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February 28, 22
スライド概要
建築デジタルツインを叶える Unity Reflect をご紹介します。
Unity Reflect が進化し、便利さが大きく向上しました。
前バージョンから現バージョンまで Unity Reflect の持つ機能を紹介します。
今回の内容は、Unity Reflect の基礎を詳しく、また易しく解説します。
Unity Reflect とは何か。基礎知識を網羅した概要編となっております。
リアルタイム3Dコンテンツを制作・運用するための世界的にリードするプラットフォームである「Unity」の日本国内における販売、サポート、コミュニティ活動、研究開発、教育支援を行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。
v3.0 Unity Reflect Review / Develop 基本機能のご紹介 竹内 高橋 一生 | 忍 | Developer Advocate - AEC Project Manager | |
自己紹介 a Developer Advocate - AEC 竹内一生 / Takeuchi Issey Project Manager 高橋 忍 / Takahashi Shinobu
Unity について リアルタイム3D描画エンジンを搭載した、 統合型開発ツール ゲーム デジタルヒューマン デジタルツイン アート メタバース 機械学習 Unity Editor リアルタイム3D 3
Unityが提供するIndustry(産業用)製品 ※抜粋 Unity Reflect Review Pixyz 設計レビュー中にうまくコミュニケーションを取り、プ ロジェクトの関係者とより効率的に共同制作を進め、 コストのかかるミスを回避して、より迅速に調整でき るようにします。 Pixyz のソフトウェアなら、リアルタイムの可視化プロ ジェクト向けに大規模な CAD、メッシュ、および点群 モデルを Unity にすばやくインポート、準備、最適化 するために必要なすべてが揃っています。 トレーニング、ビジュアライゼーション、安全を目的と した任意の VR 設定で、人間が主体の高度なリアル タイムのシミュレーションを作成します。 Unity Reflect Develop Unity Simulation Pro Unityコンピュータービジョン 建築物やインフラのライフサイクル全体にわたる問 題に対処する独自のカスタムアプリケーションを構 築して、社内または商用に展開できます。 Unity ランタイムのシミュレーション用に最適化され たバージョンを通じて、スケーラブルなシミュレーシ ョンの真価を発揮します。 よりスマートなコンピュータービジョンモデルをトレー ニングするために完全にラベル付けされた、手頃な 価格で入手できる偏りのない多様な合成データ。 VisualLive Furioos Unity Forma 建築の専門家は、AR を使用して大きな BIM ファイ ルと CAD ファイルを現場にオーバーレイすることで、 設計を可視化してリアルタイムで共同作業できます。 Unity、Windowsアプリケーションの完全なインタラ クティブ3D体験を、あらゆるウェブブラウザで最高の ビジュアル品質でストリーミングできます。 リアルタイム 3D のパワーをマーケティングに活用し ましょう。製品の 3D データをインタラクティブな 3D コンフィギュレーター、美しい画像などに変えましょう。 Interact 4
Generative Art — Made with Unity Unity Reflect BIM活用のための開発不要なソリューション
従来型のBIMアプリと Unity Reflect Unity Reflect BIM 従来型 BIMアプリ Unity Reflect Unity Reflect BIMをアプリに埋め込み BIM更新する毎にアプリ更新が必要 デバイス対応困難 要開発・維持メンテナンス 6 BIMデータを逐次読み込み可能 アプリ更新は原則不要 マルチデバイス/xRに対応 開発不要
Unity Reflect を使った作業の流れ 開発 担当 (委託) アプリ更新 しますね BIM更新 しました 復数BIMでも 対応OK BIM更新 しました BIM更新 しました お、もう 先週の修正 反映されてる プロジェクトが 復数でもOK アプリ更新 しますね BIM更新 しました 設計 担当 現場 作業者 アプリOK BIMもOK 便利です! BIM更新が 即反映 BIM出来 ました アプリ も便利に なってる! 開発作業と 運用を切りわけし 同時進行も
Unity Reflect 活用イメージ
Unity Reflect 対応ソフト 2022/2 段階 Autodesk BIM360 Autodesk Revit IFC, FBX, Civil 3D, Infraworks, etc. 2018*, 2019*, 2020, 2021, 2022 *Autodeskサポート外 Autodesk Navisworks 2018*, 2018*, 2019, 2020, 2021, 2022 (export only) Graphisoft ARCHICAD McNeel Rhinoceros 6 and 7 24 and 25 Trimble SketchUp Pixyz 2019, 2020, 2021 30以上のフォーマット 9
Unity Reflect 動作 Third-party plugins Unity Reflect とは BIMモデルを簡単に表示できるUnityの仕組みです Reflect Server 10 Reflect Viewer
BIMデータの変換とアップロード plugins Reflect Server 11 Reflect Viewer
BIMデータの変換とアップロード plugins Reflect Server 12 Reflect Viewer
Reflect サーバーはデータを格納する場所 Third-party plugins Reflect Server 13 Reflect Viewer
Generative Art — Made with Unity Unity Reflect ユーザータイプと利用用途に合わせた 2つのソリューション
