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February 28, 26
スライド概要
2026/2/28開催。
QCD、ステークホルダーマネジメント、リスクマネジメント、などなど。
【2026年版・第2回】 プロジェクトマネージャ試験勉強会 2026年2月28日 Q U AT R E X @ シ ス テ ム エ ン ジ ニ ア 友 の 会
本日のお品書き 1. この勉強会のテーマ 2. 試験スケジュールの最新情報 3. 年間計画v2 4. 前回の振り返り 5. プロマネの判断軸を知る 6. おまけ:令和7年度 午後Ⅱ 問1 7. 次回のテーマ 2026/2/28 システムエンジニア友の会 2
この勉強会のテーマ • プロマネ取りたい • 楽して取りたい • 今どき、楽するなら生成AI活用 • 去年の反省も踏まえてレベルアップしたい • 今年のテーマ:「プロマネ脳を作る」 2026/2/28 システムエンジニア友の会 3
試験スケジュールの最新情報 • 2026年度からCBT方式に移行 • プロマネ試験は従来「秋期(10月)」⇒ 2026年度は「後期試験(2027 年2月頃)」 • 当初想定の2026年10月ではなく、約4ヶ月後ろ倒し • 詳細な日程は未発表(2026年2月時点) • 出典:https://www.ipa.go.jp/shiken/mousikomi/schedule.html 2026/2/28 システムエンジニア友の会 4
CBT化で何が変わる? 2026/2/28 システムエンジニア友の会 5
CBT化の影響 • 論文がキーボード入力 ⇒ 「字が汚い」「手が疲れる」問題が解消! • 別日受験OK ⇒ 科目A、科目Bの学習プランに自由度が出る • 問題持ち帰り不可 ⇒ 過去問ベースの対策が変わる可能性 • 2027年度から「プロフェッショナルデジタルスキル試験」に再編の可能性 – 現行形式でのプロマネ試験は今年度がラストチャンス! 2026/2/28 システムエンジニア友の会 6
年間計画V2 • 受験は1年後なので、じっくり学習を進めましょう! 2026/2/28 システムエンジニア友の会 7
前回(第1回)の振り返り • 前回のおさらい:「プロマネ脳を作る」 – プロマネ ≠ エンジニア – プロマネの3つの顔 2026/2/28 システムエンジニア友の会 8
前回のおさらい:プロマネ変換 • 技術者の発言を、プロマネ視点に変換する • プロマネ変換のポイント(復習) – 主語を「私」に:私は~と判断した、私は~を指示した – マネジメント行動を入れる:計画した、調整した、合意を得た、指示した – QCD・リスクの観点を入れる:納期を考慮し、コストを踏まえ、リスクと して – ステークホルダーを意識:~と協議し、~の承認を得て 2026/2/28 システムエンジニア友の会 9
宿題の共有 • 宿題(任意) – 「自分の業務経験を1つ選び、プロマネ変換してみる」 – 技術的な内容を、プロマネとしての判断・行動・調整の視点で書き直す • 最近あったことなどを元に、軽くディスカッションしましょう! 2026/2/28 システムエンジニア友の会 10
プロマネの判断軸を知る • 今日のゴール – プロマネが日常的に使っている「判断の引き出し」を増やす – 「プロマネならこう考える」が自然に出てくる状態を目指す – 午後Ⅱ論文で「プロマネとして書く」ための土台作り 2026/2/28 システムエンジニア友の会 11
QCDのトレードオフ • QCDとは – Q(Quality):品質 ⇒ 要件を満たしているか、バグがないか – C(Cost):コスト ⇒ 予算内に収まっているか – D(Delivery):納期 ⇒ 期限に間に合うか • プロマネの最も基本的な管理対象 • 「全部100%守れ」は理想だが、現実にはトレードオフが発生する 2026/2/28 システムエンジニア友の会 12
QCDのトレードオフ: プロマネの判断パターン • プロマネとして大事なこと – 「全部守ります」は無責任 ⇒ 現実を直視し、選択肢を示す – 判断の基準を持つ:「このプロジェクトで最も優先すべきは何か?」 – 判断したら記録する:なぜその判断をしたか、誰と合意したか – 論文では:「私は納期を最優先とし、スコープの見直しを顧客と協議した」のように書く 2026/2/28 システムエンジニア友の会 13
ステークホルダー調整の考え方 • ステークホルダーとは – プロジェクトに影響を与える、または影響を受ける人・組織 – 例:顧客、上司、メンバー、協力会社、エンドユーザー、経営層 • ステークホルダーの分析(関心×影響力マトリクス) 2026/2/28 システムエンジニア友の会 14
ステークホルダー調整で使える 「プロマネ行動」 2026/2/28 システムエンジニア友の会 15
寄り道:ステークホルダーマネジメ ントの実際 • ぶっちゃけ、面倒くさい人っていますよね? – 権力がある上にワガママ – 公私混同 – アンガーマネジメントレス – 不適切にもほどがある!な昭和脳 • それに対して、教わるのは綺麗な手法ばかり(参考:きれいなジャイアン) • どうするのがいいの? A) 面倒くさい人に合わせる B) 綺麗な手法を押し通す • Quatrex永遠の課題、でも面倒くさい人に合わせるのは嫌だ…! 2026/2/28 システムエンジニア友の会 16
