社内にアジャイルコミュニティを立ち上げる

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April 19, 23

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社内アジャイルコミュニティのたちあげかた

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1.

社内にアジャイルコミュニティを ⽴ち上げよう 市⾕聡啓 Ichitani Toshihiro Toshihiro Ichitani All Rights Reserved.

2.

市⾕ 聡啓 Ichitani Toshihiro 「正しいものを正しくつくる」⽀援、 「組織を芯からアジャイルにする」⽀援 (株式会社レッドジャーニー) 特に専⾨は 「仮説検証、アジャイル開発、組織アジャイル」 https://ichitani.com/

3.

なぜ、「アジャイル」なのか︖ https://www.docswell.com/s/papanda/ https://www.docswell.com/s/papanda/598869- ZM1WPE-shin-agile what_is_agile …は、こちらを御覧いただきまして Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 3

4.

From-Toの From (今ココ) 「組織が変わる」 の切り⼝ 3つの最適化の 「呪縛」を捉え直す 2つの変⾰を同時に 組織を「⼀⼈の 取り組む(両利きの ⼈間」のように 変⾰) ⾒⽴てる ⼀⼈から、チームから アジャイルを始める 組織は戦略に従い、 探索と適応と最適化 戦略は意図に従う を周回する 「組織をアジャイルにする」 の⼊り⼝に⽴つ ⼿元から始める、⼀ はじめるよりやめる ⼈から始める ほうを先⽴たせる バックログでチーム の「脳内」を表す 同時に取り組む課題 を⼀つに絞る 「⼀個流し」 「重ね合わせ」 「ふりかえり」 「むきなおり」の 段階をたどる 組織を変える⼒ 組織アジャイルの成 関⼼を共通の意図に 熟度を測る よって近接させる 組織にアジャイルを宿すには︖ 26 7つの原則 ⼼臓のようにリズム を作ることで、 ために仕組みも動的 ⾎(関⼼)を組織に通 にする わせることができる ざっと 動的な動きを捉える フラクタル・アジャイル (組織アジャイルの構造化) アジャイルの回転を 再帰的に構造化する 「フラクタル・ アジャイル」 ミドルの回転(マネジ メント・アジャイル) 4つの⽅針 OODAのO2(情勢へ の適応)を組織内で合 わせる 具体的経験から 概念化を得る 「ものわかり」 ゴールの連鎖と、 適応の連鎖を繋ぐ 組織アジャイル適⽤ の作戦がある アジャイルCoEの 組織アジャイルの経 8つのバックログ 験を問う5つの質問 「組織にアジャイルにする」 の⼿がかり スプリントの数 だけ、変わるチャン スを⼿にする 反復の刻みと解像度 の調整(組織アジャ イルの2つのかなめ) 組織アジャイルで働 かせる2つのちから 「求⼼⼒と遠⼼⼒」 From-Toの To (向かう先) 組織アジャイルの4 つの価値観

5.

初期にやるべき8つのバックログ(作戦16) (1) 組織アジャイルの実践ガイド作り (2) 教育コンテンツ作り (3) 社内コミュニティ作り (4) 社外への発信 (5) 組織理念との整合を取る (6) 実践の伴⾛⽀援 (7) 体制の拡充 (8) 学びの集積

6.

なぜ、「コミュニティ」なのか︖ 学びの補完 ⾃⼰組織化の 練習 組織構造を 越えた接点 を得る 気楽にまじめな 話ができる場 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. ⾃由な学び をつくる 同じ思いを 持った仲間 を得る 6

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学びの補完 (1)「机上」と「実践」の差分を補完する 机上 (研修、書籍) で得られる知識と、実践で求められる腕⼒との 間には⼤きな溝がある。実践で突破するには、個別のケースに 合致した知⾒が必要となる。 (2) 実践時の「段階」の差分を補完する なおかつ、実践においては最初に直⾯する課題、次に出てくる 問題、など進展に応じて必要な知⾒が変わっていく。研修など の1⽇や1回の学習機会では対応できない 実践に並⾛する学習機会をコミュニティで担保する Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 7

8.

