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September 28, 26
スライド概要
Play&Learn2026(#06)の中の15分プレゼンで発表したスライドです。
なぜシリアスゲームミュージアムを作りたくて、そこで何をしたいかの入り口の話がまとめてあります。
ボードゲーム編集者 教育ボードゲーム診断士 企業内研修、企業PRや自治体・NPOのイベント用など教育や研修を目的としたボードゲームの作成を支援しています 肩書 ・合同会社ゲーミフィ・クリエイティブマネジメンツ 代表社員 ・ゲーミフィジャパン 枢機卿 ・研修ゲームラボ 幹事 ・研修舎プロジェクト ゲーム研修デザイナー
Play&Learn 2026(#06)プレゼンコーナー シリアスゲーム ミュージアム 開館に向けて 教育・研修・社会課題のボードゲームを 集め、保存し、研究する場所をつくる シリアスゲームミュージアム設立準備室 石神 康秀 2026.9.27 写真:クラウドファンディングページより
問い 目的に合うゲーム、見つけられますか? 今日この会場には 45 団体 が出展しています(9/22時点) 子どもの教育 企業の研修 地域の活性化 社会課題の理解 この中から、目的にぴったりの1つを 選べるでしょうか? Play&Learn 2026(#06)キービジュアル シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) museg.jp 2 / 18
現状 600件以上。しかも、氷山の一角。 600 公開されている 600+ 件以上 Webのニュースや公式サイトで確認できた シリアスボードゲームの数(石神調べ) 企業の社内研修や授業で作られたゲームは、わ ざわざ外に発表されないことが多い。 見えている 見えていない 企業の社内研修 自治体・イベント 学校・大学の授業 単年度で終わったもの 実際に世の中で生まれているゲームは、はるか に多いはず。 シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) museg.jp 3 / 18
課題 シリアスボードゲームには、3つの「ない」がある。 ① ② ③ 作り方の 基本 評価の 基準 知見の 継承 が ない が ない が ない みんな独学 比べる場がない 作っては消える シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) museg.jp 4 / 18
自己紹介 この分野で約10年。関わった開発は150件以上。 約10年 ソフトウェア開発 コンサルタント 教育・研修ボードゲームの制作 「なぜ必要か」から 設計する ゲームづくり ボードゲーム編集者 150件以上 ゲーム開発への関与 大学の授業 作り方の指導・授業支援も 石神 康秀|合同会社ゲーミフィ・クリエイティブマネジメンツ 代表/学芸員資格 取得 シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) museg.jp 5 / 18
ない ① 作り方の「基本」がない 数十か所以上 作り方を教えている場所(大学など)。 正確な数は、誰も把握していない 本業は別分野 共通の基本? 教えている人の多くは、 医療・情報システムなど別分野の専門家 みんな独学 やり方を見せ合ったことも、 何が正しいかの議論もない それぞれが、自分なりのやり方で教えている シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) museg.jp 6 / 18
ない ② 評価の「基準」がない 目的 対象 効果 作り方 ゲームA ? ? ? ? ゲームB ? ? ? ? ゲームC ? ? ? ? ゲームD ? ? ? 比べる場所も、共通の物差しもない シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) ? 大切なのは、良し悪しより 「目的に合うかどうか」 でも、何ができるのか・どう作るべきかが決まってい ない状況では、その判断すらできない。 結局、「たまたま出会った人」と 「たまたま出会ったゲーム」で決まる ※ 大きな予算が動く事業でも、ボードゲームづくりの実績で作り 手が選ばれているとは限りません。 museg.jp 7 / 18
ない ③ 知見の「継承」がない 次の人は またゼロから 企業・自治体のゲームの多くは単年度予算 × 予算が つく 1年で作って、イベントで使って、そのまま。 良いゲームほど、世に出ないまま 倉庫で 眠る 単年度 予算 作る 時間も予算もかけ、多くの人が関わって作ったゲーム でも、公開されずに終わる。 苦労も失敗も、引き継がれない 1回 使う シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) 似たことをしようとする人は、また自分たちなりのや り方でゼロから作ることになる。 museg.jp 8 / 18
課題のまとめ このままでは、毎回ゼロから。 作り方の 基本 評価の 基準 知見の 継承 ない ない ない 集めれば、比べられる シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) 比べられれば、議論できる だから必要なのは 「集める」こと 議論できれば、作り方と評価が育つ museg.jp 9 / 18
