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March 29, 23
スライド概要
「アジャイル」って何だと思う︖ 市⾕聡啓 Ichitani Toshihiro Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
市⾕ 聡啓 Ichitani Toshihiro 「正しいものを正しくつくる」⽀援、 「組織を芯からアジャイルにする」⽀援 (株式会社レッドジャーニー) 特に専⾨は 「仮説検証、アジャイル開発、組織アジャイル」 https://ichitani.com/
「アジャイル」って何だと思う︖ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
“アジャイルソフトウェア開発宣⾔” Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
2001年 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
XP Scrum DSDM Crystal TDD XP ASD Executable UML Pragmatic Programmer Scrum XP XP XP FDD Scrum Pragmatic Programmer Testing 2001年 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
“アジャイル” の源流をたどる https://speakerdeck.com/kawaguti/kanban-and-scrum FDD Crystal XP スクラム トヨタ ⽣産⽅式 https://www.slideshare.net/fkino/brief-history-of-agile-movement ASD パターン The New New Product Development Game https://www.slideshare.net/hiranabe/10-years-devsumi-agile-and-the-future リーン ソフトウェア 開発 DSDM アジャイル カンバン リーン 顧客開発 組織 アジャイル リーン スタートアップ DevOps Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. ⼤規模 アジャイル 仮説検証型 アジャイル開発
「ソフトウェア」と「プロダクト」は違う ソフトウェア プロダクト ・役割は期待 (仕様) 通りに 動くこと ・役割は利⽤⽬的を果たして 価値をもたらすこと ・前提として必要なのは、 要件定義であり仕様決定 ・前提として必要なのは、 価値とは何か︖の仮説検証 ・「作る」→「使える」 ・「使う(試す)」→「作る」 ・担い⼿は、 ソフトウェア開発チーム ・担い⼿は、 プロダクトチーム
“アジャイル” の源流をたどる (肌感) FDD Crystal XP スクラム トヨタ ⽣産⽅式 プロダクト⽂脈 ASD パターン The New New Product Development Game ソフトウェア⽂脈 リーン ソフトウェア 開発 DSDM アジャイル カンバン リーン 顧客開発 組織 アジャイル リーン スタートアップ DevOps Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. ⼤規模 アジャイル 仮説検証型 アジャイル開発
⽇本の “アジャイル” 思い起こし 黎明期 死屍 累々期 突破期 拡⼤期 拡張期 2001-05 2006-10 2011-13 2014-18 2019プロダクト マネジメントと アジャイル XPによる “狼煙” 現場と 先進ベンチャー さらなる拡⼤期 アジャイルの コミュニティ による 2020普及 (野戦病院) アジャイルの 実在化 の往来 DXによる マジョリティへの 到達 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
実際の時間感覚 アジャイルとは「隣り合わせの敗戦と⻘春」 拡張期 黎明期 死屍累々期 突破期 拡⼤期 さらなる 拡⼤期 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
XPによる “狼煙” https://www.amazon.co.jp/ 黎明期 2001-05 XPによる “狼煙” アジャイル = XPの時代。XPの精神と実践を⾒様⾒真似 “やってみた” は即ヒーロー。コミュニティで分かち合う Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
現場とコミュニティ(野戦病院) の “往来" 死屍 累々期 https://www.amazon.co.jp/ 2006-10 現場と コミュニティ (野戦病院) の往来 最も失敗が嵩んだ時代。どうしても上⼿くいかない。 コミュニティは野戦病院と化し、突破⼝を⾒失う。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
先進ベンチャーによるアジャイルの実在化 https://www.amazon.co.jp/ 突破期 2011-13 先進ベンチャー による アジャイルの 実在化 「アジャイルサムライ」によるインセプションデッキが紹介 され、”期待マネジメント” が進むようになった。 並⾏して国内ベンチャー(のちのメガベンチャー)による スクラムの実践が進み、実例が⽣まれ、その後の突破⼝に。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
