長野市営住宅犀南団地建替事業 令和8年5月

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May 12, 26

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長野市営住宅「犀南団地」の建替事業基本構想の説明資料です。 令和8年5月

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長野市議会議員の金沢敦志(かなざわ あつし)です。長野市を元気にするための活動や市行政のことなどを皆さんにお伝えしています。市政の情報や市民の様々なご意見に加えて、地方を再生するための施策を発信しています。地方にこそ豊かな生活があります。地方の振興こそが日本の再生であると確信しています。ホームページはこちらです=> https://kanazawa-atsushi.net/

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各ページのテキスト
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令和8年5月11日 建設部住宅課 ⻑野市営住宅犀南団地建替事業基本構想 〇団地全体(R8.4.1時点) 建設年 ︓昭和43年〜48年 敷地⾯積︓約6.2ha 管理⼾数︓491⼾ ⼊居⼾数︓257⼾ ⼊居率 ︓52.3% ◉北ブロック 管理⼾数︓272⼾ ⼊居⼾数︓107⼾ ⼊居率 ︓39.3% ◉南ブロック 管理⼾数︓219⼾ ⼊居⼾数︓150⼾ ⼊居率 ︓68.4% 令和8年4⽉23日策定 建設部 住宅課 1

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2 ∎目次 1. 基本構想について 1-1.背景と目的 1-2.事業の位置づけ 2. 上位計画、関連計画 2-1.上位計画 2-2.関連計画 3. 本市の市営住宅等の現況 3-1.市営住宅等の現況 3-2.市営住宅等の課題 3-3.エビデンス 4. 犀南団地周辺の現況 4-1.周辺地域の施設 4-2.周辺地域の都市計画 4-3.洪水ハザードマップ 4-4.周辺地域の市営住宅 P3 P4 P5 P7 P9 P9 P10 P13 P14 P15 P16 5. 犀南団地の現況 5-1.敷地・建物 5-2.⼊居者の構成 5-3.建物の間取り 5-4.団地配置図 5-5.道路種別 5-6.県営水道配管位置図 5-7.下水道配管位置図 6. 建替の基本方針 6-1.建替の基本方針 6-2.建替の方向性 7. 入居者アンケート 7-1.アンケート概要 7-2.アンケート結果への対応 7-3.アンケート結果 P19 P20 P21 P22 P23 P24 P25 P26 P27 P30 P31 P33

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1.基本構想について 1-1.背景と目的 ⻑野市営住宅犀南団地(以下、「犀南団地」とする。)は、団地中央を東⻄方向に⾛る⻑野市道を 挟むように、南北の2つのブロックからなり、総管理⼾数99棟、491⼾、総敷地⾯積約6.2haと管理⼾ 数および敷地⾯積ともに市内最大規模の団地となっている。 昭和43年から昭和48年にかけて建設され築50年以上が経過し、全ての住⼾が耐⽤年限を超過してい る。これらの⽼朽化した住⼾は、浴槽・給湯設備が無い、断熱性能がほとんど無いなど、現代の⽣活 様式にあっておらず、居住性に課題を有しているほか、住⼾内外の段差など、バリアフリー性にも課 題を有している。 また、全国的な少子高齢化に伴い、⼊居者の高齢化が進み、自治機能の低下も課題となっている。 犀南団地は、⼟地の利便性が高く敷地規模も大きいことから、「公営住宅等ストック総合活⽤計 画」の中で、今後も維持する団地と位置付けているが、住⼾の耐⽤年限が超過しているため、「建 替」を計画している。 建替事業を円滑に推進するため、建替後の居住環境の方針や団地が抱える課題解決等の方向性を示す 基本構想を策定する。 3

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4 1-2.事業の位置づけ 本構想は、「公営住宅等ストック総合活⽤計画」のストック活⽤計画における、団地別事業計画の 「建替」に基づき、⻑野市営住宅犀南団地建替事業基本構想(以下、「基本構想」とする。)を策定す るもの。 国⼟交通省インフラ⻑寿命化基本計画(H25.11) 住⽣活基本法 住⽣活基本計画(全国計画) R3〜R12 国⼟交通省インフラ ⻑野市公共施設等 ⻑寿命化計画(R6.4改訂) 総合管理計画(R4.2改訂) ⻑野県住⽣活基本計画 R3〜R12 ⻑野市第三次住宅マスタープラン 後期計画 R4〜R8 ⻑野市公営住宅等ストック総合活⽤計画(R6〜R10) 整合 ⻑野市公営住宅等⻑寿命化計画 (⻑野市公共施設個別施設計画) ⻑野市営住宅犀南団地建替事業基本構想

