EC / サービスの コストパフォーマンスを Stripeで高める3つの方法

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October 06, 24

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JP_Stripes金沢 2024のセッション資料です。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

JP_Stripes 金沢 EC / サービスの コストパフォーマンスを Stripeで高める3つの方法 岡本 秀高 ( @hidetaka_dev ) 2024/09

2.

岡本 秀高 Stripe Developer Advocate こんな話できます ● ● ● Stripe入門 Stripe製品・実装Deep Dive / ワークショップ 個人的にStripeを使っている経験談 ○ 請求管理 ○ SaaSへの組み込み ○ ノーコードでチケット販売 こんな相談やお話し募集中 Stripeが好きすぎて中の人になった人 ● ● ● ● JP_Stripes京都の元運営 JP_Stripes Connect 2019の実行委員長 Stripe Apps一人アドベントカレンダー完走 [ 継続中 ] QiitaでStripe記事を累計200本以上更新 ● ● ● ● Stripe導入相談 「Stripe導入したよー」のお知らせ 決済やサブスク請求で悩んでいる人の紹介 JP_Stripes(都市名)やりましょう! https://hidetaka.dev/ja-JP https://wp-kyoto.net https://x.com/hidetaka_dev

3.

自分のブログに Stripeを導入 3

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なお、 頼まれて作った Payment Links の方が売上ある 4

5.

システム・サービス開発あるある 開発量と 売上は比例しない

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アプリケーション開発における課題 人がいない 時間が足りない 売上が足りない

7.

アプリケーション開発における課題 開発できる 人がいない 開発のための 時間が足りない 作ったものの 売上が足りない ● 単純な人不足 ● 他にやるべきことがある ● 売る仕組みがない ● 必要なスキルの欠如 ● 何を作るべきかが ● 売るためにできる施策が ● 採用のための予算と 面接等のリソース問題 不明確なまま進行している ● 効率的な 作り方がわからない 仕様上多くない ● 費用が高すぎる

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短期間での収益化と そのための開発リソースの確保が求められている 開発リソースの確保は経営課題 経営幹部の 61% が、 優秀な開発者の確保は成功にとっ て重要な課題だと回答 短期的な収益性の改善がより重要 73% ● ● 短期的な売り上げの向上 コスト削減と効率化

9.

コスパのよい システム / 開発フローとは?

10.

決済から、開発のコスパを高めるポイント ● 決済系の開発工数や利用料金を安く抑える ● 固定費用や運用・サポートの手間を最小限にする ● 迅速に最初の売り上げを獲得する 10

11.

決済から、開発のコスパを高めるポイント ● 決済系の開発工数や利用料金を安く抑える ○ できるだけコードを書かずに実現できないか? ● 固定費用や運用・サポートの手間を最小限にする ○ 今のコストはいくら?自動化できるタスクはある? ● 迅速に最初の売り上げを獲得する ○ いつ・誰からどうやって請求するか? 11

12.

決済から、開発のコスパを高めるポイント ● 決済系の開発工数や利用料金を安く抑える ○ できるだけコードを書かずに実現できないか? ● 固定費用や運用・サポートの手間を最小限にする ○ 今のコストはいくら?自動化できるタスクはある? ● 迅速に最初の売り上げを獲得する ○ いつ・誰からどうやって請求するか? 12

13.

ノーコード / ローコードツール導入時のポイント ● そのツールに要件や業務を合わせる ことができるか? ● データやイベントをシステムと連携できる か? ● いつまでツールの仕様に追従 すべきか? A: 標準化のコアとして使い続ける B: API組み込みへの移行を模索する 13

15.

ノーコード / ローコードツール導入時のポイント ● そのツールに要件や業務を合わせる ことができるか? ● データやイベントをシステムと連携できる か? ● いつまでツールの仕様に追従 すべきか? A: 標準化のコアとして使い続ける B: API組み込みへの移行を模索する C: ノーコードでも APIでも使えるサービスを使う 15

16.

