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November 09, 16
スライド概要
長沢智治が実施している「プレゼン基礎講座」を公開しました。今までに大学、専門学校、法人営業、法人研究職、法人エンジニア職向けに実施してきたものです。あくまでエバンジェリスト長沢流です。
お問い合わせ:
https://www.servantworks.co.jp/contact/
[email protected]
作成術 長沢 智治 version 2016.11
本プレゼンテーション スライドは、PowerPoint 2016 for Mac で作成されています。 フォントは「メイリオ」に統一していますが、PC 環境によっては表示にずれが生じている場 合があります。 本プレゼンテーション スライドにある “素材” 図形は、長沢智治が制作したものです。自由に お使いいただくことができますが、商用利用は避けてください。 本プレゼンテーション スライドは、無償で提供していますが、コンテンツの権利を放棄してい るわけではありません。「プレゼン講座」などの類で再利用することはお控えください。原則、 個人の理解、スキル向上のためのコンテンツという位置付けです。 本プレゼンテーション スライドの内容を引用する際には、そのまま全部または、一部を利用い ただくことは構いませんが、必ず出典、引用元を明記してください。 例: Copyright © 2016 Tomoharu Nagasawa 例: Copyright © 2016 Tomoharu Nagasawa, evangelism.jp そのほか、ご連絡、お問い合わせ、忌憚のないフィードバックは、 [email protected] に直接いただければ幸いです。 Twitter: @tnagasawa, Facebook: Tomoharu.Nagasawa で も構いません。
本プレゼンテーション スライドは、PowerPoint 2016 for Mac で作成されています。 フォントは「メイリオ」に統一していますが、PC 環境によっては表示にずれが生じている場 合があります。 本プレゼンテーション スライドにある “素材” 図形は、長沢智治が制作したものです。自由に お使いいただくことができますが、商用利用は避けてください。 本プレゼンテーション スライドは、無償で提供していますが、コンテンツの権利を放棄してい るわけではありません。「プレゼン講座」などの類で再利用することはお控えください。原則、 個人の理解、スキル向上のためのコンテンツという位置付けです。 本プレゼンテーション スライドの内容を引用する際には、そのまま全部または、一部を利用い ただくことは構いませんが、必ず出典、引用元を明記してください。 例: Copyright © 2016 Tomoharu Nagasawa 例: Copyright © 2016 Tomoharu Nagasawa, evangelism.jp そのほか、ご連絡、お問い合わせ、忌憚のないフィードバックは、 [email protected] に直接いただければ幸いです。 Twitter: @tnagasawa, Facebook: Tomoharu.Nagasawa で も構いません。
作成術 長沢 智治 version 2016.11
ながさわ ともはる 長沢 智治 アトラシアン株式会社 シニア エバンジェリスト キリン ビターズ プレゼン資料作成者 ソフトウェア技術書の 著者・監訳者 Twitter: @tnagasawa | ブログ: evangelism.jp 自己紹介
きほんのき フォントの一貫性 カラーユニバーサルを意識 読ませたら負け
ヤシオリ作戦 よろしくない例 ゴジラの体内に溜まっているエネル ギーを使い果たす ゴジラをひっくり返す ポンプ車で「血液凝固剤」と「活動 抑制剤」を口に流し込む
ヤシオリ作戦 ゴジラの体内に溜まっている エネルギーを使い果たす ゴジラをひっくり返す ポンプ車で「血液凝固剤」と 「活動抑制剤」を口に流し込む ましな例
ヤシオリ作戦 好ましい例 作戦 1 ゴジラの体内に溜まっている エネルギーを使い果たす 作戦 2 ゴジラをひっくり返す 3 ポンプ車で「血液凝固剤」と 「活動抑制剤」を口に流し込む 作戦
ヤシオリ作戦 より好ましい例 作戦 1 消費 ゴジラの体内に溜まっている エネルギーを使い果たす 作戦 2 反転 ゴジラをひっくり返す 注入 ポンプ車で「血液凝固剤」と 「活動抑制剤」を口に流し込む 作戦 3
プレゼンテーション プレゼンテーション future = Presentation(today); 未来 (解決/実現) 現状 (課題/アイデア)
Contents プレゼンの 目的 プレゼンの 構成 プレゼンの 作り方
