようなすれ違いが起こっているかの具体例を挙げたうえで、どのように現場の人と解消していったかをご紹介します。
・Webディレクター→商品企画→人事→独立 ・心理療法など用いて職場内のコミュケーション支援(1on1など)、社 員のメンタリング、研修、ファシリテーションを通して人材開発に取り 組んでいる。 ・本執筆や質問カードなど教材開発 ・100人規模の1on1カンファレンス主催
XP祭り2020登壇資料 チームメンバーとの価値観や すれ違いの原因と解消メソッド 尾澤 愛実
お話しすること 個々の「素質」が活かされて パフォーマンスがでる組織を作りたい 今日は二つの軸で話します ・職場におけるコミュニケーションのすれ違い なぜすれ違うのか、どこを意識したらいいのか触れます ・価値観の違いや特性を知って事前に衝突を防ごう どんな風に違うものなのか、どう知ったらいいかに触れます あとは最後もっと色々しりたい人向けの案内をさせてください!
XP祭りと私 1on1カードワークショップ ー職場のコ ミュニケーションにおける話の聴き方・質 問の仕方ワークショップー XP祭2018 XP祭2019 今年は「チームのすれ違い・価値観」をテーマに話します
自己紹介:尾澤愛実 • 全日本キャリア教育改善推進協会 代表 • キャリアは「 Webディレクター」からスタートし、「商 品企画」「人事」を経験 • 職場のコミュニケーションから組織を支援する人 (1on1、研修、ファシリテーション) • 心理療法分野を学びながら実践し、1on1などに取り入 れている実践家 • キャリア支援分野専門でもある
どんな仕事をしている人? メンバーとの会話 ・お互いの話を聞き、す れ違いを解消する 関係者との会話 ・メンバーがパフォーマ ンス出せるように支援す る
職場のコミュニケーション編
こんな場面ありませんか? • 困っていることありますか?と尋ねても特に何も出ないけ ど、終わってはいない • 進捗確認の場になって、「遅れているので期限伸ばします」 と言われる • 頼んだ仕事が思っていた結果と違った • 伝えたつもりだけど伝わっていなかった • 自信がなさそうで、言いにくそう
こんな場面ありませんか? • 困っていることありますか?と尋ねても特に何も出ないけ ど、終わってはいない • 進捗確認の場になって、「遅れているので期限伸ばします」 と言われる • 頼んだ仕事が思っていた結果と違った • 伝えたつもりだけど伝わっていなかった • 自信がなさそうで、言いにくそう これらはコミュニケーションのすれ違いで起きています
職場コミュニケーションを分解する 関係性構築 話す機会がある 前提 相手にあった 情報を伝達する 相手が意図した ように受け取る 相互の確認 解釈して心理や行 動に変化が起きる ゴール 前提としての関係性があった上で 「〇〇をしてほしいという」意図(ゴール)があり、 そのために伝えている
・困っていることありますか?と尋ねても特に何も出ないけど、終わってはいない ・進捗確認の場になって、「遅れているので期限伸ばします」と言われる ・自信がなさそうで、言いにくそう 関係性構築 話す機会がある 相手にあった 情報を伝達する 相手が意図した ように受け取る 解釈して心理や行 動に変化が起きる 話す機会が作りやすく、話せると思われることが大事 • • • • 報告や相談していいタイミングがわかりやすいこと 信頼してもらえていると感じる(任せてもらえると感じる) どんなことを話しても大丈夫と思えること ネガティブな報告をしても受け止めてもらえると思えること(失敗を許 容してほしい)
• 伝えたつもりだけど伝わっていなかった 関係性構築 話す機会がある 相手にあった 情報を伝達する 相手が意図した ように受け取る 解釈して心理や行 動に変化が起きる 相手の「知識レベル」「認識している背景」 に合わせて伝える ・相手レベル(背景・知識)に合わせる ・相手にあった言い方をする ・情報を過不足なく伝える(情報を精査するのは難しいの で。)