組織構造を越えた接点を得る A部署 B部署 C部署 D部署 コミュニティ ⼤きな組織ほど、部⾨によるサイロ化が起きているため、 業務上の都合があっても部⾨を越えて接点を持つことがそもそも 難しい。コミュニティでのダイレクトな繋がりが⽇常にも活きる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 8

9.

⾃由な学びをつくる 組織内に⽤意された学習機会は、現状の組織活動に対応したもの であり、多くの場合「最低限必要とされるもの」になっている。 (組織アセットの現状最適化 = “イノベーションのジレンマ”) ⽇常業務で直接的に必要とされているわけではないが、今後は 活⽤が期待される技術、⽅法を学ぶ「⾮公式の場」として、 コミュニティを運⽤する。 (”ヤミ研” 、”部活” のイメージ) コミュニティを “⾃分たちが学びたいもの” を学ぶ場にする Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 9

10.

⾃⼰組織化の練習 ⾃由 ⾃律 ⾮公式 フラット 「階層を前提とした仕事」に最適化していると、⾃ら⽬標を定め 必要なことを設計し、進め、その結果にコミットするという動き⽅ に習熟していない。コミュニティは⾃ずと⾃律が求められるため、 この動き⽅の練習の場になる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 10

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気楽にまじめな話ができる場 ⽇常業務外の ⾮公式な場 話題は仕事の ⽅法について “気軽に” かつ ”まじめ” な話ができる場 気軽な雰囲気で、組織構造をぶち抜いて、深く対話する機会が 得られるのがコミュニティの特徴。社内ジャーゴンたっぷりに、 その組織ならではの会話ができる。こうした場を通じて、むしろ “組織⽂化” を体感し、その良さを知る、ことをしてきた気がする。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 11

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同じ思いを持った仲間を得る 学びの補完 ともに学ぶ 仲間 部⾨を越え た繋がり ⾃由な学び ともに変える 仲間 ⾃⼰組織化 組織⽂化の 醸成 コミュニティで、「ともに学ぶ仲間」を得る。この仲間関係が 組織を「ともに変える仲間」へと繋がっていく。 「何かを学ぶ」ということが、現状をより良くする、という姿勢を ⾃ずと⾼め、”現状” から越境していく原動⼒になる。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 12

13.

どのようにしてコミュニティを ⽴ち上げる︖

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Start Yes とっとと⽴ち上げよう︕ すでに数⼈の 仲間がいる No まだ具体的な 賛同者なし No 2⼈⽬になりうる ⼈もいない (「コミュニティ⽴ち上げも仮説検証」へ) Yes “2⼈⽬” を得るから始める Yes OK,“1⼈” から始めよう Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 14

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“2⼈⽬” を得るから始める https://www.youtube.com/watch?v=fs3yIjv01R8 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 15

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“1⼈” から始めよう 運⽤できそうな組織を作ってから…始めようとするから始まらない コミュニティ を⽴ち上げる コミュニティを 運営する 先に「場」を作ってしまってから、そこに集まった⼈で始める 「最初の場」を つくる 集まった⼈ でコミュニティに する Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 16

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要は、”この指⽌まれ作戦” 魅⼒的=関⼼ が⾼い場を呼びか ける 関⼼ある⼈達が 集まる 関⼼ある⼈ で継続的な場を つくる 最初に魅⼒的な場 = ⼀定の関⼼が得られるテーマによる場の 設定を⾏うのが、要点。ここが独りよがりだと場作りは失敗する。 例えば、社外でスゴイと呼ばれる⼈をお招きして、勉強会を開く。 この点で⾔うと、ある「書籍」をテーマとし、その書籍の著者を お招きして、書籍にまつわる勉強会を開催する、というフレームは 機能しやすい(もちろんお招きする⼈へのリスペクトは前提に) Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 17

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幸いにして “アジャイル” の本は潤沢 みんなが関⼼を持てる本を選ぼう Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 18