決済から、開発のコスパを高めるポイント ● 決済系の開発工数や利用料金を安く抑える ○ できるだけコードを書かずに実現できないか? ● 固定費用や運用・サポートの手間を最小限にする ○ 今のコストはいくら?自動化できるタスクはある? ● 迅速に最初の売り上げを獲得する ○ いつ・誰からどうやって請求するか? 16

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決済に発生するコスト 17

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コストを削減する 手数料以外にもある「決済コスト」 手数料率 開発生産性 組み込みとメンテナンス 予定外の機能停止 コンプライアンスの維持 不正使用とチャージバック グローバル展開 データ侵害 会計上のオーバーヘッド 技術的負債 柔軟性のないシステム 18

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不正利用対策の裏側にある機会損失

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決済フォームにおける売上損失パターン 決済フォームの 不備によるカゴ落ち ● ● カード情報の入力時に 離脱 カード決済失敗時の顧 客へのフォローが 不足することによる離 脱 過剰な 不正利用対策 ● 不正カードを使った購 入を防ぐために 過剰な検知ルールを 設定することによる 機会損失 オーソリ 成功率 ● ● ● 見込み顧客 -7.50% -5.00% Conversion 最適化されたオーソリ 電文を送信できないこ とによる失敗 3DS対応されていない ため、3DSが必要な カードで失敗 決済システムダウンに よる失敗 - 3.00% 84.50% 20

21.

決済フォームにおける売上損失パターン オーソリ 成功率 過剰な 不正利用対策 ● 不正カードを使った購 入を防ぐために 過剰な検知ルールを 設定することによる 機会損失 ● ● ● 見込顧客 -5.00% Conversion 最適化されたオーソリ 電文を送信できないこ とによる失敗 3DS対応されていない ため、3DSが必要な カードで失敗 決済システムダウンに よる失敗 - 3.00% 92.00% 21

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決済そのもののコスト + 機会損失を可視化する ● 決済のコストは決済処理の手数料だけではない ○ 3DS認証, 返金, トランザクション費用, etc ● 「決済処理が原因で逃した売上 」も費用 ○ カード会社によるリスクベースの拒否 ○ システムの停止 による処理の失敗 ● 知らないうちに逃した売上 がないかをチェックしよう 22

23.

請求管理における「効率化」の現状 ● 日本企業の財務・経理部門の約半数が、 バックオフィス業務にかける 約 75% 以上の時間を手作業に 費やしている Stripe CFO report

24.

請求管理における「効率化」の現状 ● 43% はデータ照合のため、 手作業によるエラーや数値の確認に 月 10~25 時間を費やしている Stripe CFO report

26.

自動化によるコスト削減と、付加価値要素への集中 ● 競合との差別化につながる業務にリソースを集中 ● そうでない業務を「標準化」することで効率化 ○ 決済請求管理・認証認可・社内フローなど ● まずは差し込みタスクや並走PJに困っている 開発チームのブロッカーを解除するところから 26

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決済から、開発のコスパを高めるポイント ● 決済系の開発工数や利用料金を安く抑える ○ できるだけコードを書かずに実現できないか? ● 固定費用や運用・サポートの手間を最小限にする ○ 今のコストはいくら?自動化できるタスクはある? ● 迅速に最初の売り上げを獲得する ○ いつ・誰からどうやって請求するか? 27

28.

短期的な収益性の改善がより重要 73% ● ● 短期的な売り上げの向上 コスト削減と効率化

29.

アプリの外で販売 / 契約できるフローを検討する ● 初期ステージから、ユーザー登録等の機能は必要か? ○ 問い合わせが来たら、 手動でユーザーアカウントを発行する方法は? ● 大型の商談や契約がまとまった時の動線はどうする? → IDaaS / Stripeで、アカウントと契約を手動作成 29

30.

大型案件を獲得するための、カスタムフロー・カスタムプラン 商談から個別に契約を作成 金額や契約期間・サイクルは商談で決定 請求書送付による契約と支払い 基本の申し込みルートとの整合性 権限をどう管理するか? 請求履歴や決済情報はどこで更新する? 専用のDBを作るか、 基本ルートと共有するか? 複数経路に対応するための EDA システム間連携をイベント駆動で設計 https://sizu.me/terms?tab=privacy Input方法が変わっても、 同じイベントが送信されることで同期できる

31.

https://speakerdeck.com/hideki_ojima/jp-stripes-osaka8?slide=18

32.

メールアドレスがわかれば、ダッシュボードでサブスク契約は作れる まずは手動で請求発行 商談や問い合わせベースで発行 メールで支払いリンクを送信して決済 組み込み後の同期は不要 APIからの契約と同じ扱いになるので、 正式リリース後のデータ移行やsyncも不要 https://sizu.me/terms?tab=privacy

33.

