これまでの仕事 これからの仕事

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June 15, 23

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これまでの仕事 これからの仕事 ~たった1人から現実を変えていくアジャイルという方法 の発刊を期して、その要所を語りました

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各ページのテキスト
1.

これまでの仕事 これからの仕事 たった1人から現実を変えていく アジャイルという方法 Ichitani Toshihiro Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 市⾕聡啓

2.

市⾕ 聡啓 Ichitani Toshihiro 「正しいものを正しくつくる」⽀援、 「組織を芯からアジャイルにする」⽀援 (株式会社レッドジャーニー) 特に専⾨は 「仮説検証、アジャイル開発、組織アジャイル」 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 2

3.

6.17 Release ! https://www.amazon.co.jp/dp/ 4297135531/

4.

この数年の前線から⾒えた 組織と仕事の “これまで”

5.

数字だけ 効率性 ファースト 予定通り が正義 アウト プット指向 マイクロ マネジメント ⾃分しか しらない 縄張り 思考停⽌

6.

もし、⾃分が半年⼀年かけて 取り組んだことが次の期間で 活かせていないとしたら、 その活動は「消費的」になっている かもしれない。 それは⽇常の⽬標に ”数字” しかない としたら容易に起き得ること

7.

具体 ⽬的 判断基準 どうありたい︖ どのくらい 近づいている︖ ⽬標 そのために 何を実現する︖ どのくらいできれば 実現したと⾔える︖ ⼿段 どうやって︖ あり、なし

8.

具体 ⽬的 ⽬標 判断基準 どうありたい︖ どのくらい 近づいている︖ そのために 何を実現する︖ どのくらいできれば 実現したと⾔える︖ ここでも、ここでもなく どうやって︖ あり、なし ⼿段

9.

具体 判断基準 ⽬的 明確にはナシ 当然ナシ ⽬標 数字のみ どのくらいできれば ⼿段 実現したと⾔える︖ ここだけある どうやって︖ あり、なし

10.

それがどんな数字であろうと (売上 / 利益 / 顧客数 / NPS…) 「数字しかない」のあれば 早晩、疲弊する

11.

数字だけ 効率性 ファースト 予定通り が正義 アウト プット指向 マイクロ マネジメント ⾃分しか しらない 縄張り 思考停⽌

12.

効率性 ファースト 業務 迷わないよう に決めておく あらかじめ全部 決めておく もっと 効率化 効率的か どうか 意思決定 より標準化、 ルール化の強化 縦割り 組織構造 技術 分かっている ものだけ 組織内の “常識化”

13.

常識化 どんな組織にも起きること 効率性 ファースト PMF PSF Scale ・・・ 新規事業 既存事業

14.

より良くなろうとするほどに 最適化し、そして変われなくなる あらゆる 組織活動 環境 最適化開始 改善︕ あらゆる 組織活動 改善︕ あらゆる 組織活動 環境 環境 (変化) もっと最適化 組織は急に ⽌まれない

15.

数字だけ 効率性 ファースト 予定通り が正義 アウト プット指向 マイクロ マネジメント ⾃分しか しらない 縄張り 思考停⽌

16.

あらゆる 組織活動 あらゆる 組織活動 環境 環境 (変化) 予定通りである ことが “正解” あらかじめの “正解” がない (お⾦・時間・品質) (新たな価値、体験、嬉しさ) 予定通りにできた はみ出ていく かが評価基準 ⽅法がない

17.

あらゆる 組織活動 あらゆる 組織活動 環境 環境 (変化) 予定通りである ことが “正解” あらかじめの “正解” がない (お⾦・時間・品質) “これまで” と同じを適⽤ (新たな価値、体験、嬉しさ) 予定通りにできた 予定通りにできた はみ出ていく かが評価基準 かが評価基準 ⽅法がない (まったくあわない)

18.

数字だけ 効率性 ファースト 予定通り が正義 アウト プット指向 マイクロ マネジメント ⾃分しか しらない 縄張り 思考停⽌

19.

これまで 多かったやつ これから から増えること インプット プロセス アウトプット 要件、ゴール フェーズ 予定通り 前提 あやふや チェック レビュー 徒⼿空拳︖ 要件/お⾦/時間/品質 そもそも どうなると いい︖

20.

これまで 多かったやつ インプット プロセス アウトプット 要件、ゴール フェーズ 予定通り チェック 前提 レビュー 要件/お⾦/時間/品質 “これまで” と同じを適⽤ これから から増えること あやふや フェーズ チェック 徒⼿空拳︖ レビュー 3つのムダ そもそも どうなると いい︖

21.