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2.上位計画、関連計画 2-1.上位計画 〇住生活基本計画(全国計画) 計画期間︓令和3年度〜令和12年度 国⺠の住⽣活の安定の確保及び向上の促進に関する基本的な計画を3つの視点から8つの目標を⽰ したもの。 (一部抜粋) 「居住者・コミュニティ」の視点 目標3 子どもを産み育てやすい住まいの実現 目標4 多様な世代が支え合い、高齢者等が健康で安心して暮らせるコミュニティの形成とまちづくり 目標5 住宅確保要配慮者が安心して暮らせるセーフティネット機能の整備 〇⻑野県住生活基本計画 計画期間︓令和3年度〜令和12年度 県⺠の豊かな住⽣活の実現に向けて、住⽣活の安定の確保及び向上の促進に関する基本的な方針や 取り組むべき施策を⽰したもの。 (一部抜粋) 基本理念「育まれた資源を次世代に住み継ぎ、持続可能な地域共⽣社会をめざして」を踏まえた3つの基本的な視点 ・2050ゼロカーボン社会の実現 ・住まい方への大きな潮流の変化を踏まえた対応 ・多様な世代がささえあうコミュニティの形成 5

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6 〇第五次⻑野市総合計画後期基本計画 計画期間︓令和4年度〜令和8年度 基本構想に掲げるまちの将来像や目標を実現するために必要な手段や施策を⽰したもの。 【総合計画・・・「基本構想」「基本計画」「実施計画」からなる本市の最上位計画(最高方針)】 (一部抜粋) 分野7 快適に暮らし活動できるコンパクトなまち「ながの」 政策1 いきいきと暮らせる魅⼒あるまちづくりの推進 施策3 多世代のだれもが暮らしやすいまちづくりの推進 〇⻑野市第三次住宅マスタープラン 計画期間︓令和4年度〜令和8年度 本市の住宅施策の基本理念を実現するために、住まい・住環境を取り巻く課題を踏まえ、施策の展 開の指針となる4つのテーマ別に目標を⽰したもの。 (一部抜粋) テーマ2 住宅セーフティネットの充実による居住の安定確保 重点施策 テーマ3 公営住宅の整備による計画的な供給と安心居住の実現 快適で良質な住まい・住環境づくり 重点施策 住宅の耐震化と省エネルギー化の促進

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7 2-2.関連計画 〇国⼟交通省インフラ⻑寿命化計画(⾏動計画) 計画期間︓令和3年度〜令和7年度(R6.4.1改訂) 「持続可能なインフラメンテナンス」の実現のため、従来の維持管理・更新等に加え、「予防保 全」への本格転換など、インフラストック適正化推進のため取組を充実・深化させたもの。 〇⻑野市公共施設等総合管理計画 計画期間︓平成29年度〜令和8年度(R4.2改訂) 本市が所有する公共施設等の総合的かつ計画的な管理の推進のための中⻑期的な方向性を⽰したも ので、公共施設マネジメント指針で⽰した基本的な考え方や取組の進め方に加え、公共施設等の⻑寿 命化の基本方針および公共施設の再配置の方針をとりまとめたもの。 〇⻑野市都市計画マスタープラン 計画期間︓平成29年度〜令和18年度(H29.4改訂) 都市計画法に基づく都市計画において、本市の創意⼯夫をもとに住⺠の意⾒を反映させて定める基 本的な方針を⽰したもの。

