247 Views
January 22, 25
スライド概要
出版業界の勉強会で作成した資料を若干微修正(顧客の情報を削除)して公開してます
生成AIとLLMの今(第一回) メディア・エンタメの世界で起きていること JBS / 技術営業 増渕大輔 1
生成系AIトレンド
人気のAI用語ランキング! 1. ChatGPT みんなが使っているチャットボット!簡単に質問したり会話したりできて、すごく便利。 特に2022年から人気急上昇中で、「ChatGPTで〇〇」ってフレーズもよく聞きますね。 2. 生成AI (生成系AI) テキストや、画像や音楽などを作れる(生成する)AIのこと。技術的な単語としてだけでなく、「生成」「生成系」という響きがわ かりやすく、人気急上昇のワードとなっております。 3. AI 人工知能の略で、昔から使われている言葉。私たちの生活の中にもっとも身近に感じられるIT用語の一つとなりました。 4. LLM (大規模言語モデル) ChatGPTのような賢いAIの技術を指す言葉。OpenAI社以外の類似製品・サービスにも違和感なく使えます。 技術者や研究者の間では正しい用語として使われますが、逆に難しい印象を与えてしまうかもしれません。 5. GPT ChatGPTの「GPT」部分で、日本人に馴染みやすいニックネームのような使い方ができます。 3文字アルファベットは、理解したバイアスが生じるため、特にIT業界では人気のワードです。
マーケット成長 生成AI市場のソフトウェアセグメントは 2023年: 37億ドル 2028年: 363億6千万ドル 年間平均成長率: 57.9% 5年で 10倍 の市場規模に・・? See the Big Picture 2024 Generative AI Outlook: Big steps forward as challenges lie ahead © 2023 S&P Global 調査:S&Pグローバル マーケットインテリジェンス
先行利用者の反応 人類の進化はAIで加速する AIを制するものが未来を制する (孫正義氏) 「パトス(感情)」的なコミュニケーションから 「ロゴス(論理)」的な対話への変革期 (佐々木俊尚の考える「AIと人間の“対話”」 Tech and Future Vol.3) URL: https://iolite.net/opinion/toshinao-sasaki/tech-and-future-vol3-toshinao-sasaki スマホはほんの一例ですが、新しいテクノロジーが出てきた時に、 それを自分が使っていないと人はその言い訳をしてしまいがちな ので、まずは使ってみれば良いと思いますね。(松尾豊) URL: https://www.kandc.com/digital/dx/column/011/ 「AIは私たちの生活を変える力を持っている。 私たちはその可能性を最大限に活用すべきだ。」(落合陽一) https://ainow.ai/2019/07/18/173607/ URL: https://www.kandc.com/digital/dx/column/011/
いろいろ「生成してくれる」AI • 文章、イラスト、サウンド、ビデオ... • あらゆる形のコンテンツを生み出す • 生み出すコンテンツの特徴や条件を、自在に指定できる • 作業高速化 • 人間の何倍もの速さで、魔法のように、コンテンツを量産 • アイデア壁打ちや、企画制作、文章校正まで、大量の作業を実施できる • 限界もある • 正確性やクオリティは、まだ発展途上だが、急速に成長している • 辞書や情報検索の代わりに使うと「たまに間違える」
生成AI/自然言語処理ツールの比較 分野 ツール名 開発元 特徴 メディア業界親和性 画像生成 Stable Diffusion XL 2.0 Stability AI 高解像度画像生成、多様なスタイル対応 高 DALL-E 3 OpenAI 自然言語による詳細な指示、高品質画像生成 非常に高 Midjourney V6 Midjourney, Inc. 芸術的で創造的な画像生成、独特のスタイル 中 Adobe Firefly Adobe Adobe製品との連携、商用利用に特化 非常に高 Whisper V3 OpenAI 多言語音声認識、高精度な文字起こし 非常に高 ElevenLabs Prime Voice AI ElevenLabs 高品質な多言語音声合成、感情表現が可能 高 Google Gemini Voice Google 自然な対話、マルチモーダル対応 高 ChatGPT-4 Turbo OpenAI 高度な文章生成、コンテキスト理解力が向上 非常に高 Anthropic Claude 3 Anthropic 長文処理、倫理的配慮、マルチモーダル対応 高 Jasper AI Jasper マーケティング特化、SEO最適化機能 高 Microsoft Copilot Microsoft Office製品との統合、業務効率化 非常に高 Google Duet AI Google Google Workspaceとの連携、生産性向上 高 Anthropic Claude for Business Anthropic 企業向けカスタマイズ、高度なセキュリティ 高 音声認識 AIライティング 統合AI