Contents プレゼンの 目的 プレゼンの 構成 プレゼンの 作り方
プレゼンの柱 プレゼンの対象 プレゼンの 目的 プレゼンのゴール設定
プレゼンの柱 プレゼンの対象 プレゼンの 目的 プレゼンのゴール設定
プレゼンの柱 一番伝えたいことを明確に そこに行き着く”納得力” コンテキストの調整
プレゼンの目的|プレゼンの柱 一番伝えたいことを明確に • プレゼンの一番最後か最初に伝えたいこと ≒ 結論 持ち帰られるキーワード化 • 例: ✓ ◯◯は有効である ✓ ◯◯な事実がわかった ✓ 事実は◯◯なので、◉◉しなければ
プレゼンの目的|プレゼンの柱 そこに行き着く”納得力” • 伝えたいことへのロジック 背景、事実関係、傾向、動向など • 例: ✓ ■■なので、◯◯は有効である ✓ 市場が■■なので、◯◯な事実がわかった ✓ 競業他社の■■は、市場で◯◯なので、 我が社は◉◉しなければ
プレゼンの目的|プレゼンの柱 コンテキストの調整 伝えたいこと = What 話し手と聞き手で What が一致している What の話しの納得感で攻める 話し手と聞き手で What が一致していない Why の話しから入り、コンテキストを調整する What が響かないので、Why からのストーリーで聞き手の What を導出
プレゼンの目的|プレゼンの柱 コンテキストの調整の例 出典: Apple CM 出典: Dyson CM
私がプレゼンのときに意識しているたった3つのポイント evangelism.jp/articles/presentation-3-points/
プレゼンの柱 プレゼンの対象 プレゼンの 目的 プレゼンのゴール設定
プレゼンの対象 一番伝えたい人は誰か 伝える“理由”は何か 伝える3つの表現手段
プレゼンの目的|プレゼンの対象 一番伝えたい人は誰か • 役員|上司|部下|同僚|利害関係者|汎用 その人と自分の”距離感”は? 仲介、媒介になる人はいるのか ✓ ミッション ✓ 課題 ✓ 取り組んでいること
プレゼンの目的|プレゼンの対象 伝える“理由”は何か • 予算確保|影響力の行使|チーム支援要請|自己PR その人と自分の”距離感”は? サポートとなる人や活動 ✓ ミッション ✓ 課題 ✓ 取り組んでいること
プレゼンの目的|プレゼンの対象 伝える3つの表現手段 • その人の特性を知る ✓ 数字重視タイプ 「◯◯%の◎◎」 ✓ 感覚重視タイプ 「安心です」「他社の追随を許しません」 ✓ 広がり/収束重視タイプ 「個人からチーム、組織に広がります」
プレゼンの目的|プレゼンの対象 伝える3つの表現手段 【ケース1】対象の特性が明確 会社文化に根付いている、上申しやすい そのタイプの意に沿った結論を表現 【ケース2】対象の特性が不一致・不明 対象が複数人いる、タイプがわからない 3つのタイプをバランス良く表現
私がプレゼンのときに意識しているたった3つのポイント evangelism.jp/articles/presentation-3-points/
プレゼンの柱 プレゼンの対象 プレゼンの 目的 プレゼンのゴール設定
プレゼンの ゴール設定 理解 vs. 認識 具体的な設定とお膳立て
プレゼンの目的|プレゼンのゴール設定 理解 プレゼンの柱 プレゼンの対象 認識
プレゼンの目的|プレゼンのゴール設定 理解 その場で納得! 具体的なアクションアイテム より緻密なロジック重視と次のアクション 認識 問題意識をもってもらう! 次の機会を作る 緩やかなロジックと協力体制が見えれば OK
プレゼンの柱 プレゼンの対象 プレゼンの 目的 プレゼンのゴール設定
主語は、伝えたいテーマであるべき
Contents プレゼンの 目的 プレゼンの 構成 プレゼンの 作り方
Contents プレゼンの 目的 プレゼンの 構成 プレゼンの 作り方
ストーリー 3:3:3の法則 プレゼンの 構成 数字・感覚・広がり
ストーリー 3:3:3の法則 プレゼンの 構成 数字・感覚・広がり
プレゼンの ストーリー 1スライド、1テーマ ストーリー重視
プレゼンの構成|ストーリー 筋道が通っているか 余計な装飾やレイアウトに違和感はないか 【方法1】 1スライド、1テーマで話す 「起承転結」「序破急」の単位でスライドを構成 起 承 転 結 スライド単位で、 言いたいことが明確 スライドにまとめるため 理論が強引になる 関心の薄い人に伝わりにくい
プレゼンの構成|ストーリー 筋道が通っているか 余計な装飾やレイアウトに違和感はないか 【方法2】 ストーリー重視 スライドの単位でまとめず、ストーリー表現を重視 起 承 話しやすく説得力につながる ストーリーに引き込みやすい 転 結 スライド作成の難易度が増す
ストーリー 3:3:3の法則 プレゼンの 構成 数字・感覚・広がり