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8 〇⻑野市⽴地適正化計画 計画期間︓平成29年策定(R4.9改訂) 「⻑野市都市計画マスタープラン」のアクションプランとして位置づけられており、⼈⼝減少・超 高齢社会のなかで、将来に亘って誰もが暮らしやすいコンパクトなまちづくりを目指し、策定された もの。 〇あんしんいきいきプラン21(⻑野市) 計画期間︓令和6年度〜令和8年度 高齢者が健康でいきいきと⽣活し、介護が必要となっても安心して⽣活できるよう「地域包括ケア システム」の深化・推進を図るとともに、制度や分野を超えて、地域住⺠や関係団体等が主体となっ て、新たな地域のつながりをつくる「地域共⽣社会」の実現に向けた取組を進めるもの。 〇⻑野市公営住宅等ストック総合活⽤計画、公営住宅等⻑寿命化計画 計画期間︓令和元年度〜令和10年度(R6.4改訂) 市営住宅等について、予防保全的な観点から的確な整備計画をまとめ、⻑寿命化による更新コスト の削減と事業量の平準化を図り、⼊居者が安心して快適に暮らせる住宅を供給することを目的とした もの。

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3.本市の市営住宅等の現況 3-1.市営住宅等の現況 管理 ⼾数 3,532⼾(R8.4.1現在) ・市営住宅 ︓3,371⼾(特別市営住宅73⼾を含む) ・市営住宅以外︓161⼾(特定公共賃貸住宅,定住促進住宅,厚⽣住宅,七瀬住宅) 公営住宅等ストック総合活⽤計画(住宅マスタープランに基づく施策) 管理 方針 ・維持管理すべき団地の⻑寿命化に向けた修繕等を⾏う。 ・利便性が高い団地への集約化や⻑寿命化が困難な団地の建替を⾏う。 ・居住性向上や安全性向上のための改善を⾏う。 ・市営住宅+特別市営住宅の管理⼾数3,371⼾をR10年度末までに3,000⼾とする。 3-2.市営住宅等の課題 ・昭和30年〜50年代に掛けて約2,150⼾が建設され、R7年度末で耐⽤年限を超過した住⼾、及び 耐⽤年限の1/2を経過した中耐・高層の住⼾が、全体の70%を超えている。 ・耐⽤年限超過した住⼾は、浴槽・給湯器が無い、断熱性能がほとんど無いなど、現代の生活様式 に合っていない。 ・住⼾の⽼朽化が進んでいることから⼊居率が低下し、空家増加の原因となっている。 ・築年数経過に伴い給排水設備、ガス配管といった設備の更新時期を迎えている。 ⇒これら年数の経過と共に増えていく⽼朽化した市営住宅等への対応が大きな課題となっている。 1.計画的な建替・改善等 2.現代の⽣活様式に合った住⼾の確保 3.利便性の高い地区への集約化 9

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10 3-3.エビデンス 市営住宅等の耐⽤年限超過数について 木造・簡平:863⼾(耐⽤年限超過) 簡二:754⼾(耐⽤年限超過) 100% 863⼾ 92.6% 800⼾ R8.4.1現在 ・ 100% 754⼾ 9年後には、100%が超過する。 9年後 R8.4.1時点 R8.4.1時点 中耐・高層:1,925⼾(耐⽤年限1/2超過) 55.3% 1,065⼾ 耐⽤年限 ・ 簡二は、100%超過している。 ・ 中耐・高層は、約55%が耐⽤年限の 1/2(築35年)を経過している。 中耐・高層:70年 簡二 92.4% 1,780⼾ 10年後には、約90%が耐⽤年限の :45年 1/2を経過する。 木造・簡平:30年 18年後には、耐⽤年限を超過する 10年後 団地が出始める。 R8.4.1時点 (⼾) 400 50年代築以前の 住⼾の空家が多い 300 R5.4.1時点 「公営住宅等ストック総合 活⽤計画より抜粋」 200 100 0 木造・簡平は約90%が耐⽤年限超過、 S31 S39 S47 S55 ⼊居⼾数 S63 H8 H16 空家⼾数 「⽤語の定義」 簡平:簡易耐⽕構造平屋建て 中耐:中層耐⽕構造(3〜5階建て) 簡二:簡易耐⽕構造二階建て 高層:高層耐⽕構造(6階建て以上) H24 R2 (建築年度) 耐⽤年限超過の建物への対応 計画的な建替などが必要 築年数を経過した中耐・高層への対応 計画的な改修・設備更新などが必要

