フルリモートワーク×ハイパフォーマンスを支える企業文化とタスク管理@JBUG東北#1 + JAWS-UGいわて (2024.10.19)

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October 19, 24

スライド概要

2024/10/19 に岩手県盛岡市で開催された「JBUG東北 #1 + JAWS-UGいわて コラボ開催 仕事の"うまい"進め方をシェアしよう!」で使用した資料です。

イベントページ : https://jbug.connpass.com/event/326951/
感想ブログ : https://takagerbera.com/entry/jbug-tohoku-202410

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東北のIT企業で経営管理をしています。

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各ページのテキスト
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JBUG東北 #1 + JAWS-UG いわて フルリモートワーク×ハイパフォーマンスを ⽀える企業⽂化とタスク管理 Takahito KIKUCHI (heptagon inc.) © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved.

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⾃⼰紹介 菊池 崇仁 <Takahito KIKUCHI> 株式会社ヘプタゴン (heptagon inc.) Business Development https://takagerbera.com/ https://twitter.com/takagerbera/ https://www.facebook.com/takagerbera/ © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 2

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JBUG 宮城 #0 に続く2回⽬の JBUG です! 前回の発表もよろしくお願いします! https://www.docswell.com/s/takagerbera/K9888M-jbug_miyagi_20230314 © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 3

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株式会社ヘプタゴンの紹介 社名 株式会社ヘプタゴン (heptagon inc.) 顔を知らない100万⼈の幸せよりも 企業理念 テクノロジーで幸せに 2020年に東北の企業では 初となる AWS アドバンストティア 設⽴ サービスパートナーに認定 拠点 そのほか • 内製化⽀援推進 AWS パートナー (2021年〜) • AWS ジャパン⽣成 AI 実⽤化推進プログラム 推進パートナー (2024年〜) など多数認定あり © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. ⾃分たちの⾝近な100⼈を 事業内容 2012年7⽉ 本社(⻘森県三沢市)、宮城オフィス(宮城県仙台 市)、岩⼿オフィス(岩⼿県⼀関市) • クラウドインフラの構築、保守、運⽤ • クラウドネイティブなシステム開発 • クラウド導⼊に関するコンサルティング • 内製化⽀援 4

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ヘプタゴンが展開する事業 フルマネージドサービス デベロップメントサービス コンサルティングサービス (クラウドインフラ構築、運⽤) (クラウドシステム開発) (コンサルティング、内製化⽀援) © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 5

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ヘプタゴンのビジネスがあげた成果 100社、300プロジェクトを超える 豊富な AWS 利⽤実績 東北のお客様の中⼼にクラウドの導⼊⽀援や AI や IoT など先端テクノロジーを⽤いた 企業課題解決を⾏っています © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 6

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⽀援したお客様 (⼀部抜粋) © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 7

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テックコミュニティへの貢献 JAWS-UG をはじめ 多数のコミュニティで 当社の社員は 実績を残しています © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 8

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本⽇お話しすること フルリモートワークを⽀える ハイパフォーマンスを達成する ヘプタゴンの企業⽂化 タスク管理 © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 9

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ヘプタゴンの⽇常。オフィスはあれど… ▲ 2024年6⽉に移転した新本社へ代表が出社する様⼦ ▲ オフィスは基本的に代表⼀⼈なのですが、バーチャルオフィスでは… © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 10

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ヘプタゴンはフルリモート組織です ヘプタゴンの社員は 全国各地から リモートで勤務しています🧑💻 兵庫県 1⼈ 愛知県 2⼈ ⻘森県 4⼈ 東京都 1⼈ 岩⼿県 1⼈ 宮城県 4⼈ © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. ▲ 居住地内訳 (2024年10⽉現在) 11

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フルリモート組織を⽀える「3つのS」 Strategy System Skills (事業戦略) (仕組み) (成果をつくる⼒) © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 12

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1つめの S : Strategy (事業戦略) クラウド専業を名乗り、コア業務に資源を集中 技術検証環境 お客様環境 事業領域をクラウドに絞ることで、開発から保守まで⼀貫して リモート対応可能に。お客様先に出向く時間の減少や インターネット ⾃宅 オフィス 業務で使⽤する SaaS 類 (⼀例) 成⻑領域の知⾒獲得など、エンジニア体験改善にも貢献。 SaaS 活⽤によるノンコア業務の切り離し バックオフィス業務を中⼼に SaaS を積極活⽤。専任スタッフなし でも社内⼿続きの⾼速化などに貢献。 何よりこれらの⽅針にトップがコミットしているので © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. ⽅針にブレがない (⼀番重要) 13

