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October 08, 25
スライド概要
株式会社GAIBAKO代表取締役。 ゲーム制作、AI研究、イラスト。
AIを活用していく 新時代エンジニアの生き方 株式会社GAIBAKO
自己紹介 株式会社GAIBAKO 代表取締役 生貝遼太 ⚫︎ 事業内容 ・ゲーム開発 ・サイト作成 ・教育事業 ・イラスト制作 メディア掲載、登壇実績 ・ABEMATV,テレビ朝日,日テレnews zero,yahoo news,SHIFT AI, GIGAZINE,ねとらぼ,オートマトン,bizSPA!フレッシュ など ⚫︎ 幼少時代から多くのアニメ、ゲームコンテンツに触れ、エンタメの面白さにハマる。 大学時代は機械情報工学を全般的に学びつつ、数学、情報、工業の教員免許を取得。 SEとして日立製作所に就職し、プロジェクトマネージメントについて学ぶ。 金融系、交通系など多数の分野を経験後、ゲーム制作をするために転職。 龍が如くオンラインや本田翼監修ゲームなど大型コンテンツの制作に携わり、経験を積みゲーム制作会社GAIBAKOを設立。 Crabhouseを制作し、2日で10万DLを記録し、AppStoreランキング1位を獲得。 ムダで楽しいゲームを短期間で制作しつつ、ゲーム制作を行う。 フォートナイトゲームの開発や、PC向けゲーム、スマホ向けゲームなど幅広く自社で完結して開発。 2023年にAIにハマり、AI動画生成技術を活用し動画を作成するサービスハチドリを立ち上げる。 AIをどう活用するかをテーマにして、セミナーや登壇を行う。 アートとAIの共存や、普遍的に使えるAIとの共存的思考が重要と考えている。
AI時代のエンジニアの現状と展望 AIの登場によって、非常に多くの情報処理、取得が容易に。 大量のAIサービスが登場し、活用することが大前提となっています。 https://ai-market.jp/whitepaper/ai_caosmap2024/
そもそもAIって何? 学習データをもとに 予想してくれる機能を持った コンピュータ 「1~10を足したらいくつになる?」 ⚫︎ 通 常 の コ ン ピ ュ ー タ 1+2+3+4+・・・を人間が入力しないと結果が出ない ⚫︎ A I の コ ン ピ ュ ー タ 学習データから引っ張ってきて自動で出力する!
何に使われているかと言うと 音声アシスタント (Siri, Google Assistant, Alexa) 自然言語処理 (ChatGPT, Google Bard, Microsoft Bing Chat) 画像認識 (Google Lens, Amazon Rekognition) 自動運転車 (Tesla Autopilot, Waymo) 顔認証 (iPhone Face ID, Windows Hello) 機械翻訳 (Google Translate, DeepL) 推薦システム (Netflix, Amazon, Spotify) チャットボット (企業のカスタマーサポート) 異常検知 (工場の機械監視, クレジットカード不正利用検知) 医療診断支援 (がんの画像診断, 心電図解析) 予測システム (需要予測, 在庫最適化, 価格設定) ロボット (工場の組立ロボット, 倉庫の物流ロボット) ゲームAI (チェスや囲碁のAI, ゲームのNPC) スマートホーム (Nest, ecobee, スマート家電) 創作支援 (AI作曲, AI画像生成, AI小説生成) セキュリティ (不審行動検知, サイバー攻撃検知) 農業支援 (病害虫検知, 収穫量予測) 金融 (株価予測, 与信審査, 不正取引検知) スポーツ分析 (選手のパフォーマンス分析, 戦略立案) 教育 (個別学習支援, 教材推薦, 課題採点)
AIと生成AI AI(人工知能) コンピュータが人間のように考え、学習し、問題解決する技術 データからパターンを認識して判断や予測を行う 例:検索エンジン、音声認識、推薦システム 生成AI AIの一種で、新しいコンテンツを作り出せる点が特徴 学習データに基づいて、テキスト、画像、音声などを生成 例 : C h a t G P T ( 文 章 )、 D A L L - E ( 画 像 )、 M i d j o u r n e y ( 画 像 ) 主な違い 従来のAI:既存データの分析・判断が中心 生成AI:新しいコンテンツの創造が可能 生成AIは大量のデータから学習し、人間らしい創造性を模倣 簡単に言えば、従来のAIが「分析する頭脳」なら、生成AIは「創造する芸術家」 のようなものです。