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11 需要と供給について(R7年度実績) 地域 犀川 以北 犀川 以南 種別 種別 募集 申込 倍率 87 352 4.0 2 0 ー 特別 市営住宅 中耐・高層 3 56 18.6 市営住宅 中耐・高層 19 100 5.2 給湯設備等が整備された団地は、 31 23 0.7 柳町団地 市営住宅 中耐・高層 木造・簡平・簡二 木造・簡平・簡二 特別 市営住宅 中耐・高層 2 10 5.0 1 0 ー 1 0 ー 木造・簡平・簡二 2 1 0.5 定住促進 木造・簡平・簡二 1 0 ー 中山間 市営住宅 木造・簡平・簡二 地域 特定公共 中耐・高層 賃貸住宅 ・市街地の中耐・高層の市営住宅は、 平均倍率が4.0倍を超え、 ニーズが高い。 ・利便性が高い⽴地で、EV、UB、 特にニーズが高い。 ︓約12倍 若⾥⻄町団地︓約16倍 現代の生活様式にあった 住宅の確保が必要

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12 適切な⼾数管理について 世帯数(⼾) 世帯数(⼾) ⼈⼝(⼈) ⼈⼝(⼈) 170,000 400,000 350,000 120,000 300,000 70,000 S60年 H12年 H 7年 H17年 H27年 R7年 R2年 200,000 R12年 住宅確保要配慮者世帯数推計支援プログラム (国⼟技術政策総合研究所) ・世帯数も令和7年以降減少に転じる⾒込み 「公営住宅等ストック総合活⽤計画より抜粋」  住宅確保要配慮者世帯数の推移(下段グラフ) ・令和2年から令和7年に掛けて若⼲数値が 下がるものの、令和7年以降は増加⾒込み 「公営住宅等ストック総合活⽤計画より抜粋」 4,000 R10年度末必要⼾数 3,000⼾ 3,000 1,628 1,698 1,811 それらを踏まえたうえで、県営住宅との 1,933 2,028 2,077 919 R2年 819 R7年 要支援世帯数A 779 R12年 782 R17年 要支援世帯数B 分担率、市営住宅の退去率等を考慮して、 市営住宅+特別市営住宅の管理⼾数 1,000 0 ・⼈⼝は平成12年をピークに緩やかに減少 250,000 20,000 2,000  ⼈⼝・世帯数の推移(上段グラフ) 788 776 R22年 ⇒ R27年 必要⼾数(⼾) R10年度末までに 3,000⼾ 利便性の高い地区への集約化 「⽤語の定義」 住宅確保要配慮者世帯:低額所得者、高齢者、障害者、子育て世帯など、住宅の確保に特に配慮を必要とする世帯 要支援世帯:自⼒では最低居住⾯積水準を達成することが著しく困難な年収である世帯 要支援世帯数A:著しい困窮年収水準未満であり、かつ最低居住⾯積水準未満である世帯 要支援世帯数B:著しい困窮年収水準未満であり、かつ最低居住⾯積水準以上である世帯のうち、高家賃負担率以上である世帯

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13 4.犀南団地周辺の現況 4-1.周辺地域の施設 計画地は、本市の南部に位置している。周囲は⼾建て住宅が建ち並んでおり、南側に東⻄に⾛る市道 川中島314号線沿いに商業施設や、南⻑野運動公園等が接している。 公共交通機関としてバス(平日のみ)が運⾏しており、⻑野ICが近接している。 犀南団地 広徳中学校 教育施設 大型小売店舗 千曲川 高齢者介護施設 医療施設 犀南団地 子育て施設 公共公益施設 市道川中島314号線 公園施設 南⻑野運動公園 至 ⻑野IC 篠ノ井東小学校

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14 4-2.周辺地域の都市計画 犀南団地

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15 4-3.洪水ハザードマップ 犀南団地は、氾濫流による家屋倒壊等氾濫想定区域外ではあるが、想定最大規模降⾬ L2では、5m〜 10m未満の浸水エリアに想定されている。 L2・・・概ね1,000年に1回程度の確率で発⽣する降⾬ 犀南団地

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16 4-4.周辺地域の市営住宅 犀川以南の市街地には市営住宅が9団地あり、犀南団地を中心に5㎞圏内に位置している。 鉄筋コンクリート造の今井団地を除き、犀南団地を含めたその他の団地が耐⽤年限を超過している。 犀川 川中島駅 5.0km 3.0km 今井駅 更埴IC 千曲川 篠ノ井駅 ⻑野IC 団地名 棟数 ⼾数 犀南団地 99 491 今井団地 4 318 昭和団地 27 44 庄ノ宮団地 23 93 北五明東団地 12 90 北五明⻄団地 25 137 ⾦井山団地 11 44 矢場団地 6 12 皆神団地 2 8