3つのムダ 考えすぎの ムダ たくさん時間を 使えば正解に なるわけではない 作り込みすぎの ムダ 想定で作り込み 作り過ぎても 成果にならない 継続する ムダ 始めてしまった ことを終わる ことができない

22.

数字だけ 効率性 ファースト 予定通り が正義 アウト プット指向 マイクロ マネジメント ⾃分しか しらない 縄張り 思考停⽌

23.

マイクロマネジメントかどうかの判断 > チームに向き合うよりも マネージャーとの接触回数のほうが多い

24.

マイクロマネジメントが有効なのは “予定通りが正義” の領域 … これからやることに “合わせるべき予定” は存在するか︖

25.

マイクロマネジメントを 捨てるための たった⼀つの問い

26.

「本当にマネージャーは、この 不確実性を乗り越えるすべ と経験を持っているのか︖」

27.

数字だけ 効率性 ファースト 予定通り が正義 アウト プット指向 マイクロ マネジメント ⾃分しか しらない 縄張り 思考停⽌

28.

WHAT WHARE 時が⽌まった そもそもナレッジが ナレッジそのもの どこにも残っていない 組織のサイロ化 = “ナレッジの孤島化” ナレッジが 形式知化されていない HOW ⼈とともに ナレッジが消える WHO

29.

暗黙知 暗 黙 知 暗 黙 知 SECI モデル 暗黙知 共同化 表出化 内⾯化 連結化 形式知 形式知 形 式 知 形 式 知

30.

暗黙知 暗 黙 知 暗黙知 表出化 形 式 知 かつての⽇本の組織の強さ 暗 黙 知 内⾯化 形式知 あ・うんの呼吸 連結化 (局所的な最適化) 形式知 形 式 知

31.

暗黙知 暗 黙 知 共同化 その後「形式知化」に偏重 内⾯化 暗 標準化・ルール化 黙 (効率性ファースト) 知 暗黙知 形 「⼈と⼈との絡みは 式 ムダなコミュニケーション」 知 表出化 ナレッジの孤島化 連結化 形式知 形式知 形 式 知

32.

“ナレッジの孤島化" ナレッジ表出の 機会がない = 組織知の消失 暗黙知 暗 黙 共同化 知 形 式 表出化 知 組織としての知が ⾃分の⼿元は 何とかする 暗 黙 知 暗黙知 アップデートされない 内⾯化 形式知 形式知が 役に⽴たない (むしろ⾜かせにも) 陳腐化 連結化 形 式 知 … それでも ”⼈が辞めない時代” 形式知 は何とかなっていた

33.

“⼀つの会社に勤め 上げるモデル” の終焉 (⼈材の流動化) ⼈ともに⼈に宿っていた 暗黙知の消失 企業としての 減衰

34.

数字だけ 効率性 ファースト 予定通り が正義 アウト プット指向 マイクロ マネジメント ⾃分しか しらない 縄張り 思考停⽌

35.

ジョブ・セキュリティ 境界を越えてくるものは社内であっても ⾃分たちの仕事を阻害しかねない存在 効率性ファースト = 「⽬の前最適化」 が⽣む組織のサイロ化、そして個⼈のサイロ化

36.

1on1で乗り越えよう︕ 1週間の予定が 1on1で埋め尽くされる チャットコミュニケー ションで乗り越えよう︕ 追いきれず未読で蹂躙 されるチャットツール (むしろ未読スレの ほうが多い) Photo credit: heloukee on VisualHunt.com

37.

数字だけ 効率性 ファースト 予定通り が正義 アウト プット指向 マイクロ マネジメント ⾃分しか しらない 縄張り 思考停⽌

38.

数字だけ マイクロ マネジメント ⾃分しか しらない 効率性 ファースト 縄張り 予定通り が正義 「⾃分で考える」 という機会⾃体の 消失

39.

効率性 ファースト リビングデッド化する組織 まあ知らんし.. 思考停⽌ 無関⼼ ⽬の前のことを やり過ごす なんとかなった なんとかなった 俺のせいちゃうし.. なんとかなった 他責 ⾯従腹背 めんどくさ..

40.

数字だけ 効率性 ファースト 予定通り が正義 アウト プット指向 マイクロ マネジメント ⾃分しか しらない 縄張り 思考停⽌

41.