アジャイルの普及 https://www.amazon.co.jp/ 拡⼤期 2014-18 アジャイルの 普及 UX、エンタープライズ、DevOpsとアジャイルが進展。 「カイゼン・ジャーニー」 等による普及の後押し。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
プロダクトマネジメントとDXとアジャイル https://www.amazon.co.jp/ 拡張期 2019プロダクト マネジメントと アジャイル さらなる拡⼤期 2020DXによる マジョリティへの 到達 「どう作る」だけではなく「何を作る」へ、 「開発」だけではなく「組織変⾰」へ。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
各期の代表的な⼀冊(私⾒) https://www.amazon.co.jp/ 黎明期 死屍累々期 突破期 拡⼤期 2001-05 2006-10 2011-13 2014-18 XPによる “狼煙” 現場と コミュニティ (野戦病院) の往来 XPエクストリーム・ プログラミング⼊⾨ 第2版 アジャイル プラクティス あの頃のぼくらの頼りは 閉塞の時代を勇気づけた “シロホン” だった。 ⼀冊。機雷がなんだ、 “狼煙” そのもの。 全速前進︕ 先進ベンチャー による アジャイルの 実在化 アジャイル サムライ ⽇本のアジャイルの突破⼝ となった存在。⼼には常に マスターセンセイの存在。 拡張期 2019プロダクト マネジメントと アジャイル アジャイルの 普及 さらなる拡⼤期 2020DXによる マジョリティへの到達 カイゼン・ ジャーニー プロダクト マネジメントのすべて 「普及」という観点で ⽇本のプロダクトマネジメント ⼿前味噌で恐縮ですが の教科書的存在として 挙げておきます Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
時代を問わず、推したい本(私⾒) 達⼈プログラマー XPエクストリーム プログラミング適⽤編 適応型 ソフトウェア開発 アジャイルな ⾒積りと計画づくり https://www.amazon.co.jp/ Head First ソフトウェア開発 個⼈的にこの書籍が全て XPシリーズで最もお気に 今も昔もジムハイスミス アジャイルな⾒積もりと ふつうのソフトウェア開発 の始まりであり、何かを ⼊りだった紫本。その理 信者です。複雑系への 計画づくりについては今 = アジャイル開発という ⽣み出すということの原 由はとっても実践的だっ 適応のあり⽅を説く、 もこの⼀冊があれば良い 前提を置いて⾸尾⼀貫、 典。 たから。 私のマスターセンセイ 不朽の名作 アジャイルを語る漢気あり リーン開発の現場 ヘンリックとリーンと カンバンが好き。全部 揃ったこの本は今でも お気に⼊りの⼀冊 アジャイルソフト ウェア要求 ディーンはもう⼀⼈の マスターセンセイ。 「整合」の取り⽅の お⼿本となる存在 チーム・ジャーニー 拙著で恐縮です。熱量 は全作の中で最も⾼く チームとは何かを語り 明かしました。 デジタルトランス フォーメーション・ ジャーニー 正しいものを 正しくつくる 組織を芯から アジャイルにする 拙著で恐縮です。この 本で最も伝えたいのは アジャイルブリゲード です。越境の具体的作戦 拙著で恐縮です。仮説 検証型アジャイル開発 を解説仕切りました。 ⾃著で最もお気に⼊り 拙著で恐縮です。組織 変⾰に挑む同朋に向け 組織アジャイルを伝える ために書き著しました Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
アジャイルの変遷・進展 「単⼀チーム、開発」の⽂脈から始まりを得たアジャイルは やがて「より不確実性の⾼い領域」や「開発を越えた領域」へ到達 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. https://www.amazon.co.jp/
アジャイルの変遷・進展 ソフトウェア⽂脈 プロダクト⽂脈 黎明期 死屍累々期 突破期 拡⼤期 2001-05 2006-10 2011-13 2014-18 XPによる “狼煙” 現場と コミュニティ (野戦病院) の往来 先進ベンチャー による アジャイルの 実在化 拡張期 2019プロダクト マネジメントと アジャイル アジャイルの 普及 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. さらなる拡⼤期 2020DXによる マジョリティへの到達
… 楽しくも、険しい道のり(ジャーニー) アジャイル・ハウスを積み上げ、確かにしていくことは容易ではない。 だからこそ「コミュニティ」を作り、疑問と不安と実践知を持ち寄り 乗り越えようとする。 これまでもそうしてきた。きっとこれからもそうあるのだろう。 XPJUG (XP祭り) アジャイル プロセス協議会 すくすく Agile Sapporo スクラム DevLOVE ︖︖︖ スクラム道 RSGT オブジェクト アジャイル アジャイル 倶楽部 サムライ道場 ジャパン Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. シンアジャイル
「アジャイル」って何だと思う︖ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
Working みんなで「アジャイル」って何か話そう。 この時間はZoomの部屋を分け、 miroを利⽤して対話を⾏います。 話す切り⼝をあげる & 関⼼ある切り⼝に サインアップする 切り⼝ごとに Zoomの部屋を分け それぞれに移動 5分 (2周する) 5分 全体で集まり どんな話があったか 2-3⼈に語ってもらう Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 各部屋で話す ① アジャイルって何︖ ② そうあるためにはどう したら良いだろう 15分
