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July 08, 26
スライド概要
令和8年度診療報酬改定における無菌製剤処理加算の見直しを図解。小児加算の対象年齢が6歳未満から15歳未満へ拡大し、中心静脈栄養法用輸液(TPN)は137点から237点へ増点。背景・変更点・新旧点数を、保険薬局の実務者向けにスライドでわかりやすく整理しました。
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【令和8年度改定】無菌製剤処理加算の見直しを徹底解説|対象年齢は15歳未満へ
https://www.daitoku0110.news/p/sterile-preparation-addition-revision-2026
病院事務長。急性期から回復期まで多岐にわたる医療機関で勤務。 医事、介護事務、経理、財務、税務、監査、総務、設備、情報システム、地域連携、法人業務まで、幅広い部門で自ら実務を経験し全体を統括。福祉業界の知見やイベント開催経験に加え、課題解決のためにAIエージェントを作成し、法人を支援した実績も多数有する。 【公開資料】主に以下の2テーマでスライド・動画を提供。 1. 令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈など)や施設基準、医療DXの解説 2. AIエージェント(miiboなど)の構築・活用
【令和8年度改定】無菌製剤処理加算の見直し 対象年齢の拡大(15歳未満)と小児調製の実態に即した評価の適正化
令和8年度改定における2つの重要ポイント 対象年齢の拡大 15 「6歳未満」から「15歳未満」の小児へ適用範囲を拡大。 TPNの点数引き上げ +100 中心静脈栄養法用輸液(TPN)の小児加算を137点から237点へ増点。
見直しの背景:従来の制度における「6歳の壁」と現場の乖離 体重ごとの投与量調整の手間 旧制度での小児加算 0 6 15 年齢(歳) 添付文書上の「小児」は15歳未満が多く、シビアな調整が必要にもかかわらず、これまでは6歳の誕生日で評価が途切れていた。
なぜ「中心静脈栄養法用輸液(TPN)」の負担が大きいのか? 1~7歳 75~90 kcal/kg/day 年齢と体重に伴い、必要エネルギー量がダイナミックに変化。患者ごとのシビアな個別調製が必須となる。 12~15歳 40~60 kcal/kg/day ※無菌製剤処理加算の算定回数および届け出・算定を行う薬局数は年々増加傾向にあり、現場の負担増がデータにも表れている。
変更点①:小児加算の対象年齢を「15歳未満」へ拡大 従来の対象(6歳未満) 今回の拡大エリア(14歳まで) 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15歳 6歳以上15歳未満の患者に対する無菌製剤処理も新たに評価対象に。 14歳までの患者への調製において、体重ごとの投与量調整という実際の負担が点数に反映される。
変更点②:中心静脈栄養法用輸液の小児加算を引き上げ 137点 237点 +100点(1日につき) 旧・小児加算 新・小児加算 15歳未満の小児に対し、中心静脈栄養法用輸液の無菌製剤処理を行った場合の加算が大幅に増点。※引き上げ対象はTPNのみ。
【保存版】新旧・対象薬剤別 算定点数マトリクス 薬剤種別 基本点数 旧・小児加算 新・小児加算 中心静脈栄養法用輸液 69点 137点 237点 抗悪性腫瘍剤 79点 147点 147点(据え置き) 麻薬 69点 137点 137点(据え置き) 抗悪性腫瘍剤と麻薬の小児加算、および全薬剤の基本点数に変更はありません。
総括:小児調製の実態に即した「適正な評価」の実現 現場の負担 ・15歳未満までの体重別投与量調整 ・シビアなカロリー計算 診療報酬 ・対象年齢の拡大 ・TPNの大幅増点 令和8年度改定により、これまで見過ごされがちだった「6歳以上15歳未満の小児」に対する薬剤調製の労力が、診療報酬として明確に反映される形へと見直されました。