個⼈でも 事業運営でも 組織でも ⼤企業でも ⼩さな企業でも 伝統企業でも 新しい組織でも 必ず直⾯すること︕

42.

なぜなら、⽇常が「上⼿い具合」になって いくのは “最適化” に他ならないから 事業が、仕事が、組織が 上⼿い具合に続けられているなら そこには、必ず “最適化” がある

43.

From To

44.

芯は何か 問い続ける ⾃分で考え ⾃分で動く みんなの 知恵 未知の 可能性 アウトカム 指向 越境 前進が 勇気になる

45.

数字だけ ⽬的、⽬標がろくにないのは 考えてもわからないからか︖ 考えていないためなのか︖

46.

⾃分たちの「芯」とは何か ⽬的 (意図) ⽅針 具体的活動 「このために」を⾔語化する

47.

「芯」が無い 「芯」を捉える機会も無い 「芯」を考える⼒も衰えている…

48.

﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ 「遠くから考える」

49.

⼿段から考える 逆から考える ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ こうじゃない 思い⼊れのある ⼿段の背景にあること 組織の外 = 顧客や社会の視点 外から考える

50.

⼿段から考える 逆から考える ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ ﹅ こうじゃない “アジャイル” に取り組む 数字がとにかく → 顧客にとって価値ある 達成できれば良い ものをチームで届けたい (数字の背景にあって 実現したいこと) 思い⼊れのある ⼿段の背景にあること 深刻な⼈⼿不⾜ → テクノロジーで⾃動化 を実現し”余裕”を⽣み出す 外から考える 組織の外 = 顧客や社会の視点

51.

芯は何か 問い続ける ⾃分で考え ⾃分で動く みんなの 知恵 未知の 可能性 アウトカム 指向 越境 前進が 勇気になる

52.

効率性 ファースト 「これまで」には無かった選択肢を 得るべく「問い」に向き合う

53.

⾃分たちがこれから何を 提供していくと良いのか 判断できるようにしたい さがす 探索 組織・事業 社会環境 適応 かえる

54.

(1) 問いをたてる (5) 結果を確認し 理解する 探索と適応の サイクル (4) (3) 検証を 実施する 仮説検証の 計画づくり (2) 問いに対する 仮説を⽴てる

55.

(1) 問いをたてる (5) 結果を確認し 理解する 探索と適応の サイクル (4) (3) 検証を 実施する 仮説検証の 計画づくり (2) 問いに対する 仮説を⽴てる

56.

(1) 問いをたてる (5) 結果を確認し 理解する 探索と適応の サイクル (4) (3) 検証を 実施する 仮説検証の 計画づくり (2) 問いに対する 仮説を⽴てる

57.

(1) 問いをたてる (5) 結果を確認し 理解する 探索と適応の サイクル (4) (3) 検証を 実施する 仮説検証の 計画づくり (2) 問いに対する 仮説を⽴てる

58.

(1) 問いをたてる (5) 結果を確認し 理解する 探索と適応の サイクル (4) (3) 検証を 実施する 仮説検証の 計画づくり (2) 問いに対する 仮説を⽴てる

59.

(1) 問いをたてる (5) 結果を確認し 理解する 探索と適応の サイクル (4) (3) 検証を 実施する 仮説検証の 計画づくり (2) 問いに対する 仮説を⽴てる

60.

⾃分たちが提供するサービスを新たに定義する 次の問いに向かう ・有⽤か︖ (価値・意味) ・継続性はあるか︖ ・広がりはあるか︖(可能性) (1) 問いをたてる まだ問いに答えきれない (5) 結果を確認し 理解する (2) 問いに対する 仮説を⽴てる ・前提に違いはなかったか︖ ・前提として⾔えることは何が増えたか︖ ・仮定は真として評価できるか︖ ・期待する結論は成り⽴つか︖ ・検証記録の保全 ・検証⾃体のふりかえり (前提となる事実)があるため (仮定)によって (期待する結論)が得られる (4) (3) 検証を 実施する 仮説検証の 計画づくり ①可能な限り効果的な⼿段を 選べているか ②可能な限り早く結果が 得られる⼿段を選べているか

61.

芯は何か 問い続ける ⾃分で考え ⾃分で動く みんなの 知恵 未知の 可能性 アウトカム 指向 越境 前進が 勇気になる

62.

予定通り が正義 適応する(かえる) 時間をつくる

63.

