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September 25, 24
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本日お話すること(目次) (1)現実の年収(中央値)は「●●万円」 (2)実際の廃業率は●% (3)行政書士の登録者数が多い (4)スポット業務依存になると苦しい (5)AIやIT技術に仕事を奪われる (6)就職が難しい (7)試験の難易度が高い 解決策は…
(1)現実の年収は 「●●万円」
行政書士の平均年収は、537万円 MS-Japan調べ https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12357.html
「平均値」の罠 「平均年収が537万円」というのは、 「行政書士の多くが、 年収537万円を稼げている」 とイコールではありません。
行政書士の年収の中央値は、 「400~450万円程度」 ※中央値=データを少ない順に並べた際に、中央に位置する値
「年間売上高500万円未満」が最も多い(76.8%) ※日本行政書士会連合会のアンケート調査
大卒者の年収の 中央値と比較すると 行政書士の年収の中央値は、 「20代の大卒者の年収」にかなり近い ⇒「行政書士として独立開業したが、 実際には、20代の年収ほどしか稼げて いない」が「やめとけ」の理由? 年収(中央値) 20代 420万円 行政書士 400~450万円 30代 580万円 40代 750万円 50代 900万円
(2) 実際の廃業率は●%
「行政書士の3年以内の廃業率は、9割」? ※明確な根拠は見つからない
総務省のデータ
試験合格者のみ 全体 (弁護士、税理士など含む) 年度当初における 登録者数 36,218 50,286 廃業者数 (死亡などは含まない) 1,054 1,592 廃業率 約2.91% 約3.16% 行政書士の廃業率は、実際には「3%前後」
廃業率「3%」は 廃業届を出している数 「廃業届は出していないが、売上が厳 しい」という状況は、含まれてない。 ⇒これが「やめとけ」の理由かも?
(3)行政書士の 登録者数が多い
行政書士は「51,619人」 数が多い=顧客の奪い合い(マーケティング勝負)
(4)スポット業務 依存になると苦しい
行政書士は、スポット業務が多い (例)会社設立の手続きだけで終わり
売上を決める 3つの要素 【客数 × 単価 × リピート率】 リピート率が低い =客数×単価だけで勝負 ⇒常に新規を追い続け、疲弊する
(5)AIやIT技術に 仕事を奪われる
「労働の49%が、AIやロボットに代替される」 ※野村総合研究所のデータ
そこまで悲観しなくて 大丈夫 「書類を作成するだけ」ではない (例:許認可) 相談、ニーズの見極め、ご提案 行政庁の担当者との調整 関係機関との打ち合わせ ⇒コミュニケーションで価値提供
(6) 就職が難しい
行政書士の求人数は 他士業の7~10分の1 (東京都の求人数:求人ボックスより) 税理士:24,314 件 弁護士:14,156 件 行政書士:2,251 件 修行の場が少なく、 実務経験も自分次第
最初から独立開業を目指している人には 特にデメリットにはならない
(7) 試験の難易度が高い
行政書士の試験は 難易度が高め 合格率:13.98% (資格の学校TACより) 勉強時間:平均800時間 (生涯学習のユーキャンより) 合格者の平均受験回数:約2.4回 (アガルートアカデミーより)
「資格を取った=稼げる」ではない 行政書士という「商品」を手に入れた段階
行政書士という商品の「売り方」を知らないと 苦しくなっていく
行政書士に “将来性”はある?
行政書士に将来性は…… ある!
ここまでの話は、 「データ」 「平均」 決して、「あなたの将来性」を 正確に表しているわけではない ⇒結局、「本人次第」です
どの業界にも、“売れる人・売れない人”がいる 違いは、 「安定集客できているか?」にある
倒産理由の7割以上が 「集客不足」 集客・マーケティングは、生命線 行政書士試験に合格し、独立開業。 そこが真のスタートライン。
逆に言えば、 「集客」できれば青天井 独立開業して数年で「年収1,000万円超え」も