QA engineer at a Startup vol.18【QAエンジニアが仕様書作成を開始した話】

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1.

QA engineer at a Startup vol.18 【QAエンジニアが仕様書作成を開始した話】 株式会社ZENKIGEN 横田雅和 2025.08.25 © ZENKIGEN Inc.

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自己紹介 横田 雅和 株式会社ZENKIGEN harutaka事業本部 兼 新規事業部 QAエンジニア 2024年2月入社 開発チームに所属するインプロセスQAエンジニア ● ● ● 複数部署を兼務 SaaS系サービス開発 社員のQAエンジニアは私のみ © ZENKIGEN Inc.

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ZENKIGEN提供サービス:harutaka 採用DXサービス 採用工程をデジタル化し、 高効率・高品質の採用を実現する オンライン上での選考を可能にする 「エントリー動画」と「ライブ面接」を基本機能として提供しています。 面接から採用活動をデジタル化することで、 これまでの採用活動と比較し、 企業・応募者双方の時間コストの削減や 採用活動の効率化・高度化を図ることができます。 https://harutaka.jp © ZENKIGEN Inc.

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ZENKIGEN提供サービス:コレドウ コレドウはAIによって効果的な目標を効率的に作るツールです。 目標達成と個人の成長をサポートします。 目標設定サポート 目標設定サポート 記載した目標について、 グレードやメンバーのキャリア目標や、チーム内での 役割の中で適切かを判定し、かつSMARTな形に書き AIと壁打ちすることで、SMARTかつ達成計画が 換えます。 具体的な目標がたった10分間で作成可能。 効率的に効果的な目標を作成します。 リマインド 進捗管理 進捗管理 評価 SMARTな目標に対して適切なタイミングで 進捗確認をPushで通知(Slack,メール等) 目標を定期的にリマインドすることで 詳細に立てた達成計画に対しての進捗状況を管 達成をサポートします。 理可能。また、上長も進捗を閲覧できるため、 「蓋を開けてみたら未達」を回避。 通知に対して回答するだけで進捗管理が出来るよう になり、マネージャーがマイクロマネジメントをする身 体的・心理的労力を排除します 進捗管理で残しておいたコメントや実績をベース 目標の達成度合いはどうなっているのか?を月次で にAIが評価案とFB案を自動作成。 レポーティングします。 案を叩きに評価を入力が出来ます。 事実に基づいた正確な評価により、評価の公平感 と納得感を向上させます。 © ZENKIGEN Inc.

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体制概要図 harutaka 事業本部 開発 Eng デザイナー 開発 Eng 新規事業部 開発 Eng 開発 Eng デザイナー QAE © ZENKIGEN Inc. 開発 Eng 開発 Eng QAE

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本内容は新規事業部での取り組み 体制概要図 harutaka 事業本部 開発 Eng デザイナー 開発 Eng 新規事業部 開発 Eng 開発 Eng デザイナー QAE © ZENKIGEN Inc. 開発 Eng 開発 Eng QAE

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みなさんへ質問 ● 要件定義書はあるが仕様書が無くて、テストが書けない という経験はありませんか? ● 機能リリース後に仕様書を確認したら、アップデートが されていなく何が正しいか分からないという経験はありま せんか? ● そもそも、仕様書を作成するのは誰がすることなの でしょうか? © ZENKIGEN Inc.

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問題と課題を整理する ■問題 仕様書作成者が定まっておらず、仕様書が無い場合があり テスト設計が進まない ■課題 1. リリースまでの工程と成果物の関係性を明確にする a. 明確にすることで、現時点で不足情報を洗い出す 2. 仕様書作成者を決定し、チーム内で合意を得る © ZENKIGEN Inc.

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持論 そもそも、仕様書を作成するのは誰がすることなのでしょうか? (私の中での持論) QAエンジニアが仕様書作成を行っても問題ない! © ZENKIGEN Inc.

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各課題に対する取り組み:リリースまでの工程と成果物の関係性を明確にする PFD(Process Flow Diagram)を作成し、チーム内に共有 ※社外公開用に編集 © ZENKIGEN Inc.

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各課題に対する取り組み:仕様書作成者を決定し、チーム内で合意を得る ● 現状の各工程と成果物が可視化出来たことで、テストに必要 ドキュメント=仕様書が必要であることがわかった ● QAエンジニアが仕様書を作成することで、テストに必要な ドキュメントを作成出来るのでは?と考えた ● 仕様書作成者=QAエンジニアとして問題ないかをチームに相 談し、合意を得た © ZENKIGEN Inc.

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各課題に対する取り組み:リリースまでの工程と成果物の関係性を明確にする 課題対応後のPFD(Process Flow Diagram) ※赤部分が更新箇所 ※社外公開用に編集 © ZENKIGEN Inc.

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QAエンジニアが仕様書作成を行ったことでの学び ● 今までデザインベースで開発者とコミュニケーションしていた が、仕様書が出来たことで会話の幅が広がった ● 早めに要件等の疑問点や開発困難度に気づく事が 出来るようになった ○ エラーバリデーションの必要性や画面遷移有無の確認が テスト設計前に気付けた ● テスト分析しながら仕様書作成しているイメージに近いかも ○ そこまで負荷は上がらなかった © ZENKIGEN Inc.

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今後の展望 ● QAでのテスト実施完了後に生成AIを用いて、仕様書を アップデートする ○ 最新のテスト設計書/項目書をインプットにする ○ 元の仕様書とは別のドキュメントにするのかは要検討 ● 仕様書作成をQAエンジニアの主務にし、生成AIで テストプロセスを効率化していく ○ ワークフローは作成出来ているが、運用はこれから ○ 段階的に生成AIを活用→運用可能か見定めていく © ZENKIGEN Inc.

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お知らせ 2025/11/14に TOKYO TEST FESTにて、生成AI周りの話をします!是非! https://tokyotestfest.com/ © ZENKIGEN Inc.

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お知らせ 二人目QAエンジニアを募集しています! ちょっとでも興味持って頂いた方は、Xにてご連絡ください! © ZENKIGEN Inc.

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ご清聴ありがとうございました! © ZENKIGEN Inc.

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© ZENKIGEN Inc.