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March 22, 21
スライド概要
Tokyo HoloLens ミートアップ vol.25のLT登壇資料。
HoloLens 1のアプリ「Lunar Module」をHoloLens 2に対応するため、HoloToolkitからMixed Reality Toolkit V2系への移植に取組んでいる話を共有。
ICT業界でソフトウェアエンジニア/アプリケーションアーキテクトを担当。 社内ではXR関連技術に関する啓もう活動や技術支援に従事。 業務の傍ら、XR(特にMixed Reality領域)についての開発技術の調査、開発などを行っています。 また、「大阪駆動開発」コミュニティ所属しており、日々の調査で得た知見はコミュニティを通して情報発信を行っています。
HoloLens 1アプリ(HoloToolkitだったもの) を HoloLens 2アプリ(Mixed Reality Toolkit V2)に 変換できるかチャレンジ takabrz1 大阪駆動開発 Takahiro Miyaura
Microsoft MVP for Windows Development 2018-2021 某会社でSE(アプリケーション領域のアーキテクト的なお仕事なはず)= XRは趣味です(貢献領域:Mixed Reality) 宮浦 恭弘 (Miyaura Takahiro) ◼ 大阪駆動開発コミュニティに生息 ◼ HoloLens日本販売してからXR系技術に取組む ◼ 普段はよくMixed Reality Toolkitに関する調査している ✓ ✓ ✓ リリース機能調べたり・・・ 面白い機能使ってみたり・・・ 新しい実験してフィードバックしたり・・・ ◼ 新しい技術や、MRに使えそうな技術を調べる 技術Tips : https://qiita.com/miyaura takabrz1 ※よかったらこれを機にお知り合いになってください
これ知ってますか? 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
Lunar Module (月面着陸ゲーム) Mixed Reality Design Labsのサンプルの1つ 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
Lunar Module (月面着陸ゲーム) Mixed Reality Design Labsのサンプルの1つ HoloLens 2023/2/16 st 1 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura Genの頃のもの
HoloLens 2でもやりたい! 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
とりあえず動いた! Yoonさんにもウケた(笑) 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
でも「とりあえず」なんですよね 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
過去の経緯 Mixed Reality Toolkit V2になるまで ◼HoloToolkit : HoloLens用OSSライブラリとして提供開始 Lunar Moduleはこの辺り ◼MixedRealityToolkit V1 : HoloLens + WinMRデバイス対応 構造が大きく変わる ◼MixedRealityToolkit V2 : HoloLens, HoloLens 2, WinMR, OpenVR対応 ここに移植したい (個人的興味) 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
移植の手順 公式ドキュメントでも提供 ◼ https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/mixed-reality/develop/porting-apps/porting-overview 1. 開発ツールを最新化する 2. プロジェクトを最新のツールに移行する 3. プロジェクトで利用するライブラリをARM版に変更 この段階でHoloLens 2にデプロイ可能なので動きを確認できる 4. MRTK V2に移行する(過去のMRTKを利用している場合) 5. 操作方法をHoloLens 2向けに再考 & 作り変え 6. (゚д゚)ウマー 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
開発ツールを最新化する HoloLens 2用の開発環境を準備する ◼ ◼ ◼ ◼ Windows 10 version 1909 or higher. 最新の Visual Studio 2019 (試したときは16.8.3) Windows SDK 10.0.18362.0 Unity 2019.4.10f1 ✓ UWP - Universal Windows Platform Build Support ✓ IL2CPP - Windows Build Support (IL2CPP) 今回は上記環境で実施 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
移植の手順 最新のツールに移行する 公式ドキュメントでも提供 ◼ https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/mixed-reality/develop/porting-apps/porting-overview 1. 開発ツールを最新化する 2. プロジェクトを最新のツールに移行する 3. プロジェクトで利用するライブラリをARM版に変更 この段階でHoloLens 2にデプロイ可能なので動きを確認できる 4. MRTK V2に移行する(過去のMRTKを利用している場合) 5. 操作方法をHoloLens 2向けに再考 & 作り変え 6. (゚д゚)ウマー 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
最新のツールに移行する Unity 2019.4系で古いUnityプロジェクトを開いて更新 ◼ ほぼ確実にエラーが出る ◼ エラーがなくなるようにひたすら修正 一例・・・ ✓ UnityEngine.VR.WSA... → UnityEngine.XR.WSA... Lunar Moduleは古いMRTKが使われている。 バージョンが古いので公式もUnity 2019へのサポート無 野良ブランチを作ってUnity 2019対応した。 もしHoloToolkit使っていて移植したい場合は使えるかも? https://github.com/TakahiroMiyaura/MixedRealityToolkit-Unity/tree/htk_unity2019.4 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
移植の手順 プロジェクトで利用するライブラリをARM版に変更 公式ドキュメントでも提供 ◼ https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/mixed-reality/develop/porting-apps/porting-overview 1. 開発ツールを最新化する 2. プロジェクトを最新のツールに移行する 3. プロジェクトで利用するライブラリをARM版に変更 この段階でHoloLens 2にデプロイ可能なので動きを確認できる 4. MRTK V2に移行する(過去のMRTKを利用している場合) 5. 操作方法をHoloLens 2向けに再考 & 作り変え 6. (゚д゚)ウマー 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
プロジェクトで利用するライブラリをARM版に変更 ライブラリをARM版で準備する ◼ 独自でDLLを用意している人は注意! ◼ ARM,ARM64用も用意してあげる必要がある。 Lunar Moduleは古いMRTKが使われている。 HoloToolkit内に独自ライブラリがありARM系が入っていない。 野良ブランチを作ってUnity 2019対応した。 もしHoloToolkit使っていて移植したい場合は使えるかも? https://github.com/TakahiroMiyaura/MixedRealityToolkit-Unity/tree/htk_unity2019.4 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
そして4へ 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
前途多難・・・ ほとんどの機能はMRTK V2へ移行が済んだ ◼ ◼ ◼ ◼ ◼ TagalongのようなSolver系 イベント制御周り Hand Coach(Lunar Moduleで初めてできた機能を逆輸入的なw) このってるのはシェーダー周りと空間マッピング位 あとキーボード?(封印された機能として実装されている) Lunar Moduleはデザインが凝ってるのでかなり機能が複雑 (移植の題材としてはハード) 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
|・ω・)b < がんばります! 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
過去のHoloLens 1アプリ次第ですが移行はできますよ。 懐かしのあのアプリ復活させてみませんか? 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura
大阪駆動開発 関西を中心に、IT系のおもしろそうなことを楽しんでやるコミュニティ 2023/2/16 Copyright © 2021 Takahiro Miyaura