令和8年度診療報酬改定|在宅CPAP・PSG見直しを図解で解説

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June 15, 26

スライド概要

令和8年度診療報酬改定で見直される在宅持続陽圧呼吸療法(CPAP)指導管理料と終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)を図解で解説します。充実管理体制加算15点の新設、指導管理料2の250→240点引下げ、モニタリング体制で実質+5点/-10点に分かれる収益への影響、PSGの3,570点維持と2,000点新設まで、初学者にもわかるよう整理しました。

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令和8年度改定|在宅CPAP指導管理料の見直しと加算15点を解説
https://www.daitoku0110.news/p/cpap-home-care-fee-revision

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病院事務長。急性期から回復期まで多岐にわたる医療機関で勤務。 医事、介護事務、経理、財務、税務、監査、総務、設備、情報システム、地域連携、法人業務まで、幅広い部門で自ら実務を経験し全体を統括。福祉業界の知見やイベント開催経験に加え、課題解決のためにAIエージェントを作成し、法人を支援した実績も多数有する。 【公開資料】主に以下の2テーマでスライド・動画を提供。 1. 令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈など)や施設基準、医療DXの解説 2. AIエージェント(miiboなど)の構築・活用

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各ページのテキスト
1.

令和8年度診療報酬改定:質の評価に基づくCPAP・PSGの転換点 アウトカムとデータ重視へ移行するSAS診療の新たな要件と財務インパクト

2.

3つの軸で紐解く、睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療の新たな要件 在宅CPAP指導管理料の再編 モニタリング体制を評価する「充実管理体制加算15点」を新設。 一方で指導管理料2の本体は240点へ引き下げ。 PSG検査区分の細分化 専門職が関与する実施方法(院内・訪問)を3,570点として維持。 それ以外の「その他のもの」は2,000点へ減算。 共通する政策の狙い ・データ(CPAP使用時間)と実施実態に基づく「医療の質」の評価推進。 ・アウトカムを重視する方向性へのシフト。 データ 実態 → アウトカム(質の評価)

3.

従来の「実施ベース」の評価から、治療効果に直結する「データ把握体制」の評価へ 治療機器の毎晩の装着 → アドヒアランス(使用時間)のモニタリング → 治療効果の最大化・質の高い在宅CPAP療法 従来の制度:データ把握体制が十分に評価されていなかった CPAP療法の効果は「アドヒアランス」に大きく左右される。 令和8年度改定は、この使用状況をデータで把握・指導する体制を直接的に評価する。

4.

在宅CPAP指導管理料2の再編:本体引き下げと「充実管理体制加算」の新設 [施設基準] 機器の使用時間等をモニタリング可能な体制を有し、適切な指導管理を行っていること。 改定前 在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料2:250点 改定後 持続陽圧呼吸療法充実管理体制加算:15点(新設) 本体引き下げ:240点 = 最大255点 ※在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料1は2,250点のまま変更なし。本見直しの対象は指導管理料2のみ。

5.

モニタリング体制の有無がもたらす、クリニック収益への明確な分岐 モニタリング体制【あり】 240点(本体)+ 15点(加算)= 255点 実質+5点の増収 患者の使用状況をデータで把握し、結果に基づき指導を行う医療機関への上乗せ評価。 モニタリング体制【なし】 240点(本体)+ 0点(加算)= 240点 実質-10点の減収 体制を満たさない医療機関は本体の引き下げ分のみが適用される。

6.

終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)評価の細分化:専門職の関与が点数を左右する 終夜睡眠ポリグラフィー(旧「その他のもの」:3,570点) 専門職が関与する実施方法か? YES:保険医療機関内で実施、または医療従事者が患家を訪問して装置を装着 ※検査に要した交通費は「患家の負担」とする注記を新設。 3,570点(評価維持) NO:上記以外の実施方法(患者自身での装着など) 新「その他のもの」として2,000点(大幅な減算) 専門職が直接関与して装着する検査を手厚く評価し、検査データの質を担保する狙い。

7.

令和8年度PSG検査関連報酬の全容と改定ポイントの整理 検査区分 | 改定前点数 | 令和8年度点数 | 状態 保険医療機関内で又は訪問して実施するもの | (旧 その他のもの 3,570) | 3,570点 | 評価維持(条件細分化) その他のもの(上記以外) | 3,570 | 2,000点 | 引き下げ 携帯用装置を使用した場合 | 720 | 720点 | 変更なし 多点感圧センサーを有する睡眠評価装置を使用 | 250 | 250点 | 変更なし 安全精度管理下で行うもの | 4,760 | 4,760点 | 変更なし

8.

アウトカムと実施実態に基づく「医療の質」評価へのパラダイムシフト CPAP療法の見直し:使用時間のモニタリング体制を評価 アウトカム(結果)に直結するデータの把握 令和8年改定のコア・メッセージ データと実施実態に基づいて医療の質を評価する。今後のSAS診療は、単なる「データ駆動型の管理体制構築」への移行が不可欠となる。 データの質を担保する実施実態の評価 PSG検査の見直し:専門職の関与(院内・訪問)を評価