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fi fi コミュニティ⽴ち上げも “仮説検証” Problem Community Solution t Organization t Communityで扱う「テーマ」や、その「切り⼝」が他の⼈の 期待と合致するかどうかで、⼈が集まるかどうかが決まる アジャイルのCommunityをつくるならば、切り⼝として ・対象は︖ “開発” なのか “仮説検証” 含めるのか、”組織” なのか ・レベル感は︖ “ゼロから” なのか “実践者” のためのものか ・規模は︖ “ごく少数の研究会タイプ” か “20-30名” か “それ以上か” ・頻度は︖ … 切り⼝を模索しながら、⽴ち上げる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 19

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まずは⼩さく始める (Minimum Viable Community) ⼩さな勉強会駆動ならば⾃ずと最初の有志⽴ち上げは 数名になるはず。有志の⼿の内に収まる範囲で始める MVC (Minimum Viable Community) パターン 読書会型 勉強会型 (発表形式) 勉強会型 (対話形式) 最初に集まった⼈達=運営にする 著者招待は最初、途中、最終回等 その後、読む本を変えながら運営 コンテンツを⽤意する労⼒が 無く、かつ飽きにくい 最初に社外の⼈を招待し突破⼝ となる勉強会を開く そこから有志を募り運営化する 王道は誰かのテーマトーク+対話 準備・運営の労⼒は⼀定あり 左と同じように有志で⽴ち上げる 毎回テーマを決めワールドカフェ 的な対話を中⼼にすると準備の労 ⼒は減らせる。ただしマンネリ化 に留意する 頻度︓2週1回、⽉1回 頻度︓⽉1回など 頻度︓⽉1回など ⼈数︓5名〜20名程度 ⼈数︓10名〜30名程度 ⼈数︓10名〜20名程度 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 20

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それでも⼈が集まらない? ヘッドハント作戦へ どうやってコミュニティへの誘いかけを⾏っている︖ slackやteams での@channel、all な呼びかけ。 社内のどこか、⽬に付く所 (ポータルサイト) に告知を掲⽰する。 いずれも必要なことだけども、本当にコミュニティに来てもらいたい ならば、やることは⼀つ。 1⼈ずつに声をかける 1⼈ずつ愚直に声をかけていく。もちろん、⼿間、労⼒はかかる。 だけども、ざっくり誰でも良いから来てくれたら良いではないよね。 ともに学び、ともに変える仲間を得ていくのたよね。 だったら、1⼈1⼈にその⼈に向けて語りかけることが最も適している Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 21

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fi fi Communityを全社へと広げるか Problem Community Solution t Organization t コミュニティを「勉強会」に留めるならば、それでOK。 ⼀⽅で、社内コミュニティは「組織変⾰」への下地にもなりえる。 最初は、新たなソリューションを如何にして得るか︖ が主眼でも やがて、「組織の現状をより良くする」という機運を⾼めていく。 単なる勉強会から、役員を呼び、社⻑を呼ぶ。 あるいは社内だけではない、パートナーや顧客を招く。 より良くに向けた対話の場として広げていくことだってできる。 Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 22

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経営と現場の対話の場を作ろう ⽇頃話したこともない経営を場に招くことなんてできるのか︖ 結論、意外と出来ます。 考えてもみてください。このコミュニティの活動は、何のためなのか。 この組織が「より良くなるため」ですよね︖ そんな活動に否定的に なる理由なんて、何⼀つ無いのですよ。招かれるのは⼤歓迎︕ですよ 万が⼀、「コミュニティなんて時間のムダだ」なんてメンタリティが あったとしても全員が全員、そうであるなんてことないですよね。 理解ある上席者は必ず居ます。でなければとっくに組織が終焉してます Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 23

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コミュニティ作りでも「チャネル」重要︕ コミュニティを始める、持続させる、いずれにしても社内に呼びかける チャネルが⽣命線になる。 コミュニティ結成段階 デジタル チャネル コミュニティ運営段階 リアル チャネル グループ チャット等 ヘッド ハント デジタル チャネル リアル チャネル グループ チャット等 あらゆるチャネルを活⽤する コミュニティの透明性を⾼めながら 巻き込みの労⼒を惜しまない ⼊り⼝を開いて巻き込みを常とする Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 24