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17 周辺地域の市営住宅の概要(入居者数:R8.4.1時点) 犀南団地 今井団地 北五明東団地 建設年 S43〜S48 建設年 H7 建設年 S48〜S49 構造 PC造 構造 鉄筋コンクリート造 構造 PC造 種別 簡平、簡二 種別 高層 種別 簡二 ⼊居⼾数 257⼾/491⼾ ⼊居⼾数 292⼾/318⼾ ⼊居⼾数 49⼾/90⼾ ⼊居率 52.3% ⼊居率 91.8% ⼊居率 55.4% 北五明⻄団地 昭和団地 ⾦井山団地 建設年 S46〜S53 建設年 S37〜S39 建設年 S43〜S46 構造 PC造 構造 木造、CB造 構造 PC造、CB造 種別 簡二 種別 木造、簡平 種別 簡平 ⼊居⼾数 72⼾/137⼾ ⼊居⼾数 4⼾/44⼾ ⼊居⼾数 22⼾/44⼾ ⼊居率 52.5% ⼊居率 9.0% ⼊居率 50.0% 皆神団地 矢場団地 庄ノ宮団地 建設年 S40 建設年 S40 建設年 S40〜S43 構造 CB造 構造 木造 構造 PC造、CB造 種別 簡平 種別 簡平 種別 簡平 ⼊居⼾数 3⼾/8⼾ ⼊居⼾数 1⼾/12⼾ ⼊居⼾数 50⼾/93⼾ ⼊居率 37.5% ⼊居率 8.3% ⼊居率 53.7% 「⽤語の定義」 簡平:簡易耐⽕構造平屋建て 中耐:中層耐⽕構造(3〜5階建て) PC造:プレキャストコンクリート造 簡二:簡易耐⽕構造二階建て 高層:高層耐⽕構造(6階建て以上) CB造:コンクリートブロック造

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18 周辺地域の市営住宅の現状 犀川以南の市街地には、9つの団地が存在し、「公営住宅等ストック総合活⽤計画」で定めた団地 の⻑期的(R30年)な方向性はそれぞれ下記のとおりである。 ①継続して維持する団地 ︓犀南団地、今井団地、北五明東団地 ②⽤途廃⽌を含めて検討する団地︓北五明⻄団地、昭和団地、⾦井山団地、皆神団地、矢場団地、 庄ノ宮団地 ①の団地について、今井団地は築後約30年経過の鉄筋コンクリート造の団地で、耐⽤年限までには 30年以上あり、建物の維持修繕を実施し、今後も継続して使⽤していく団地となっている。 犀南団地や北五明東団地については、今井団地と同様で継続して維持する団地であるが、耐⽤年限 を超過しているため、建替等の対策が必要となっている。 ②の6団地338⼾は耐⽤年限を超過しており、⽤途廃⽌を含めた検討が必要である。 ⽤途廃⽌を進める場合は現⼊居者の移転先が必要となるが、その受け⽫となる団地は⽣活の利便性 が高く、敷地規模も大きい犀南団地が適地である。

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19 5.犀南団地の現況 5-1.敷地・建物 犀南団地の敷地は、敷地中央に東⻄に⾛る篠ノ井中397号線を境に北ブロックと南ブロックの2つ に分けられる。 〇敷地の現況・法規制等 所在地 ⻑野市篠ノ井東福寺1311番地3 ほか 敷地⾯積 北ブロック︓約32,000㎡ 区域区分 市街化区域 ⽤途地域 第一種中高層住居専⽤地域 防⽕・準防⽕地域 該当なし 建蔽率 60% 容積率 200% 道路斜線制限 勾配︓1.25 適⽤距離︓20m 隣地斜線制限 ⽴上り︓20m 勾配︓1.25 日影規制 高さ10m超の建築物 測定高さ︓4.0m 3.0h(5m) 2.0h(10m超) 南ブロック︓約30,000㎡