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2つめの S : System (仕組み) グループリーダー、プロジェクトオーナーが「⽬指すべき姿」を共有し、 Self-Control と Self-Driving を後押しするマクロ‧マネジメント 物理的接触のない状態での マイクロマネジメントは限界 (というか無理) ⾏動に関する権限委譲を進め、マイクロマネジメントを回避 個別の課題解決は担当メンバーの裁量で実施 ゴールの共有 ⼿順 グループリーダー、 プロジェクトオーナー © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. ⼯数 優先度 連携 ‧‧‧ メンバー 14

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Self-Control/Self-Driving を⽀える仕組みたち (*タスク管理以外) Slack での予定共有 バーチャルオフィスの活⽤ 出社時に Slack のワークフローで当⽇のスケジュール Gather Town を使ったバーチャルオフィスを⽤意。 を共有。その⽇に何をするか⾔うことで、意識付けが 困ったときの相談や、雑談を含むちょっとした相談を、 ⾼まる効果もあります。 即座に実施できる体制を整えています。 会話3 会話1 © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 会話2 15

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タスク管理における前提 : ヘプタゴンにおける「成果の考え⽅」 フルリモートでもスタンダード*を⽬指す * 「フルリモートではない企業と同等の成果」の意 © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 16

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タスク管理における基本的な決まりごと メンバー個⼈が持っているタスクは発⽣時点で課題に登録する 「積み課題」を除く全ての課題には期限を設定する 期限を延⻑‧変更する場合は必ず理由もセットで © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 17

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タスク管理における基本的な決まりごと タスク管理を「個⼈ごと」ではなく「組織ごと」として捉え、ハイパフォーマンスを⽬指す! メンバー個⼈が持っているタスクは発⽣時点で課題に登録する 抜け漏れを防ぎつつ、透明性を上げ、課題に対する相互マネジメントができる 「積み課題」を除く全ての課題には期限を設定する ゴール思考の徹底による Self-Control の実践と習慣づけ 期限を延⻑‧変更する場合は必ず理由もセットで やむを得ない理由以外での変更を「チームで解決する」きっかけに © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 18

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“課題の組織ごと化” による効果 個⼈の⼼理的負担の軽減 ▶ 多少の失敗も許容できる「成⻑の場」に。 “以前働いていた SES のような環境では、個⼈の単価が決まっていて、それぞれ条件が合った案件にアサイン される形でした。そのため、そういう環境では同じ会社の⼈でも顔⾒知り程度の関係になりがちで、協⼒する よりは、個々⼈が独⽴して仕事をするスタイルが主流になります。知識共有はあっても、横のつながりは薄く、 組織として⼒を合わせる感覚はあまりありませんでした。 ⼀⽅、ヘプタゴンでは、そことは全く異なる雰囲気を感じています。ここでは、みんなが⼒を合わせて前に 進んでいるような感覚があります。協調性があって、チームとして⼀丸となって仕事に取り組む姿勢が⽬⽴ち ます。この違いは本当に⼤きくて、正直に⾔うと、ヘプタゴンのやり⽅はめちゃくちゃ気に⼊っています。” (弊社齋藤の社員インタビューより ※2024年11⽉公開予定) © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 19

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3つめの S : Skills (成果をつくる⼒) ⽬指すのは「従業員ごとのアベレージ最⼤化」ではなく 「組織としてのスループット最⼤化」 AWS のサービスは⽇進⽉歩。 ヘプタゴンのメンバーは所帯を持つ⽅が約半数。 続々とサービスの更新‧登場が起こるので 育児や学校関係、そのほか家族サービスなど 専⾨家でも全てを把握するのは難しい。 ライフイベントへのコミットも⽋かせない。 ヘプタゴンで求められるのは「チームで成果をつくる⼒」 © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 20