諸外国の規制
日本におけるルール・ガイドづくり • 生成AIの法的課題: 生成AIが既存の著作物を学習データ として使用する際に、著作権侵害のリスクが高まってい ます。特に生成されたコンテンツが既存作品に依拠して いる場合、法的な問題が発生する可能性があります。 • 出版業界でのAI利用: 日本の出版業界では、生成AIの利 用が進んでいますが、著作権侵害や個人情報保護に対す るリスク管理が重要視されています。これにより、AI活 用におけるガイドラインの整備が進められています。 • 規制の必要性: 日本でも、生成AIの利用に関する規制や ガイドラインの統合が進められています。欧州などの国 際的な動向も参考にしながら、日本国内での規制強化が 期待されています。 • AIガバナンスの重要性: AIの利活用に伴うリスクを管理 し、法的・倫理的な配慮を踏まえた「AIガバナンス」が 求められています。企業はこのガバナンスを構築し、社 会的責任を果たす必要があります。
日本新聞協会 「生成AIによる報道コンテンツ利用をめぐる見解」 日本新聞協会は5月17日 報道機関の記事 や画像などを利用することについての 見解を公表 AIの利用は国境を越えた情報のやりと りがなされるため、各国で法整備を進 めると同時に法制度の調和を図ること も課題 「日本政府に対し、著作権法などを含 む法制度全体の観点から対応するよう 求めました」
AIツール/ サービス
ChatGPT • 主流となるの AI サービス • 無料版と有料版 • 無料版: 基本機能を利用可能。制限あ り。 • 有料版: 高速な応答や高度な処理が可 能。 • ビジネス利用も多い • 大手企業での利用 • プライベート環境: 企業データを扱う 場合、Azure OpenAIなどの安全な環 境での利用が主流。 • 企業版はデータ保護を重視 • ここ最近は、多くの類似サービスが登場
しききん、れいきん、ひかきん、について、 会計士の視点から、説明を簡単に。
基本の利用例 利用シナリオ例 LLMの特徴と活用ポイント プロンプトの例 1. 基本的なアイデア出し LLMは、短時間で多様な選択肢を生成するのに 「雑誌広告のデザインアイデアを3つ提案してく 有効。 ださい。」 複数案を一度に比較することで効率的に最適な 「広告キャンペーンの要素を箇条書きで3つ挙げ アイデアを見つける。 てください。」 2. 詳細と段階的なアイデ ア出し 「雑誌広告とWEBサイト連携のキャンペーンに LLMは、詳細な情報を整理し、段階的にアイデ ついて、詳細なアイデアを出してください。」 アを深めるのが得意。複雑なプロジェクトを進 「ステップ1で基本案、ステップ2で詳細案を出し 行する際に役立つ。 てください。」 3. 顧客(広告主)視点の アイデア出し LLMに特定の視点(顧客や広告主の視点)を与 「広告主が想定する顧客に響くような雑誌広告の えることで、その役割に応じたアイデアを提案。 アイデアを3つ出してください。」 顧客ニーズに合ったクリエイティブを生成。 4. アイデアの議論と改善 「デザイナーAさんと営業Bさんが広告キャン LLMに複数の役割を与えることで、異なる視点 ペーンのクリエイティブについて議論し、表形式 や意見を整理し、すり合わせに利用。議論の効 でまとめてください。」 率化やアイデアのブラッシュアップに効果的。 「ユーザーの賛否意見も反映してください。」 5. 創造的・逆転発想 「雑誌広告のアイデアをスキャンパー法で改善案 LLMは、既存のアイデアを変化させたり、新し を出してください。」 い視点を導入するのが得意。スキャンパー法や 「デジタル広告を逆転の発想で雑誌広告に展開す 逆転発想で、創造的なアイデアを生成。 る新しいアイデアを出してください。」
Perplexity • Perplexity AIは、インターネット検索し出典を示す会話型AI • 直感操作で使い勝手がよく、GPT-4などの多様なAIモデルが使用可能 • 最新データをもとに信頼性のある回答を提供 https://www.perplexity.ai