3:3:3 の法則
3:3:3 の法則
3:3:3 の法則
3:3:3 の法則
3:3:3 の法則
3:3:3 の法則
3:3:3 の法則 • 第一項目 • 第二項目 • 第三項目 • ・・・ • ・・・ • 第一項目 • ・・・ • 第一項目 • ・・・
プレゼンの構成|3:3:3の法則 1度に覚えてもらえる数の限度 「3つ」は覚えやすい
プレゼンの構成|3:3:3の法則 「3つ」に収まらない場合の考え方 本当に収まらないのか 過不足がみえてくる可能性が高い 場合によっては切り捨てる 伝えたいことが伝わらなくなるよりマシ 本当に必要ならば「3つ」にこだわらない 伝えたいことが伝わらなくなるよりマシ
ストーリー 3:3:3の法則 プレゼンの 構成 数字・感覚・広がり
数字、感覚 広がり
プレゼンの構成|数字・感覚・広がり 全体バランスは、「プレゼンの対象」に応じて決める 「プレゼンの対象」が不定ならば、 ✓ 3つのバランスをとる ✓ 自分の展開しやすいモノでいく
数字のスライドでは、 数字以外の広がりや 安心感を語る 89 %
広がりのスライドで は、数字や安心感の 話しをする
プレゼンの構成|数字・感覚・広がり 全体バランスは、「プレゼンの対象」に応じて決める 表現は3つのバランスを常に意識 スライド トーク ジェスチャー
私がプレゼンのときに意識しているたった3つのポイント evangelism.jp/articles/presentation-3-points/
ストーリー 3:3:3の法則 プレゼンの 構成 数字・感覚・広がり
スライド内での受け手の目線の動きの一般的な例
目線の導線上に不自然な挿絵や 違和感のあるセンテンスがある と伝わりにくくなる
過去 未来 時間が左から右に 流れている人が多い
before after 前と後も、左と右を 間違えない様にする
Contents プレゼンの 目的 プレゼンの 構成 プレゼンの 作り方
整列と配色の重要性 反復型作成術 プレゼンの 作り方 スライドに頼らない
整列と配色の重要性 反復型作成術 プレゼンの 作り方 スライドに頼らない
整列と配色 の重要性 整列 配色 その他
プレゼンの作り方|整列の重要性 微妙な違いが、違和感や納得力に影響を及ぼす とても重要なこ と とても重要なこと 「左」に違和感を持つ人が多いはず。 線は斜め、タイルは不揃い、文字は不自然な改行。どれも 些細なことだが、配置でスライドの印象は明らかに変わる
斜めになってしまった線が調和を乱す evangelism.jp/articles/powerpoint-presentation-tips-07/
プレゼンの作り方|配色の重要性 「赤」はどれだと思 うか人によって違う
89 % 「赤」という色のイメー ジの強さを理解する
89 % 「緑」という色のイメー ジの強さを理解する
整列と配色の重要性 反復型作成術 プレゼンの 作り方 スライドに頼らない
反復型作成術 起承転結 起承転結 起承転結 起承転結 〜 〜 起承転結 起承転結
プレゼンの作り方|反復型作成術 スライドごとに完成させていく方法 起 承 転 結 起 承 転 結 〜 起 承 転 結 • 最初に全体構成(=起承転結)を決めていても、 作成していくうちにずれていくことがある。 • また、トーンや体裁もスライド間で統一されない傾向がある • 構成通りにつくりやすい • 分業も可能 • 上述の課題がある • ストーリーを見失いがち
プレゼンの作り方|反復型作成術 構成全体を常に書いていく作成方法 起 承 転 結 起 承 転 結 〜 起 承 転 結 最初は粗いものでよい、反復するたびに構成や内容の精度が増していく • 全体ストーリーのレビュー • 即時にレビュー、プレゼン • 慣れが必要 • 分業が難しい
私の反復型プレゼン作成術 evangelism.jp/articles/making-of-my-ppt/
整列と配色の重要性 反復型作成術 プレゼンの 作り方 スライドに頼らない
スライドに 頼らない
プレゼンの作り方|スライドの役割 スライドはプレゼンの表現の一部にすぎない トーク|ジェスチャー|スライド|デモ スライド = 配布資料? ✓ 読ませると集中できない ✓ 詳細情報は、添付資料にできないか ✓ 伝えたいことを見失わないか
プレゼンテーション プレゼンテーション future = Presentation(today); 未来 (解決/実現) 現状 (課題/アイデア)
プレゼンテーション future = Presentation(today);
プレゼンテーション 話す力 < 聴く力 受け手に当事者意識を 自分のスタイルを知ろう/つくろう
Q.
もっと詳しく知りたい方は evangelism.jp/articles/category/workstyle/presentation/