【2026年度診療報酬改定】産科管理加算:新設の要点と施設基準ガイド

>100 Views

July 07, 26

スライド概要

2026年度診療報酬改定で新設される産科管理加算を、分娩を取り扱う医療機関向けに解説します。点数は病院250点/有床診療所50点(1日につき)。対象患者・算定開始のタイミング・届出に必要な4つの施設基準まで、要点を図解で整理します。

▼ メルマガ記事(テキスト版)はこちら
【2026年度診療報酬改定】産科管理加算の新設をわかりやすく解説
https://www.daitoku0110.news/p/obstetric-management-fee-2026

profile-image

病院事務長。急性期から回復期まで多岐にわたる医療機関で勤務。 医事、介護事務、経理、財務、税務、監査、総務、設備、情報システム、地域連携、法人業務まで、幅広い部門で自ら実務を経験し全体を統括。福祉業界の知見やイベント開催経験に加え、課題解決のためにAIエージェントを作成し、法人を支援した実績も多数有する。 【公開資料】主に以下の2テーマでスライド・動画を提供。 1. 令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈など)や施設基準、医療DXの解説 2. AIエージェント(miiboなど)の構築・活用

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

(ダウンロード不可)

関連スライド

各ページのテキスト
1.

【2026年度診療報酬改定】 産科管理加算:新設の要点と施設基準ガイド 分娩を取り扱う医療機関のためのコンプライアンス・チェックシート 対象読者:病院管理者・医療事務・産科病棟責任者

2.

背景 混合病棟化による母子の安全性確保の課題に対応 点数 [病院] 250点/日 [有床診療所] 50点/日 算定開始 分娩開始日以降の入院患者へ適用 必須要件 地方厚生局長等への届出(4つの施設基準適合)

3.

なぜ「産科管理加算」が新設されたのか? 分娩件数の減少 産科病棟の混合病棟化と他科患者の増加 母子の心身の安定・安全への配慮が困難に 解決策としての新評価: 「母子の心身の安定・安全に配慮した管理体制」と「妊娠・産後を含む継続ケアを行う体制」を新たに評価。

4.

施設区分に応じた点数体系 分娩を伴う入院患者を対象に、1日につき以下の点数を算定。 [病院] 産科管理加算1 250点/日 ※施設基準の第4項(常時助産師配置)が適用されます。 [有床診療所] 産科管理加算2 50点/日 ※施設基準は第1〜第3項までが適用されます。

5.

算定のタイミング:患者ジャーニーと開始起点 入院 分娩開始 分娩 産後ケア ここから算定開始 算定ルール 「分娩が開始した日以降の患者」へ必要な産科管理を行った場合に所定点数へ加算。

6.

前提となる「地域・継続ケア」の連携エコシステム 以下の母子保健事業等との連携が前提 産科管理加算の体制 院内助産 助産師外来 産後ケア事業

7.

施設基準 診断チェックリスト 地方厚生局長等への届出に必要な4要件 [標榜科] 産科又は産婦人科を標榜し、分娩を取り扱う保険医療機関であること。 [療養環境] 母子の心身の安定・安全の確保を図ることができる十分な療養環境が整備されていること。 [専任助産師] 母子保健・福祉事業等の地域連携に係る業務について十分な経験を有する「専任の助産師」が配置されていること。 [病院限定] [常時配置] 産前産後の妊産婦及び新生児を管理する病棟であり、かつ当該病棟へ助産師が「常時1人以上配置」されていること。

8.

今後のアクションプラン 自院の体制評価 4つの施設基準(標榜科・療養環境・助産師配置)を満たしているか確認する。 届出の準備 地方厚生局長等への届出書類を作成・準備する。 算定開始と継続ケア 分娩開始日以降の産科管理を実施し、母子保健事業(院内助産・産後ケア等)との連携を推進する。 2026年度(令和8年度)診療報酬改定に向けて、早期の体制構築が望まれます。