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ヘプタゴンの仕事スタイルにおける格⾔ 「15分考えても分からなかったら聞く」 まずはメンバーの能⼒を信じ、 Self-Driving による問題解決にトライ 独りでは問題解決が不可能と判断した場合、 チームでの問題解決へ移⾏ (これも担当者の 裁量で決定) “ヘプタゴンはフルリモートワークなので、環境的には⼀⼈で仕事をするのが基本です。仕事を進める中で分からない ことは当然出てくるのですが、分からないことを分からないまま放置するのではなく、まずは⼀⼈でできるところまで やってみる。できなかったら「何故できなかったのか」を整理して、⾃分の⾔葉で説明する。そうでないと、説明を 聞いて答える側も何が何だか分からないですよね。この⼀連の流れができる⼈は、ヘプタゴンに向いているのでは ないでしょうか。” © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 引⽤元 : https://heptagon.co.jp/news/interview/kohata/ 21

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ヘプタゴンにおいて “良い⾏動特性” は「バリュー」として定義 挑戦と創造性 柔軟さと協働 前向きな Challenge and Creativity Flexibility and Collaboration コミュニケーション ⼈の繋がりと共感 Relationships and Empathy Positive Communication テクノロジーによる 変⾰ 正しい価値の追求 誇りと責任 Changing with Technology Pride and Responsibility Changing with Technology 詳しくはこちら → https://heptagon.co.jp/company/philosophy/ © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 22

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当社の「7つのバリュー」に込めた想い “より柔軟に判断し、⾏動するための基準として バリューを活⽤し、みんなが成⻑できるチームに” 創業以来、私たちは少⼈数のチームで働いてきましたが「ヘプタゴン はどんなチームか」ということを事あるごとに話し合ってきました。 私たちの働き⽅はユニークで、その価値観をメンバーと話し合い、 共有してきました。それを今回、しっかりと⾔語化し、価値観を 再定義して7つのバリューとして再構築しました。 組織が成⻑するにつれ、全員が同じ⽅向を向いて働くための判断基準 が必要だと思っていて、このバリューは、現社員および将来の社員に 向けて考えられたものです。 採⽤の際にも、私たちの価値観や⽬指す⽅向性を明確に⽰すために、 バリューは重要です。新たなメンバーが⼊る際には、このバリューに 共感してもらい、共に成⻑できることを期待しています。 © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 引⽤元 : https://note.com/digitalcube/n/nb45381deeb2e 23

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ヘプタゴンの企業運営は、コミュニティ運営がヒント? テックコミュニティ運営 (主に JAWS-UG) での成功体験 組織構造 (Structure) フルリモートによる分散型組織 ヘプタゴンの 会社経営へ 派⽣ 仕事の仕組み (System) ⽬的共有によるマクロ‧マネジメント 成果をつくる能⼒ (Skills) Self-Control/Self-Driving な共働 © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 24

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フルリモート企業ですが、リアルも⼤切にしています 開発合宿やミートアップ 年1回の全社合宿 イベント開催や出展 四半期〜半年に1回、社員がオフライン で集まり、チームの⽅針や対話を通じた グループ全体での意思統⼀の場として、 デジタルキューブも含めて年1回の テックコミュニティへの登壇だけでなく、 不定期で⾃社イベントを開催したり、 全社合宿を開催。 IT 業界向けの展⽰会へ出展したりする など、外部露出を積極的に⾏っています。 相互理解を⾏うミートアップを開催。 そのほか、グループ間の部⾨横断で プロダクト開発を⾏う際は開発合宿を 実施するなど、オフラインのメリットも ⽣かした会社運営をしています。 © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. オンラインでは伝わりにくい抽象度の ⾼い話題を話し合うだけでなく、 現在は東北や⾸都圏が中⼼ですが、 レクリエーションを通じたワイガヤを ⾏う親睦の場としても機能しています。 市場の状況や業績によっては 上記以外の地域で⾏うことを検討中です。 25

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2024/10/18 にデジタルキューブグループ新規上場! 詳細はこちら → https://heptagon.co.jp/news/topics/digitalcube-ipo-tpm/ © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 26

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リアルという「⾮⽇常」を楽しみ、進化する会社、それがヘプタゴンです © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved. 27

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Shift up Your Business, Solving Your Issue, Change Your Culture https://heptagon.co.jp/ © 2024 heptagon inc. All Rights Reserved.