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October 24, 26
スライド概要
2026/10/23-24 スクラム祭り2026 での講演資料です。
※この資料では、Claudeの良し悪しや使い方に関しては一切触れません
#scrumat
Xでの投稿
https://x.com/kazun_0909/status/2085372156935090247?s=20
Scrum祭り2026セッション情報
https://confengine.com/conferences/scrummatsuri-2026/proposal/50643/10claude
「みんなで見たい」に、 10秒で応えるツールを Claudeでサクッと作った話 〜「見たい自分」から「巻き込みたい人」へ〜 スクラム祭り 2026 · 森田 和則 · @kazun_0909
!! ご注意 !! このセッションは、 Claudeの使い方や凄さを 伝えるセッションではありません
「あのスクラムフェス○○の講演を みんなで観たい!」 — チームのレトロスペクティブで
「では、今度同時視聴会をしましょう! 既に公開されているので、 URLを”探して”共有します!」 — チームのレトロスペクティブで
探すのが面倒くさい!!! (自分が欲しいから) 作ろう!
Scrum Fest Archive 検索窓に登壇者の名前を入れると、資料と動画 が数秒で出てくる。そのままチャットに貼っ て、参加していないメンバーとも共有できる。
View 1.7万 フォロワーも300名弱とかなのに これだけの反響があり嬉しいです。 需要があったんだな〜と感じました。 ありがとうございます!
森田 和則 KDDIアジャイル開発センター所属 スクラムマスター 3Tree(個人事業主) スクラム道関西 運営 スクラムフェス大阪 実行委員 ・20年弱ゲーム業界にいました。IT業界3年目 ・チャーハンが大好き ・子ども達と鳥が癒しです 𝕏 @kazun_0909 n kazun99
目次 03 01 なぜ作ったか 02 10年前のお話 使ってもらうために何をした? 04 自分が欲しいものを作る 05 まとめ
01 なぜ作ったか
? ? 「紹介したい講演が多くあるけど 毎回、探すの大変・・・」
? ? 「みんなブックマークしてるの?」
資料の共有が手間だった 様々な場、人に共有したい講演がたくさんある! そのたびにGoogleでスライドと動画を探していた 探す、開く、コピーするのくり返し
共有するまでの道のり 1 動画のURLを検索しよう! カンファレンスはわかるけど、 セッション名なんだっけ? 2 スライドや記事の検索だ! まとめ記事とかあったかな? Discordチャネルで共有されてる? ネット検索 → カンファレンスページから 検索に必要な情報を取得 ネット検索 → ネット検索 → タイトル名検索や、 スライドまとめ記事から発見 シェアしたいURL YouTubeチャンネルから検索 シェアしたいURL ネット検索 → 講演の記事もあったはず! シェアしたいURL チャット 3 チャットで伝える! → 各種URLや、見出しを記載して送信 → 何度もコピペ… 紹介したい分だけループ・・・
”私”が解決したかったこと 1 共有を楽にしたい! 2 同一ページから、資料と動画どちらもアクセスしたい! 3 同じトピックの資料を探したい! 4 勉強会の資料を探したい! 5 いつ開催されるか知りたい!
Claude 使いたいし 学びたい! 試しに作るか!
4時間 Claude CodeでMVPができるまでの時間。 メモリ8GByteのMacBook Neoで、 コンテナを動かしながら作った。
途中経過 (2時間時点)
Scrum Fest Archiveでできること (MVP) イベントから辿る キーワードで探す まとめてコピー テキスト / Markdownで出力 イベント名を選択 日本地図から開催地を選択 登壇者名で横断検索 講演タイトルで横断検索 こんなときに こんなときに こんなときに 「あのイベントのあの講演」 を、開催地と年から辿りたい ”推し”から辿りたい スライドも動画も まとめてURLを共有したい 「ふりかえり」が、 タイトルにつく講演を調べたい チャットにそのまま貼れる
その他の機能 アジャイルカンファレンス History ポートフォリオみたいに使える ・各カンファレンスを時系列で振り返れる ・今後のカンファレンスの予定がわかる 自分の名前を入れると、 登壇した地域が地図上で塗りつぶされて嬉しい
「実はこの発想、 10年前にも一度やっていた」
02 10年前のお話
CEDEC非公式 タイムテーブル 国内最大のゲーム開発者カンファレンスの 非公式タイムテーブル (2016年制作)
それまでの社内での作業 STEP 1 STEP 2 STEP 3 STEP 4 公式発表 Excelに転記 変更を反映 参加者を募集 部署ごとに複数人が確認 公式サイトから手で写す 発表のたびに更新する 誰が何を聴くか調整 複数のグループで同じ作業をしていた。 作業者の一人はCTOだった。
? ? 「社内で同じことしてるの無駄! その中にCTOもいる!無駄遣い!」 — 2016年の私
? ? 「他の会社も、同じことをしているのでは?」 — 2016年の私
”私”が解決したかったこと 1 毎年の作業時間を限りなく0にしたい 2 聴講したいセッションに印をつけたい(お気に入り機能) 3 別のサイトにアップロードされるスライドをすぐに見つけたい 4 非公式の交流会の存在を知りたい(知ってほしい)
ないなら勝手に タイムテーブルを作ろう! — 2016年の私
2016年7月17日 できた! お酒を片手に、 深夜に数日かけて作成。 そのままFacebookで公開した。
8時間? 覚えてないけど、それくらい? jQuery使ってフルコーディング。 Claudeを使ったら1時間以内でできそう
公開してから ずっと使われ続けている
口コミだけで広がった あえてGoogle検索に出ない状態にしていた(非公式だしね・・・) 使った人が、次の人に教える 面識のない人から「毎年使ってます!」と声をかけられる
※実は2025年は更新してなくて心配される
毎年の更新作業 セッションデータの取り込み DOMを取得 → サイトデザインが 変わった? 変わらない 設定ファイルだけで完了 〜10分 変わった パーサーを作成 30分〜2時間 目視でデータに紐付け 〜2時間 無料Live配信の取り込み(完全手作業) 配信URLを確認
個人ツールが、 10年使われ続けているのは、 「なぜか?」
03 使ってもらうために何をした?
