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June 28, 21
スライド概要
2021/06/28
建築情報学会 Meetup 03 LT
フォトグラメトリ(写真測量法)とは、対象物のコンテクストを切り取っていく手法であり、CG分野ではアセット制作に使われる。最近の動向としては、EpicGamesがCapturingRealityを買収していることや、AppleがObjectCapture APIを発表し、より身近になってきた。例えば、フォトグラメトリで撮影したモデルは、3Dモデル共有サービスに投稿してみたり、VRコンテストに出してみるなどの活用方法がある。また、ある日流れてきたTweetで、自分が作ったモデルが元の場所に再現されていたという事例も紹介された。また、ARクラウド技術を用いて、特定の場所に配置することができるため、時間と空間を共有できる。つまり、既存の物から未来の景色まで自由に共有できるようになる。ここでのアドバイスは、「時間と空間を操作しよう!」ということである。(AI要約)
Hololab inc. 先進技術グループ / SAIRチーム
何をフォトグラメトるのか? 2021 建築情報学会Meetup Vol.003 2021/06/28
自己紹介 長坂 匡幸 / masanaga フリーランス(TASCUBE) / xRArchi 東北芸術工科大学デザイン工学部生産デザイン学科卒業後 エレファントデザイン(株)でCG制作に従事 以後フリー 電機・自動車関連メーカーのR&Dや製品開発初期のコンセ プトをCGや映像等を使ってビジュアル化する仕事がメイ ン
自己紹介 普段作っているモノ
• 広義の3Dスキャンの技術を指す • CG分野ではアセット制作に使われるのが一 般的 • XRの技術とは直接関係ないがVRやARとの 相性がいい フォトグラメトリとは 最近の動向 • EpicGamesがCapturingRealityを買収、ゲー ム活用を強化 • AppleがObjectCapture APIを発表し、より 身近に
何をフォトグラメトるのか? 2019年にあったPhotogrammetry Meetup #1で同じテーマで登壇
何をフォトグラメトるのか? その時は…
何をフォトグラメトるのか? その時は…
何をフォトグラメトるのか? 姿かたちを取り込むのではなく、時間と空間を切り取るというスタンス 言い換えると対象物のコンテクストを切り取っていた 高輪橋架道橋 高さ1.5mしかないトンネル。元は水路だったものが埋め立てにより 道路化したもの。 再開発で道路付け替え工事のためすでに完全な姿はない。 峠の釜めし 益子焼の器を使った駅弁。特徴があるものの扱いが難しい ためパルプモールドを使った器もある。
2年の間での変化 フォトグラメトリは撮った後どうするか?という事 になりがち • 3Dモデル共有サービスに投稿してみる • VRコンテストに出してみる • 植物の成長記録を3Dでやってみる
撮ったあとの活用 ある日流れてきたTweet 見た事があるのに、見たことない光景 自分が作ったモデルが元の場所に再現されていた Tweet by @mechpil0t
再現あるいは未来の景色の共有 ただARを表示するのではなく、特定の場所に配置するすることが出来るARクラウド技術 個人の端末の中だけで起きてる世界ではなく「場所」を共有できる =時間と空間を共有できる 既存の物を扱うフォトグラメトリだけでなく、今はまだない物でもその場所に置ける =その場所に時間軸を持たせることが出来る
「時間と空間を操作しよう!」