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December 19, 22
スライド概要
2022年12月18日に行われたイベント「【年末だよ】Unity お・と・なのLT大会 2022」で発表したLTの資料です。
2022年にあったUnityのDevOpsまわりのアップデートをまとめました。
Senior Developer Support Engineer at Unity Technologies 日本Androidの会 Unity部 部長
UnityのDevOpsまわりの 最新プロダクト 2022 まとめ Unity部 部長 かまた 【年末だよ】Unity お・と・なのLT大会2022
話す人 鎌田 泰行 ● ● Unity部 部長 普段はUnity Adsやクラウドサービスの テクニカルサポートやってます
Unity Teams Unity Collaborate Plastic SCM Unity Cloud Build
事の経緯
でかいアップデートがたくさんあった ● 料金プランの変更 ● プロダクトの廃止 ● 新プロダクトへのマイグレーション
「前はこうでした」 「今はこうです」 を紹介します
Disclaimer ● これも来年には「最新情報(deprecated)」になってるかも しれません
Unity Teams Basic Unity Teams Advanced
Unity Teams Basic/Advanced ● CollaborateとCloud Buildを使うために必要 ● Advanced(有償)があるとCloud Buildが使える ● AdvancedはUnity Plus/Proについてくる DEPRECATED
プロダクトごとの従量制 ● それぞれ使った分だけお金がかかる「pay-as-you-go」とい うスタイルに ● 以前からUnity Teams Advancedを持っている人は引き続き 利用可能 ○ →いずれ新プランに移行される(時期未定)
Unity Collaborate
Unity Collaborate ● Unityプロジェクトを複数人で作業するためのバージョン管理 &ホスティングサービス ● Unityエディタに内蔵 ● 1GB 3名まで無料 DEPRECATED
Plastic SCMへ移行 ● CollaborateのプロジェクトはPlastic SCMのリポジトリに マイグレーション済み ● 過去にアーカイブしていたCollaborateのプロジェクトは もう削除されてる
Plastic SCM ● Unity公式のバージョン管理ツール ● Unityエディタに統合済み ○ 個人的には、専用のGUIソフト(Plastic SCM, Gluon)を 使うのがオススメ ○ CLIもちゃんとあるよ ● サイズの大きいバイナリファイルやプロジェクトにめちゃ強い
Plastic SCM ● ホスティングサービスをつかう ○ Cloud Edition ■ 3人、5GBまで無料 ■ ユーザー単位のサブスク(月額 $9/user) ■ リポジトリサイズによる従量課金 ● オンプレミスでサーバーをたてる ○ Enterprise Edition ■ ユーザー単位のサブスク(月額 $23/user)
Plastic SCM ● 今後のロードマップ ○ コードレビュー ○ 公開リポジトリ ○ Webダッシュボードの改善
Unity Cloud Build
Unity Cloud Build ● ソースコードからクラウド上でビルドを実行 ● 新料金プラン ○ ビルド時間による従量課金(分単位)
Unity Cloud Build ● 適宜更新 ○ UnityエディタやXcodeの新バージョン追加 ○ ビルドマシンのマシンスペック向上
Unity Cloud Build ● 2022年の主なアップデート ○ Windowsのビルダーが追加 ■ 明示的に選択も可能に ○ 同時ビルド数が8に(*1) ○ ビルド可能なプロジェクトサイズが25GB→40GBに(*1) (*1) 新料金プランのみ
Unity Cloud Build ● 今後のロードマップ ○ 同時ビルド数の増加(20) ○ ビルド可能プロジェクトサイズの増加(100GB-1TB) ○ Incremental Buildの実現→ビルド時間の短縮 ○ 高速ビルドオプションの追加
Build Serverもあるよ ● 自前でDevOpsしたい人向け ● ヘッドレスモード専用のライセンス ● Unity Proよりちょっとお安い
以上、目まぐるしく変化した DevOpsまわりの最新プロダクト 2022まとめ でした
Thank you!