常に⽅向性を正す 向かう べき先 むきなおり ふりかえり 現在の 延⻑先 現在 過去の⾏動と結果を捉え直して 今やるべきことをかえる (過去から現在を正す) 向かいたい⽅向を捉え直して 今やるべきことをかえる (未来から現在を正す)

64.

ふりかえり 何が わかったか やったこと 明らかにうまくいってい ないこと、またはもっと うまくやれそうなことに 何があるか 次に 何をするか うまくいったと 感じること、いつもより 結果が出たこと

65.

むきなおり 向かう先の 確認 そもそも実現したいこと は何だったか、そこに 向けて必要なことが できているか 次に向かう先 はどこか ここまでの学びを踏まえ 次に向かう先はどこに なるのか 次に 何をするか 向かう先に向けて次に やるべきことは何か

66.

芯は何か 問い続ける ⾃分で考え ⾃分で動く みんなの 知恵 未知の 可能性 アウトカム 指向 越境 前進が 勇気になる

67.

アウト プット指向 そもそもどうなると良いのか︖ アウトプットだけではなく アウトカム(成果)に⽬を向ける

68.

アウトプット アウトカム どのような ものか 具体的な作成物 利⽤者側に⽣じる 感情や成果 何が⼤事に なるか ⽬的に適した品質 を持つこと 利⽤者にとって 価値/意味があるか レビュー、テスト 実際に試してみる 使ってみる どのように 確かめるか

69.

試せるよう 準備する 実際に試してみる 使ってみる 理解を正す ⾏って帰るまでの時間 = 間違っている可能性がある時間 (できるだけ短くなる⼿段を選ぶ)

70.

(1) 問いをたてる 理解を正す (5) 結果を確認し 理解する ターンアラウンド 探索と適応の サイクル (4) (3) 検証を 実施する 仮説検証の 計画づくり (2) 問いに対する 仮説を⽴てる 試せるよう 準備する

71.

完成品としての アウトプット 売れること 試すための アウトプット 学びが 得られること QCDS遵守 効率性ファースト 探索と適応の サイクル (はやい学習) 完成品としての アウトプットを つくって売る 試すための アウトプットを つくって試す

72.

芯は何か 問い続ける ⾃分で考え ⾃分で動く みんなの 知恵 未知の 可能性 アウトカム 指向 越境 前進が 勇気になる

73.

マイクロ マネジメント 唯⼀の正解がないのだとしたら 出来る限り選択肢を挙げるしかない 期待されるのは多種多様な経験を持った 「チーム」

74.

1⼈の管理者による 多様性を保った マイクロマネジメント チームマネジメント だれが 担うのか マネージャー チーム全員 どのような仕事 に適するか 予実のズレを 無くすことが成果 に繋がる仕事 あらかじめ確たる 正解/筋道が ⾒い出せない仕事 何が⼤事に なるのか マネジャーの管理が徹 底できるヒエラルキー とルール 多種多様な経験や考え を持ったメンバーで 構成されたチーム

75.

多様性が⼤事︕ …なのは良いけど実際バラバラな チームでどうやってまとまるの︖

76.

順序と時間のマネジメント やることの ”選択肢” を可視化し、 チームで共同所有する 選択肢の「良し悪し」ではなく、 どれから試すのかの「順番」だけ チームで合意しておく (もちろん、適宜 ”適応” は⾏う)

77.

順序と時間のマネジメント “適応” の機会を必ず設けて “順序” の適切さを⾼めていく … 適応 2週間 適応 2週間 適応 2週間

78.

芯は何か 問い続ける ⾃分で考え ⾃分で動く みんなの 知恵 未知の 可能性 アウトカム 指向 越境 前進が 勇気になる

79.

⾃分しか しらない SECIモデルを ”⼀⼈” で回して、 その後 “みんな” で回せるようにする

80.

“⼀⼈SECIモデル” を回す SECIモデルとチームや組織で 回すには相応の腕⼒が必要 ⼀⼈であれば、始めやすく 回転もはやめられる = 回し⽅の経験値を得る

81.

⼀⼈で⼿元で “ものわかり” ⾃分の仕事の中から “⼯夫” の候補を得る (ものわかり) 例えば…この「ものわかり」⾃体が「ふりかえり」から 「⼯夫の取り出し」に着⽬して得られた⼯夫 (ものわかり) よりポジな 状況を作るには 何が条件か 何を ⾏ったのか その⾏為から 何が分かるか ⽅法と条件を整理して ⾃分の⼯夫にする ⼯夫として 名前をつける ネガな状況を 減らす無くすには 何が条件か

82.

