集まれ!Dreamingエンジニア! 〜箱庭で紡ぎ出されるIoT/クラウドロボティクス開発の新しいカタチ〜

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November 15, 21

スライド概要

『箱庭』とは、IoT/クラウドロボティクス時代の仮想シミュレーション環境です。「箱の中に、様々なモノをみんなの好みで配置して、いろいろ試せる!」ようになれることを目指しています。Unityはそのコンセプトを実現する上で要となる技術です。箱庭を利用するとUnity上で手軽にロボットを配置し,物理エンジンで動作させながらマイコンシミュレータ/ROS/クラウド連携できます。箱庭で紡ぎだされるロボット開発の新しいカタチ/夢を語りながら、最新の箱庭成果をどうやれば利用/開発できるようになるか説明します。箱庭成果はOSSとしてUnityパッケージと併せて一般公開中です。

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リアルタイム3Dコンテンツを制作・運用するための世界的にリードするプラットフォームである「Unity」の日本国内における販売、サポート、コミュニティ活動、研究開発、教育支援を行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

集まれ!Dreamingエンジニア! ~箱庭で紡ぎ出される IoT/クラウドロボティクス開発の新しいカタチ~ 箱 庭 森 崇 (永和システムマネジメント)

2.

自己紹介 — 森 崇(もり たかし) — 職歴/専門分野 — Linuxファイルシステム/カーネル周りのお仕事(10年) — 組込みRTOS/ROS周りのお仕事(10年) — TOPPERS/箱庭WG参加・開発(3年) 箱 庭 — 組込みソフト/マイコンシミュレータ担当 — 箱庭コア機能担当 で 者 初 y t i n U 心 — 物理シミュレーション/ビジュアライズ (Unity担当) Athrill す !

3.

『箱庭』の狙いとコンセプト — 箱の中に,様々なモノをみんなの好みで配置して,いろいろ試せる! ・仮想環境上(箱庭)でIoT/ロボット・システムを開発する — ⇒ 各分野のソフトウェアを持ち寄って,机上で全体結合&実証実験! ロボット制御系 エンジニア 組込み系 エンジニア ネットワーク系 エンジニア クラウド系 エンジニア Web系エンジニア

4.

箱庭WG活動のテーマ 楽しく わくわく つながる

5.

箱庭を実現する技術 クラウド系 ロボット制御系 Rob Dev otics elo per sB RO S 1/ RO S2 UI/ビ ジュア ライズ /物理 演算エ ンジン コン ータ イ マ ミュレ シ ril Ath 箱庭 l 組込み系 境 向け実行環 み 組込S軽量 RO R S O T OX ers Protocol Buff Web/ネットワーク系

6.

なぜUnityなのか? 箱庭らしさがあるから ・初学者にやさしい ・試行錯誤させてくれる ・エンジニアに愛されている

7.

初学者にやさしい ・直感的な操作感 ・ググれば答えが出てくる ・C#スクリプト(C++でない) ・プログラミングの楽しさ ・デバッグ機能が充実 ・Win/Mac/Linux が 単体ロボット マ ! シミュレータできた! ラ した グ ロ れま プ 末 作 /週 ース 差動モータでロボット動いた 者 ベ 学 Hinge Joint 初 年で 半 簡単な車を作って動かせた Wheel Collider スタート:初学者 2019/5 GW 2019/11 連休中 2020/5

8.

試行錯誤させてくれる ・地図貼り付け ・Prefab配置 ・位置変更 ・シミュレーション ポイポイっと放り込める感じが好き

9.

エンジニアに愛されている ット ! セ る ア ty でき i Un 活用 った して 作 と が 人 ット の セ 中 ア 界 の 世 庭 箱 を ・ Unityアセットストアの存在 ・世界中の人が作っている! 道路作成ツール作った! 9

10.

4年後: 箱庭アセット 108 個そろえよう! 目 指 せ 大 阪 万 博 ! rill Ath 2025

11.

箱庭WG活動のあゆみと成果

12.

箱庭はここから始まった! — マイコンシミュレータAthrill + mROSが「つながる」 Athrill

13.

単体ロボットシミュレータができた! — Unity + マイコンシミュレータAthrillが「つながる」 Athrill

14.

IoT/クラウドロボティクス向け開発環境の第一歩 — Unity + mROS + RDBOX + Athrillが「つながる」 Athrill

15.