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コミュニティも仮説検証︕いっそキャンバス描こう コミュニティ仮説キャンバス ⽬的 ビジョン われわれはなぜこのコミュニティに居るのか︖ 主な活動内容 提案価値を実現 するために必要 と思われる主な 活動内容を挙げ てみよう アセット 提案価値 コミュニティ 活動を⾏うに あたり利活⽤で きる組織の制度 やアセット われわれは コミュニティの 活動によって どんな状態を作り 出すのか︖ (何ができるよう いきいき測定 になるのか) コミュニティ 活動が⾃分たち の満⾜の⾏くも のになっている か測るための⼿ 段と⽬安 このコミュニティでどんな組織の状況を作ろう︖ 現状課題 代替⼿段 状況 もう⽇常で対応 が必要となって いる課題に何が あるだろう︖ 課題を解決する為 どんな状況に ある⼈達に コミュニティに 来て欲しいか︖ 将来課題 まだ顕在化して いないけど、 これから起き得 る課題や対応が 必要そうなこと は何︖ に現状、取ってい る⼿段に何がある か︖ (さらに現状⼿段へ の不満はあるか) アクセス 状況にあげた⼈ や部⾨にアクセ スするための⼿ 段に何があるだ ろう︖ 関⼼ コミュニティに 来てほしい⼈達 は何に関⼼を 持っているだろ う︖ ハレーションリスク コミュニティの拡張 どのようにしてコミュニティの活動を広げよう この取り組みによってどんなハレーションが ありえるか Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 25

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コミュニティのベースは “⽇常の隣” に置く コミュニティ内のコミュニケーションの拠点となるベースをどこに どのようにつくるか︖ せっかくだから、新たなツールとか試してみる︖ 「ツールを試す」という事⾃体は、コミュニティ内の活動にしたら 良いけども、コミュニケーションのベースは奇を衒わないほうがよい いちいち、コミュニティ内のコミュニケーションを取るのに、 端末やアカウント、アプリ、webサービスを切り替えないといけない… ⽇常の動線から外れたことを⾏わなければならない時点で不利 コミュニティのベースは秘密基地のワクワク感があるけども、 社内の動線がslackやteamsならば奇を衒わず、メインストリートに 同居させよう。知る⼈ぞ知る…なんて隠れ家気取りは先に取っておこう Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 26

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コミュニティ作りにおける最⼤の難関 コミュニティは2回集まると死ぬ “昔から、さまざまなコミュニティをつくってきた。ただ、 どれも⻑続きはしなかった。結局、今も残っているのは⼀ つだけ。最初は集まってきたみんなもこれから始まること に期待でいっぱい。すごい盛り上がりを⾒せる。ところ が、たいていの場合わずか2回⽬の集まりを経たところ で、もう衰退期に⼊っていく。3回⽬には集まる⼈数が激 減する。ここまで2-3ヶ⽉程度のことだ。コミュニティは2 回集まると死ぬ。 https://note.com/papanda0806/n/n280634acadb1 ⻑らく、その理由が分からないでいた。どういう⼯夫を とっても、たいてい死んでしまう。どういう集まりだった としても。顔ぶれが違っていても。同じ道を辿る。まるで 私だけタイムリープを繰り返しているかのように。2回⽬ で死を迎えることになれてしまっているし、特に驚きもし ない。ただ無⼒さだけはいつも感じていた。 結論は、こうだ。 ・⼈は、単純接触していないと、物事の優先度が落ち、 やがて忘れる。 ・⼈は、⼈に対してすらも、優先度が落ち、距離が出来て いく。” Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 27

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“ケイデンス” を意図的に⾼める ゆっくりペースではじめよう はじめてだから やんわりと (恐る恐る) 始めよう… 盛り上がらない割には 運営の労⼒がまあまあ たいへん… だんだん参加⼈数が 減ってさらに参加効⽤ が下がる…ばたり あえてケイデンス (活動量) ⾼めではじめる 単純接触が多いほど 仲良くなるのも早い 週1回30分でも 良いし集まろう 多少外れになる回が あっても、来週には 改善できる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 関係性とコンテンツを ⼀気に向上させる = “やってて楽しい” ケイデンス⾼めで始めてベースが出来たところで 持続的な活動にランディングさせる 28