なぜ博物館か 博物館の4つの役割は、そのままゲームに必要だった 博物館法が定める博物館の役割 収集 保管 眠っているゲームを見つけて、集める → 「知見の継承」がない を解く 調査研究 単年度で消えないように、残す → 「知見の継承」がない を解く 展示・教育普及 並べて比べ、何が機能するかを分析する → 「評価の基準」がない を解く シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) 知ってもらい、作り方を広める → 「作り方の基本」がない を解く museg.jp 10 / 18
なぜ自分か 提案した。実現しなかった。だから資格を取った。 ③ 学芸員の資格を取得 博物館には学芸員が必要。 大学に入学し、1年かけて取得 ② でも、実現しなかった 「そこがやる必然性がない」。じゃあ、 自分で作るしかない ① 大学・企業に提案 「集めて研究すべき」と、必要性は多く の方に認めてもらえた シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) museg.jp 11 / 18
1号館 1号館は、西所沢で小さく始める 1号館が入る建物(写真:クラウドファンディングページより) シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) 場所 埼玉県所沢市・西所沢「アクウカン」内 館長:常田卓磨さん 運営 予約制+月1回の一般開館日 開き続けなくていいから、低コストで続け られる 規模 100〜200点でも、並べて比べられる場所 は国内にほとんどない 2026年11月 2027年2月 プレ開館 正式開館 museg.jp 12 / 18
運営のしくみ 会員と一緒に研究する博物館 趣味の博物館ではなく、みんなの研究拠点に。 所蔵品すべて 会員は、ここまで 分析・研究の対象にできる 個人|リサーチ・アソシエイツ・プログラム(RAP) 年会費 10,000円(予定)。所蔵するゲームを使った分析・研究に 参加できる 法人|サポーター制度 展示 整理・許可済みの 一部のみ シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) 運営を支える法人向けの支援制度 会費を運営費にあてて、 持続できる形で運営する museg.jp 13 / 18
資金 なぜ、クラウドファンディングなのか Play&Learn の場合 ミュージアムの場合 これまで 毎回 40〜50万円の持ち出し 金額よりも、 「多くの人に託されて」始めたい 今回(#06) 間借りなら、低コストですぐにでも始められた。それで もクラウドファンディングにしたのは、この博物館が必 要かどうかを皆さんに判断してほしいから。 スポンサー4社の支援で、赤字なし 萬印堂/SOLVENTER/浅草ゲームズ/HENNGE 目標 100万円|All-or-Nothing 目標に届かなければ、支援金は全額返金されます シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) museg.jp 14 / 18
この先 1館から、ネットワークへ 2号館・3号館… デジタルゲームのアーカイブ 会員資格はどの館でも共通に 立命館大学 などと協力 扱う範囲を広げる デジタルゲーム・謎解き・ARGも 1号館 西所沢 アナログゲームミュージアム 葉山・草場さんと協力 登録博物館をめざす 海外への発信 博物館法にもとづく登録 Games for Change(G4C)など G4C 2026 Tabletop部門のファイナリストに、日本の『UnCri!!』(本日スピカデザインのブースで展示中)。 同人文化のある日本は、シリアスボードゲームの数では世界でも多いほうかもしれない。 シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) museg.jp 15 / 18
お願い まず「メンバーになる」ことを検討してください 会員として、一緒に研究したい? クラウドファンディング 10/31(土)23:59まで シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) はい → 会員に まずは応援 個人:RAP付きリターン 9,000円〜 法人:サポーター 100,000円 応援リターン 1,500円〜 身近な人への紹介・ SNSでのシェア CAMPFIRE プロジェクトページ 身近な方とも、ぜひ相談してみてください museg.jp 16 / 18
お知らせ 10月は大阪で、発表とワークショップ 10/24(土) 10/25(日) 大阪シリアスゲームデイ ボードゲームづくりワークショップ 会場:大阪電気通信大学 寝屋川キャンパス 主催:大阪電気通信大学・IGDA日本 石神の登壇:14:10–14:30 「シリアスゲームミュージアムの 目指すべき成果について」 講師3名が、それぞれワークショップを実施 ・たけうちのぶお 氏 シリアスゲームコーディネーター ・橋本高志 氏 ゲームシステムデザイナー ・石神康秀 夜は講師3人が大阪に集まり、合同発表会 参加:オンライン シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) museg.jp 17 / 18
最後に ミュージアムができなければ、 ボードゲーム編集者としての 事業の縮小を検討します。 自分はかなり良いゲームを作れていると思っています。 でも、それを評価してもらえる場所がない。 この文化づくりに今参画するためには、今ミュージアムが必要です。 目的に合うゲームを、誰もが見つけられる場所を。 一緒につくってください。 シリアスゲームミュージアム開館に向けて|Play&Learn 2026(#06) クラウドファンディング 10/31(土)まで museg.jp 18 / 18