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20 5-2.入居者の構成 ⼊居者の年齢層で約60%が、世帯構成で約75%が65歳以上と団地の高齢化が進んでおり、自治運 営のなり手不⾜の一因となっている。 また、18歳以下の子どものいる世帯が9世帯、約4%と極端に少ない。 R8.4.1時点 〇⼊居者(374⼈)の年齢層 19 10 16 10代以下 30代 50代 単身 34 14 65〜69歳 47 0 37 72 80代以上 0 50 100 夫婦 ⺟子・父子 (⼈) 150 夫婦と子供 5 36 167 131 125 R8.4.1時点 世帯主の年齢基準 〇世帯構成(257世帯) 子供の定義は18歳以下 〇⼊居者の世帯区分 その他 4 45 257 (世帯) 36 33 3 ■:65歳以上の世帯主 65歳以上の割合 18歳以下の割合 世帯主が65歳以上 18歳以下の子供が同居 62.5% 234⼈/374⼈ 4.8% 18⼈/374⼈ 75.0% 193世帯/257世帯 3.5% 9世帯/257世帯

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21 5-3.建物の間取り 全ての部屋が耐⽤年限を超過しており、間取りも現代の⽣活様式にあっていない。 ・室内に洗濯機置場や脱衣所の設定がなく、また断熱性能が低い。 ・階段が急であったり、室内に段差があるなど、バリアフリーに対応していない。 など 〇簡平の間取り 〇簡二の間取り

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〇北ブロック 構造 5-4.団地配置図 PC造 階数 棟数 22 ⼾数 簡平(平屋) 8棟 36⼾ 簡二(2階) 40棟 236⼾ 48棟 272⼾ 計 〇南ブロック 構造 PC造 階数 棟数 ⼾数 簡平(平屋) 32棟 119⼾ 簡二(2階) 19棟 100⼾ 51棟 219⼾ 計

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23 5-5.道路種別

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24 5-6.県営水道配管位置図

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25 5-7.下水道配管位置図

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6.建替の基本方針 6-1.建替の基本方針 建替を進めていくにあたり、基本方針を定める。 基本方針 多様な世帯が共生する、だれもが暮しやすい魅⼒ある団地づくり • 単身世帯から子育て世帯、高齢者世帯等、様々な世帯や背景を持つ⼈々が暮らし、共に豊かな コミュニティを育める団地づくりを目指す。 • 団地が地域から孤⽴することなく、お互いに協⼒し合い暮らしていける団地づくりを目指す。 • 周辺環境と調和した良好な住環境の整備を目指す。 建替⼾数・配置方針 建替⼾数︓「公営住宅等ストック総合活⽤計画」より、建替後の必要⼾数は300⼾である。 建替配置︓今後の⼟地利⽤や現在の⼊居住⼾の配置等を考慮し、北ブロックに市営住宅の建替を、 南ブロックは解体後、余剰地として確保する。 26

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27 6-2.建替の方向性 住棟・住⼾整備に関する方向性 〇多様な年代構成に対応できる柔軟な住⼾ ・単身世帯から子育て世帯、高齢者世帯を想定した住⼾計画 ・家族構成やライフスタイルの変化に対応可能な、可変性のある住⼾計画 〇安全や暮らしやすさに配慮された住棟・住⼾や外構計画 ・ユニバーサルデザインを基本とし、必要に応じてバリアフリー化を図る ・交流を促すような仕掛け(憩いスペース、遊歩道、公園等)の整備計画 〇災害に対する対策 ・建物の構造を強固なものとし、耐震性の向上や、水害レジリエンス対策を図る ・水害時における垂直避難を可能とする住棟(階層)計画 〇ライフサイクルコストの縮減 ・耐⽤年数の高い資材の選定など、維持管理費の縮減に向けた配慮 ・将来を⾒据えたZEH-M等に配慮した省エネ住宅

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28 建替手順の方向性 現況 【事業開始前】 ※イメージ図 ︓北ブロック ︓南ブロック ︓都市公園 ステップ ステップ 【既存⼊居者の仮移転】(北ブロック) 【既存住⼾の解体】(北ブロック) 01 ※イメージ図 北ブロック⼊居者の仮移転。 移転先は、南ブロック・他の 公営住宅、⺠間賃貸、その他。 ⼊居者へ移転先の希望を聴取 する。 02 ※イメージ図 北ブロックの既存住宅の解体。 解体する範囲や順番等は、必 要に応じて⼯区分けを計画する。