「アジャイル」って何だったんだろう︖ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
⼀つ⼀つの営みから、私達は具体的な 「成果」と「成⻑」が得られる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
なぜ、 “開発” を越えた領域 (GPT未到達) に 私達は踏み出すのだろうか︖ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
最初から “結論” があったわけではない (⾛るべき ”トラック” が⾒えているわけではない) Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
⾏ったり来たり、登っては降りて、 ときに道を外れまた戻り、の繰り返しのジャーニー Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
アジャイルの変遷・進展 ソフトウェア⽂脈 プロダクト⽂脈 黎明期 死屍累々期 突破期 拡⼤期 2001-05 2006-10 2011-13 2014-18 XPによる “狼煙” 現場と コミュニティ (野戦病院) の往来 先進ベンチャー による アジャイルの 実在化 拡張期 2019プロダクト マネジメントと アジャイル アジャイルの 普及 さらなる拡⼤期 2020- “アジャイル” を⼿にし、 DXによる マジョリティへの到達 ⾝に宿そうとする、宿している限り、 僕らは常に変化し続けることになる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
適応のための「仕組み」として必要なこと = 「気づく」「学ぶ」ことを助けるためのフレームワーク (強⽬に⾔うと ”矯正” し、メンタルにも左右されない) 機能的なチーム 明確な⽬標とやるべきこと (バックログ) 気づくための指標 アジャイルとは、状況と⾃⾝の変化に向き合い 「適応への⾃律化」を⽀える仕組み と⾔える 定期的なイベント (機会) (だからこそ誰もがすぐに受け⼊れられるわけでもない) フィードバック ループ タイムボックス (⻑さが固定化された反復単位) 分かる︕ 気付ける︕︕
プラク ティス 最初に⼿にしたアジャイル 原則 最初に⼿にしたアジャイル 価値 最初に⼿にしたアジャイル 僕らは ”最初に⼿にしたアジャイル” を頑なに ただ守り通してきたんじゃない Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
より不確実性の⾼い 領域に挑む プラク 組織そのものの 変⾰に挑む 最初に⼿にした アジャイル より探索に適した 実践が必要︕ 組織⾃体で 適応するには︖ … 原則 最初に⼿にした アジャイル 原則として⾔える ことは何か︖ 探索を強調した 原則 … 価値 最初に⼿にした アジャイル 最初に⼿にした アジャイル より探索に適した 価値観は何か︖ … ティス 少しずつ、繰り返し、適応してきた それ⾃体を⽀えてきたのがアジャイルだった Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
越境 アジャイルと向き合う限り、 僕らはいつも境界のそばにまで迫る Toshihiro Ichitani All Rightscredit: Reserved. Photo James Marvin Phelps via Visualhunt.com / CC BY-NC
“アジャイルソフトウェア開発宣⾔” Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
XP Scrum DSDM Crystal TDD XP ASD Executable UML Pragmatic Programmer Scrum XP XP XP FDD Scrum Pragmatic Programmer Testing かつての先達がそうだったように、 より適しているようであろうとするために 私達は⾃分たちの営みをつくり続ける。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.
「より適しているようであろう」とは 何との整合なのか︖ ︖︖︖ 私達の営み
それは、「まともなソフトウェア開発」 であり まともな ソフトウェア 開発 価値 私達の営み
それは、「価値あるプロダクト作り」 である場合もあり、 価値ある プロダクト 作り 価値 私達の営み
それは、「社会と調和できる組織」 となるための営みにもなりえる 社会と調和 できる組織 価値 私達の営み
⼀歩引いてみると、それは 「あなたを取り巻く状況」とも⾔える あなたを取り 巻く状況 意味 私達の営み
外だけではない、内側の 「⾃分に芽⽣える感情」に寄り添える ことかもしれない ⾃分に 芽⽣える感情 意味 私達の営み
Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. Photo credit: prodigaldog on VisualhuntCopy
“⼈” らしくある Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. Photo credit: prodigaldog on VisualhuntCopy
「アジャイル」って何だと思う︖ Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.