どの時間軸でも使えるツールにした 準備期間 開催前 ワクワクする 当日 会期中 振り返り 会期後 会場でウロウロする レポート作成の手助け 無料Live配信視聴 社内外での共有 数年後 もっと未来 「こんなセッション あったよね」
巻き込む対象者を多く考えた 会 場 に い る 会 場 に い な い 参加者・参加希望者 交流したい人 会場で学びたい人 学びや悩みを共有したい、仲間が欲しい人 公式の枠の外で集まりたい人 一歩踏み出せない人 伝えたい相手 興味はあるが、参加を迷っている人 参加できなかった同僚やチーム
公式のタイムテーブルと 非公式の懇親会を 共存させた ・公式には載らない懇親会を表示 ・熱量高く、話したい人を後押し ・え?こんな集まりがあるの?を知る
今の時代 AIでもっと早く作れる
だから、必要なものを 早くいっぱい作ればいいのか? そうじゃない
AIがあろうがなかろうが、 昔から 誰になにを届けるか
04 自分が欲しいものを作る
「スタートアップのアイデアを見つける方法は、 スタートアップのアイデアを考え出そうとすることではない。 問題を探すことだ。 それも、できれば自分自身が抱えている問題を探すのがいい。」 — Paul Graham「How to Get Startup Ideas」(2012年11月)より
どちらも自分の困りごとだった Scrum Fest Archive 非公式タイムテーブル 共有するのを楽にしたい 毎年のメンテナンスコストの最小化 資料と動画どちらもアクセスしたい お気に入り機能が欲しい 同じトピックの資料を探したい 公開された外部にある資料を タイムテーブルから見つけたい 勉強会の資料を探したい いつ開催されるか知りたい 交流会の存在を知りたい
「ゲーム業界っていいですよね。 開発者の熱量が高いから。本当にうらやましい」 — Yasunobu Kawaguchi
ゲーム開発者はみんなエンドユーザーだった 作る人であり 使う人でもある ゲームを作る人は、 みんなゲームが好きで遊んでいる 自分自身がユーザーだから、 「これが欲しい!」が強い なぜ作るのか?これがなぜ面白いのか?にこだわる(納得して作る) 見てほしいし、見たいからレビューが盛り上がる(フィードバックが多すぎ問題も) 「こっちの方が、絶対面白い!」と揉める(愛ゆえに。)
ユーザーに なにをどのように届けることができるか 常に考えていた
常に使ってもらう人たちの笑顔があった 私が面倒なことは、他のみんなも面倒だと感じている気がする! これだけ私が欲しいなら、他にも困っている人がいるに違いない! 少しのカイゼンかもしれないが、掛け算したら膨大な時間だ! 誰かが幸せに、そして楽になるなら作りたい! ”自分が欲しいもの”の本質は、他人や場、空間にあった!!
そこに強い想いがあった。 私自身が、 ”作りたい”、”解決したい”ことがあった。
自身がエンドユーザーであり、 欲しいものを作るのが最も確実な近道
見たい自分から、巻き込みたい人へ
05 まとめ
まとめ ”私の面倒くさい”を信じる 誰になにを届けるかを考える どんなことでもいい。自身が叶えたい!という熱量を持つ 自身を含めた、プロダクトの関係者の誰かを笑顔にする。それでいい
サクッと作れちゃうから作ったらいいけど、 誰になにを届けたいのかを大切にしよう
見たい自分から、巻き込みたい人へ Scrum Fest Archive CEDEC非公式タイムテーブル kazunori-toybox.com/scrum-fest-archive kazunori-toybox.com/cedec_schedule 森田 和則 · @kazun_0909