ChatGPTとの違い
LLMを “API” で利用する • 通常のチャットサービス: • 設定されたインターフェースを使って、特定の質問に対して答える形式が中心です。 • これは、特定の用途には便利ですが、カスタマイズや異なる試行錯誤が難しい場合があります。 • API利用: • LLMをAPIで呼び出すと、自社システムやアプリに組み込めます • 用途目的に合わせたカスタマイズが可能になります • たとえば・・・ • 商品説明の自動生成、 • 顧客へのパーソナライズメッセージの送信、 • 新しいビジネスプロセスの自動化 • どちらもメリットがあります
Dify • LLMOps (Large Language Model Operations) • 簡単な統合: APIを使ってビジネスシステムや アプリケーションに組み込むことができます • 効率的な管理: いくつかの言語モデルや、その 他のAPIを一元的に管理できます • 独自データベースの管理
AI を使いこなすシナリオ例 • クレームメールの文書生成 • 新規アイディアだし • 企画書の下書き • ミーティングのアジェンダ作成 • ミーティングの議事録の要約 • 医師の電子カルテの作成と要約 • 校正チェック • 翻訳と、様々な表現や言い回しの検討、提案、質問への回答 • プログラミング学習のコース作成、サンプルコード作成、質問への回答 • CSVデータをアップロードして、様々な角度からデータ解析をする 20
DEMO https://papukaija.tech/blog/
まとめ • AI/LLMの概要、最新情報 • メディア業界における生成AI技術の導入で効率的なコンテンツ制作 • 各社事例は進んでいますが、本番での適用は慎重です • 課題AIガバナンスと倫理的配慮の必要性を感じているところが多い まずは実際に試してみることが大切です。 進行中にご不安な点や問題が発生した場合は、JBSにお気軽にご連絡ください
メディア系 事例 補足資料 23
生成AI、日経が開発 40年分の記事学習 1. 開発された生成AI: • 名称: NIKKEI Language Model • 種類: 大規模言語モデル • バリエーション: パラメーター数130億と 700億の2種類 2. 学習データ: • 約40年分の日経グループの新聞や雑誌の記事 • 具体的には日本経済新聞、日経MJ、日経BP発行媒体など、 約4500万本の記事 3. 開発の特徴: • 130億パラメーターモデル: 既存モデルをベースとせず、 日経が独自に構築 • 700億パラメーターモデル: メタの「Llama 2」をベース に追加学習
生成AI、日経が開発 40年分の記事学習 4.期待される用途: • 記事の要約機能など 5.現在の状況: • 130億パラメーターモデル: 性能検証中 • 80億パラメーターモデル: 最新版「Llama 3」をベース に学習開始 6.開発の背景: • 2019年から言語モデルの研究を開始 • 著作権やAIの「ハルシネーション」問題への対処を検討 7.日経の生成AI利用方針: • 新聞記事の作成や編集には生成AIを使用しない ニュースの現場に足を運び、培った経験をもとに 分析し、正確な情報を読者に伝える。 このプロセスを担うのはほかでもない人間です。 この先も「考え、伝える」メディアとして、責任 あるジャーナリズムを追求していきます。
講談社、ベンチャー が行う、AI記事作成の事例 • 講談社 • Books & Company https://type.jp/et/feature/22208/ https://www.itmedia.co.jp/news/arti cles/1806/25/news135.html
『サイバーパンク桃太郎』 市場での反響 1. メディア露出: NHK『令和ネット論』、日テレ『news zero』、 テレ東『WBS』など多数のメディアで取り上げられる 2. 出版: 2023年3月9日に新潮社からコミックスとして正式発売 3. 付加価値: 書籍版にはAI活用マンガ制作の解説が付属 業界の反応 1. 専門家の評価: 『AIの遺電子』著者・山田胡瓜氏が 「AIと人間の共創をいち早く実現した、エポックな作品」と評価 2. ベンチマーク: AI創作のベンチマークとなる可能性が指摘される 課題と展望 1. 技術の急速な進化: 制作時点(2022年8月)から現在までのAI技術の進歩が著しく、 作品の絵柄が「すでに古くなりつつある」と作者自身が指摘 2. AI倫理と著作権: AI生成コンテンツの著作権や倫理的問題に関する議論の必要性 3. 人間とAIの協働: AIをツールとして効果的に活用するスキルの重要性
