プラスチック成形講座

474 Views

January 29, 25

スライド概要

Docswellを使いましょう

(ダウンロード不可)

関連スライド

各ページのテキスト
1.

「プラスチック成形の基本」 研修カリキュラムのご提案 2023年8月29日 株式会社MACHICOCO

2.

研修実施の目的 現在(先日お聞きしたお話から) 研修を通して目指す姿 「ものづくり」「プラ成形」の知識不足により… 「作れる形状」を理解することで、 ●会社として価値の高い意匠を取得できる ┗実施品の意匠図面の正確性や、 - 製品に活かせる有効な意匠を取得 提案する周辺意匠の現実性が判断できない ▶︎意匠を製品に活かせないリスク ▶︎デザイナーと確認・議論をする時間ロス ┗言われた通りこなす仕事となり『提案』できない ▶︎積極性が育たない、やりがいが生まれない ▶︎製造の観点での“意匠性”を見出せない ▶︎ - 製造観点での意匠を見出せる ●意匠取得のスピードUP ●本質を理解した上での意匠提案ができる ●デザイナーや関係者と堂々と議論ができ、 頼られる存在となる

3.

開催スケジュール案 【日程】2023年10月〜2024年2月の間で調整 2日間連日の開催 Day1 13:00-17:00 体験・講座(約4時間) Day2 11:00-12:00 金型工場の見学(約1時間) 12:00-13:00 お昼休憩 13:00-17:00 講座(約4時間) 【場所】MACHICOCO本社 【人数】11名前後 聴覚障害のご受講者さん対応→OKです (専用マイク、マスクなし) 【テキスト】「プラスチック製品設計者1年目の教科書」 【メイン講師】テキストの筆者 株式会社モールドテック代表 落合孝明氏

4.

カリキュラム案 Day 各4時間 x2days プラスチック成形とは? 実際に体験し、ワークで話し合う。 レベル:入門 「自分で見て・体感して・考える」1日です! 講座内容 得られること ・プラスチック成形法の概要 ・様々なプラスチック成形法を広く浅く知ることができる。 ・材料の基礎知識 ・製品を見て成形法を考えられるようになる。 ・金型って何? ・成形を体験し、成形や不良の原理を感覚で理解できるようになる。 ・どう成形され、どんな不良が起こるか Day 製品設計の基礎 「どんなカタチだと作れるのか?」 レベル:初級〜中級 成形の仕組みを理解し、設計のコツを学びます。 講座内容 得られること ・商品開発のプロセス ・射出成形の原理を自分の言葉で説明できるようになる。 ・射出成形の原理 ・ 「作れる形状」 「作れない形状」を学ぶことができる。 ・設計のポイント ・よくある成形不良とその原因を学ぶことができる。 ・不良の種類、発生する仕組み 知識がゼロの方でも、設計のコツを理解できるようになる内容です。

5.

カリキュラム Day1(案) 内容は案です。ご意見ください! プラスチック成形とは? 13:00〜17:00 ※状況によって終了時間が前後します 項目 内容 (弊社・戸屋より) 今回学ぶ目的は何か? 分かっていないとどんな問題が発生するのか? 座学 樹脂成形の製法 射出成形 真空成形 ワーク どの製品がその成形法? 体験 成形の体験① 真空成形をやってみよう 射出成形をやってみよう 材料について 樹脂と金属の違い メリット・デメリット 樹脂の種類と違い 樹脂材料を選ぶポイント ー 座学 はじめに 押し出し成形 ブロー成形 加飾方法 2色成形など いろいろな市場品を見て、形状をヒントに成形法を当 てるワーク

6.

座学 金型とは? なぜ必要?どんな仕組み?動画も見て理解 体験 成形の体験② 透明金型で成形を体験 ワーク 成形の振り返り どんな不良が起きたか?チームごとに発表 成形の体験① 成形の体験② 射出成形機 真空成形機 透明の金型模型 材料を溶かして型に流し、成形する。 減圧してシートを成形する。 型に樹脂を流し込み、取り出す。 実際の「射出成形」と同じ工程を体感 実際の「真空成形」と同じ工程を体感 金型の構造や樹脂の流れを理解

7.

透明の金型模型 体験・ワーク 成形の原理を感覚で理解できるため、 DAY2の内容(射出成形の原理、不良が起こる仕組み)が、より理解しやすくなります。

8.

カリキュラム Day 2(案) 内容は案です。ご意見ください! 金型工場の見学 11:00〜12:00 ※状況によって終了時間が前後します 項目 内容 金型の実物を見る 見学 金型工場の見学 訪問場所:有限会社津島 〒577-0063 大阪府東大阪市川俣1丁目11−27 講座会場(マチココ)から徒歩5分 お昼 休憩 昼食 マチココ本社を昼食会場としてご利用いただけます "マチココカフェ"のお弁当も提供可能です(後述)

9.

カリキュラム Day 2(案) 製品設計の基礎 内容は案です。ご意見ください! 13:00〜17:00 ※状況によって終了時間が前後します 項目 内容 商品開発の流れ 製品ができるまで 試作と量産の違い 製品の仕様を理解する 座学 射出成形の原理 樹脂は収縮する 金型の基本構造、動き インジェクション型の種類(割り型など) 座学 形状設計の4大ポイント 作りやすい形状とは? 座学 座学 成形不良が起こる仕組み 抜き勾配 肉厚 角R アンダーカット 体験で成形した物、透明金型、市場品の不良例を見ながら考える ショートショット ウェルドライン バリ OK例/NG例について ヒケ、ボイド それぞれの金型を見ながら成形不良を学ぶ ソリ プランもご提案します(後述)

10.

固定側と可動側 突出しの跡 座学 その他 金型成形のため に必要なポイント パーティングラインの跡 アンダーカットのOK、NG ランナー・ゲートの場所 部品の締結方法 座学 組立て機構、防水機構 部品同士の合わせ方 防水機構 組立を意識した設計 座学 金型を依頼する際に 知っておくべきこと ワーク 振り返り コストの考え方(取り数など設計方法による違い) 金型屋が困る変更とは?修正できない理由は?事例紹介 今回の学びを振り返り 作れる形状?作れない形状? どんな不良がなぜ生まれるのか? 設計のポイントは? 図 引用 カリキュラム内容については調整可能ですので、ご要望があればご相談ください。