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29 ステップ ステップ ステップ 【市営住宅整備】(北ブロック) 【仮移転者等の本移転】 【既存住⼾の解体(南ブロック)】 03 ※イメージ図 北ブロックに市営住宅を整備。 必要に応じて⼯区分けを計画 する。 その際はステップ2の解体と 連動した計画とする。 04 ※イメージ図 北ブロックの仮移転者および、 南ブロック⼊居者の建替住宅へ の本移転。 05 ※イメージ図 南ブロック⼊居者の移転完了 後、既存住宅の解体。 解体終了をもって、犀南団地 建替事業の完了。

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30 7.⼊居者アンケート 7-1.アンケート概要 〇調査の目的 犀南団地⼊居者の現在の⽣活の状況や、将来への希望等を把握すること 〇調査の対象 令和6年2月1日時点で⼊居中の263世帯 〇回答状況 配布件数 回収件数 回収率 261件 191件 73.2% 〇結果について アンケート結果を参考に、建替を進めていく。

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31 7-2.アンケート結果への対応 アンケート結果により、犀南団地の建替に反映・検討する項目。 I. 地域の方とのつきあい(P33 項目(6)参照) ⼊居者の9割近く(回答項目①〜④の合計)の⼊居者が挨拶をする以上の近隣付合いがある ⇒建替後も近所付合いがし易い環境整備の検討が必要 II. 現在の住まいの快適・便利な点(P34 項目(7)参照) 家賃の安さにメリットを感じている⼊居者が多数 ⇒家賃にも配慮し、住⼾タイプごとの適正な部屋の⾯積および⼾数設定の検討が必要 III. 現在の住まいの不便な点・困っていること(P34 項目(8)参照) 住居の古さ、暑さ・寒さ、間取り、設備⾯等、住環境⾯で不便を感じている方が多数 ⇒断熱性、利便性など、現代の住宅の性能や生活様式にあった設計プランの検討が必要

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32 IV. 建替と聞いて不安に思うこと(P35 項目(10)参照) 建替後の家賃や引越しについて不安を感じている方が多数 ⇒引越しに伴う各種申請手続や荷造り等に寄り添えるような「移転支援」の検討が必要 家賃の検討については、P31 Ⅱ.と同様の検討が必要 V. 犀南団地の将来像(P35 項目(11)参照) 回答項目①〜⑤について、満遍なく望まれている ⇒安⼼・安全で、さまざまな世代間で交流が生まれる団地づくりの検討が必要 VI. 新しい犀南団地に欲しい施設・設備(P35 項目(12)参照) 外物置の設置要望が多数あり、エレベーターの設置も望まれている ⇒外物置、エレベーターなど、必要とされる付帯設備の検討が必要

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33 7-3.アンケート結果(集計データ) (1)⼊居⼈数 0% 20% 40% 60% 80% 100% (5)主な交通手段 0% 20% 3⼈ 5% 1⼈ 62% 2⼈ 31% 0% 20% 40% 無 36% 60% 20% ⑤ 13% 80% ⑦ 4% 40% ①:自家⽤⾞ ②:家族の送迎 ③:徒歩(⾞いす) ④:タクシー ⑧ 2% ④ 5% ⑤:バス ⑥:自転⾞・バイク・シニアカー ⑦:その他 ⑧:無回答 60% (6)地域の方とのつきあい 80% 100% 宅配 4% 近所のコンビニ 10% スーパーマーケット 84% 0% 20% 40% ② 9% ① 18% 60% 80% 0% 20% 40% 設置有 75% 60% 80% 無 25% 100% ⑤ 10% ③ 28% ④ 34% ⑥ 2% その他 2% (4)浴槽設置 100% ⑥ 18% ② 6% 100% 80% 有 64% (3)日⽤品や⾷料品の買い物 0% ③ 7% 60% ① 44% 4⼈ 2% (2)⾞の所有状況 40% 100% ①:お互いの家を訪ねあったりする⼈がいる ②:一緒に出掛けたりする⼈がいる ③:⽴ち話をする程度 ④:あいさつをする程度 ⑤:付き合いはほとんどない ⑥:無回答

34.