「TEZUKA2020」プロジェクト AIを活用して手塚治虫のスタイルを再現し、新しい漫画作品を創作する試みです。 東芝メモリが「キオクシア」に変わる際のプロジェクトの一環として企画されました。 • スタイルの融合 AIで背景を生成し、キャラクターは手描きするな ど、ハイブリッドな制作方法の採用 • 効率化と創造性の拡張: 背景やエフェクトの生成をAIに任せ、ストーリー 構築や感情表現に注力 • 新しいジャンルの開拓: リアルタイムで変化するインタラクティブマン ガなど
マンガ着色に特化したAI • 技術: PFNの深層学習技術「PaintsChainer」をベースに、マンガ着色に特化したモデルを開 発。内容: 白黒の線画をアップロードするだけで、AIが自動で色を塗ります。メリット:効率 化: 人手による着色作業の時間を大幅に削減。 • コスト削減: 人件費の削減に貢献。 • 品質の安定化: 人によるバラつきを抑え、安定した品質の着色を実現。 関連記事URL •PR TIMES: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000010827.html •ロボットニュース: https://www.nikkan.co.jp/articles/view/461653 •ITmedia NEWS: https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/07/news063.html •ニュースイッチ: https://newswitch.jp/p/12032
画像生成の初心者からプロまで使う ComfyUI • 豊富なモデル対応: Stable Diffusionなど • 自由なカスタマイズ: パラメータ調整や新機能追加 • 直感的な操作性: ブロックを繋ぐ感覚で簡単 • ComfyUIで可能なこと • テキストからの画像生成: 言葉でイメージしたものを画像に • 画像編集: 既存画像の加工で新たな作品を創造 • アニメーション作成: 動く画像の制作も対応 個人で画像生成を楽しみたい人: テキストプロンプト一つで様々な画像を生成できるため、自分のアイデアを形にするためのツールとして人気です クリエイター: イラストレーター、デザイナーなど、視覚的な表現に関わるクリエイターは、アイデア出しや作品の制作に活用
ComfyUI / ComfyUI Web
BuzzFeed AIを活用して44本の旅行記事を制作 • 観光スポット紹介の記事 • AIが作成し、人間が編集を担当 • 編集専門家でなくても良い記事の 制作ができるかの、実験 • ビジネス系スタッフの名前が、クレジットされ た! • 社内アンケート結果をAIに入力し記事生成 Buzzfeedは、さらに、 コンテンツ管理システムと AIツールの 統合(運用の整理など)を進めている https://www.buzzfeed.com/jp/astoldtobuzzy
CNET •CNETのAI生成技術の「実験」 •スタッフへの情報開示不足 •AI生成コンテンツか人間の執筆かの不明確さ •The Vergeによる調査報道 •CNETとRed Venturesの質問への無回答 https://www.theverge.com/2023/1/20/23564311/cn et-pausing-ai-articles-bot-red-ventures
Arena Group Holdings, Inc. • コンテンツ作成: • アリーナ・グループは、スポーツ記事、金融ニュース、 ファッション情報などの新しいコンテンツを生成するために AIを活用している。また、ユーザーの興味や嗜好に基づいて コンテンツをパーソナライズするためにもAIを活用している AI 支援の取り組みを加速する ために、 2 つの人工知能 (AI) 企業、 Jasper および Nota との戦略的 開発パートナーシップを発表 • 広告: • アリーナ・グループは、より効果的な広告のターゲティング や広告キャンペーンの効果測定にAIを活用している。また、 インタラクティブ広告や動画広告など、新しい広告フォー マットの開発にもAIを活用している • カスタマーサービス: • アリーナ・グループは、24時間365日対応のサポートや、 チャットボットによる顧客からの質問への回答など、顧客 サービスの向上にAIを活用している。また、顧客データを分 析して傾向を把握し、顧客満足度を向上させるためにもAIを 活用している
