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June 09, 23
スライド概要
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シンガポールで人気!日本の農産物 が海外で勝つ秘訣 農林水産物・食品のシンガポールへ の輸出額が22年は過去最高を記録 し、25年に2兆円、30年に5兆円を掲 げる日本にとって重要な課題が見て 取れた。
変わってきた世界にとっ ての「ジャパンブラン ド」 農林水産省の22年の農林水産物・食品の輸出額のまとめ でも、シンガポール向けが前年比153億円増加。牛乳・乳 製品や牛肉が増えている。シンガポールを含めた輸出全 体を見ると、野菜・果実類が20.6%増の687億200万円、 菓子(米菓を除く)が14.6%増の279億9100万円、米が 24.4%増の73億8200万円となっている。「ジャパンブラ ンド」を代表するものはかつての家電製品から変わりつ つある。これからはアニメなどのポップカルチャーとと もに、日本は、食品や農産物で勝負する時代なのかもし れない。
円安の魔法 少し前は海外で日本産農産物について、 「高すぎる」との感想が定番だったが、 最近の急激な円安も影響して、少し状況 が変わってきているようだ。2018年まで は1シンガポールドルは約80円だったの が、今は約100円。シンガポールの人々 には1キログラム1000円の日本産米でも 800円ぐらいに値下げしているように感 じるそうだ。
骨太なジャパンブ ランド 日本産は「安心安全で品質が良い」とシ ンガポール消費者に評価されているの で、その路線はしっかり守るべきと感じ る。「安い米を買うのは日本人が中心」 と先ほどのスタッフは説明してくれた。 低品質で安価な農産物は海外の消費者、 とくに富裕層からは求められていないよ うだ。