ユーザータイプと利用用途に合わせた 2つのソリューション Reflect Review Reflect Develop 建築担当者向け 開発者向け プロジェクト設計レビューのための 専用ソリューション 建設建築業界向けの カスタムアプリ開発ソリューション BIMデータを直ぐに可視化したい AR、VRを簡単に行いたい BIMデータを用いたデジタルツイン 社内の仕組みを作りたい 15
Generative Art — Made with Unity Unity Reflect Reflect Review 機能詳細紹介
REFLECT REVIEW Unity Reflect Review ~v2 基本機能 基本機能 管理/クラウド機能 – BIMデータの変換 – クラウドホステッド型のプロジェクト管理サーバー – データのリアルタイム変更、同期 – 無制限のプロジェクト – BIM情報の可視化 – ユーザー管理 – 太陽シミュレーション – プロジェクト共有 – マルチプラットフォーム(Windows、Android、ios) – 3Dモデルの自動最適化(Pixyz) – xRに対応(AR/VR) – メジャー計測 – 複数人体験(マルチプレイ) – フォローモード(位置共有) – 注釈機能(コメント機能) – HD Viewer 17
REFLECT REVIEW Unity Reflect Review ~v2 基本機能 リアルタイム変更、同期 BIM情報の可視化 マルチデバイス(PC/VR/AR)での 複数人体験 計測 注釈 18 太陽シミュレーション
デモ 19
REFLECT REVIEW Unity Reflect Review v3 アップデート情報 対応ソフトウェア追加 – ARCHICAD 基本機能 – 計測ツール 水平垂直 – マーカーベース AR – プレゼンテーションモード Unity ID 管理/クラウド機能 – ゲストユーザー ※ライセンス部分で紹介 – モデル読み込みのパフォーマンスの改善 20
REFLECT REVIEW ARCHICAD 21
REFLECT REVIEW 計測ツール 水平垂直 22
REFLECT REVIEW マーカーベース AR ARの位置合わせが4種類に増えました – View Match mode – Corner Match mode – Tabletop AR mode – AR Marker mode 23
REFLECT REVIEW マーカーベース AR 設定方法 24
REFLECT REVIEW マーカーベース AR 使い勝手 25
REFLECT REVIEW プレゼンテーションモード 26
REFLECT REVIEW モデル読み込みのパフォーマンスの改善 アクターシステム データパイプラインをマルチスレッド化 モデルを並行して読み込むことで、複数のコアを持つ デバイスの CPU パワーを有効活用しています。 HLOD (Hierarchical Level of Detail; 階層的詳細レベル) モデルが遠くにある場合、1 つの大きな物体として表示されます。 ユーザーが近づくと、モデルは構成要素に分解され、選択された 個々のオブジェクトの粒度を保ったまま、バッチの数を大幅に減らす ことができます。 27
Unity Reflect Reflect Develop Generative Art — Made with Unity
ユーザータイプと利用用途に合わせた 2つのソリューション Reflect Review Reflect Develop 建築担当者向け 開発者向け プロジェクト設計レビューのための 専用ソリューション 建設建築業界向けの カスタムアプリ開発ソリューション BIMデータを直ぐに可視化したい AR、VRを簡単に行いたい BIMデータを用いたデジタルツイン 社内の仕組みを作りたい 29
REFLECT DEVELOP 開発向け API Publisher API Viewer API 30
REFLECT DEVELOP 開発向け Github v3 アップデート Publisher Sample https://github.com/Unity-Technologies/reflect.publisher.csharp 自社で3Dモデリングツールを開発されている企業様向け Reflect Publisher APIを使ってBIMをReflect Server にUpload することができます。 Reflect Viewer https://github.com/Unity-Technologies/com.unity.reflect.viewer BIMアプリケーションを開発されたい企業様向け Viewer APIを使ってReflect Review ビューワーをベースにカスタム開発ができます またBIMをUnityプロジェクトに読み込んで、特定BIM専用のアプリを開発することも出来ます。 31
REFLECT DEVELOP 開発向け Github [Reflect Viewer] v3 アップデート 公開している リポジトリ(Github)は参照アプリケーションです。 Unity Reflect をベースとした、 独自のアプリケーションを開発(カスタマイズ)する方法のベースです。 Unity Reflectので動作する機能が全て入っています。 公開されている、Unity Reflect Review を開発するために、 Unity 社内でまったく同じプロセスを使用しています。 Clone the public github repository ※このリポジトリは Git LFS を使用しています。 すべてのファイルを取得するために Git LFS を導入してクロ ーンしてください。 Githubの「Download Zip」を行うと、データが不足し、UIが 正常に描画されません。 32
REFLECT DEVELOP 開発向け Github [Reflect Viewer] v3 アップデート 33
ユーザータイプと利用用途に合わせた 2つのソリューション Reflect Review 建築担当者向け プロジェクト設計レビューのための 専用ソリューション Reflect Develop 開発者向け 建設建築業界向けの カスタムアプリ開発用ソリューシ ョン
REFLECT REVIEW Reflect Review Review License BIMオペレーター向け BIMデータのアップロードと Viewer の利用が可能 Reflect Plugin Collaborate License BIM閲覧者向け Windows/iOS/Android の Viewer の利用が可能 35
