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April 12, 22
スライド概要
「CTO兼PMが語る、エンジニア出身PMの苦悩、パフォーマンスの出し方」で発表した資料です
https://connpass.com/event/241808/
株式会社エンペイの共同創業者&取締役CTO. http://enpay.co.jp リクルート、QuipperでPdM ← ワークスアプリケーションズでEngineer。いつかはサウナやりたい。
CTO兼PdMとしての 戦いの記録 Haruhiko Tano
田野 晴彦(たの はるひこ) 株式会社エンペイ / 取締役CTO ワークスアプリケーションズ→リクルート 2018年に株式会社エンペイを共同創業し、同 社CTOに就任。 集金業務のキャッシュレス化/DX化を実現す るFintech×SaaSプラットフォーム「enpay(エ ンペイ)」を開発しています。 CTO of the year 2021ノミネート
会社、サービスについて 3
顧客の課題 現金集金~会計処理は月に最大30時間/月がかかる業務。スタッフ/園長先生が対応。 5
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プロダクトの価値 事業者側は業務の工数/心理的負担が圧倒的に削減。保護者は支払手段を自由に選べる。 7
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Mission 12
Mission やさしいフィンテックを 知恵とテクノロジーを駆使し、新たな金融サービスを通じて、人々に幸せと自由を届けています。 社会の公器として価値を届けていくため、 エンペイは決済流通金額の一定割合を子ども宅食や養子縁組事業に寄付しています。 取り組み一例 子育て支援NPO大手「フローレンス」と寄 付文化醸成の協働プロジェクトを開始しま す! 2020.12.18 プレスリリースより https://enpay.co.jp/news/press20201218.html 13
CTO兼PdMの戦いの変遷 14
本日お話する前提 ・主にSLG(Sales led growth)型のtoB SaaSにおける話 ・関わるのが30人、リリースから3年くらいのプロダクトマネ ジメント 15
CTO-PdMの変遷 ・プロダクト立ち上げ期 ・グロース期 ・CTO-PdM引退期 16
プロダクト立ち上げ期 ・限られた試行回数の中でとにかく兆しを探す ・PMM(CEO)、PdM(CTO)の体制 ・仕組み化に逃げない。健全な属人化を ・代打・オレ。とにかく勢いを維持する 17
グロース期 ・自分がいなくなった世界を考えていく ・属人化を続ける部分、移譲を考える部分、先送りをシビア に判断 ・魂込めた妥協を 18
CTO-PdM引退期 ・隠居、次のPdMに託す ・創業者PdM→1人目PdMは想像以上に大変。全力でサ ポート、盛り上げを ・会社として成長速度を維持するために新しいissueを探す 19
良かったこと 20
事業成長とコードベース 21
事業成長とコードベース 22
PdMとエンジニアリングと経営 ・事業戦略&組織の壁 →CxOとして、経営的アプローチ ・プロダクトマネジメントの壁 →PdMアプローチ ・エンジニアリングの壁 →エンジニアアプローチ 23
良かったこと ・事業〜コードベースを一気通貫で見れるメリットは非常に 大きい。 ・初期のプロダクト、組織への向き合い方が100人規模に なった時のカルチャーの土台になる(と信じている) 24
苦悩 25
デザインが空席に 引用: https://tumada.medium.com/product-management-triangle-job-description-d18d1855ef65 26
苦悩① デザインへの向き合い方 ・ビジネスとテクノロジーが先行すると、デザインが欠けが ち ・短期的には気づかない。ユーザーにも向き合えている。た だ整合性や文化など、中長期的に効いてくる 27
苦悩② テクノロジー傾倒のリスク ・テクノロジー傾倒だと、小さくまとまりすぎる傾向にある ・プロジェクトをしっかり着地させる ≠ アウトカムが最大化さ れている 28
苦悩② テクノロジー傾倒のリスク ・ビジネスとテクノロジーは考え方の違いが大きい 例)不確実性に対して ビジネス → 見えてないけど仮決めしないと進まない テクノロジー → まずは問題を定義するため、解像度を上 げる 29
苦悩② テクノロジー傾倒のリスク ・広く見ようとしても必ず思考はどこかに寄る ・足りていない部分をメタ認知し、補うチーム作りを 30
おわりに 31
まとめ ・事業とコードベースまでを一気通貫で見れるのはCTO兼 PdMならでは ・プロダクトを進捗させること、再現性を持ったアプローチは 得意 ・一見カバー範囲は広く見えるが、思考は偏っている。メタ 認知し補えるチーム作りを 32
絶賛採用中です! ・Meety公開するので、もし気になった方いればカジュアル にお話しましょう! ・イベント後の懇親会のような感じでお話できると嬉しいで す。 33
Thank you! 34 34