30秒で 請求書を作成して 顧客に送付

35.

ユーザーの動線と社内 / システムフローの分離 Dashboard Payment Links ( ノーコード ) コア機能 / オートメーション ( ノーコード ) Checkout ( ローコード ) IPaaS / Amazon EventBridge Elements ( API組み込み ) Webhook API ( API組み込み ) ( ローコード ) 35

36.

まずは問い合わせベースで ユーザーの動線と社内 手動でサブスク契約を作成しよう/ システムフローの分離 Dashboard Payment Links ( ノーコード ) Checkout ( ローコード ) Elements ( API組み込み ) コア機能 / オートメーション ( ノーコード ) IPaaS / Amazon EventBridge フレームワークの APIで ) ( ローコード システムとの連携をしよう Webhook API ( API組み込み ) 36

37.

商談ベースの個別案件は 引き続きダッシュボードから ユーザーの動線と社内 / システムフローの分離 Dashboard Payment Links ( ノーコード ) Checkout ( ローコード ) そろそろ正式ローンチするので、 Elements ユーザー側で申し込みできる ( API組み込み )フローを簡単に用意しよう コア機能 / オートメーション コードが複雑化してきたので、 ( ノーコードstackに ) 決済系を Serverless 分離して効率化しよう IPaaS / Amazon EventBridge ( ローコード ) Webhook API ( API組み込み ) クリティカルな部分は継続する 37

38.

サポート・事業チームが 自身でワークフローを 追加・制御できる体制を追加する ユーザーの動線と社内 / システムフローの分離 Dashboard Payment Links ( ノーコード ) Checkout ( ローコードブランディングのため ) 決済フローのデザインも 自社ドメインで管理しよう Elements ( API組み込み ) コア機能 / オートメーション ( ノーコード ) IPaaS / Amazon EventBridge ( ローコード ) Webhook API ( API組み込み ) 38

39.

DEV UPDATE 2023 顧客向けの請求マイページもノーコード・ローコードで実現 請求に関する UI 開発が不要に 請求履歴やプラン変更、 決済手段の更新などをStripeが提供するUIで ノーコードから API組み込みまで メール認証によるノーコードでの提供、 customer_idによるセッションの作成に対応 必要な画面に直接遷移も 「ディープリンク機能」を使うと、 プラン変更や決済ページへ直接遷移できる https://sizu.me/terms?tab=privacy

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DEV UPDATE 2024 [New] オートメーションで業務フローを自動化 ワークフローのトリガーを指定 社内通知や Webhook連携をカスタマイズ 40

41.

売り上げ情報などを スマホで確認

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DEV UPDATE 2024 [New] プランごとのアクセス権管理も、 Stripe上で完結 Entitlements ( エンタイトルメント ) 商品ごとに機能リストを登録する サブスクリプションを作成すると、 自動的にcustomerに機能が割り当てられる プランごとのアクセス権管理が 1つのAPIコールで実現 customer_idをAPIに渡すと、 利用できる機能リストが取得できる。 リストにキーがあるかを見て、 表示非表示の制御が可能 https://sizu.me/terms?tab=privacy

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承認率を上げる Stripeはどのようにして、承認率を上げているか データ、インフラ、テクノロジーを組み合わせて、ソリューションを提供 Stripeの 機能 資金不足 誤った認証情報 詐欺や不正行動の疑い Smart Retries Stripe Radar Adaptive Acceptance Stripe インフラ ネットワークトークン Card account updater カードネットワークへのダイレクト接続

44.

詳細な仕組みについては、 JP_Stripes YouTubeチャンネルへ! Stripeの中の人が明かす、決済パ フォーマンスを向上させるヒントとコツ https://youtu.be/l8EDIArJUqQ

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https://speakerdeck.com/hideki_ojima/jp-stripes-osaka8?slide=18

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開発者にとっての RevOps導入ジャーニー ● 課題解決のための決済 SaaS導入 ○ 決済の複雑さや変化への対応コストを外部化する ● 仕組み( Ops)化でデータ駆動な意思決定へ ○ 顧客や収益性の分析と自動化によるチームの最適化 ● RevOpsとして、全社プロジェクト化 ○ 営業やマーケとの連携によるデータ利活用 46

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DEV UPDATE 「決済を知る」ことで、ビジネスの成長に貢献しよう https://stripe.com/jp/customers/awa 47