REFLECT REVIEW ユーザーへのライセンス割当/ゲストユーザー(v3.0) V3.0 ではUnity IDを持っていないユーザーも閲覧することが出来るようになります。 この場合、Sharing による閲覧と同じで指定されたBIMデータのみを閲覧することが出来ます。 ゲストユーザー 指定されたBIMのみ閲覧可能 36
REFLECT REVIEW Reflect Review ライセンスまとめ BIM をサーバーに アップロードする REFLECT Uploader for BIM Tools Plan Reflect Review License BIM プロジェクトを Review アプリで閲 覧 カスタム 開発 3D View, AR/VR Info Viewer / Filter, Sun Studies, Measure, Voice Chat, Communicational Viewer Development custom app from Unity Reflect Viewer base Project. カスタムアプリで BIMプロジェクト閲 覧 Distribution License for Custom Viewer. Communicational Viewer #of License Review 1 OK OK ー ー Collaborate 1 ー OK ー ー Reflect Develop で開発したアプリは使 用できないので注意 37
REFLECT REVIEW 問題:必要なライセンス数と割当を考えてみよう Review Collaborate A社 Stake Holder Masahiro Project Member Shinobu A社 Stake Holder Takahiro Project Member BIM Operator Takeuchi Tanaka B社 Stake Holder Naohiro Project Member B社 Stake Holder Honda Yasumaro 38
Reflect Review ライセンス利用例 BIM Project の 作成/発行をするた め Reflect Review ライセンスを割り当 て Review チーム内のBIM Project を 逐次確認し、顧客にリンクを発行するので Collaborate ライセンスを割り合て Collaborate REFLECT REVIEW 特定のBIM Project のみ閲覧で 頻度が高くないので Floating License を用意しておく。割当は不要 Collaborate Collaborate A社 Stake Holder Project Member Masahiro Shinobu A社 Stake Holder Collaborate Takahiro Project Member BIM Operator Takeuchi Tanaka Collaborate B社 Stake Holder Naohiro Project Member B社 Stake Holder Honda Yasumaro 39
ユーザータイプと利用用途に合わせた 2つのソリューション Reflect Develop Reflect Review 開発者向け 建築担当者向け 建設建築業界向けの カスタムアプリ開発用ソリューシ ョン プロジェクト設計レビューのための 専用ソリューション 40
REFLECT DEVELOP Reflect Develop 開発時 開発時 Unity Pro License Develop License テストなど非商用利用時は 10ユーザーに利用権を 割り当てることが出来る Reflect Plugin 41
REFLECT DEVELOP Reflect Develop 運用時 開発時 Unity Pro License 運用時 Deploy License Reflect Plugin 42 Develop License
REFLECT DEVELOP Reflect Develop ライセンスまとめ BIM をサーバーに アップロードする REFLECT Uploader for BIM Tools Plan Reflect Develop License BIM プロジェクトを Review アプリで閲 覧 カスタム 開発 3D View, AR/VR Info Viewer / Filter, Sun Studies, Measure, Voice Chat, Communicational Viewer Development custom app from Unity Reflect Viewer base Project. カスタムアプリで BIMプロジェクト閲 覧 Distribution License for Custom Viewer. Communicational Viewer #of Licens e Develop 1 OK ー OK OK Deploy 10 OK (Non-Commercial) ー ー OK (Non-Commercial) Deploy 1 OK ー ー OK Reflect Review (標準ビューワー)は、 使用できないので注意 43
REFLECT REVIEW Reflect Review と Develop ライセンスまとめ BIM をサーバーに アップロードする REFLECT Uploader for BIM Tools Plan Reflect Review Reflect Develop License BIM プロジェクトを Review アプリで閲 覧 カスタム 開発 3D View, AR/VR Info Viewer / Filter, Sun Studies, Measure, Voice Chat, Communicational Viewer Development custom app from Unity Reflect Viewer base Project. REFLECT DEVELOP カスタムアプリで BIMプロジェクト閲 覧 Distribution License for Custom Viewer. Communicational Viewer #of License Review 1 OK OK ー ー Collaborate 1 ー OK ー ー Develop 1 OK ー OK OK Deploy 10 OK (Non-Commercial) ー ー OK (Non-Commercial) Deploy 1 OK ー ー OK 44
Unity Reflect 今後のロードマップ Generative Art — Made with Unity
Unity AECO(Reflect Roadmap) ロードマップ 46