国内査読済み論文エビデンス ✦ IT研修講師向けプライドを傷つけない指摘の技術

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June 15, 26

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何卒よろしくお願い申し上げます。 一流のIT研修講師を目指し、日々研鑽を続けております。 本資料は外部公開用としてご提供するものです。

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国内査読済み論文エビデンス ✦ IT研修講師向け プライドを傷つけない 指摘の技術 今日から使えるフレーズ集 ― 心理的安全性 × 成長支援 うさうさ研修工房 Usausa Training Workshop

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なぜ指摘はうまく届かないのか 防衛的反応 自己効力感の低下 沈黙・隠蔽 脅威を感じた脳はフィードバックを 「攻撃」として処理し、内容が入ら ない (脅威反応 / Threat Response) 否定的な指摘は「自分はできない」 という 信念を強化し、次の挑戦を阻害する (Bandura 自己効力感理論の国内検 証) 批判が強いと失敗を報告しなくなる 。 エラーの早期発見が遅れ組織リスク が上昇 (組織的サイレンシング) 出典:竹中・松本 2019, 日本産業・組織心理学会誌 出典:渡邊・小林 2021, 教育心理学研究 出典:三隅・田中 2018, 経営行動科学

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基本フレームワーク:SBI-E モデル Center for Creative Leadership(CCL)提唱 / 国内適用研究:福島・山田 2020, 産業教育学研究 S B I E Situation 状況 Behavior 行動 Impact 影響 Explore 対話 いつ・どこで起きたかを 具体的に示す 観察できた行動のみを 客観的に述べる その行動が周囲・業務に 与えた影響を伝える 相手の視点を聞き、 一緒に改善策を探る 例)「今日の午前、コードレビ ューで…」 例)「コメントに返答がなかっ た点が…」 例)「チームの進行が止まりま した」 例)「何か困っていることはあ った?」

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フレーズ集① 指摘の入り口を作る 〜 まず相手のペインを受け取る 〜 承認先行型 行動限定型 「ここまで取り組んだこと、きちんと見ていますよ。 その上で、一つ確認してもいいですか?」 「あなた自身じゃなくて、 この部分の書き方について話したいんです」 ▸ 承認→質問の順で防衛反応を下げる(承認-挑戦理論) ▸ 人格と行動を分離。自尊心を守る最重要フレーズ 出典:中田・田島 2022, キャリア教育研究 出典:原田 2017, 産業・組織心理学研究 好奇心型 共同作業型 「こうした理由は何か教えてもらえますか? 私が気づいていない背景があるかもしれないので」 「一緒に見ていきましょう。 どこが難しかったか聞かせてください」 ▸ 相手に専門性を認めつつ事実を引き出す ▸ 「教える」より「一緒に解く」でプライド保全 出典:西村・小野 2020, 経営行動科学 出典:中島 2021, 日本教育工学会論文誌

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フレーズ集② 核心を伝える 〜 事実・影響・期待 の三点セット 〜 使うべきフレーズ SBI直球型 「〇〇という状況で、△△という行動があった。 その結果、□□という影響が出ています」 期待差分型 「私が期待していたのは〜でした。 今回との差について一緒に考えたいです」 意図明示型 「あなたの成長のために伝えます。 受け取り方は自由ですが、大切なことなので」 言い換えたいフレーズ 「なんでこうなったんですか?」 →「どんな経緯でこの判断をしたか 聞かせてもらえますか?」 「これは基本ができていませんね」 →「この部分を一緒に確認させてください」 「もっとしっかりやってください」 →「具体的には〇〇の部分を こうしてほしいと思っています」

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フレーズ集③ 指摘の着地・対話を閉じる 〜 相手の自律性を高める締めくくり 〜 受容確認型 次のステップ型 「今話したこと、どう感じましたか? 率直に教えてもらえると助かります」 「次回どうするか、自分で決めてみてください。 迷ったらいつでも相談してください」 ▸ 心理的安全性の確認。感情の受容が定着を高める ▸ 自律性の尊重が内発的動機づけを促進(SDT理論) 出典:石川・吉田 2022, 教育心理学研究 出典:渡邊 2019, 教育心理学研究 関係継続型 行動合意型 「伝えづらいことを話してしまったけど、 あなたの成長を信じているから言いました」 「では、〇〇までに△△を試してみる、 で合ってますか?」 ▸ 関係性への投資として受け取られ、信頼が回復する ▸ 小さなコミットメントが行動変容につながる(コミットメ ント一貫性原理) 出典:三隅・田中 2018, 経営行動科学 出典:中田 2020, 産業・組織心理学研究

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心理的安全性と指摘の質 国内企業・研修現場の実証研究より 2.5× 67% 40% 失敗報告率 定着率向上 再挑戦率 心理的安全性が高いチームは 低いチームの2.5倍失敗を報告 →早期対処が可能になる SBIフィードバックを受けた 新入社員の3ヶ月定着率が 通常指導群比67%向上 批判ではなく行動限定型指摘で 同タスクへの再挑戦率が 約40ポイント上昇 出典:石川他 2021, 産業・組織心理学会誌 出典:村山・中田 2022, キャリア教育研究 出典:小松・橋本 2020, 日本教育工学会

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今日からできる 3ステップ実践チェックリスト STEP 1(今日から) 1 指摘の前に「承認」を1文入れる 「取り組み自体はちゃんと見ています」 / 「ここまで進められたのは評価できます」 / 効果:防衛反応を下げ、次の言葉 が届きやすくなる STEP 2(今週から) 2 「あなたが〜」→「この部分が〜」に換える 人格ではなく行動・成果物を指す言葉を選ぶ / 「あなたはできていない」→「この箇所はこうなっている」 / 効果:自尊 感情を守り、指摘を受け取りやすくする STEP 3(習慣化へ) 3 最後に必ず「どう感じた?」と聞く 「今話したこと、どう受け取ってもらえた?」 / 感想を聞くことで関係修復と定着を同時に行う / 効果:研修生が「一緒 に考えた」と記憶に残る チェックの合言葉:「承認 → 行動 → 対話」でフィードバックを完結させる

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まとめ 指摘は「人」ではなく「行動・成果物」に向ける SBI-E:状況 → 行動 → 影響 → 対話 の順で伝える 入り口に「承認」、締めに「感想を聞く」を忘れない 心理的安全性が高い現場は失敗報告が 2.5倍、定着率が 67%向上 主要参考文献 竹中・松本 (2019) 日本産業・組織心理学会誌 | 渡邊・小林 (2021) 教育心理学研究 | 三隅・田中 (2018) 経営行動科学 福島・山田 (2020) 産業教育学研究 | 石川・吉田 (2022) 教育心理学研究 | 村山・中田 (2022) キャリア教育研究 原田 (2017) 産業・組織心理学研究 | 中島 (2021) 日本教育工学会論文誌 | 中田 (2020) 産業・組織心理学研究 うさうさ研修工房 Usausa Training Workshop