34 (7)現在の住まいの快適・便利な点 0% 陽当たりがいいこと 20% 17% 周りの環境が静か 8% 2% 家賃が安いこと 13% 治安がいいこと 3% 2% 部屋の大きさ 1% 2% 公園が近くにあること 2% 0% 駐⾞ができること 13% 5% 畳の部屋がある 5% 1% 隣近所との付き合い 2% 2% 庭がある 40% (8)現在の住まいの不便な点・困っていること 12% 50% あてはまる 最もあてはまる 13% その他 2% 0% 無回答 1% 0% 5% 住居が古い 13% 洗濯機置場がない 8% 収納が狭い 9% 手摺がない 5% 段差がある 3% 1% 9% 20% その他 ・隣⼈がいい⼈ ・住み慣れている ・年⾦で⼊居していられる ・仕事道具を庭で保管 できるスペースがある ・ゴミステーションが 近くにある 11% 隣接住⼾の⾳が気になる 3% 住居が暑い・寒い 13% 駐⾞場所が狭い・ない 1% 1% 1% 1% 2% 1% 1% 0% 8% 0% 2% 0% その他 無回答 20% 25% 30% 6% 25% 3% 結露・カビがひどい 必要な施設が近くにない 15% 6% 階段の昇り降りが大変 お店や駅が遠い 10% 6% 6% 家賃が高い 平屋(1階)又は2階… 9% 1% 5% 住居が狭い 流し台が狭い 12% 4% 利便性が良いこと 0% 60% あてはまる 最もあてはまる 4% 5% 10% 7% 22% その他 ・階段が急すぎる ・浴室がコンクリートで寒い ・⾵呂場の洗い場が不便 ・脱衣所がない ・洗⾯所・洗⾯台がない ・流し台の高さが低い ・お勝手でテーブルでの⾷事が できない ・すき間⾵がすごい ・振動で起こされる ・バスの数が少ない

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35 (9)暮らしの悩みの相談先 0% 10% 市役所・篠ノ井支所 かかりつけの医者 ソーシャルワーカー ケアマネジャー ⺠⽣委員・児童委員 近所の住⺠ その他 相談できる⼈がいない 無回答 20% 30% 40% 50% 20% 40% 60% ① 26% ② 24% ⑥ 2% ⑤ 13% 0.4% 0.4% その他 ・プランナー ・ヘルパー ・住宅供給公社 ・管理⼈ 5% 1% 4% 3% 60% (12)新しい犀南団地に欲しい施設・設備 80% ⑤ 13% 100% 0% ① 18% ⑥ 5% その他 ・建替え中の住まい ・環境が変わり体調が悪くなること ・1階にだけ住みたい ・高齢のため体⼒やお⾦が無い ・建替後に住めるかどうか 20% 40% 60% ③ 4% ⑦ 3% ② 30% ③ 5% ⑦ 2% ①:防犯や防災対策が充実している、安全・安心な団地 ②:介護や⾒守りなどを受けながら、高齢者が安心して暮らせる団地 ③:バリアフリー化が進み、高齢者や障がい者が暮しやすい団地 ④:地域の外から移り住みたくなる団地 ⑤:高齢者から子どもまで、さまざまな世代が交流する団地 ⑥:その他 ⑦:無回答 7% ①:建替後の家賃 ②:引っ越し ③:近所付き合いの減少 ④:建替後の間取りや設備 ⑤:光熱費の変化 ⑥:その他 ⑦無回答 100% ③ 21% 5% 40% 80% ④ 11% 10% ④ 9% ① 36% 20% 20% (10)建替と聞いて不安に思うこと 0% 0% 44% 家族・親族 友⼈・知り合い (11)犀南団地の将来像 その他 ・自治会がちゃんと活動をする団地 ・公⺠館で何か勉強したい ・公⺠館をもっと活⽤して欲しい ・公共交通機関の利便性 80% 100% ⑤ 12% ② 41% ④ 10% ⑥ 14% ①:エレベーター その他 ②:外物置 ③:公園の遊具 ・⼈が集える公園 ・幼児が遊べる公園 ④:ベンチ ・緑のある交流できる広場 ⑤:その他 ・公園に植樹、花壇をつくりたい ⑥:無回答 ・公園内にベンチ ・デイサービス ・就業施設 ・図書館 ・移動販売⾞の充実 ・庭、畑 ・平屋建て ・エアコン ・都市ガス ・ユニットバス ・洗⾯所 ・宅配ボックス ・郵便受け