リスク対応の意思決定パターン • リスク対応の4パターン 2026/2/28 システムエンジニア友の会 17
リスク対応:プロマネの思考 VS エ ンジニアの思考 • プロマネは「技術的にどうか」ではなく「プロジェクトとしてどう判断するか」 2026/2/28 システムエンジニア友の会 18
リスク対応を論文で書くときの フレーズ例 • 「私はリスクとして○○を特定し、発生確率と影響度を評価した」 • 「リスク軽減策として、○○を計画し実施した」 • 「万が一に備え、コンティンジェンシー計画として○○を準備した」 • 「リスクが顕在化したため、事前に計画した対応策を発動した」 • 「リスク対応の結果をモニタリングし、追加対策の要否を判断した」 2026/2/28 システムエンジニア友の会 19
ウォーターフォールと アジャイルの比較 2026/2/28 システムエンジニア友の会 20
プロマネ試験での扱い • 午後Ⅱの論文は「予測型」(ウォーターフォール)前提が多い – 問題文に「予測型のシステム開発プロジェクトにおける…」と書かれる • ただし、近年はアジャイル的要素も出題される傾向 – PoCの実施、段階的リリース、反復的な要件定義など • プロマネ脳のポイント: – どちらの手法でも「QCD管理」「ステークホルダー調整」「リスク対応」 は共通 – 手法の違いは「管理の粒度とタイミング」が違うだけ 2026/2/28 システムエンジニア友の会 21
おまけ:令和7年度 午後Ⅱ 問1 を プロマネ脳で読み解く • 令和7年度 秋期 午後Ⅱ 問1 の概要 • テーマ:プロジェクトチームの育成・マネジメント • PMに求められること: – プロジェクト目標の達成に向けてチームを編成する – チームを構成する要員が個々の能力を十分に発揮できるように管理する – プロジェクトの独自性を踏まえてマネジメント方法を修整する 2026/2/28 システムエンジニア友の会 22
設問ア:プロジェクト概要と重要な PM対象 • SI企業B社のPM。A銀行向け営業支援システム再構築PJ • 開発期間12ヶ月、120人月、チーム7名 • 目標:1年後の稼働必達+金融規制対応の品質確保 • チーム構成: – リーダーC氏・サブリーダーD氏 ⇒ 経験豊富 – 他5名 ⇒ 金融系開発の経験が浅い • 重要と考えたPM対象:「プロジェクトチーム」 • 理由:経験の浅いメンバーが多数 ⇒ チーム育成が成功の鍵と判断 2026/2/28 システムエンジニア友の会 23
設問イ:マネジメント方法の修整 • 修整が必要と判断した理由 – B社標準:簡易ヒアリング ⇒ 要件定義書作成 ⇒ チーム内レビュー – 経験の浅い5名ではヒアリング精度が低く、手戻り多発のリスクが高い – 標準のままでは納期必達を達成できないと判断 • 修整内容 – ① ペアヒアリング体制:C氏・D氏と経験浅メンバーでペアを組ませた – ② 「なぜなに分析シート」の新設:要件の背景・目的を整理し、ヒアリングの質 を標準化 – ③ 利用者参加型レビュー:顧客担当者もレビューに参加させ、早期フィードバッ クを得る 2026/2/28 システムエンジニア友の会 24
設問ウ:モニタリングと評価 • モニタリング方法 – レビューに直接参加し議論を観察 – レビュー指摘密度・品質管理指標を確認 – 経験浅5名の生産性を個別にモニタリング • 結果と評価 – 分析シートの効果で大きな手戻りなく要件定義完了 – 生産性もB社標準と同水準 ⇒ 修整は有効と評価 • 追加対応 – 顧客担当者から「関係の薄い案件のレビュー参加は困難」との意見 – ⇒ 資料事前配布+部署内確認プロセスを追加 • 組織への還元 – 修整内容をB社PMガイドラインの改定案として提出 2026/2/28 システムエンジニア友の会 25
思ったこと • IT仕事じゃない気持ちで考えたほうがいいかもしれん… – たまに来る、中身知らない系の仕事を回す系の仕事 • プロマネネタで骨組みづくり ⇒ 肉付け – 設計って大切ね – 骨組みづくりを厚めにやったほうがいいかも 2026/2/28 システムエンジニア友の会 26
次回のテーマ • 2026年 勉強会スケジュール 2026/2/28 システムエンジニア友の会 27
宿題(任意) • 令和7年度 午後Ⅱ 問1に対して、自分の経験で「プロマネ視点の論文プ ロット」を作成してみる – 設問ア・イ・ウの各設問に対して、箇条書きで要素を書き出す – 「プロマネ変換」を意識する • 自分の業務経験の中から「チーム育成」に関するエピソードを1つ棚卸 ししておく 2026/2/28 システムエンジニア友の会 28
宿題のヒント:プロット作成シート 2026/2/28 システムエンジニア友の会 29
今日の締め • 今年のテーマ「プロマネ脳を作る」 • プロマネ脳 = QCD × ステークホルダー × リスク の視点で判断できること • モノ作りは誰かに任せる。プロマネの仕事は「プロジェクトの成功」 • 準備すれば、論文は書ける!! • 所感や今後のリクエストをぜひ! 2026/2/28 システムエンジニア友の会 30