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March 28, 19
スライド概要
Notes/Dominoの@関数を取り上げながら、調べたこと、経験したことを雑談してゆきます。
第10回は @Middle、@MiddleBack、そして@StatusBar について。
-notes knows community- 2019/03/07 @関数Talk 第10回 公開版 ネオアクシス株式会社 阿部覚 (tw:) @abesat
前回扱った4つの続きで、 こちらもやらなければね、 と思います が、実はあたくし こちらの2つについては ほとんど実務で 使ったことがありません😀
@Middle @MiddleBackの 雑談
前回扱った @Right、@RightBack、@Left、@LeftBack と同様に 文字列から一部を取り出す関数です abcdefghijklmnop 上記4つの関数は、文字列の 右側、左側しか取り出せないのに対し 指定した途中部分を取り出せます
ろくろく使ったことがないものですから 他人の開発したDBアプリ内で 見かけたことはあっても 「右端とか左端ではなく 途中ってことでMiddleね?」 その程度の認識でおりました とりあえず実際に使ってみよう… @Right~@LeftBackなどの 前回の4つの関数よりも 引数が1つ増えるんだったよな 前回やったことに倣って…
こんなフォームを用意しました 1つ目の引数 2つ目の引数 3つ目の引数 左の見出しの式を持つ計算結果フィールド
やってみると、予想していたのと なんだか勝手が違います
ここでヘルプの該当箇所を抜き出してみます IBMさんのヘルプ offsetとな… こちらは@Middle。
ここでオフセットの概念について確認 こちらが一般的な ○文字目といった数え方 1 ↓ 2 ↓ 3 ↓ 4 ↓ 5 ↓ 6 ↓ 7 ↓ ABCDEFG ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 0 1 2 3 4 5 6 7 オフセットは目盛りのように 基点からの位置で見た概念だったと思います
先ほどの例を見直すと オフセットの1なので 1文字目の後から3文字取得 オフセットの2なので 2文字目の後から2文字取得
なるほど、 それで@Middleの方はわかった(かな) しかし@MiddleBackのほうはまだ…
今度は@MiddleBackのヘルプから抜き出し IBMさんのヘルプ 不可視文字?
そうすると、不可視文字くんを加えて ABCDEFG_ ↑ ↑ ↑ 8 7 6 ↑ ↑ ↑ ↑ 5 4 3 2 ↑ ↑ 1 0 こんなオフセットで、右から数えるわけだ!
先の例も、 最後に不可視文字くんがいるよ、の前提で 1の指定では、不可視文字くんしか取れず… 2の指定だと不可視文字くんともう1文字
これでどうやら お分かりいただけたでしょうか どうして、奴のことを 気にしてあげなきゃならない仕様なの? という疑問はさておき…
さて、いったん話を閉じますが、 お気づきかもしれません @Middle、@MiddleBackの構文パターンは 本当は↓これだけあります IBMさんのヘルプ 今回扱ったのはここだけ つまり2番目3番目の引数には 文字列も使えますが、またの機会に
今度は このTalkをはじめてから いくつかこういうのに ぶつかってますが、 存在すら知らなかった関数のひとつ 😀 かつ、知ってたら使っていたのに と思った関数です
@StatusBarの 雑談
LotusScriptでは同じ機能(Print)を 多用していたのですが 式言語にあったとは… みんなもまだ知らないよね、 使ってる人とかネット上にも…
一応、いらっしゃったようです ともかく気を取り直して、
使い方はシンプルです IBMさんのヘルプ 例えばこんなボタンを作って
ボタンを押すと ステータスバーにメッセージが出ます
実際の業務アプリでは 何らかのお知らせに使うことができます。 お知らせといえば @Promptという関数が あるのですが、 必ずOKを押さねばならない ステータスバーなら 押すとかは不要
ただ、目立たないので 気づいてほしいメッセージに 気づいてもらえない弱点も
ユーザーさんの使い方により ステータスバー部分が見えてないケースも ありうるわけで
確実に気づいてもらえなくてもいいけど 気づいてもらえれば目安になる そんなレベルのメッセージにご利用ください