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March 06, 22
スライド概要
DevLOVEの発刊イベントでお話したこと
デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー 組織のデジタル化から、分断を乗り越えて組織変⾰にたどりつくまで インセプションデッキ Ichitani Toshihiro Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 市⾕聡啓
市⾕ 聡啓 Ichitani Toshihiro 株式会社リコー CDIO付DXエグゼクティブ DX伴⾛⽀援 (株式会社レッドジャーニー) 特に専⾨は ・仮説検証 (サービスデザイン) ・アジャイル開発 https://ichitani.com/
2022.2.21 https://www.amazon.co.jp/dp/4798172561/
なんの本?
デジタルトランス フォーメーション Photo credit: The Library of Congress on Visualhunt / No known copyright restrictions
DXとは? 「2つの変⾰」を起こすためのもの 顧客や社会のニーズ 環 境 変 化 製品 サービス ビジネス データと デジタル技術 提供価値の変⾰ モデル 競 企業⽂化・⾵⼟ 争 組織 上 プロセス 優 業務 組織の変⾰ の 位 性
⼈が膨⼤な時間を費やし 進化してきたように 組織にもその形態進化の 段階が必要である (ただし残された時間はそう⻑くはない) Photo on VisualHunt
デジタル トランスフォーメーション ジャーニー
“デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー” (DXの4つの段階設計) ④ 組織の トランスフォーメーション ③ ビジネスの トランスフォーメーション ② スキルの トランスフォーメーション ① 業務のデジタル化 (特にコミュニケーション) 広げる 変える 武器を得る ⾜場を作る
業務のデジタル化 どのような道具を選ぶかで 仕事のスタイル⾃体が変わる スキルの トランスフォーメーション 構想と実現の両輪は 仮説検証とアジャイルで培う
ビジネスの トランスフォーメーション 仮説検証型アジャイル開発の実践 と事業戦略と現場活動の⼀致を 作る(アジャイルCoE)
組織の トランス フォーメーション 組織を越境するチーム(アジャイル・ ブリゲード)の結成と展開、 組織をアジャイルにする
推薦の⾔葉
“暗中模索の中で、本書が⽰すジャーニーは 1つの⼿がかりとなる” 野村ホールディングス株式会社 執⾏役員 未来共創カンパニー⻑ 池⽥肇様
インセプションデッキ
われわれはなぜここにいるのか 「深化」に最適化した組織に「探索」を宿せるように 組織の形態進化には相応の「段階」が必要 それぞれの組織が段階設計するための指針を提⽰ (”デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー”) 段階を進むにあたって、 現場実践と組織変⾰の両者並⾛が必要(「⼆項動態」) 具体的な取り組みを⽰す
「⾃分たちの組織を変える」の 傍らにあって、迷わぬよう。
エレベータピッチ [①DXや組織変⾰に繋がる仕事に取り組む ②荒ぶるDX四天王と対峙する]、 [情報シス、DX推進、事業部⾨などの現場、マネジメント]に向けて 書かれた [デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー] は、 [組織の段階的形態進化のための本] です。 これは、 [実践に基づいた内容を構成しているため現実感があり] その他のDX本と違って [戦略から現場実践までの全体と詳細の両者が備わっている]。
やらないことリスト 具体的なツールを特定した上でのツール活⽤⽅法の開設 DXに関する業界個別、特有の内容 2025年の崖に向けた基幹システム刷新の⽅法 ⼼意気などの精神論のみ 「誰それのコミットメントが必要」しかない
パッケージデザイン
夜も眠れない問題 コロナ禍で書籍という媒体が届けられるか 2年前とあまり状況が変わっていない。 みなさんに⾃分ごととして読んでもらえるか DXは誰かがやること、ではなくて、⾃分の範疇から始めていく ⼿がかりを得てもらえるか。
期間を⾒極める 2021年12⽉末 企画⽴案 22年1⽉〜7⽉ とにかく 書き上げる 8⽉〜11⽉ 「ざらざら」から 「つるつる」へ (推敲とレビュー) 12⽉〜1⽉ 図との戦い
トレードオフスライダー Quality → Delivery → Cost → Scope 当然、質ファースト そして、デブサミに間に合わせること ⽇常の仕事との兼ね合い重要。 スコープを多少調整してでも(ほぼ企画通り)
何がどれだけ必要か 市⾕1名、12ヶ⽉。 そして、レビューアの皆さん、編集⽚岡さん、妻
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今度は、あなた⾃⾝の物語りを。