ロボット開発の新しいカタチ 仮想世界と現実世界を同じインフラ環境で開発できるようになる! 仮想世界 現実世界 制御アプリケーション 物理 シミュレータ 制御 対象 — — — — SBCはAthrillで 外部環境はUnityで 現実世界の法則は箱庭で 開発環境は共通化 – RDBOX – ROS/mROS SBC Athrill Athrill 制御 対象 制御 対象 外部環境 制御 対象 ROS/ROS2 ROS/ROS2 箱庭 現実世界の法則 クラウドネイティブな情報基盤 15

16.

今の箱庭の風景 16

17.

大事なことなのでもう一回! <箱庭WG活動のテーマ>

18.

箱庭成果の利用方法 — 単体ロボットシミュレータ — ROS対応版箱庭

19.

単体ロボットシミュレータの利用方法 — 「箱庭」の世界をたった2ステップで環境構築/4ステップで実行!! – https://github.com/toppers/hakoniwa-single_robot — 環境構築 1. Dockerイメージの展開 2. Unityバイナリのダウンロード — シミュレーション実行 1. 箱庭アセット・プロキシ起動 2. マイコン側の制御プログラムのビルド 3. Unityアプリ起動 4. 箱庭シミュレーション開始

20.

ROS対応版箱庭の利用方法 — ROS対応版箱庭が登場 – Unity/ROS対応の恩恵を享受!感謝! — 箱庭版TurtleBot3をUnityで実現(ROS1/ROS2) — 利用手順 – Unityアプリでの利用手順 – – Unityパッケージでの利用手順 – – https://github.com/toppers/hakoniwa-ros-samples https://qiita.com/kanetugu2018/items/26170fab17c74635ea91 内部構造解説 – https://qiita.com/kanetugu2018/items/a2a069dba6e26c4e7eda

21.

年内を目途に一般公開予定 — RDBOX&箱庭連携 — 道路作成ツール&箱庭連携

22.

箱庭の開発方法 — 箱庭アーキテクチャ概要 — 箱庭コア機能開発 — Unity開発

23.

箱庭アーキテクチャ概要 様々な課題に対応すべく,箱庭アーキテクチャを設計 箱庭内部アセット群 各種ロボットたち 箱庭シミュレータ 箱庭コア機能 特徴1. IoT/クラウド時代に求められるシミュレーションのユースケースに対応予定 https://github.com/toppers/hakoniwa-core gRPC 特徴2. 箱庭外部アセット管理するためのアセット通信は gRPC を利⽤(疎結合) 箱庭外部アセット群 特徴3. 様々な⾔語で 開発可能 箱庭プロキシ 特徴4. 箱庭プロキシを利⽤することで,既存シミュレータ (athrill等)を改修せずに箱庭コアと結合できる 箱庭コマンド群 特徴5. コマンドベースで シミュレーションを⾃動化

24.

箱庭コア機能開発 — C#で開発します — 4ステップ 1. Visual Studio起動 2. プログラム修正 3. ビルド(Hakoniwa.dll) 4. UnityエディタのPlugin フォルダにドロップ ビルド ドラッグ& ドロップ

25.

箱庭Unity開発 — 箱庭内部アセット群は,Unityオブジェクト/スクリプト(C#)で開発します — プログラム作成/改修方法は,Unityの開発スタイルと同じ – スクリプト配置場所:Scripts/Hakoniwa – 最新ソース:https://github.com/toppers/hakoniwa-Unity-Package/tree/main/UnityScripts/Hakoniwa Unityスクリプト(C#)

26.

年内を目途に開発手順を一般公開予定 — 箱庭コア機能開発 — 箱庭Unity開発

27.

『箱庭』WGへのご案内 — でっかく語って,少しずつ育てております! – だんだんとカタチになってきました! – https://toppers.github.io/hakoniwa/ — 箱庭の狙い・趣旨にご賛同いただける方の WGへの参画をお待ちしております!! – まずはSlackでの議論,活動内容へのご要望, コア技術やアセットの開発,などに参加したい方 – 箱庭WGの技術成果を活用したい方 – 製品開発に展開してみたい方 よろしくお願いいたします!! 箱 庭 27 Star && Watch お願いします! 公式Webサイトにて 最新の技術情報や 発表資料を公開中!