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December 13, 25
スライド概要
JAPAN AI 大忘年会2025 の登壇スライドです。
https://ai-bounenkai.com/
株式会社エクスプラザ 生成AIエバンジェリスト / リードAIプロデューサー
Explaza 今年は生成AI。 来年からは保守AI。 「作る」から「育てて回す」へ。 価値の中心が移る時代。 株式会社エクスプラザ CPO / 生成AIエバンジェリスト 宮田 大督
Explaza 現場でAI開発・導入を 支援する実務家の視点 株式会社エクスプラザ CPO 宮田 大督 mybest mybest様: 記事生成の仕組 みを構築し、Difyで運用。 制作工数を大幅削減。 価格.com ビジネス・PM向け: Cursor導入支援によるノンエ ンジニアのAI活用を推進。 東京アセットソリューション 東京アセットソリューション様: 不動産企画の領域で、AIを活用し た企画立案システムを共同開発。 個人プロジェクト: 1年以上前に、黎明期からAIP Mシステムを開発・公開。 みやっち | Explaza CPO / 生成AIエバンジェリスト @miyatti 宮田 大督 / 株式会社エクスプラザ CPO 生成AIエバンジェリスト / 職歴:メルカリ 楽 天 Gaudiy 令和トラベル エクサウィザーズ NTTCom / 趣味:アニメ・特撮・ゲームなど / 思想・哲学・神話好き / 柄谷行人推し プロダクトマネージャー 港区, 東京都 JP lifeat.explaza.jp 誕生日: 1982年2月19日 2007年4月からXを利用しています > 7,802 フォロー中 1.3万 フォロワー 1サブスクリプション プロフィールを編集
今日言いたいこと
Explaza 本日のメッセージ 今年は生成AI。来年からは保守AI。 作るのはもうできる。問題は、育てて回すところ。 生成AIって、なんか‘うっすら嫌われる’ことがある → それを解決するのが「保守AI」
なぜ「生成」は うっすら嫌われるのか?
Explaza 一発屋っぽい 派手に出力して終わり。 「だから何?」になりやすい。 文化破壊への反発 既存のエコシステムを無視。 「できるから」で雑に壊す。
Explaza 現場で起きてること: ”運用できないシステム”の増加 生成 脆弱性 PMの俺俺システム 運用不可 生成だけが進んで、”運用できないシステム”が増える。 ・作った瞬間は動く → でも保守されない ・あとから脆弱性が効いてくる ・PMが俺俺システムを作って「誰が運用するの?」で詰む 「生成」は派手なのに、信用が乗りにくい。 → 保守の匂いがしないから
価値はどこに宿るか?
Explaza では、本当の価値はどこに宿るのか? どこに宿るのか? 0→1で作るのも大変だが、 もっと難しいのは、 文化として落とし込み、 運用し、回し続けること。
Explaza 価値は”作った後”に宿る 作った後に起きること いろんな人が関わる 状況が変化する トラブルが起きる そこで時間がかかる 保守とは 壊れても直せる 直した後に次が効く形で残る 0→1で作るのも大変だけど、文化として落とし込んで、運用して、回し続けるほうが難しい。
解決策:保守AI=構造
Explaza 解決策:保守AI=構造 保守AIとは、最初の生成の段階で ”構造”を大事にすること。 構造を考えて、構造から生成する流れにする。 そうすれば、その構造を保守運用できる。 チャットのノリで、バイブで作るのは速い。でも、作ったり改変したり となった瞬間に詰まる。理由は、再現できないから。
Explaza 構造を残す What it is 生成するための「構造」のコンテキストとして 背景ナレッジと生み出したワークフロー(プ ロセス)を残す Why it matters ・「ここを直せばいい」という修正箇所が明 確になる。 ・これはAIに限らず、優れたシステム開発の 基本原則。 ・保守するAIも、コンテキストを理解しやす くなる
T001_LT構成・台本作成 Goal: 指定された(Outline)を読み込み、セクションごとの反復ステップで台本を生成 する(再利用可能コマンド) このコマンドの設計方針 ・コマンド本体は汎用(LT以外の台本・構成にも流用可能) ・案件固有の情報(主張素材・事例・制約)は、外部のInputページに切り出して読み込む ・台本生成はセクション単位で、 Auto-Research → HITL → Draft → Review を反復 必須インプット(実行時に必ず@mentionで渡す) 1. Outline(構成案ページ) ・例: 📝 LT構成案_v4(保守AI版・10分) 2. Input Bundle(案件固有の材料束) ・例: 📝 T001_台本生成_input(再利用テンプレート)
実体験:失敗と改善 × 失敗パターン Cursorでオレオレツールを量産 最初は気持ちいい ↓ 1〜2ヶ月で崩れる ↓ 保守コストが重くなる ◎ 改善パターン Notionみたいなエコシステム側に寄せる DBやViewが最初からある ↓ 基盤保守は外部の力を借りる ↓ 自分は価値に集中
保守AIの実現のための工夫 GUIを残す ・チャットだけだと何の機能か 分からなくなる ・「こういう機能だったよね」 が思い出せる ・ユーザーの記憶と理解を助ける る視覚的な手がかりを提供する 外部基盤に寄せる ・全部自前 = 全部自前で保守 ・フレームワーク・SDK・ノー コード基盤を活用 ・保守コストを削減し、開発ス ピードを向上させる
2026年の展望
Explaza 保守は、未来を作る改善サイクル ビジネスの成果が 問われるフェーズへ。 "生成AIで作った最強ツール" だけだと限界が来る。 Build Feedback Improve ○ 保守って「守るだけ」じゃない。 ○ 保守しながらフィードバックを回 して、インクリメンタルに改善し ていく。 ○ 破壊的にゼロから作り直すんじゃ なくて、今のコンテキストを大事 にしながら育てる。
Explaza AI時代における人間の価値 AIの苦手なこと コンテキスト維持 長期的な俯瞰 文化の理解 人間がやること 俯瞰して介入して回す 判断力が逆に価値になる 最近よく言われるパランティア的なモデルも、要はここ。 人間の俯瞰力×AIの実行力
Explaza 今日の結論 今年は生成AI。 来年からは保守AI。 作って終わりじゃない。 育てて回して、価値にする。
Thank You! 株式会社エクスプラザ CPO miyatti
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