生成AIとは そのまんま、何かを生み出すAI。 文章、画像、動画、いろいろあります。 ChatGPTは文章を生み出す生成AI。 ChatGPTなどはLLMという、自然言語で使える対話型モデル。 つまるところ、日本語でも英語でも、会話する感じで使えるAI。 最近話題になるものは基本的にすべてこれ。 最近では性能がどんどんあがり、 1行の指示だけで1000行以上のプログラムを書いてくれたり、マーケティングプランや 1万文字を超える小説を書いてくれたりする。 サービスも多岐にわたり、APIが提供されているAIを軸に、テキスト、プログラム、画像、音楽、動画、3Dモデ ルなど、あらゆる方面で活用されている。 調べてみたい人は 文章生成:ChatGPT、Claude、Gemini 画像生成:Midjourney、StableDiffusion、Dall-E3 動画生成:Runway、Leonardo で調べてみましょう。全部英語です。
●AIによって変わるエンジニアの仕事内容 AIは活用するのが当たり前。 同時に、エンジニアの必須技能に。 テレビでも取り上げられるくらいには認知度があがってきているた め、必然的に会社から求められることが多くなります。 作業効率や正確性が格段にあがるので活用しない手はありません。 AIは万能ツールとして「使うのが当たり前」になっていきます。 事務作業、資料作成、情報収集、プログラム、人生相談、なんでもAI が超速でこなしてしまうので、人間の動き方も変わる必要がありま す。
AIと共存するエンジニアの基本姿勢 AIを「脅威」ではなく「パートナー」 として捉える。 AIの出現によって 「エンジニアよりAIを使う方がいいのでは」 「AIつかってちゃちゃっとできるでしょ?」 「AIの方が・・・etc」 とか、そういう言葉がでてきています。 これは一部本当です。それくらいAIで代わりに できるもの、効率化できることが 増えまくっています。 もはやアイデア次第で人間がやることなんてあ んまりないのでは?と思うこともあります。 が、それは喜ばしいことです。決して恐怖に感 じることではなく、よりハイレベルな人間にな れるチャンスとなれる時代の始まりにいるとい うことです。 では、人間の価値とは?
人間が得意なことをやる 人間がやるべきこととはなんでしょうか。 そう、決める事、発想する事、責任を取る事です。 AIは所詮ツールです。意思もなければ責任能力もありません。(少なくとも今 は) 万能であるかのようにいろいろな人が情報を煽っている現状ですが、結局は 「どう使うか」でしかありません。 なので、我々人間は「いかにしてAIという便利ツールをうまく活用するか」を 考え、自分の手足のように使いこなすかが重要ということです。 なんでもかんでもAIに任せていたら、それこそ自分の代わりなんて誰でもよく なってしまいます。 黎明期の今だからこそ、「AIにとらわれない、自分の価値」を見出し、高めてお く必要があります。
実践的なAI活用 ●日常業務 メール送信、議事録作成、要約、調査、資料作成、タスク管理 ●専門業務 SEO記事作成、プログラミング、LP作成、プレゼン資料作成、広告、画像作成、BGM 作成、3Dモデル作成など すべて、AIで効率化できることです。 プロンプトエンジニアリングを学ぶとよりハイレベルな結果を導くことができます。 プロンプトエンジニアリング・・・ AIに与える指示内容を調整すること。自分の求める結果をでやすくしたり、より深い考察 や結果を導くために必須な技術。
エンジニアとしてやるべきこと ●情報収集 毎日のように新しい情報がでてくるため、多少なりとも情報収集は必須。 XのAI関連を見ていれば十分だが、プレスリリースなども見つつ、気に なったツールは少しでも試してみるとよい。 ●他者との差別化 他の人がやっていない、できないことを武器にする。 ●クライアントの価値の最大化 AIによって技術の平均化がおきるため、よりクライアントの価値があがる ように試行錯誤する。 ●専門性を高めるor幅広い知識を得る 自分の得意な方で
実践する 実践なくして技術にはならない。 まずは試し、使うことになれること。 まずは日常にAIを取り入れ、ことあるごとに使ってみましょう。 夕食の献立でもよいし、悩みごとの相談でもよいです。 AIができることは非常に幅広く、自分のアイデア次第で 無限に拡張することができます。 自分にあうツールがなければ、作ってしまうのも一つの手です。 自分で作る、というのも、AIがあれば今まででは考えられないスピ ードでくみ上げることができていってしまいます。 より柔軟に迅速に、AIを活用してレベルアップしていきましょう。
株式会社GAIBAKO