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August 09, 09
スライド概要
PCカンファレンス2009での角南北斗の発表「日記じゃないのよブログは」のスライド
教育系ウェブデザイナー
日記じゃないのよブログは 〜じぶんチャンネルのススメ〜 すなみ ほくと 角南 北斗 [email protected] http://withcomputer.jp
まずは自己紹介 日本語教育 ! Webのデザイン 教育機関のWeb (e-Learning) 制作 サイト制作・アドバイザー・教師 PCCは2003年から参加、毎年発表
日記じゃないのよ〜♪ じゃあブログって何よ? この発表でひとつの答えは示します でも、みなさん各自の答えが大事
突然ですがアンケート Q1 ブログって知ってますか? Q2 やったことありますか? Q3 教育に活用したことは?
ブログって・・・ 2004年が日本のブログ元年だそう 各社無料サービスとして提供 ちゃんとした定義が難しい
定義 〜見た目から〜 右側にリスト(月別・カテゴリ別) 記事:タイトル+本文のセット 時系列順(古い記事は下に行く) コメントとかトラックバックとか
タイトル 本文 記事の単位 オレオレブログ
定義 〜内容から〜 ぶっちゃけ「日記」でしょ? 確かに世のブログは日記が多い 時系列にデータを収納していく形を表す わかりやすい例えである そう捉えられたから普及した面も
でも 用途でブログを定義するのは もったいない!
定義 〜システムから〜 いわゆるCMS ここではContents Management System データベースから生成されるHP 内容と表示が分離している ページを1つずつ手で作らない
普通のHPの場合 公開画面 タイトル 本文 入力 ページ構造や レイアウトの 表示指定 (HTMLやCSS)
公開画面 管理画面 タイトル 本文 自動でドッキング 入力 自動保存 データベース (内容) テンプレート(見た目) CMSを使うと
CMSの利点 内容(テキスト等)を入力するだけで ページを作り出すことができる 既存のテンプレートを使うことで レイアウトに関する専門知識が不要
システムとしてのブログ 高度なデータベースのシステムを 専門知識がなくとも簡単に扱える データベースの概念の理解に最適 e-Learningの理解にもつながる
ブログのシステムはOK じゃあ中身は何が入るべき?
何を書くかは決まってない ブログは箱=何を入れるかは自由 雑多なものを入れるから日記になる 内容を絞れば専門性のあるDBに
タイトル 本文 記事の単位 オレオレブログ
書評データベース 書名 書評と 本の表紙画像
食べ歩きデータベース メニュー名 店名 メニューの紹介 感想
フォトログ 写真 写真の解説
どうですか? 何でも考え方次第だと 思えてきました?
ブログの利点 レイアウトを毎回考えなくてもよい 自動で分類ごとにページを生成 投稿月ごとのページ カテゴリごとのページ サイト内検索機能がついてくる
さぁブログを始めましょう!
・・・でも、それって 別にブログじゃなくても よくなくね?
専用Webサービスがある 本などのレビュー:crossreview サイト:はてなブックマーク グルメ:食べログ 写真の共有:Flickr 動画の共有:YouTube
ブログにはないメリット1 用途に特化した入出力機能 より内容に合った見せ方が可能 より少ない手順で楽に中身を追加できる
商品検索 登録
ブログにはないメリット2 他のユーザーとのつながりを実感 横断的な閲覧が容易 データベースを混ぜるような表示も可能
レビューアイテムごとに 各メンバーのレビューを まとめて表示
お気に入りのレビュアーの レビューのみ表示
世の中のWebサービスは データベースを 活用していることがわかる
教育分野での活用事例1 ひらがなめがね用 読解テキスト集 ひらがなめがね=Webサービス URL指定でテキストにルビを振ってくれる
教育分野での活用事例1 ひらがなめがね用 読解テキスト集 ひらがなめがね=Webサービス URL指定でテキストにルビを振ってくれる コピペで登録するだけのコンテンツ作り ブログ+Webサービスで立派なe-Learning
教育分野での活用事例2 Macの使い方情報データベース 多くの学習者に必要な情報をストック 学習者に「調べる習慣」を いずれは他の情報サイト、Google検索へ Wikiを使って自分たちで作るのが理想
ブログを始めるコツ 何かしら「張り合い」も重要 まずは小さなグループで始める クラス、科目、授業など小さな単位で 同僚などでチームを作ってもいい あらかじめ読み手をキープする
結論:ブログ始めませんか ブログはデータベースを理解するのに 格好の教材=メディア=チャンネル 読むだけでなく自分なりに使ってこそ 理解も深まり視野も開ける それが「じぶんチャンネル」なのです
e-Learningへの発展 e-Learning環境を提供することは 学びのチャンネルを1つ増やすこと じぶんチャンネルを作った経験は 全てのe-Learning開発に生きる
ご静聴ありがとうございました。 ご意見・ご質問は以下でもどうぞ! [email protected] http://withcomputer.jp