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February 28, 25
スライド概要
2024年度に学部講義でフューチャー・デザインを取り入れて実施しました。改善点もありましたが、講義での実施の際のご参考になれば幸いです。
実務家教員。価値創出、ビジネスプランニング。
フューチャー・デザインコン・ソーシアムへの提供 2024年度フューチャー・デザインの講義 「水道の未来を考える」から抜粋 長野県立大学 大学院ソーシャル・イノベーション研究科/グローバルマネジメント学部 教授 秋葉芳江 © Akiba Yoshie, 2025 https://www.future-design-consortium.org/ フィーチャー・デザイン・コンソーシアム 提供用 1
<<ご覧になる方に>> • これは、岡本剛先生(九州大学)のご協力を頂き、 2025年1月に学部講義でフュー チャー・デザインを実施した際のスライドの一部を抜き出し、「フューチャー・デザイ ン・コンソーシアム」での公開用にしたものです。講義設計のご参考になれば幸いです。 • この講義は、外部との連携で実施し、100分講義1コマで実施しました。水道事業に関す る予習は事前に実施済です。 • スライド3:全体の時間配分 • スライド4:ワープ準備 • スライド5~12:フューチャー・デザインの部分 • スライド13:帰還後チェック • 各スライドのノート欄に、メモを入れてあります。講義設計のご参考に。 2 <ご参考メモ> 各スライドに若干のメモ書きを入れてあります 改善点も多々ありましたが、実施の際のご参考になれば幸いです (諸事情から1コマで実施せざる得ませんでしたが、1コマでの実施は非常に 厳しいです) ⻄條先⽣、中川先⽣はじめ、多くの先⾏事例や情報を参考にさせて頂きました 心から厚く御礼申し上げます https://www.ri-futuredesign.com/ https://www.futuredesign.go.jp/ https://www.future-design-consortium.org/ 2
今日の進行 • イントロダクション • フューチャー・デザイン 5分 特別ショートレクチャー 10分 • ワーク説明、グループ確認 5分 • パストデザイン 15分 • <未来2045年へワープ> • フューチャー・デザイン1 • フィーチャー・デザイン2 • シェアタイム 2045年 未来人 タイム 18分 23分 10分 • <2025年に帰還ワープ> • 現代人としてワーク結果振り返り 8分 3 <ご参考メモ> 100分講義の中での実施でしたので時間配分が厳しいです(特別講義で1コマだ けを使用しての実施でした)。 「フューチャー・デザイン 特別ショートレクチャー」は岡本剛先⽣の10分動 画です(このために制作いただきました) 最後の「振り返り」まで実施しました。とても有効でした(岡本先⽣のご助言 あり、時間の中になんとか入れました) 10分動画 https://www.future-design-consortium.org/ 3
フューチャー・デザイン 20年後(2045年) • このあと、タイムマシンでワープします。ビブス着用で準備 • ワープ後、55分間は未来人になりきります • 2025年のことは過去形で話します • 2045年のことは現在形で話します © Akiba Yoshie , 2019-2025 2025/1/8 4 4
いまから ワープします • ビブス 装着しましたか? • ビブスにはワープ補助機能がついています 5 <ご参考メモ> 教室のブランドはすべて下げて、学⽣にはワープグッズとして水色のビブスを 着用してもらってからワープしました このスライドから帰還ワープまでの8スライドは、ワープ感演出のために、別 ファイルのスライドで実施しています (ここでは便宜上、同一ファイルにまとめている) 5
6 <ご参考メモ> 画像とセットで再⽣した音楽はフリー素材から取得し使用しました(ファイル 割愛) 6
ようこそ! 今日は 2045年1月8日 7 <ご参考メモ> 時制設定は、20年で設定しています(連携先さまのご意向) パストデザインも20年前2005年で実施しています 7
フューチャー・デザイン1 2045年 • そのままの年齢で2045年にタイムトラベルしました • 今から20年前の2025年には、すでに長野市の水道を単独で維持するのはなかな か厳しい状況でした。あれからどんどん人口も減りました。20年経った2045年 の今、長野市の水道はどのようになっていて、その中でみなさんはどのように 暮らしていますか。できるだけ具体的に身の回りの生活の様子 を井戸端会議しましょう *ヒントも手がかりに • ハッピーもアンハッピーもどちらもありです。自由に、忖度なく! • どんどん模造紙・ポストイットに書いていこう 8 <ご参考メモ> タスク設定には、中川善典先⽣の「フューチャー・デザイン実践のために 日本 語版 第1版」を大いに参考にさせて頂きました。 https://chikyu.repo.nii.ac.jp/records/2000037 感謝申し上げます *「井⼾端会議」を強調したのは、先⾏して実施した別講義での成果からです。 「未来人になりきる」ことがとても重要なので、机間巡回して、学⽣がノレる ように声かけをしました 8
フューチャー・デザイン2 2045年 • そんな2045年が実現されたことから、20年前の2025年の人たちに、リクエスト メッセージを送ってください • リクエストの宛先は、2025年に【長野市の水道の将来を考える】ために【キュ レーター概論の講義】に集まった学生さんたちです。 • メッセージは模造紙(ポストイット)にどんどん書いていこう • こんなことやっておいてくれたからありがとう、こんなアイデアあったよね、 と発想してみよう。これはやめておいて欲しい、もOK。自由に、忖度なく! 9 <ご参考メモ> ・時間が厳しかったこと、アシスタントがいないことから、模造紙への、タス ク1、タスク2それぞれの書き方の指導の徹底はしませんでした 9
シェアタイム 2045年 • 3チームごと、結果をシェアしよう • 1チーム3分 • いまの生活はこんな感じ • だから過去へのメッセージはXXXX 10 <ご参考メモ> 時間の関係から、3チームごとでのシェアとしました 時間が許せば、全員でシェアできると理想と思います 10
過去に帰ります 11 11
12 <ご参考メモ> 同時再⽣の音楽ファイルは割愛 12
無事帰還! 2025年 振り返りワーク • 机上に未来人がおいていったワーク結果がある • 現代人として、ワーク結果を振り返ってみよう 紙に印を • 受け入れられる 〇 • 一部修正したら受け入れられる △ • 受け入れられない × 13 <ご参考メモ> 帰還後の振り返りチェックを、その場で実施しました 時間が厳しかったのですが宿題にせずにすぐ⾏い、学⽣が考える上でも効果的 でした 13