非定型精神病

非定型 精神病 Atypical Psychosis

非定型精神病 意識障害 精神病症状 気分症状 を併せ持つ

非定型精神病 急性～亜急性に発症

非定型精神病 一過性

非定型精神病 予後良好 一般に

非定型精神病 挿間性ないし周期性に 反復

精神診療 プラチナ マニュアル

診断基準が 提案されている

A 精神的に健康な状態から 突然に精神病症状（B症状）が発現し 2週間以内に顕在化 B症状の発現前に前駆症状（不眠・不安）があることも

B 次の３つのうち２つ以上が同時に存在 ⚫情緒的混乱 ⚫困惑および記憶の錯乱 ⚫意識変容、思考散乱、急性錯 乱

B-情緒的混乱 至福感 恍惚感 著明な不安感 著明な易刺激性

B-困惑・記憶の錯乱 考えがまとまらなず戸惑い、 人物や場所の誤認、思路の錯乱 外界の認知や知的作業の低下が生じ、思 考や行動に混乱

B-困惑・記憶の錯乱 エピソード後に 健忘を残しうる 多形性=動揺性に 現れうる

B-意識変容、思考散乱、 急性錯乱 いずれか

B-意識変容、思考散乱、急性錯乱 無動症 カタレプシー または 昏迷

B-意識変容、思考散乱、急性錯乱 過度の 運動活動性

B-意識変容、思考散乱、急性錯乱 以下のどれか1つ以上 拒絶症 極度の または 無言症

B-意識変容、思考散乱、急性錯乱 自発運動の奇妙さ 常同姿勢 常同運動 顕著な衒奇症 顕著なしかめ面 など

B-意識変容、思考散乱、急性錯乱 以下のどれか1つ以上 反響言語 反響動作

精神診療 プラチナ マニュアル

C エピソードの持続期間は 3ヶ月未満で 最終的に病前の機能レベルに ほぼ回復 3ヶ月後に診断確定とし それまでは疑いとする

D 物質や一般身体 疾患の直接的な 生理学的作用に よる障害は除外

非定型精神病 発症のきっかけは 心因や身体因 が多い 月経、妊娠が誘因になることも

非定型精神病 発症のきっかけは 心因や身体因 が多い 月経、妊娠が誘因になることも

DSM-5では？ 統合失調感情障害 に該当することが多い しかし、一定のカテゴリに収ま りがたく様々な診断がつきうる

治療 気分安定薬：炭酸リチウムやバル プロ酸など 少量の非定型抗精神病薬： アリピプラゾールやオランザピンなど 甲状腺ホルモンの補充

ざっくり言えば 非定型精神病とは 幻覚や妄想 意識障害 気分障害 が生じて短期間で治るのを 繰り返す病気