Ingenioによる、記事の自動生成 - Ingenioのスピリチュアル系メディア運営 - 生成AI技術の導入とGPT-3のCMS統合 - Astrology.comで約1000本の記事を生成 - SunSigns.comで有名人ホロスコープ記事を約1万本生成 - SunSigns.comの記事作業の90%をAIが生成 - 1000倍の制作効率を達成
釣りタイトル防止! 人より安全なタイトル設定 Boring Report: •広告収入に依存するメディアがセンセーショナルなタイトルでクリック 数を稼ぐことを、AIが解決! 例「エイリアンの侵略が迫っている」→ 「地球外生命体の可能性と地球への影響の可能性を専門家が議論」 (Yahoo) これらのメディアの特徴 •生成AIを活用することで、記事の内容を的確に反映したタイトルを作成 •センセーショナルなタイトルによる誤解やクリック誘導を回避 •より質の高い情報提供を実現 https://note.com/liquidstudio/n/n6866faf54785#1d19f6f7-9ed2-4094-b3dc-9dae215c593b
テキスト系コンテンツ(記事生成) 会社名 詳細 Buzzfeed 記事生成、記事タイトル生成、インタラクティブ コンテンツ制作、画像生成 CNET 記事制作 The Arena Group アーカイブコンテンツキュレーション、トレンド トピック特定 Ingenio 記事制作、チャットボット開発 Boring Report 記事タイトル生成 The Messenger 記事タイトル生成 Local News Now ニュースレター要約 Aftonbladet 記事要約、ラップ音楽制作 Verdens Gang 記事要約 Reuters 記事要約、ニュースネタ提供、画像分析 Business Desk 記事要約 Le Monde 記事翻訳 Gizmode 記事翻訳
非テキスト系コンテンツ(画像・動画・その他) 会社名 詳細 Buzzfeed 動画編集 ANGHAMI 音声ニュースポッドキャスト制作 Planet Money ポッドキャスト脚本生成 Aaj Tak AIアナウンサー導入 Media Corp - CNA 動画クリップ自動編集 Sky News 視聴者質問グルーピング Tasty チャットボット開発 Skift チャットボット開発 スポニチ チャットボット開発 Leaf チャットボット開発 四季報AI チャットボット開発 Axel Springer チャットボットプラグイン提供 The Arena Group フィットネス関連画像キュレーション
小説すばる (2023 8月号) AI特集 対談:新城カズマ氏(SF作家)×福岡真之介氏(弁護士) テーマ:AI作品の著作権 • 生成AIの本質と、AIが生み出した作品の権利について議論 • AIの著作権と倫理的問題の検討 • AIを使用することで作家や小説がどのような可能性を獲得できるかの考察 特別企画:新城カズマによる「文章生成系AIの個性を探す」 実作講座:ChatGPTを使って小説を書く試み • 現在の文章生成AIの可能性を実験的に探る • 作家がAIと協働して小説を「演奏」した場合の作品の可能性を検証 • ChatGPTとGoogle Bardという2つのAIサービスの比較 • 新城カズマが与えた最初の一文から、それぞれのAIに小説を書かせる実験
Manga OCR •Manga OCRの概要: 漫画画像から文字を抽出し、テキストデータ変換 •従来のOCR技術との違い: 手書き文字や複雑な吹き出し形状にも対応 •翻訳支援: 翻訳ツールと連携し、他言語への翻訳を可能に •アクセシビリティ向上: 視覚障害者向けのテキスト読み上げソフトと連携
ComixSuite:テキストと画像の関係を理解するAI 技術的概要: • コミックの複雑な構造を理解し、テキストと画像の関係を分析するAI • 自動テキスト検出機能 • コンテキスト理解に基づく翻訳提案 • 自動レイアウト調整機能 • 視覚障害者向けのテキストと登場人物の自動検出機能 ビジネス概要: • マンガの翻訳プロセスを効率化し、国際展開を加速 • 翻訳者、編集者、レタリング担当者の作業を大幅に軽減 • デジタルコミック配信プラットフォームでの新タイトル翻訳・配信ス ピードを向上 • マンガ業界のアクセシビリティとインクルージョンを促進 • 人間の翻訳者とAIの協働を促進し、翻訳の品質向上を目指す
漫画本の要素を抽出して分析できる AI コンピュータ支援翻訳ツール・ComixSuite