みんなで⼯夫をものにする “ハンガーフライト” みんなで “ふりかえり” からの “ものわかり” を実践する … 前に、⼿軽に出来るのは “ハンガーフライト” ⾃分の経験を 語る (複数) 他者の語りか ら気づきを ⾔葉にする 語りごとに グループにする 他者の学びを ⾃分の⼯夫にする グループごとに 感想戦 各⾃が 得られた学びを まとめて共有

83.

芯は何か 問い続ける ⾃分で考え ⾃分で動く みんなの 知恵 未知の 可能性 アウトカム 指向 越境 前進が 勇気になる

84.

縄張り 「越境」する、ただし⼀⼈から そして、チームでの「越境」 ⾏き着くのは組織の「越境」

85.

1⼈から 始める越境 1⼈だからこそ 失敗できる チームでの 越境 1⼈のうちに 経験を得ておく 相⼿の From(背景)に ⽬を向ける 組織の越境 共通の「芯」 をつくる

86.

探索と適応、ふりかえり、むきなおり… ここまでの⼯夫を1⼈から始める 1⼈から 始める越境 1⼈だからこそ 失敗できる 1⼈のうちに 経験を得ておく 試⾏錯誤に最初から他者を巻き込むと 気軽に失敗ができなくなる 1⼈であればいくらでも失敗ができる チームでの 越境 1⼈にうちに得た「経験」(失敗)が 相⼿の 次に向かう「勇気」を⽀える 組織の越境 From(背景)に ここまでの⼯夫の先駆者になれる ⽬を向ける 共通の「芯」 をつくる

87.

1⼈から 始める越境 1⼈だからこそ 誰もダメにしようと 失敗できる 思って仕事をしている チームでの 越境 Fromが分かってる からこそToへの距離感 が測れる ただ “古い最適化” の 1⼈のうちに 果てにいるだけ 経験を得ておく 相⼿の From(背景)に ⽬を向ける ⼀気にたどり着かない 組織の越境 Toに探索と適応、順序 と時間で向かう わけではない 相⼿の中にある “ファースト”を知ろう 共通の「芯」 相⼿と、ともに考え、 をつくる ともに越える

88.

1⼈から 始める越境 1⼈だからこそ チームでの 失敗できる 異なる組織との「協働」を⽀えるのも 越境 「1⼈の越境」「チームの越境」での 経験に他ならない相⼿の 1⼈のうちに まずは互いに何を⾒ているのか︖ From(背景)に 経験を得ておく ⽬を向ける 各々のゴールデンサークルを 書くところから始めよう︕ (われわれはなぜここにいるのか︖) 組織の越境 共通の「芯」 をつくる

89.

芯は何か 問い続ける ⾃分で考え ⾃分で動く みんなの 知恵 未知の 可能性 アウトカム 指向 越境 前進が 勇気になる

90.

思考停⽌ 関⼼、チーム、リスペクト、越境で “思考停⽌” を停⽌しよう

91.

みんなの 問題を取り出す また少し前に 進んでいける みんなの問題という共通の コンテキストをつくる 関⼼ 前進が⾃分たち チーム ⾃⾝への勇気となる From-Toをともに考える 越境 共通の「芯」をつくる リスペクト

92.

From から To へ向かうためには 「移⾏」が必要だ 「From→To」の移⾏の ⼿がかりも本書でどうぞ

94.

20年を経て、検証した「事実」

95.

都合よく救世主が現れる ことなんてないし、 どれだけ⽉⽇だけをただ 重ねたところで状況が 勝⼿に好転することはない

96.

逆に、⾃分が踏み出した⼀歩は、 それがどんな⼀歩だったとしても、 今すぐに、半年先で、 あるいは20年後に 意味あるものにできる

97.

20年前に⾃分がこういう本を 書くとは思ってもいなかった でもこの本には20年の間に 学び重ねてきた「⼀つ⼀つ」 の上に成り⽴っている

98.

時を超えて 「意味」に出来るのは 上司でも、同僚でも、経営でも、 コンサルでも、有名な⼈でも コーチでも、SNSだけの⼈でも、 他の誰でもなくて。

99.

⾃分⾃⾝だ

100.

いつか私がみたあの⽉を あなたもきっと⾒上げることだろう そうやって “ぼくら” は進んでいくのだ Photo credit: digitalpimp. on Visualhunt.com / CC BY-ND