・伝えたつもりだけど伝わっていなかった ・頼んだ仕事が思っていた結果と違った 関係性構築 話す機会がある 相手にあった 情報を伝達する 相手が意図した ように受け取る 解釈して心理や行 動に変化が起きる 必要なことを伝えたとしても、部下がちゃんと 「受け取れていない」かもしれない。。 ・相手はどう理解しているか、教えてもらう ・相手が話した意図をわかっているか ・ちゃんと確認しないと、独断で動いたり、違う解釈が入ったりしてし まう可能性も。
• 頼んだ仕事が思っていた結果と違った 関係性構築 話す機会がある 相手にあった 情報を伝達する 相手が意図した ように受け取る 解釈して心理や行 動に変化が起きる 情報共有だけでなく、 伝達後の行動も結び付くことが前提となる ・話がわかったで終わっていなかったか ・どういう行動を期待しているか伝えたか ・達成ゴールのイメージはすり合わせできていたのか
「聴く」ことで関係構築のベースができる 関係性構築 話す機会がある 相手にあった 情報を伝達する 相手が意図した ように受け取る 解釈して心理や行 動に変化が起きる 関係構築には「聴く」こと、「話す機会」が大事です。 我慢強く聴くと「話してくれるように」なります なんでも話せるなぁ、、と思うと 状況がわかってくるので、対応内容が見えてきます
価値観の違いや特性
気にせず、やってみたらいいのに。 ここを対応するのって、普通やらない? 好きにしていいと言ったのだけど。 なかなか自分で考えて行動してくれない。。 怖くてできないよ。。自信ないよ、、 え?ぼくはそう思わなかったのだけど。 もっと細かく決めてほしいよ。 考えるのそんなに好きじゃないのだけど。 ̶̶̶こんな風に真逆な場合もあるよね?̶̶̶
仕事の価値観はどのくらい違う? それぞれ皆さん、どっち派ですか? 慎重に行い、失敗したくな い。 具体的にやることが決まって いて着実にこなしていきたい 出来ないことが出来るように なることが嬉しい チームで協力しあって仕事を したい とにかく実践して試していき たい 仕事として最低限必要なスキ ルを身につけていきたい 失敗してもいいから、色々挑戦し ていきたい 目的とゴールだけ認識揃えたら好 きにやらせてほしい(裁量がほし 得意なことをどんどん伸ばしてい きたい 黙々と自分の役割を没頭したい 最善の策が何か考えてから必要最 低限動きたい 休日とか関係なく技術磨いて成長 していきたい どっちがいい悪いではなく、人によって違うはずです
得意、不得意などの特性も様々 あなたが得意(苦に思わないこと)、苦手だなと思うことは? 企画力 スケジュール管理 レビュー 教えること コミュニケーション ファシリテーション 付き合い・人脈 営業 プログラム書く 設計 気遣い プレゼン力 できないことは見えやすいけど チームの人が得意なこと知っていますか?
あれ?自分と相手価値観や特性が違うかもと 気づくポイント • 普通はこういうもんだろ、〇〇すべきだろとよぎる ー相手は持っていない常識かも。それが知れる。 • ストレングスファインダーを受けて、具体的に仕事の 場面においてどういうときにその強み(思考)を感じ るかを共有し合う ー結果を見せ合うことから、認識するレベルへ • 他の人がやっているのも見て口出したくなることは? ーそれは大事に思っていることだし、得意なことかも
相手をもう少し知れたら 違うだけか、知らないだけかと思えて 「イラっと」が防げるかもしれない もっとお互いの話をしよう。 話を聴こう。
どう聴きだしたらいいだろう? https://career-update-org.connpass.com/event/189069/ 雰囲気づくりまでですが、、 21
1on1を焦点にしていますが どう相手を探っていくかのポイントが書かれています 技術書典 boothで発売中 →こちらはbooth
今、講演を聞いている人限定 アドバイスサービスやります! • 1on1する人、職場でのコミュニケーションをど うリードするか悩む人向けの1on1やります • 今日聞こうしてくれた人限定で割引! • 個人でも法人でもOK
ご静聴ありがとうございました! 残り時間あったら、質疑応答時間に! twitter:@careerupdate