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夜も眠れない問題

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コミュニティ不眠問題 ⼈が集まらない 運営に疲弊する 実務に つながらない それどころ ではない問題 そして誰も いなくなった Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 30

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不眠① ⼈が集まらない こちらの思いと裏腹にとにかく⼈が集まらない問題 → 周囲や⾃分に失望するのではなく、⼀つの検証結果として捉える テーマがあっていないのかも (PSun t)、今はその時ではないのかも 検証結果踏まえて、変える 持続のための “2⼈⽬” https://www.docswell.com/s/papanda/KWRV85-ss-86515404 fi Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 31

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不眠② 運営に疲弊する 何か場をつくろうとするたびに、何か発信するたびに、伝わらない、 響かない、分かってくれない…疲弊していく。でも最初は駆動する⼒を 絶やしてはいけない、少なくとも「⽌まらない作戦」がいる Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 32

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不眠③ それでころではない問題 「忙しくなってできなくなる」という局⾯は誰しも必ず迎えること だから、起きるものとして備える必要がある。 最初は旗振りが強⼒に 必要な場合が多い チーム運営への移⾏を 意識的に⾏っていく (ケイデンスを⾼める役割、 必要な時期がある) 1周2周回した上で 依存をへらす(中⼼をなくす) スクラムっぽい 運営の⽴ち上げ この転換が意外と難しい リードする⼈にとっても、 みんなにとっても だからこそ”アジャイル"に Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. それでもやれない場合は 頻度をへらす 33

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不眠④ 実務につながらない 学びをすぐに実務に繋げるということはなかなか簡単にはいかない。 気がつけば「お勉強会」になって、場を開催することが⽬的になって しまう状態もありえる。単にお話しているだけで腕がついてくるわけ でもない。コミュニティを練習の場にしよう。 プラクティスの 練習 仮想プロジェクトを はじめる 実務で直⾯する課題 について対策を練る ふりかえり、むきなおり、 インセプションデッキなど プラクティスを単発の ワークショップとして 仮想テーマを決めてプロジェ クト形式でのアジャイルの 実践練習を⾏う 仮想テーマと⾔わず部内、 開催する チーム内で何かしらテーマを 探して設定するのも有り 実務で「やろうとする」と 障壁・課題となることについて テーマ設定し、対策について コミュニティ内で話し合う Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 「やってみて」の課題も 加えていく 34

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不眠⑤ そして誰もいなくなった この⼿の取り組みが進めば進むほど、組織変⾰への⼿がかりを得る ことになる。望むところではあるが、⼀⽅で「これまでへの最適化」に まざまざと衝突していくことにもなる。その結果、かえって離れていく メンバーも促すところがある(コミュニティから、組織から) 組織変⾰活動への 進展 コミュニティ ⽴ち上げ〜活性化 Community Organization- t? 離脱.. 離脱を悔やむ必要はなし 得られた経験は取り組んだ⼈の収穫となる fi Toshihiro Ichitani All Rights Reserved. 35

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最初に “⽕” をくべるあなたへ Photo credit: Risto Kuulasmaa on Visualhunt

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注⽬するべきは 最初のケイデンスは四も五もなく引っ張ろう What(何をやるか)以上に その後、 ”みんなのコミュニティ” に How(どうやるか) Photo credit: sama093 on Visualhunt

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コミュニティの⽕付け⼈は リーダーと⿊⼦の Photo credit: nunodantas on Visualhunt.com / CC BY-NC-SA “⼀⼈⼆役” だと思おう

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コミュニティでの繋がりは ”続いていく” たとえあなたや仲間が組織を出る⽇が 来たとしても。繋がりは組織を越える。 Photo credit: ihtatho on Visualhunt.com

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“ワクドキ” を⼤事に ワクワク…⽇常にはない楽しみ、企み ドキドキ…スゴイことやってる感 Photo credit: othree on Visualhunt.com

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社内アジャイルコミュニティの⽴ち上げについて相談を 希望される⽅は、こちらのgoogle formからどうぞ︕ https://forms.gle/8CSYup1qD5nMszXS6 本内容についてのご質問や、アジャイル実践の相談なども いつでも当⽅までお寄せ下さい