>100 Views
November 12, 15
スライド概要
Library of the Year 10周年記念フォーラムの講演スライドです。
1977年茨城県生まれ|皇學館大学文学部国文学科准教授・図書館司書課程|つくば→スロベニア→伊勢|図書館情報学(文学館・文学散歩・文学アーカイブ・ウィキペディアタウン・学生協働・読書会)|ビブリオバトル普及委員会代表理事(二代目)済|知的資源イニシアティブLibrary of the Year選考委員長|伊勢河崎一箱古本市
2015年年11⽉月12⽇日(⽊木) 第17回 図書館総合展 Library of the Year 10周年年記念念フォーラム Library of the Year 2012 の ⼤大賞を受賞したら ビブリオバトルの普及活動は どんなふうに変わったの? ビブリオバトル普及委員会 代表 岡野 裕⾏行行
2011年年までのビブリオバトルを 振り返ってみると① 2007年年〜~2009年年 ●ビブリオバトルが京都⼤大学で誕⽣生した。 ●関⻄西地域を中⼼心として、徐々に全国へと広まって いった時期。
ビブリオバトルの発案者 ⾕谷⼝口 忠⼤大 ⽒氏
2011年年までのビブリオバトルを 振り返ってみると② 2010年年 ●ビブリオバトル普及委員会が発⾜足した。 ●⼤大学⽣生⼤大会「ビブリオバトル⾸首都決戦2010」を開催した。 ●始まった当初は全都道府県を網羅羅することができなかった。
ビブリオバトル公式ウェブサイト
「ビブリオバトル⾸首都決戦2010」 開催
2011年年までのビブリオバトルを 振り返ってみると③ 2011年年 ●第13回図書館総合展のランチタイムセッションで ビブリオバトルを実施した。 ●「ビブリオバトル⾸首都決戦2011」を開催した。
第13回図書館総合展 ランチタイムセッションのビブリオバトル
2011年年までのビブリオバトルを 振り返ってみると④ 2012年年 ●「ビブリオバトル春のワークショップ2012」を開催した。 ●「Library of the Year 2012」においてビブリオバトルが ⼤大賞を受賞した。 ●「ビブリオバトル⾸首都決戦2012」を開催した。
ビブリオバトルが Library of the Year 2012の ⼤大賞を受賞 ●CiNii ●saveMLAK ●ビブリオバトル ●三重県⽴立立図書館
Library of the Year 2012の プレゼンでは何を意識識していたか Library of the Year 2012は「図書館的活動」が ⼤大きく注⽬目された年年であり、ライバル候補機関の 動向や評価がまったく読めなかった。
Library of the Year 2012の プレゼンでは何を意識識していたか プレゼンター役として、以下の点について強調する ことを意識識した。 ●おもしろくて楽しいゲームであること。 ●準備も簡単で⼿手軽にできること。 ●その時点で既にある程度度の広まりが⾒見見られたこと。 ●図書館で実施することも有効だと考えられること。
ビブリオバトル普及委員会の 普及委員数の変化 300" 280" 260" 240" 220" 200" 180" ( ) 160" 140" 120" 100" 80" 60" 40" 20" 0" 11/5" 7" 9" 11" 12/1" 3" 5" 7" 9" 11" 13/1" 3" 5" 7" 9" 11" 14/1" 3" 5" 7" 9" 11" 15/1" 3" ( / ) 全会員数294名(2015年年10⽉月28⽇日現在) 5" 7" 9"
ビブリオバトル普及委員会の 普及委員数の変化 300" 280" 260" 240" 220" 200" 180" ( ) 160" 140" 2 1 0 2 r a e Y e h t f o y r a r b Li 120" 100" 80" 60" 40" 20" 0" 11/5" 7" 9" 11" 12/1" 3" 5" 7" 9" 11" 13/1" 3" 5" 7" 9" 11" 14/1" 3" 5" 7" 9" 11" 15/1" 3" ( / ) 全会員数294名(2015年年10⽉月28⽇日現在) 5" 7" 9"
ビブリオバトル普及委員会の 普及委員数の変化 の 後 の直 動 原 増加の そ ! も ⼒力力に 全会員数294名(2015年10月28日現在)
ビブリオバトル普及委員会の 普及委員の担当地区 5 5 23 19 25 21 61 102 10 20 3 全会員数294名(2015年年10⽉月28⽇日現在)
Library of the Year 2012 ⼤大賞受賞後のビブリオバトル 2013年年 ●⽂文部科学省省が「第三次⼦子どもの読書活動の推進に関する 基本的な計画」のなかでビブリオバトルに⾔言及した。 ●「ビブリオバトル春のワークショップ2013」を開催した。 ●「ビブリオバトル⾸首都決戦2013」を開催した。 ●「⾼高校⽣生書評合戦⾸首都⼤大会2013」を開催した。
Library of the Year 2012 ⼤大賞受賞後のビブリオバトル 2014年年 ●「ビブリオバトル春のワークショップ2014」を開催した。 ●「ビブリオバトル・シンポジウム2014」を開催した。 ●「全国⼤大学ビブリオバトル2014〜~京都決戦〜~」を開催した。 ●「全国⾼高等学校ビブリオバトル2014」を開催した。
Library of the Year 2012 ⼤大賞受賞後のビブリオバトル 2015年年 ●「ビブリオバトル春のワークショップ2015」を開催した。 ●「ビブリオバトル・シンポジウム2015」を開催予定。 ●「全国⼤大学ビブリオバトル2015〜~⾸首都決戦〜~」を開催予定。 ●「全国⾼高等学校ビブリオバトル2015」を開催予定。
Library of the Year の⼤大賞を 受賞したことの意義 ①活動場所の広がり(場への気づき) ビブリオバトルの導⼊入が図書館活動を盛り上げる⼿手法の⼀一つに なりうることを、ビブリオバトル普及委員を始めとする全国の 愛好家たちが気づくきっかけになった。 ②普及活動のための協⼒力力者の獲得(ツールへの気づき) ビブリオバトルという新しいスタイルの書評ゲームについて、 図書館関係者に広く知ってもらうきっかけになった。
Library of the Year の⼤大賞を 受賞したことの意義 ③広報活動の充実化(伝達経路路の増加) 図書館の持っている広報⼒力力が、ビブリオバトルの普及に対する 強⼒力力なサポーターとして機能するようになった。 ④図書館業界からの承認(付加価値の獲得) ビブリオバトル普及委員会のそれまでの活動に対し、外部から の評価をいただけたことで、社会的承認を得ることができた。
⽂文部科学省省 「⼦子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」 2013年年(平成25年年)5⽉月 は r a e Y the f o y r a r Lib ! た っ か 早 り よ る す 国が注⽬目
Library of the Year の⼤大賞を 受賞したことの意義 ⑤すべての⼈人のために(世代をまたぐゲームの誕⽣生) 公共図書館が積極的に関わっていくことで、さまざまな世代の ⼈人たちが、同じルールや舞台で楽しめるようなゲームになって いることに気がつくようになった。 ⑥個の活動から社会的活動へ(コミュニティの拡張) 図書館という公共空間で広めていくことで、ビブリオバトルの 関係者たちが、「コミュニティ」というキーワードを強く意識識 するようになった。
「ビブリオバトル・シンポジウム2015」 2015.11.14@横浜市中央図書館
「全国⼤大学ビブリオバトル2015〜~⾸首都決戦〜~」 2015.12.23@よみうり⼤大⼿手町ホール