即興演奏支援に向けた旋律生成の一試行

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October 11, 24

スライド概要

2022年人工知能学会全国大会

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日本大学 文理学部 情報科学科 北原研究室。 「Technology Makes Music More Fun」を合言葉に、音楽をはじめとするエンターテインメントの高度化に資する技術の研究開発を行っています。

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各ページのテキスト
1.

即興演奏支援に向けた旋律生成の一試行 ○北原 鉄朗(日本大学文理学部) 背景 JamSketch: 旋律概形に基づく即興演奏システム 旋律概形 初期バージョン C E F F b # G 旋律概形への近さ と 音楽的妥当性 を 両立する音列を 遺伝的アルゴリズム で探す 目的 旋律概形からの旋律生成部を DNN (CNN) で作り直す Key idea conv. 旋律概形 deconv. Data representation 旋律 Input matrix 16-th notes × 24 measures Example 左:入力、右:出力 (横軸が時刻) Output matrix 16-th notes × 24 measures (C2) x1 y1 (C2) (C#2) x2 y2 (C#2) (D2) x3 y3 (D2) Pitch in melodic outline Pitch (new) in melody ... ... (48-dim) (48-dim) ... Rest in melodic outline (1-dim) y48 (B5) y49 (C2) (C) x50 y50 (C#2) (C#) x51 y51 (D2) ... x49 Pitch (cont.) in melody ... Chroma in chord tones (B5) x48 (B) x61 y96 Pitch (new): note starting at that time Pitch (cont): note continuing from the previous time Network architecture (48-dim) ... (12-dim) (B5) y97 Rest in melody (1-dim) ↓音高方向にはフィルタをシフトさせない time time time deconv. ch deconv. Pitch (cont) Pitch pitch conv. ch pitch Melodic outline conv. ch Chord progression time time ↑強拍・弱拍がくずれないようにフィルタをシフトさせる 方法 結果 使用DB:Weimer Jazz Database ● BLUESスタイルの96曲 正解との音符レベルの一致率、分布の非類似度(音名・音程) ● ● メロディを平滑化して旋律概形に メロディ コード進行 平滑化 比較 旋律概形 #ch=64: 出力音の多く(60~70%)がCとG ♭ ♭ ♭ ● #chが大きいほどブルーノート(E 、G 、B )の出現頻度向上 ● 主観評価: 正解のメロディと大差なし(7段階で概ね4弱) メロディ CNN 生成 メロディ試聴: https://bit.ly/3tmDt5a (所属大学などのGoogleアカウントにログインした状態だと、 閲覧できない場合があります。その場合は、一度ログアウトしてください。)